けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

回復

2008-04-23 21:23:13 | football
公式はまだですが、スーペルやlevante-emvといった現地紙の報道では、モリエンテスは良い方向への回復にあるとのことです。スーペルから。

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火曜日の早朝から腹部の強い痛みによって入院していたフェルナンド・モリエンテスは、好ましい回復を遂げており、木曜または金曜日には退院の許可が下りるだろうとのこと。クラブのメディカルチームの代表アントニオ・ヒネルが認めた。強い腹部の痛みと発熱がありバレンシアの救急センター(?)に入院したモリエンテスは、クラブの会長アグスティン・モレラの訪問を受けたが、なおも経過観察が必要。ヒネルによれば、モリエンテスはいくつかの検査を受け、入院時と同じドクターも付き添っているとのこと。これによりモリエンテスは、日曜日に行われるメスタージャでのオサスナ戦への出場は完全になくなった。

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「bien」な回復傾向にあって、しかも会長の見舞いを受けることもできたようですから、ひとまず安心しても良いでしょうか。負傷と違って病気の場合は、どのくらい深刻なのかまったく見当が付かなくて、今日の記事が出るまでずいぶん心配させられました。チームの大ピンチで欠場ということには落胆するべきかもしれませんが、今はただ回復傾向にあるというニュースだけで十分です。本当に心配でしたから。

再建

2008-04-23 01:05:55 | football
遅きに失したような気もしますが、ついにというかようやく、クーマンの解任が決定しました。正式な発表があったのは現地時間で月曜日深夜のことでした。バケーロ初めアシスタントコーチも解任、チーム強化の責任者であったミゲル・アンヘル・ルイスSD(スポーツ・ダイレクター)も解任。新監督はサルバドール・ゴンサレス・マルコ・“ボロ”って、90年代のバレンシアの選手だったそうですが良く知りません。同じく元選手のファン・サンチェスがSDの後任に就任。この先の焦点は、とにかく残留を目指すことになるでしょう。

そして、クーマンによって追放されていた3人、アルベルダ、カニサレス、アングロの処遇はどうなるのかという点にも注目が集まっています。つい先ごろ行われたばかりの新監督「ボロ」のインタビューから。

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現時点で私に対してクラブは、彼ら3名がプレイするべきか否かについて何も言ってきてはいない。クラブ首脳は完全な自由を私に与えてくれている。3名の選手たちは25人(1部登録選手)に含まれているし、4ヶ月プレイしていないが、もし彼らのコンディションが整っていると私が考えれば彼らはチームの一員となるだろう。
さらに、彼らのメンタルも考慮していくことになる。なぜなら彼らは非常に厳しい状況をすごしてきたからだ。彼らチームに貢献できるとわかれば、彼らはプレイすることになるだろう。
アルベルダとはまだ放していない。余計な価値観を入れずに、日々彼の意味するところ、彼のフィジカル、メンタルの状況を見ていかねばならないだろう。私はスポーツ上の判断に政治上の問題を介入させたくはない。なぜならここでは何も圧力にはなっていないからで、この問題を私ははっきりさせておきたいのだ。

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新しい監督、状況の大きな変化が起こる。だろうと思うのですが、何度もあったゴタゴタを経てきた今、バレンシアというクラブやフロントの言うことがどこまで本当なのか、そう簡単には信じられないので……。何かが変わるはず、なのですが。





選手たちは、もともと月曜と火曜が休み。月曜は完全休養、火曜日は必要な選手は自主トレーニングとなっていたようです。しかし降格間近で監督も交代とあって、ほとんどの選手が今日からトレーニングを再開したようです。数少ない欠席者の1人がモリエンテス。メディカル情報ですが、かなり心配なことになっています。

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バレンシアのFWフェルナンド・モリエンテスは、今朝方、中央病院に入院した。腹部に強い痛みがあり、発熱も併発していたため。現時点で未だ経過観察の状態にある。クラブが発表したところによると、モリエンテスはこの後別の検査をいくつか受ける予定で、新監督との顔合わせとなる今日のトレーニングは欠席となった。バレンシアのメディカルチーム代表のアントニオ・ヒネルは、モリエンテスの病気について「まだ診断は出ていない」とし、さらに「入院期間中だけでは痛みの原因が何か特定することはできないだろう」としている。

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前日の脚の痛みとはまったく別の、内臓系の問題でしょうか。原因がわからないというところが非常に気になります。どうしたんだろう……。


あとから追加
バレンシア公式の通常のメディカル情報は現地13時過ぎに出ていまして、モリエンテスの体調不良もそこで公表されていました。そして夜には、さらに追加のプレスリリースが。「腹部の痛みにより入院は継続、経過観察中。23日水曜日まで新たなメディカル情報は出ないでしょう」ということで、状況がはっきりわからないこちらとしては、特別にお知らせを出されるところがまた気になります。

一部重複もありますが、もう少し詳しく情報が載っていたスーペルから。

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フェルナンド・モリエンテスは、月曜日の明け方から入院する原因となった強い腹部の痛みのため、なおも入院を継続している。モリエンテスは、発熱、無力感、腹痛の症状があり、このためなおも病院にて経過を観察していくことになるだろう、とクラブの公式発表が述べている。
水曜日までは新しい医療情報は出されないだろうとされている。この問題の原因を明らかにしようと、既にエコー検査、血液検査などの検査が行われている。現時点で盲腸炎の可能性が無視できないところだが、バレンシアのメディカルチーム代表アントニオ・ヒネルによると、モリエンテスの病状について「まだ診断はなされていない」としており、「ここまでで痛みの原因は不明であり、この入院の期間で決められないだろう」とのコメントが出されている。
モリエンテスは火曜日午前のトレーニング、ロナルト・クーマンの解任により新監督となったサルバドール・ゴンサレス・ボロの最初のトレーニングを欠席している。

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原因もまだわからないし軽いのか重いのかも現時点の報道だけではわからない。もし腹部の痛み等の症状がまだ続いているとしたら、モリエンテスはかなり辛いだろうと思います。大事なく早く回復してくれればと願っています。