けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

嫌な方から

2008-04-21 23:16:07 | football
バレンシア、カテドラルでレオネスに派手に食い散らかされました。降格圏、18位のレクレまであと2ポイントです。

試合前の各紙プレビアでは4-4-2の予想が出ていました。最近の試合、敗れたけれどラシン戦や国王杯ファイナルなどでは、4-4-2で機能する気配が見えていた。ああやっとクーマンも、4-3-3に固執するのをやめたかと思いました。しかし試合が始まってみると、再び4-3-3。しかしハーフタイム明けすぐにモリエンテスとホアキンを投入して4-4-2にしたのは、前半45分間の戦術が機能しなかったということでしょう。就任して以来の試合、さらに降格がちらついた状態での試合を半分無駄にしなければ、自分のお気に入りのシステムを引っ込められないのか。
選手があのシステムは嫌だのこの戦術は嫌だのと言うのは我が侭だと思います。求められる仕事をこなさなければならない。だとしてもそのチームに備わった戦力にふさわしい戦い方はあるはずで、柔軟にそれを受け入れようとせず頑なに自分の考えを押し付け、そして結果は出ない。選手のモチベーションが落ちているのは、選手自身の責任であると同時にモチベーション、信頼を引き出せない監督にも責任は問われるべきでは。なぜここまでこの監督が延命しているのだろう。3人のベテランをチームから追い出し、新しい選手も買ってもらい、大改革をしたつもりで、その結果がセグンダ間近。国王杯はもちろんひとつの成果ですが、UEFA杯出場権があればセグンダでいい…わけがない。
現地では月曜日昼頃から、クラブの経営陣が集まって会議をしているそうです。さすがに解任とするか、違約金がもったいないからこのままでいくか。


モリエンテス、最後の方で少し脚をひきずっているなと思ったらメディカル情報が出ていました。右大腿部内転筋の拘縮。本日トレーニングは休みのため、それ以上の詳細は不明です。


最後に良かったことをひとつだけ。ピッチに入場する際に、ビルバオの選手たちが花道を作って「国王杯覇者」を拍手で迎えてくれたそうです。