けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

こんな2004年にアディオス

2004-12-23 22:41:24 | football
12月22日、ミッドウィークではありますが、今年最後のリーガの試合が行われました。マドリーのお相手はセビージャ。

セビージャは1905年創立のアンダルシア州のクラブです。昨シーズン途中でレジェスをアーセナルに売り渡したおかげで、借金は清算され身の丈にあった補強をし…結局昨シーズンは6位でフィニッシュ、創立100周年を迎える今シーズンもここまで5位と好位置につけています。

前節はベティスとのセビージャダービー(セビージャホーム)を、スペインらしい混乱の中で制しました。何があったかというと、ベティスの選手が着て出てきた緑&白の縦じまの1stユニをレフェリーが拒否。白赤のセビージャと被るからなのか、意地悪なのか。やむを得ずスタッフが代わりのユニを取りに戻って(ダービーだから取りに戻れたんですね…)試合開始が45分遅れるという、もう何がなんだか……。

ええと、そんなセビージャですがベルナベウではここ20年間勝てないでいたそうです(某W局情報)。確かに昨シーズンも、サンチェス・ピスファンではボコボコにされました(4-1)が、ベルナベウではボコボコにやり返してやった(5-1)記憶があります。よーし、今回も……

Liga Espanola 1a Jornada17
Real Madrid CF 0-1 Sevilla FC SAD

セビージャの得点:ジュリオ・バチスタ(18)

GK:イケル
DF:サルガド、エルゲラ、サムエル、Rブラボ
MF:フィーゴ、ベッカム(ロナウド、46)、グティ、ジダン
FW:ラウル、オーウェン(ソラリ、59)


試合の中身について語るのはもういいや。オーウェンとグティはがんばってました。イケルは相変わらずサイコーでした。それでも酷いものは酷い。
そして暫定ながらトップのバルサとは13ポイント差になりました。日本語記事はこちら。Sports navilivedoor MARCA

オフィシャルの見出しは「敗北の2004年にアディオス」。2004年は確かにひどい年でした。コパ・デル・レイのファイナルでサラゴサに敗れ、CLではモナコに敗北し、リーガでは失速。
何が悪いかは歴然なんですがね。固定されていて競争のない先発メンバー、守備専・汗かき役の不在、動かない選手、高齢化…。
サッキ、仕事がたくさんできて良かったですね。これだけボロボロなら何でもできるでしょう。もっともペレス会長が横槍を入れなければ、ですが。


ところで最悪のセビージャ戦を、今になって見れば休めて良かったね、というモリエンテスですが
ニューカッスルからオファーが来たり
ジェラードが「来て来てモリエンテス」って言ってくれてたり
・モナコもあきらめていないようだったり。

マドリーがジェラードとの優先交渉権を交換条件に持ち出したことで、リバプールは態度を硬化させる可能性もあり。またマドリーは足元を見てか、モリエンテスの値段を吊り上げてます。まったく、どこまで邪魔するつもりなんでしょうか。年内には決まるといいなと思います。