つことで、カッサーノ来ました。メデイカルチェックを無事にパスし、ベルナベウでのお披露目も終わりました。背番号は19番。
当面は良いとしてラウル復帰したらどうするんだとか、カペッロ監督ですら持て余すこともあったらしいカッサーノを新米のロペス・カロ監督がどう御すんだとか、なんかカッサーノ丸っこく見えるけど身体絞れてるのかとか、いろいろ言いたいことはありますが、ともあれようこそいらっしゃいませ。
今、TVEで入団会見の様子を見ましたら、ちょっとだけスペイン語をしゃべっていました。イタリア語とスペイン語とは良く似てますし、意思の疎通という点に関してはそう問題はなさそうです。
で、お迎えするほうのマドリーはといいますと
Octavos de Final de la Copa de S.M. el Rey IDA
Athletic Bilbao 0-1 Real Madrid
マドリーの得点:ベッカム(70)
GK:ディエゴ・ロペス
DF:サルガド、メヒア(78、ウッドゲイト)、セルヒオ・ラモス、ラウル・ブラボ
MF:トミー、ベッカム、グティ、ホビーニョ(89、バルボア)
FW:バチスタ、ソルダード(66、ジダン)
苦手のサン・マメスで先勝です。驚いた。第2戦が12日に行われますが、だいぶ楽になりました。ゴールはグティ→ロビーニョ→ベッカムと渡ったようです。いくつかレポートや記事を見ましたが、わりと良い感じにやれていたようです。
週末にはビジャレアルとの試合が待っていますが、おそらくロナウドもエルゲラもまだ間に合わないと思いますので、今日の試合がベースになるのでは…ってシシーニョとカッサーノが入ってくるかもしれないし、ロベカルとパボンが復帰もするわけで…ま、チームの雰囲気は良いようなのでよしとしましょう。
ところでカッサーノがお披露目をしたばかりですから各紙の反応を見ようとASのトップページを見ていましたら、こんな記事が。
Aplazado el Atlético-Zaragoza por intoxicación de 14 jugadores
スペイン語はほーんのちょっぴりしか勉強していないので完全な意味はわかりませんが、
Atlético-Zaragoza = コパ・デル・レイのアトレチコ・マドリー対サラゴサ戦
14 jugadores = (その試合に出る)14人の選手たち
ここまではわかります。「intoxicación」って単語も想像がつきます。「toxi-」は毒の、毒性の、という意味を持ちますから…って「えええええ!」サラゴサとアトレチコの選手に毒がらみってことは…既にこの時点で記事の内容は想像がつこうというものです。では以下に記事の内容を。
アトレチコ-サラゴサの試合は、アトレチコの14人の選手が食中毒にかかったため延期
コパ・デル・レイ/1/8 アトレチコ・マドリー対サラゴサの試合は、アトレチコの14人の選手が急性胃腸炎に罹患したため延期される。日程は現在不明。
アトレチコのウェブが報せるところによれば、ゴンサーロ・コルサ、ガビ、サヒーノス、アントニオ・ロペス、パブロ・シシリア、ブラウリオ、モリネーロ、ファン・バレーラ、ペトル・リュクサン、ロベルト・ヒメーネス、イスマエル・ファルコン、マリオ・スアレス、ファン・ベラスコがここ数時間で急性胃腸炎の症状(腹痛、吐き気、下痢、消化不全、その他症状)を示しているとのこと。
ま、予想通りのスペイン名物「胃腸炎」。どのクラブでも時々選手が試合直前にこれが原因で消えることがあります。某モリエンテス選手も「今日こそは」という試合前にこれで消えたことがあります。もうちょっと皆気をつけようよ。
とはいえ今回は集団。皆で何食べたんだろう。助かった選手たちがいるのは何でだろう。ていうか寒い時期なのに何の食中毒ですか。そうとう症状ひどそうだけど皆大丈夫かな…。
新年早々、アトレチコの皆さんにとって良い一年になりますようにと改めてお祈りしてあげたくなるそんな事件でした。