けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

カピタネス・ゴレアドーレス

2009-03-01 10:11:27 | football

けっこう得意げ。

08/09 Liga Espanola 1a division Jornada 25
Real Club Deportivo Espanyol de Barcelona 0-2 Real Madrid Club de Futbol

マドリーの得点:2011年までとかケチくさいこと言うなグティ(69)とラウル(73)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カンナバーロ、エインセ
MF:ラス、ロッベン(77、サビオラ)、スナイデル(60、グティ)、
FW:ラウル、フンテラール、イグアイン(60、マルセロ)

前半はいろいろ眠かったので後半から。

というかこの先発を聞いた時点で、これでは前が大混雑なんでは…という印象を受けてました。ラウルが思い切り下がってましたが、実際うまくいってなかったな。前目の選手で小さなパイを食いつぶしあってたような。後半に選手交代で中盤が入り、それなりに形になったように思います。
負傷から復帰して3試合目、ようやくグティの調子が出てきました。まだ動きが緩慢だし(前からか?)、エスパニョールのプレスが落ちてきた頃だったというのもあるかもしれませんが、スルーパスが良い感じで通ってました。奥寺さんの「グティに渡しておけばいいんですよ」のとおり、攻撃の組み立て、配球に余裕が出てきてました。
先制点は、そんな調子に乗ったグティさんがエリアの数メートル手前でファウルを受けて、上手に倒れて得たFK。グティは、足元うまいくせにあまりFK蹴ったりしないのですが(これまでのマドリーでは他に蹴る人が山ほどいた)、本日は直接FKでゴール。バーに当たったりカメニに当たったりしたわけですが、ゴールはゴールです。間違いなくグティのゴールです。真っ先に飛びつくのはセルヒオ・ラモス。
2点目は、グティから左のマルセロに出て、バランスを崩しながら折り返したところを、後ろから走りこんだラウルがダイレクトでゴール。真っ先にとびつくのはやっぱりセルヒオ・ラモス。前節のと似てますけど、前節より力強いゴールでした。でもラウルが後ろから走りこんでくるって。どうみてもラウルの動きは、「ピボーテの攻め上がり」としか見えませんでした。まったくこの人はなんて人なんだろう……。試合がうまくいっていないときの常でボールを触りに下がってきているというよりも、今日はもうラスの相棒がラウルなんでは…というような動き。攻め上がっていったセルヒオ・ラモスの後始末で、右サイドの守備のカバーにも何度も入っていたし。前が混んでいるのでエリア内に入るのはそんなになかったと思いますが、下がり目にいると思いきや、エリア付近でシュートも狙う。ポジションは「ラウル」としか言いようがない。
ということで、退団時期宣言をしてしまったカピタネス2名が、低調で危険なにおいのする試合を、決めてくれました。暫定でバルサまであと4ポイント~。

その他おもったこと
○サビオラ、久しぶり…元気でしたか。かわいそうなくらい日干しになっていたサビオラの虫干し、正直なところ何かができたとは思いませんが、4ヶ月近く仕舞い込まれていたデランテーロの久々の出場ですから、何も不満はありません。次の試合でももっと使って、CL用兵器として磨きをかけておいてほしいです。
○ロッベンなあ。アクセントとしてならこれ以上ない選手だと思います。でも、良くも悪くも全体の攻撃リズムとは違う選手なので、攻撃の多くをロッベン頼みにしてロッベンが止められてしまうと、どうしようもなくなる。先発より途中出場のほうが良い、とまでは言いませんが、どうにかして、ロッベンをアクセント的な存在にした攻撃の組み方を考えてください。
○奥寺さんにはあまり好かれてませんでしたが、マルセロいいよー。
○ラウルはこれでリーガ15点目。リーガエスパニョーラの歴代ゴール記録で5位に並びました。
○フンテラールにはまだまだ時間が必要。
○ペペとスナイデルは、次節(デルビー・マドリー)有給休暇
○ワイドオープン氏、エインセをアインセと言いかける。ヘインセだったら正解にしたのに。
○ワイドオープン氏、CL敗退濃厚とか言うな。フォローしても同じだ。


ラウル・ゴンサレス・ブランコ
バルサとのクラシコで敗れた後、僕たちは目標に向かって、1試合1試合を積み重ねてきた。バルセロナとの距離を縮めることができるのは、すべての勝ち点を手にすること以外にない。今僕たちは、バルセロナを難しい立場にする、良い状況にあるんだ。
今日、僕たちは素晴らしいリズムを維持した。チームはこの試合を十分に完遂した、特に水曜日に力を尽くした後では何よりのことだ。明日は休養を楽しんで、テレビでアトレチコ対バルサの試合を見るつもりだよ。でも、バルセロナは、すぐれた監督がいるすばらしいチームで、どの試合も困難であるということを忘れる必要はない。

ホセ・マリア・グティエレス・"グティ"・エルナンデス
この試合をものにできたことで、俺たちはとても満足している。そして、俺のゴールがそうできたこと(勝利)に貢献したのも本当だろう。本当に最高のタイミングで決まったと思う。俺たちにはゴールが必要だったからだ。そしてラウルのゴールが落ち着きを与えてくれた。俺たちは落ち着いているし、唯一望むのは、明日アトレチコが勝ってくれることだけだ。



おまけ
ウォーターマークが入るのが面倒で、普段Getty Imageを見たりはしないのですが、たまたま、


この2人は音楽の趣味が合うのかー。