昨日の記事に載せたDIario SUR Digitalのモリエンテスインタビューをまとめなおしました。
昨シーズンはモナコで「チャンピオン」の座をかけて最後まで戦った後、「元」マドリディスタは今年はチェルシーとのセミ・ファイナルを観客席から「戦う」ことになる。彼はマドリーに戻り、そしてリバプールに来て4ヶ月になる。フェルナンド・モリエンテスは、イングランドでもフランスに行ったときと同じように容易にことが進むと考えていた。しかしそうではなかった。「プレミア」に慣れることは、昨シーズンに行った「リーグ」よりももっと難しいことだ。アンフィールドにやってきたのは4ヶ月前のこと、それを即席でまとめてみよう。悲しみが彼の笑顔の上にある。我慢のときは終わっていない。今日のチェルシー戦で戦えないのだ。「チャンピオンズ」では既にマドリーで出場したためである(6試合、先発なし、2ゴール)。そして「プレミア」でも望んでいたほどには点を取れていない。
英語を「学ぶこと」は価値があるみたいだね、違う?
まったくそのとおりだよ、思っていた以上にね。言葉に関しては自分を弁護するけど、でもピッチの上では適応していく段階の真っ最中にある。ここではフィジカルが最上であり、ダイレクトなボディコンタクトがあり、力がすべてに打ち勝つんだ。
フランスではすべてがより容易だった?
そうだね。すべてがもっとゆっくりで、もっとテクニックがあって、それほど多くボールが飛んでくるわけではなかった。それにモナコには、僕はマドリーでプレシーズンを過ごした後に合流したんだ。リバプールには1月に加入したけれど、僕は5ヶ月もの間ほとんどプレイしていなかった。身体は義務感を感じていたし、リズムを維持していくのが難しいような小さな怪我もあった。「チャンピオンズ」でプレイできないことには、本当にイライラさせられる。試合があって、10日間失業して、その繰り返しだ。ここでのトレーニングはマドリーの時よりも強いものだ。イングランド風のトレーニングなんだ。フィジカル面が重視されている。文句を言っているんじゃないんだ。長期的に見れば、それが僕に結果をもたらすだろうとわかっている。スペインではもっとボールを使ったトレーニングをするけれど、ここではわずかだ。
早くこのサッカーに適応しなければならないと考えることが必要でした。あなたは高さに強く、重要で、ヘディングが得意ですが・・・
そうだね。でもここでは足元でプレイしなければいけない。足元でプレイするのが僕に求められているのはそう多くないのは確かだけれど、でも僕のアドバンテージはリバプールのコーチがラファ・ベニテスだったことで、僕たちは他のチームよりも十分ボールに対してプレイしようとしている。僕はイエロとたくさん話し合っている。彼は僕に、順応するための助言をくれているよ。彼がくれた注意は、試合中は1秒たりとも止まるなということだった。まるでボールが外に出ないかのようにね。常にダイレクトで急いでいるんだ。時々ピッチのどこにいるのかわからなくなるよ。イングランドではコーナーをペナルティであるかのように喜ぶ。イングランドでは押して倒されても、ファールにならずに笛は吹かれない。みんなそれを恐れないし、僕も押していかないといけない。スペインではファールになっても、ここではそうじゃない。ジャンプすると、ボールが来る前でもイングランドの選手たちはもう当たりに来てつぶそうとする。ジャンプするときはクリーンだけれど、その後は争いになる。ここでは軽い突き合いなんかは日常茶飯事だ。怖がったりはしない、でもどうやって自分を守るかは学ぶ必要がありそうだよ。
困難さがあるのですね…
それが現実だ。でも現在慣れつつあるのは確かだよ。それに僕は楽しんでいるし楽しませている。日々良くなっていくだろうと信じてもいる。僕は点を取らないといけない。既に僕は来シーズンのことを考えている。後悔はしていないよ。マドリーではもう耐えがたい状況だった。ここでの問題は、私たちが今話していることについては論理的だ。でも僕の将来の展望はとても難しいものだ。人生があって、将来がある。マドリーでは僕にとっては、短期的にも長期的にも、解決の道はなかった。
マドリーでは腹を立てていた?
なんでそんな風にしたいと思う?マドリーでの僕にとっての状況は耐え難いもので、だから僕はするべきことをしただけだよ。僕が大騒ぎを起こさなかったのも、僕を外へ追い出そうとするプレッシャーがなかったのも本当だ。誰も僕をいらないとは言わなかった。会長もコーチもね。でもクラブは契約を延長しなかった。
ルシェンブルゴは残ることを希望していました。それは確かです。
でもあのまま続けることはできなかった。3人の監督が、僕を必要だと言った。カマーチョに関しては何があったのかわからない。でもケイロスとガルシア・レモンは言ったこととやったことが違っていた。僕はスタメンを要求したことは決してない。フットボールの世界で多くの年月を過ごして、自分の責務は理解している。ただたくさんプレイしたいだけだった。ルシェンブルゴは僕を戦力に考えていると言ってくれた。でも僕の決断を尊重してもくれた。
こう言っては何ですが、あなたのお父上ももう(マドリーあるいはサッカーに対して?)信頼をなくしたでしょうね。
確かに僕の父はそうだろうね。多くの年月を過ごしたから、僕は世界のフットボールを良く知っている。父は、他の誰かではなく僕のことについて、もっと考えるときが来たのだと理解したよ。僕はこれからもマドリディスタだ。マドリーにいたことを、そしてほんの4ヶ月前にマドリーを離れたことを、僕は忘れないよ。
4年間の契約にサインしました。目標はこの契約を全うすること?それともまだスペインへ戻ることを考えている?
いや、これが最重要の契約だと思ってサインしたんだよ。残りの4年間を最大のレベルでプレイしたい。そうしたら32歳になる。僕は19歳からプリメーラでキャリアをスタートさせた。最初はサラゴサで、その後はマドリーの11人として。これは究極の4年間になるべきであって、スペインへ戻るためのステップじゃない。僕は毎週末にプレイして、代表の監督に見てほしい。僕にとって代表はとても重要で、代表でプレイすることは世界一になる可能性があるということなんだよ。それが僕がマドリーを離れた理由のひとつでもあるんだ。
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いろいろな意味で読みにくいインタビューでした。これ、本当にモリエンテスのインタビューかな?何かちょっと誤解を呼びそうな箇所もあるし、元気がない感じもしますし。
インタビューからもわかりますし土曜日のボロ戦を見てもそうですが、やはりまだプレミアになじみきってはいない様子。なかなか強く当たりにいけてないのが気になります。以前蹴球計画さんで、「相手に怪我をさせないように無理に体を捻って衝突を避けようとして、自分が怪我を負ってしまう」人の良さが指摘されてましたが、そこから変えていかないといけないのかもしれませんね。まあ、でもそれは変わって欲しくないなー。そこがモリエンテスらしいんだし。
今はまだ、ここが違う、ここはこうじゃないんだと模索してるところ。リバポファンの皆様には申し訳ないが、残り少ない今シーズンのうちに目覚しい大活躍を!というわけにはいかないのかもしれません。申し訳ない。
01/02はマドリーで得点王&W杯で3得点、02/03はロナウド移籍のあおりを食らってベンチ暮らし、03/04はモナコで大活躍、CL得点王にユーロでも得点、と隔年活躍の選手になっている気も…。いや、きっと気のせいでしょう。
少しでも良い、モリエンテスらしいプレイを期待して、チームに貢献して欲しいところです。本当に。
昨シーズンはモナコで「チャンピオン」の座をかけて最後まで戦った後、「元」マドリディスタは今年はチェルシーとのセミ・ファイナルを観客席から「戦う」ことになる。彼はマドリーに戻り、そしてリバプールに来て4ヶ月になる。フェルナンド・モリエンテスは、イングランドでもフランスに行ったときと同じように容易にことが進むと考えていた。しかしそうではなかった。「プレミア」に慣れることは、昨シーズンに行った「リーグ」よりももっと難しいことだ。アンフィールドにやってきたのは4ヶ月前のこと、それを即席でまとめてみよう。悲しみが彼の笑顔の上にある。我慢のときは終わっていない。今日のチェルシー戦で戦えないのだ。「チャンピオンズ」では既にマドリーで出場したためである(6試合、先発なし、2ゴール)。そして「プレミア」でも望んでいたほどには点を取れていない。
英語を「学ぶこと」は価値があるみたいだね、違う?
まったくそのとおりだよ、思っていた以上にね。言葉に関しては自分を弁護するけど、でもピッチの上では適応していく段階の真っ最中にある。ここではフィジカルが最上であり、ダイレクトなボディコンタクトがあり、力がすべてに打ち勝つんだ。
フランスではすべてがより容易だった?
そうだね。すべてがもっとゆっくりで、もっとテクニックがあって、それほど多くボールが飛んでくるわけではなかった。それにモナコには、僕はマドリーでプレシーズンを過ごした後に合流したんだ。リバプールには1月に加入したけれど、僕は5ヶ月もの間ほとんどプレイしていなかった。身体は義務感を感じていたし、リズムを維持していくのが難しいような小さな怪我もあった。「チャンピオンズ」でプレイできないことには、本当にイライラさせられる。試合があって、10日間失業して、その繰り返しだ。ここでのトレーニングはマドリーの時よりも強いものだ。イングランド風のトレーニングなんだ。フィジカル面が重視されている。文句を言っているんじゃないんだ。長期的に見れば、それが僕に結果をもたらすだろうとわかっている。スペインではもっとボールを使ったトレーニングをするけれど、ここではわずかだ。
早くこのサッカーに適応しなければならないと考えることが必要でした。あなたは高さに強く、重要で、ヘディングが得意ですが・・・
そうだね。でもここでは足元でプレイしなければいけない。足元でプレイするのが僕に求められているのはそう多くないのは確かだけれど、でも僕のアドバンテージはリバプールのコーチがラファ・ベニテスだったことで、僕たちは他のチームよりも十分ボールに対してプレイしようとしている。僕はイエロとたくさん話し合っている。彼は僕に、順応するための助言をくれているよ。彼がくれた注意は、試合中は1秒たりとも止まるなということだった。まるでボールが外に出ないかのようにね。常にダイレクトで急いでいるんだ。時々ピッチのどこにいるのかわからなくなるよ。イングランドではコーナーをペナルティであるかのように喜ぶ。イングランドでは押して倒されても、ファールにならずに笛は吹かれない。みんなそれを恐れないし、僕も押していかないといけない。スペインではファールになっても、ここではそうじゃない。ジャンプすると、ボールが来る前でもイングランドの選手たちはもう当たりに来てつぶそうとする。ジャンプするときはクリーンだけれど、その後は争いになる。ここでは軽い突き合いなんかは日常茶飯事だ。怖がったりはしない、でもどうやって自分を守るかは学ぶ必要がありそうだよ。
困難さがあるのですね…
それが現実だ。でも現在慣れつつあるのは確かだよ。それに僕は楽しんでいるし楽しませている。日々良くなっていくだろうと信じてもいる。僕は点を取らないといけない。既に僕は来シーズンのことを考えている。後悔はしていないよ。マドリーではもう耐えがたい状況だった。ここでの問題は、私たちが今話していることについては論理的だ。でも僕の将来の展望はとても難しいものだ。人生があって、将来がある。マドリーでは僕にとっては、短期的にも長期的にも、解決の道はなかった。
マドリーでは腹を立てていた?
なんでそんな風にしたいと思う?マドリーでの僕にとっての状況は耐え難いもので、だから僕はするべきことをしただけだよ。僕が大騒ぎを起こさなかったのも、僕を外へ追い出そうとするプレッシャーがなかったのも本当だ。誰も僕をいらないとは言わなかった。会長もコーチもね。でもクラブは契約を延長しなかった。
ルシェンブルゴは残ることを希望していました。それは確かです。
でもあのまま続けることはできなかった。3人の監督が、僕を必要だと言った。カマーチョに関しては何があったのかわからない。でもケイロスとガルシア・レモンは言ったこととやったことが違っていた。僕はスタメンを要求したことは決してない。フットボールの世界で多くの年月を過ごして、自分の責務は理解している。ただたくさんプレイしたいだけだった。ルシェンブルゴは僕を戦力に考えていると言ってくれた。でも僕の決断を尊重してもくれた。
こう言っては何ですが、あなたのお父上ももう(マドリーあるいはサッカーに対して?)信頼をなくしたでしょうね。
確かに僕の父はそうだろうね。多くの年月を過ごしたから、僕は世界のフットボールを良く知っている。父は、他の誰かではなく僕のことについて、もっと考えるときが来たのだと理解したよ。僕はこれからもマドリディスタだ。マドリーにいたことを、そしてほんの4ヶ月前にマドリーを離れたことを、僕は忘れないよ。
4年間の契約にサインしました。目標はこの契約を全うすること?それともまだスペインへ戻ることを考えている?
いや、これが最重要の契約だと思ってサインしたんだよ。残りの4年間を最大のレベルでプレイしたい。そうしたら32歳になる。僕は19歳からプリメーラでキャリアをスタートさせた。最初はサラゴサで、その後はマドリーの11人として。これは究極の4年間になるべきであって、スペインへ戻るためのステップじゃない。僕は毎週末にプレイして、代表の監督に見てほしい。僕にとって代表はとても重要で、代表でプレイすることは世界一になる可能性があるということなんだよ。それが僕がマドリーを離れた理由のひとつでもあるんだ。
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いろいろな意味で読みにくいインタビューでした。これ、本当にモリエンテスのインタビューかな?何かちょっと誤解を呼びそうな箇所もあるし、元気がない感じもしますし。
インタビューからもわかりますし土曜日のボロ戦を見てもそうですが、やはりまだプレミアになじみきってはいない様子。なかなか強く当たりにいけてないのが気になります。以前蹴球計画さんで、「相手に怪我をさせないように無理に体を捻って衝突を避けようとして、自分が怪我を負ってしまう」人の良さが指摘されてましたが、そこから変えていかないといけないのかもしれませんね。まあ、でもそれは変わって欲しくないなー。そこがモリエンテスらしいんだし。
今はまだ、ここが違う、ここはこうじゃないんだと模索してるところ。リバポファンの皆様には申し訳ないが、残り少ない今シーズンのうちに目覚しい大活躍を!というわけにはいかないのかもしれません。申し訳ない。
01/02はマドリーで得点王&W杯で3得点、02/03はロナウド移籍のあおりを食らってベンチ暮らし、03/04はモナコで大活躍、CL得点王にユーロでも得点、と隔年活躍の選手になっている気も…。いや、きっと気のせいでしょう。
少しでも良い、モリエンテスらしいプレイを期待して、チームに貢献して欲しいところです。本当に。