けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

お誘いがありました

2006-01-25 19:11:56 | football
そもそもの発端はエスパニョールの会長選でした。会長選に立候補しているうちの1人、クラウディオ・ビエルンなる人物が次のような公約を掲げました。

1)私が就任したら、スポーツ・ダイレクターはカマーチョだよ
2)私が就任したら、2人のスター選手を取ってくるよ


会長選の公約としてはよくある話ですね。現マドリー会長のペレスさんがサンスさんに取って代わった時の会長選では「バルサからフィーゴを取ってくるよ!」って言ったわけです。もっとも誰それをつれてくるよ、てのは実現したりしなかったりでして、「いくらなんでもバルサのカピタン引っ張ってくるのは無理だろう」と思われていたフィーゴのケースは実現してしまったり、現バルサ会長のラポルタさんは一応公約だったベッカム獲得はナシになったり。
ま、言うだけタダですね。言うだけタダではあるんですが…

2人のスター選手っていうのはモリエンテスとサビオラだよ

…この会長候補さん、モナコのファンかな?

要するにカマーチョと良い関係にあるモリエンテスであるからして、カマーチョが説得すればモリエンテスも応ずるはずである、と。
確かにモリエンテスが2004年の夏にいくつかのオファーを受け取りつつもマドリーに残留したのは、カマーチョさんが監督に就任したからでした。カマーチョさんが、モリエンテスは自分のチームに必要だ、と言ってくれたからモリエンテスは残留した、と伝えられていました。ま、その後でピボーテを買いに出かけたはずのペレス会長が「フォワード買って来ちゃった~」とオーウェンを連れてきたり、シーズンの滑り出しが最悪だったりでカマーチョさんはすぐさま辞めてしまったわけですけどね…。ともあれカマーチョとの師弟関係をもってすればモリエンテス獲得できちゃうよ、というのがビエルン候補の公約でありました。

でもよそのクラブの選挙で勝手に名前あげられたら…正直迷惑ですね。ということで、この騒ぎに対するモリエンテスさんのコメントをどうぞ。

僕は長い期間リバプールにいたい。だってここのファンはまだベストの状態の僕を見ていないのだから。彼らは本当にアンビリーバブルだし、スペインのファンとはまったく違っている。彼らは試合の間中いつでも歌っている。ホイッスルが鳴った最初の瞬間から本当にサポートしてくれるんだ。彼らのサポートは僕にとって大きな意味がある。僕は彼らが僕に示してくれる忠誠心に応えたい。
僕は本当にリバプールでの生活を楽しんでいる。僕にとってここにいることがとても素晴らしいんだ。最初の3ヶ月は難しかった。僕の英語は本当に酷かったし、フィットネスにも苦労していた。移籍してくる前にレアルではそう多くプレイしていたのではなかったから。今はよくなっているし、リバプールでの僕の生活も良いよ。家族もここでとても幸せだし、僕の子供たちは英語を話している、問題ないよ。
ラ・リーガで長くプレイした後では、プレミアシップに慣れるのは最初は一苦労だった。スタイルはとても異なっている。ここのほうがもっと強いから。でも今は、ラ・リーガよりもプレミアシップのほうが好みだよ。


要するに、リバプールに残るそうです。


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