けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

また落とす

2016-09-26 07:02:47 | football






16/17 Liga Española 1a division Jornada 6
Las Palmas 2-2 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:アセンシオ、ベンゼマ

やはりカゼミロの不在が大きかった。悪いなりに、2-1で逃げ切るべき試合でもあったのに、再び勝ち点2を落としてしまいました。クリスチアーノのキレがまだ出てこない上に、じゃあ代わりにとなるほど、ベイルも試合を引っ張れるほどではない、と攻撃にももちろん問題はあるのですが、2点取れているのにそれを守りきれないようでは…。ただ、ドブレピボーテのクロースやモドリッチが悪かったとは思わない…というかむしろ本当によく働いてくれていたと思います。でもカゼミロの仕事には足りなかった(この2人が攻撃にも重要な役割を果たすことを考えると、仕方ないのですが)。リーガのホームでの試合、ラス・パルマスもそれはもう、攻めますよね。アセンシオ、モラタ、ベイルなども協力していたとは思いますが、中盤の守備は苦しかった。最後はディフェンスに2失点に至るなんらかのミスやクリアしきれなさがあったわけですが、攻め込まれる機会を減らさないことには…。カゼミロの役割というか、中盤からの守備をどうにかしないと、ドルトムント戦どうなっちゃうんだろう。
ゴールシーンは、まずナチョ! 基本的に守備のユーティリティなナチョですが、攻撃で仕事をしてくれました。ガツガツ早いドリブルからのシュートが、アセンシオの先制点につながりました。後半、例によって多少持ち直すマドリー、アセンシオに代わってベンゼマが入り、2点目のシーンはモラタ、クリスチアーノ(シュートがGKに弾かれ)、ベンゼマが蹴り込む!という、ある意味ジダンの采配が当たったシーンでした。
この試合、一番の注目を集めたのは、このゴールのすぐ後にクリスチアーノが交代になったこと(バスケスが出場)。ゴールを決めて満足したところの交代ではなく、シュートを失敗しゴールを決められないままの交代と見えてしまうのが今までとは違うところで、さすがにクリスチアーノも不満足な表情ではありました。この交代、罰則というほど悪かったわけではなく、実際ベンゼマのゴールではあったけどクリスチアーノで決まっていてもおかしくなかったし、相手にとっては十分脅威ではあったでしょう。ただ、やはり本調子には遠いなあと感じる試合が続いていることもあり、ここは飲み込んでもらうしかないなあと思います。だからこそ、試合は勝つべきだったんですけどね……。勝って終わっていたら、チームの勝利のためだと、皆で勝つものだからと言えますが、同点をくらった後は「クリスチアーノがピッチにいたら何かしてくれたかもしれない…」とやはり思ってしまいましたから。まあでも、交代させられた悔しさ、チームのピンチに助けられる場所にいられなかった悔しさを、次の試合に、結果につなげてくれればと思います。