昨日、いわき芸術文化交流館アリオス・小劇場で、地元の演劇集団・劇団いわき小劇場の公演が行われた。この劇団を主宰されている方は、文化協会の会長、小生も、20年ぐらい前からお付き合いさせてもらっている。
今回で40回目の講演、職場の同僚も「俳優」として出演している。演題は「夜の来訪者」
高度経済成長期のとある晩、秋吉家の娘の婚約者(これが同僚である)を招いた晩餐、一人の刑事が尋ねてくる。ある女性が消毒液を飲んで自殺したという。その原因究明にやってきた。後々に分かるのだが、晩餐に参加した面々が、何らかの形で全てその女性に関わっている。それを時系列で整理させながら関わりを明らかにしていく。それぞれの立場立場での人間模様を引き出している。権力を振りかざすもの。自分の行いを悔やむもの。他人のせいにするものなど。
刑事が立ち去った後、面々は確認をとる。警察署長には刑事の存在確認、該当する刑事はいない。自殺を図った女性がは運ばれたという市民病院、ここでも該当者はいない。安心したところで、一本の電話。「今、消毒液を飲んで自殺した女性が運ばれてきた」、ここで劇は幕を閉じる。
2時間通しの作品であったが、引き込まれるものがあった。個人的には、刑事が「喪黒福蔵」のような人物像と感じた。その刑事が突き詰めたいところはなんだったんだろうか、と考えているこの頃である。
今回で40回目の講演、職場の同僚も「俳優」として出演している。演題は「夜の来訪者」
高度経済成長期のとある晩、秋吉家の娘の婚約者(これが同僚である)を招いた晩餐、一人の刑事が尋ねてくる。ある女性が消毒液を飲んで自殺したという。その原因究明にやってきた。後々に分かるのだが、晩餐に参加した面々が、何らかの形で全てその女性に関わっている。それを時系列で整理させながら関わりを明らかにしていく。それぞれの立場立場での人間模様を引き出している。権力を振りかざすもの。自分の行いを悔やむもの。他人のせいにするものなど。
刑事が立ち去った後、面々は確認をとる。警察署長には刑事の存在確認、該当する刑事はいない。自殺を図った女性がは運ばれたという市民病院、ここでも該当者はいない。安心したところで、一本の電話。「今、消毒液を飲んで自殺した女性が運ばれてきた」、ここで劇は幕を閉じる。
2時間通しの作品であったが、引き込まれるものがあった。個人的には、刑事が「喪黒福蔵」のような人物像と感じた。その刑事が突き詰めたいところはなんだったんだろうか、と考えているこの頃である。
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