けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

最後のひと休み

2009-03-24 21:40:59 | football
マルセロ
実はまだ後半途中までしか試合が見れてません。でも調子に乗りまくりのマルセロは見ました。右脚のゴラッソ、その後も、ミドルレンジからいくつかシュートを試みる。調子良いですね。そんなマルセロのコメント記事。ブーイングについてイケルに励まされた辺りの話が良いです。
---------------------------
レアル・マドリーのブラジル人選手マルセロは、アルメリア戦で決めたゴールが、苦手な右脚だったことにジョークを言った。

「俺はレフティで、右脚でボールを扱うのは難しいんだ。でもトレーニングのおかげだ。これはペペとのジョークだよ。なぜなら、以前彼が僕に、右脚でゴールするだろう、って言ってたからね。予言だね。ボールが飛んできたから、強く蹴ったんだよ。」
「事態がこうなって俺はすごくうれしいし、ゴールにも満足している。なぜなら、チームは再び勝ち点3を手にしたし、俺らはバルセロナを負かすために戦い続けているからだ。」

マルセロは、レアル・マドリーの中での自身の状況を振り返り、イケル・カシージャスと会話したことが、自チームのファンたちからブーイングを受けるという悪い状況を乗り越えるための助けになったということを認めている。
「俺はイケルと話した。彼は俺にこう言ってくれた。マドリーのファンは、ジダンやロナウドのような選手、それに彼自身にもブーイングしたんだと。ああいう偉大な選手たちにも彼らがブーイングしたのなら、俺にもそういうことが起きるのはノーマルなことだ。人々を納得させ、再び彼らが俺にブーイングしないようにトレーニングをするよ。」

ファンデ・ラモスは、マルセロのポジションをエストレーモにチェンジし、彼の価値を見出している。マルセロは、バルセロナが彼らの時を楽しんでいるのは認めつつも、彼らに勝てる可能性を見ている。
「バルセロナを狩るのは難しいことだろう。しかし、俺たちは落ち着くという意識を取り戻している。なぜなら、俺たちはそれを勝ち取るために力強くトレーニングしているkらだ。今、代表戦による中断期間が入るけど、すぐにまたバルセロナを頑固に追い続けていくだろう。なぜなら、このやり方を俺たちが続けていけば、俺たちが勝てるとわかっているからだ。」
---------------------------


カウントダウン

MARCAより見安そうに思えたel mundoの順位表。28節終了時。

週末と次の水曜に代表戦を挟むので、リーガは1週間お休み。だいたい毎年この時期になると、最終ステージを前にした総括の記事が出るような気がします。今シーズンもおもしろそうです。
---------------------------
リーガの中の3つのリーガ
・10試合を残し、リーガは大きく3つのエリアに分裂してきた
・下位では、11チームが降格を免れようと争っている
・バジャドリのみ、どこにも関係なし

リーガ・エスパニョーラの終了まで10試合を残し、各クラブは何のためにこのシーズンを戦っているのかを理解し始めている。順位表は、3つのエリアに分断される。タイトルを争うエリア、欧州を目指すエリア、そして下位。プリメーラ・ディビシオンのカウントダウンが始まる。

●マドリーは、上を目指す意思を維持している
いくつかの恥ずべき数字、他のシーズンならリーガはもうポケットに収まっていただろうが、バルセロナ(69)とレアル・マドリー(63)は、ほとんどミスを犯すことなくタイトルを争っている。グアルディオアラのチームは、5試合を残した34節で、サンチアゴ・ベルナベウを訪れなければならない。この試合が、エル・ブランコの希望の炎を生き続けさせている。
チャマルティンでは、この試合に首位との差を3ポイント以下に縮めて到達したいという目標を描いている(現在6ポイント差)。これは、アスール・グラナに、リーガ・デ・カンペオネスとコパ・デル・レイへの責任を失うことなく、その一貫性を維持することを強要している。

●ヨーロッパ行きは大変だ
セビージャ(54)の勢いは、上位につけて3位を狙う他のチームを引き離しているようだ。マノロ・ヒメネスのチームは、シーズンの最後までこのリーガのみに集中していくだけだ。ただし、マドリーやバルセロナと同様に、最後まで5試合になったところで、エル・マドリガルでビジャレアル(48)と戦わなければならない。
ペジェグリーニのチームは、後方からの追撃を無視することなく、前を見る。実に4チームが勝ち点43で並び、ビジャレアルから5ポイント差につけ、黄色ちゃんたちの失敗を虎視眈々と狙っている。アトレチコ・マドリー、バレンシア、マラガ、デポルティボは、チャンピオンズを夢見ることをわすれないようにしながら、それぞれUEFA杯の2つの椅子を狙って戦うことになるだろう。
キーとなるもの? それは有名になった、リーガの「エベレスト」だろう。ロヒブランコたち(赤白=アトレチコ)は既にトップ4との対戦を済ませたが、バレンシアはリーガの最終段階ですべてのチームと顔を合わせなければならない。マラゲーニョたち(マラガ)とコルニェセスたち(コルーニャ、デポルのこと)は、半分を済ませた。まだ半分残っていることになるが、この2チームは、プレッシャーを受けることなくプレイするだろう。

●3つの椅子に11チーム
下位がこんなに混雑しているシーズンを知っている人はいないだろう。ラシン(10位)からエスパニョール(最下位)まで、実に11チームが首に縄をかけられながら、セグンダへの降格を回避しようとしている。ペリキートたち(ペリコちゃん、エスパニョール22)とソリアの人々(ヌマンシア26)は、やや下に位置する。しかし残りの1つには、わずか4ポイントに集中した8チームのどこかが当選する(ラシン33、ヒホン33、マジョルカ33、ヘタフェ31、ビルバオ31、アルメリア31、ベティス30、レクレ30、オサスナ29)。他のシーズンであれば、数字上の安全圏は43ポイントになる。しかしこんなにも多くのチームで混戦状態であれば、地獄を見るかもしれない……あるいはそれを皆が望んでいるかもしれないが。

●で、バジャドリは?
20チームからなるプリメーラ・ディビシオンの中で、唯一レアル・バジャドリだけが、今シーズンを締めくくるに当たり目標がない状態のようだ。降格圏まで10ポイント、UEFA杯まで4ポイント。メンディリバルのチームは、この先の数試合で仕切りなおし、ヨーロッパ行きの列車にしがみつこうとするだろう。

カレンダーの気まぐれは、リーガのファイナル・ストレートラインが始まる前に、現状を整理したいと望んだのか。リーガは代表戦のおかげで1週間休みである。ボールが再び回り始めるまでの14日間という数字。そしてカウントダウンが始まる……。
---------------------------

タイトルはバルサとマドリーの一騎打ち。リーガ一本になったマドリーが有利か、CLも国王杯もとモチベーションを上げているバルサか。バルサは少しけが人が多いのが気になるところでしょうか。ていうか、イニエスタ大丈夫…?
マドリーまで9ポイント、ビジャレアルまで6ポイントのセビージャはひとり旅…いや、6ポイント差はわりにあっさり縮まるものだと思います。でも、CLを残しているビジャレアルはこの先が苦しいだろうなあ。ビジャレアルを5ポイント差で追う43ポイントの一団は…どうみてもバレンシアが一番苦しいじゃないですか。確かに、セビージャ、バルサ、マドリー、ビジャレアルと前部残してるなあ…。ちなみにマラガは、現在エベレスト越え真っ最中。先日はバルセロナで遭難。
下位は…ペリコ、現時点でこの差はちょっと厳しいかなあ。マドリーファン的にはお友達だと思っているので、ぜひがんばって欲しいのですが。あと個人的に肩入れしたいのは、オサスナ。先日は、猫のおかげで勝ち点3ゲット。