シシーニョがマドリーにやって来ました。
メディカルチェックも問題なく無事にパスし、
realmadrid.comのインタビューにも出ました…が、恒例のベルナベウでのお披露目はまだのようです。白いユニフォーム着て、リフティングをやって見せるという例のあれ。
おそらくその理由は、今日
ディ・ステファノ名誉会長が手術を受けたためではないかと思われます。クリスマスに心臓の発作でバレンシアの病院に運びこまれたディ・ステファノは、容態が安定した今日(28日)に心臓バイパスの手術を受けました。手術は無事に済み、容態も安定しているようです。が、ペレス会長もバレンシアに向かったため、お披露目は先延ばし。とりあえず
明日の予定です。ディ・ステファノがユニフォームを手渡してくれるのは、さすがに無理か。
マドリーに絡んで
こんなニュースがAS紙にありました。
ブトラゲーニョは、グアルディオラに移籍してくるようにアドバイスした。
ペップ・グアルディオラ、バルセロナの中盤に君臨した元スペイン代表選手でした。ブトラゲーニョは、現在グダグダのマドリーの中盤のリーダーとして、過去に対戦した経験からもグアルディオラに再建の望みを託そうとしているようです。
ブトラゲーニョは「グアルディオラのような選手といえば、ほかにはフェルナンド・レドンドくらいのものだ。レドンドも、グアルディオラこそが必要な男だと私の考えに賛成してくれた」と言ったりだとか、グアルディオラと親しくしているラウルも「ペップは頭の中にピッチを描けていて、ベッカムの隣にいて、闘争心があり誠実で、ジダンのような素晴らしさがあり、グティのようなフットボールの力と競争心を持つ。僕たちは向上するだろう」と言い、ペレス会長にいたっては「おそらくグアルディオラはマドリーで引退するために生まれてきたのだ」とまで言い……ええと、面倒くさいからもういいや。
要するにこの記事は、おそらく真っ赤な嘘。この記事の日付は12月28日、スペイン版エイプリールフールの日です。コテコテのカタルーニャ人グアルディオラが、バルサで活躍しまくってクラシコではイエロとスペクタクルなどつきあいをしたグアルディオラが、マドリーに来るわけないだろう、と思う。いくらなんでもありになってきてしまったフットボールの世界であっても。
今回のASのネタは、「ペップの手でも借りたいんじゃないの?」というマドリーへの皮肉でしょうか。どうせだったら「レドンドとイエロ、マドリーの窮状を見かねて半年契約で現役復帰!」とか「デル・ボスケ、マドリーの監督に復帰。改革の手始めにイバン・カンポの獲得を要求」とかだったら面白かったのになあ(半分本気で前者は実現してもらっても良い)。
とはいえなんでいきなりペップがネタに引きずり出されたかといいますと、こちらのニュースで名前が出ていたからではないでしょうか。
カタルーニャ - パラグアイ
エウスカディ(バスク) - カメルーン
ムルシア - リトアニア
アンダルシア - 中国
バレンシア - コロンビア
ガリシア - ウルグアイ
今夜はスペイン各地で、(スペイン代表よりお客さんが入るらしい)各自治州選抜の親善試合があるようです。ペップはもちろんカタルーニャ代表のキャプテン。ちなみにカタルーニャといって思いつくチャビ、プジョル、ラウル・タムードなどは怪我で不出場らしい。ルケももちろん欠席。
これ以外にもムルシア代表の監督はカマーチョであるとか、アンダルシア代表にはホアキンやセルヒオ・ラモス、ディエゴ・トリスタンが入っていたりとか、バレンシア代表ではアルベルダ、ビセンテ、パロップは出ないけどアトレチコのアントニオ・ロペスやマドリーのソルダードは出るらしいとか、ガリシア代表のサルガドはP・ガルシア&ディオゴと対戦するだとか。
ま、スペインのお国事情には面倒くさいので(というか言及できないので)触れません。
それでも日本代表の試合と、清水代表vs静岡代表の試合(お正月にやる。チームの内訳は結構適当)とどっちが興味あるかといわれたら…あれ、静岡のほうかも。少なくとも代表にエスパルスの選手がいなかったら静岡のほうだなあ…。
とりあえずなかなか見る機会の少ない各自治州ユニフォームを探してみました。
カタルーニャはこんな感じ。
バスク旗と同じカラーリング(緑×赤)のエウスカディ
アンダルシア
さて、もう少しでマージーサイド・ダービーですよ。