さて、我が研究室では卒論提出まであと数日となりました。本日は土曜日で学校は休みですが、研究室には今年度の卒論生2人がおりまして、しきりに文書を書いたりグラフや表を整えたりしております。
卒論生の片方は、研究員のYG先輩が、実験計画から実験、分析、考察そして論文作成に至るまで、全般的に面倒を見ています。卒論生の研究内容がYG先輩の研究内容と関連するところがあるからでしょう。
YG先輩はこの研究室にたぶん8年くらいいます。現在一番長いです。論理的に物事を考えることができますし、論文作成のいろいろな約束事にも厳しい方なので、任せておけば大丈夫です。(だいぶYG先輩を褒めました。なにか奢ってもらえるといいな~)
もうひとりの卒論生はなかなかやっかいです。まず研究テーマは諸事情により、他の研究分野との共同研究的テーマを取り扱いました。そのため、実験ではなく質問紙調査になりました。実は質問紙調査のプロフェッショナルは、KKC先生を含めてこの研究室にはいません。この点に関しては、他の研究分野の先生や院生さんからご指導いただいたので、質問紙作成も分析も無事に済んでいるのですが…それでも質問紙調査の分析結果、例えば因子分析の結果はどうやって書くのが正しいのか、なんてことは我々院生には判別が付きかねて、いまいち踏み込んで指導しきれないでいます。幸いなことに卒論生本人は理解も早く、こなれた文章を書いていたので、大丈夫かと思うのですが。
…というのは楽観的な見方。一抹の不安を残しています。何年か卒論生を指導したり論文を作成する状況を見たりしてきますと、卒論提出というのはなかなかドラマチックなものです。
それまでしっかりした見解を持っていた学生が、提出前夜に「考察が書けません」と凍りついていたり。もうほとんど書けているのに「もうだめ…」と泣き出す学生がいたり。提出するばっかりの状態まで作成していたのに翌日寝過ごして、研究室に慌ててやってきたときは締切30分前だったり。提出しに行った学生から携帯で連絡が入り「ミスがみつかりました」。訂正したものを提出しに再び研究室を出たときには、締切まで残り5分を切っていました。
もうドキドキハラハラ、スリルがありすぎる展開です。
なんとなくですが、大変な年と平和な年が交互に訪れているような気がします。ちなみに去年は、指導する院生が寝不足で朦朧とするような状況でした。徹夜してさらに提出日を乗り切った日の夜に食べた温かい鍋焼きうどんの味を思い出すと、今でも涙が出てくるほどです(少し大げさです)。今年はどうぞ平和に過ぎますように。そう祈らずにはいられません。
とりあえず、がんばれ卒論生。
卒論生の片方は、研究員のYG先輩が、実験計画から実験、分析、考察そして論文作成に至るまで、全般的に面倒を見ています。卒論生の研究内容がYG先輩の研究内容と関連するところがあるからでしょう。
YG先輩はこの研究室にたぶん8年くらいいます。現在一番長いです。論理的に物事を考えることができますし、論文作成のいろいろな約束事にも厳しい方なので、任せておけば大丈夫です。(だいぶYG先輩を褒めました。なにか奢ってもらえるといいな~)
もうひとりの卒論生はなかなかやっかいです。まず研究テーマは諸事情により、他の研究分野との共同研究的テーマを取り扱いました。そのため、実験ではなく質問紙調査になりました。実は質問紙調査のプロフェッショナルは、KKC先生を含めてこの研究室にはいません。この点に関しては、他の研究分野の先生や院生さんからご指導いただいたので、質問紙作成も分析も無事に済んでいるのですが…それでも質問紙調査の分析結果、例えば因子分析の結果はどうやって書くのが正しいのか、なんてことは我々院生には判別が付きかねて、いまいち踏み込んで指導しきれないでいます。幸いなことに卒論生本人は理解も早く、こなれた文章を書いていたので、大丈夫かと思うのですが。
…というのは楽観的な見方。一抹の不安を残しています。何年か卒論生を指導したり論文を作成する状況を見たりしてきますと、卒論提出というのはなかなかドラマチックなものです。
それまでしっかりした見解を持っていた学生が、提出前夜に「考察が書けません」と凍りついていたり。もうほとんど書けているのに「もうだめ…」と泣き出す学生がいたり。提出するばっかりの状態まで作成していたのに翌日寝過ごして、研究室に慌ててやってきたときは締切30分前だったり。提出しに行った学生から携帯で連絡が入り「ミスがみつかりました」。訂正したものを提出しに再び研究室を出たときには、締切まで残り5分を切っていました。
もうドキドキハラハラ、スリルがありすぎる展開です。
なんとなくですが、大変な年と平和な年が交互に訪れているような気がします。ちなみに去年は、指導する院生が寝不足で朦朧とするような状況でした。徹夜してさらに提出日を乗り切った日の夜に食べた温かい鍋焼きうどんの味を思い出すと、今でも涙が出てくるほどです(少し大げさです)。今年はどうぞ平和に過ぎますように。そう祈らずにはいられません。
とりあえず、がんばれ卒論生。