けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

公式声明

2010-11-19 04:50:58 | football
国王杯抽選
こうなりました。


マドリーはレバンテと対戦、勝ちあがったらアトレチコvsエスパニョールの勝者と。抽選なので、どこかでバルサと当たる可能性もあったのですが、山が分かれたので、ファイナルまで進まないと当たりません。
レバンテとの試合は、12月22日と1月5日。たぶんこれ、先に左側のチームのホームで試合、つまりマドリーはベルナベウ→シウダ・デ・バレンシア、になると思うんですが…逆が良かったな。



話が終わらない
木曜日、スポーツにおける反暴力差別委員会委員会から、スペインサッカー協会(RFEF)に対し、マヌエル・プレシアードとジョゼ・モウリーニョの間で交わされたやりとりに対し、しかるべき懲罰をとることを求める、という声明が出されたそうです。この場合の両者のやり取りとは、数週間前に、プレシアードがバルセロナ戦で、8人の控え選手を使ったことに対しモウリーニョが、勝点をプレゼントしているチームがある、と皮肉ったこと。これに対しプレシアードがモウリーニョを、「ごろつき野郎(的な意味)」「邪悪な同業者」と呼んだこと。
このやりとりが、スポルティングvsマドリーの試合について「関係者、観客に敵意ある雰囲気を作り出し、特に試合をハイリスクなものにした」ことから、「将来もこのようなことが行われるかもしれないというリスクを前にした状況に対処する必要がある」ために、RFEFにしかるべき処罰について考慮するよう求める、ということだそうです。

マドリーは即座に、公式声明とバルダーノのプレスカンファレンスで対応。日本語記事も出るでしょうけど、一応(追加:日本語リンク)。

公式声明
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「レアル・マドリーC.F.は、我々の監督であるジョゼ・モウリーニョに対するしかるべき処罰を求めるとした、反暴力委員会がRFEFに対して提出した決定について、強い拒絶と不快を示したいと思う。
レアル・マドリーは、処罰が妥当とされた彼らの発言が比較しうるということに驚きを覚えている。レアル・スポルティング・ヒホンの監督であるマヌエル・プレシアードは、我々の監督に対し非常に深刻なやり方で侮辱・誹謗中傷を公に行ったもので、その中でさらには、ウルトラのグループを示唆して脅迫を行った。これは明らかに敵意を作り出し、あらゆるスポーツの大会の好ましい発展に対して、不適切なものである。
ジョゼ・モウリーニョは、どのフットボールの試合であっても、開幕戦から最後の試合まで存在するべきスポーツスピリットの堅持を守るために、その発言を行った。それは、こうしたリーグの清廉さを保つものであり、ほとんどの欧州の各リーグおよびRFEFの規律集の75章と同様であると考慮するものである。」
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「遺恨を残した」で終わってもいいところが、「大きな遺恨を残した」になりそうな展開です。しかもクラシコ前に。モウリーニョをクラシコでもベンチ入り禁止にさせたいのかな、どこかが。

モウリーニョはどの試合でも常に全力で臨むべきというスポーツ精神を訴えただけだ(ベスメン規定みたいなものが良いかどうか、その是非は置いておいて)、というマドリーの姿勢ですが、そもそもモウリーニョが他の監督の仕事に口を出さなければ良かったんだ(しかも喧嘩売るような生意気な態度)、ということなんでしょう、世間的には。ただ、公式声明の中でも触れられている、プレシアードがモウリーニョを批判した際、モウリーニョがエル・モリノンに来たら、パルコなどに行かせずに、ウルトラ・ボーイズ(スポルティングの過激なファングループ)の中に座らせてやると言った部分は、確かに正直どうかと思う。暴力的になりがちなグループを引き合いに出すのって、卑怯だとも思いますし。

試合後もだいぶ批判合戦になってましたけど、あれもなあ。かなり言い掛かりぽいのもありましたし。モウリーニョが指2本立てていた、あれははセグンダへ落ちろという意味だとか。ペペがゴール後に観客席に向かって中指立てたとか言われてたのも、結局あとでクアトロさんが映像検証したら、ユニの胸のマドリーのエンブレム指して観客に「これを見ろ!」ってやっていたと…観客煽ってることには間違いないですけどね。でもその映像見たら、マドリーの選手がんばったな、ペペ偉いな(契約更新進めてください)、とかと思いました。マドリー好きですから。
エジルも「ぷー×」とか、ちゃんと(?)スペイン語覚えて使ってるんですね。えらいえらい。




ちょっと触れておこう:親善試合
ポルトガル 4-0 スペイン

2失点目くらいまでしか見られませんでしたが、カウンターでガツガツやられてましたね、スペイン。チャンピオンのエンブレムもつけた新しいユニフォームのお披露目だったのに(そのせいでポルトガルにセカンドユニ着てもらったんじゃないだろうか)。ポルトガル、生き生きしてて良かったなあ。
クリスチアーノのゴール取り消された瞬間の沸騰ぶりと、そのあとしばらくの間のナニの「うああ…すいませんすいません」って感じの表情が面白かったです。ピケ倒れさせて、当たりに来たシャビ・アロンソをものともせず、プジョルをの横をすり抜けてイケルの手の届かないところへ打った芸術的ループ……残念でした。でもポルトガルにとては良い形で結果が出て、そこは良かったんじゃないかと思います。

イケルは、代表での4失点は初めてだそうです…マドリーでは何回かやったよね……。



あと、ベンゼマゴールおめでとう。


リハビリ帰国

2010-11-17 23:37:01 | football
火に油を注いで花火を投げ込むような
11月29日(月)に行われるリーガ第13節バルセロナvsレアル・マドリーを裁く審判は、皆さんお馴染みイトゴンこと、エドゥアルド・イトゥラルデ・ゴンサレスが有力だそうな。まだ決まってないようですけどね。これを報じたASの記事のコメント欄には、さっそく双方のファンからの悲鳴と嘆きの声が。
追記:イトゴンで決まりのようです。


トレーニング再開
マドリーでは13人の代表選手を欠いたまま、水曜日、トレーニングが再開されました。カタール行きを止めたモウリーニョもおります。
元気な人々、グラネロ、デュデク、ペドロ・レオン、アダン、カナレス、ラスは、カスティージャと紅白戦。もちろん数が全然足りないので、カスティージャのファンフラン、ホセル、ファン・カルロス、パブロ・ヒル、カサード、ファナンがトップチーム側に。アダンはカスティージャ側に入ったそうです。そうか、デュデクは腰痛が治ったんですね。よしよし。
エジル、ガライ、マテオスは、別メだったそうですが、エジルはFKの練習、ガライも普通にボール蹴ってるようですし、筋肉を痛めていたマテオスも少なくともランニングはできていますね。カカとマルセロは、ジムでの調整。


ガゴ
留守番組に名前がなかったガゴですが、いまはアルゼンチンにいるそうです。ASによると、左膝の靭帯付近の負傷が癒えていないガゴ(プレシーズンに負傷、復帰間近の10月初旬にカスティージャとの紅白戦で再負傷、その1ヵ月後、またも復帰間近ながら左膝に問題が残っているとされ再離脱…)は、マドリーのメディコたちと状況を検討した結果、ブエノス・アイレスでアルゼンチン代表の理学療法士の監督下でリハビリを続けることにした、とのこと。
あ、公式にも記事が来てた。生まれ故郷で、家族の近くでリハビリをするのはポジティブなことだ、とかなんとか。22日にはマドリーに戻って、リハビリを再開するようです。
左膝に浮腫が残っている、というニュースが出たのが11月7日か8日のことで、そこから約3週間程度の離脱ということだったと思います。予定通りなら今月末には戻るということになりますが、アルゼンチンまで戻ってリハビリということは、何か懸念があるのかな……。心配です。


カカ
昨日のMARCAの記事によると、カカの左膝の手術(8月初旬、左膝半月板に問題が見つかった)を担当したMartens医師は、3ヶ月のリハビリ期間を経た現在のカカの状態を、良いものとして見ているそうです。この3ヶ月余り、103日のうち、カカがバルデベバスに行かなかったのは、2日だけなんだとか。
そのカカもブラジルへ向かい、サンパウロで、膝の機能回復などに重点を当てた検査を受けてくるそうです。マドリーに戻ってくる日は、現時点では不明(検査の進行、結果の出具合によるらしい)。


おまけ:シルバ身長修正済み

参考)ハビマル190cm、シルバ170cm、ジョレンテ195cm


ついでに1994年からのスペイン代表ユニフォーム変遷。ときどきこういう画像集が出ますね。個人的には、赤・紺・金のコンビネーションは崩さないで欲しいなあ。紺色が明るい青になるのが好きではないのです。2002年のがいいです…が、今でもやっぱり、2002年ワールドカップには「盗まれた」の形容語が着くんだ…。

各国代表

2010-11-16 22:05:41 | football
また遅れちゃった
今年最後のインターナショナルウィーク、各国代表選手たちはそれぞれの試合開催地に向かっていったわけですが、フランス代表に召集されているベンゼマが、なんと、またも遅刻してしまったんだそうであります(前回召集時も、飛行機に乗り遅れてラスと一緒に遅刻、ブラン監督の不興を買った)。今回の遅刻の理由もフライトトラブルなんだそうですが、今回はフライトそのものが遅れたことが原因で、遅刻も20分で済み、フランスのサッカー協会・関係者側も状況は了承しているので、特に問題にはならないそうです。一応ね。


初召集
唐突ではありますが、ドレンテおめでとう。今回のインターナショナルウィーク、オランダ代表に負傷辞退者が出たことで、ドレンテは初めてオランダ代表に召集されることとなりました。おめでとうおめでとう。
ということで、AS経由のカナルプリュスの動画。最後が感動です。必見。




宜しくお取り計らいの程お願い申し上げます
マドリーからは、今回のインターナショナルマッチのために、イケル、アルビオル、アルベロア、セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソ、ペペ、クリスチアーノ、カルバーリョ(以上スペイン代表5名、ポルトガル代表3名、リスボンにて親善試合)、ベンゼマ(フランス代表、イングランド代表とウェンブリーで親善試合)、ケディラ(ドイツ代表、スウェーデンと親善試合)、イグアイン、ディ・マリア(以上アルゼンチン代表2名、カタールにてブラジル代表と親善試合)、ディアラ(マリ代表、コンゴ代表とたぶん親善試合)と13人がドナドナされていきました。
全員がひとまずはそれぞれの代表チームに合流しているわけですが、ASの記事によると、カルバーリョとイグアインはフィジカルに問題を抱えている状況だそうです。イグアインはスポルティング戦で打撲を受け、カルバーリョもまた左足首に打撲を受けている状態……なんですが、とりあえずはそれぞれの親善試合への出場は問題ないものだろう、とのこと。親善試合ですし、それぞれ選手が違和感を訴えれば、無理させることはないようですが。

個人的に心配なのは、シャビ・アロンソとセルヒオ・ラモス、イベリア半島ダービーで力が入りそうなクリスチアーノ、ペペ……皆さん怪我だけはせずに元気に帰ってきて頂きたいと思います。


スペイン代表
月曜日に集合したスペイン代表。「すべてに感謝を、夢が実現した(Gracias a todos, el sueno se ha hecho realidad)」のスローガンの下、ラス・ロサスにて新旧代表チームに対するトリビュートの式典が行われました。メインは、ワールドチャンピオンとなったチームを讃えること。この式典には、約240人の「スペイン代表選手」が集まったそうです。普通サイズの集合写真を見ても何が何だかさっぱりだったのですが、ASが大きい版を用意してくれてありました。6メガあるPDFファイルですので、気をつけて。各列に並んでいる選手名まで載せてくれる気の効いた写真です。最後列で、撮影の瞬間なのにに誰かを指差ししていたのは、間の悪いカソルラ。
サルガドやエルゲラ、来てますね。一方、当ブログ的に気になるラウルやグティ、モリエンテスは不参加。

このタイミングで発表された新しい代表ユニフォームには、右胸の位置に、今後4年間つけることを許された、ワールドチャンピオンであることを示す金色の盾が記されています。このプレゼンテーションのためにやって来たブラッターFIFA会長の挨拶から。
「この盾は、あなた方がチャンピオンであることを保証するものであり、またこれは、贈り物であるというだけではなく、あなたたちへの責任をも示すものとなるだろう。」








あとから追加:行かないことにした
このインターナショナルマッチデイに、ポルトガル代表vsスペイン代表…ではなく、ドーハまで行ってブラジル代表vsアルゼンチン代表を観戦(というか、それ以外のいろいろなイベントに出席する方がメインなのかも)するはずだったモウリーニョですが、結局個人的な理由により、ドーハには行かないことにしたそうです。

代表仕事がないマドリーの選手たちは、2日間の休養を経て、水曜からトレーニング再開となります(水曜のトレーニングはマスコミに公開)。

どこでも

2010-11-15 07:08:24 | football
10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 11
Real Sporting de Gijon 0-1 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ベンゼマからゴンサロ・イグアイン(82)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カルバーリョ、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ、エジル(88、アルベロア)、クリスチアーノ・ロナウド、ディ・マリア(63、ベンゼマ)
FW:イグアイン

各選手や(副)監督のコメントなど読みたいのですが時間がないので、感想だけ簡単に。

ベンゼマとイグアイン、よくゴールしたなあ。相手のテンションに引きずられて、なかなか思うとおりに行かない辛い試合でしたが、気を抜かずによくがんばりました。ベンゼマが入ってから、良いほうにリズムが変わったと思いますし、ゴールの場面では、イグアインも(ラウルのように)ちゃんと最後まで詰めていて。
最近のベンゼマ、良い仕事してるのに、自力ゴールにつながらないのがかわいそうですが、でもちゃんと評価される仕事してるなと思います。うまいな、と思う部分もやっぱりある。だんだん情が移ってきた……。

あと……神様仏様イケル様。


だいぶ後から追加:とりあえずもう少し感想をプラス。
エルクレス戦なんかもそうでしたが、相手がハイテンションでガツンガツン来るのに、一緒にお付き合いしてテンションが上がっていくのがもう少しセーブできれば、こんなに焦らないで済むんじゃないかななんて思いました。HTで落ち着かされるのと、相手もさすがに疲れてきたり選手交替もしたりで、後半は改善されたようにも思いますが、それでも45分間相手に付き合ってリズム崩してしまうのはもったいないなー。
スポルティングは、試合開始から勢いがあり、スタジアムは90分間うるさかったし(その次の試合のバレンシアvsヘタフェで、スタジアムってこんなに静かだったかなとか思ってしまった)、GKは当たっていたし、全員がよく集中して、手を抜かずにプレッシャーをかけてきていたと思います。しきりにマドリーの両サイド裏を付いてクロスを狙っていて、マルセロもだいぶ振り回されていたし、フォローにいくシャビ・アロンソがちょっと重い感じもしていた。けっこう危ないところもあったと思います。
マドリーの前線では、イグアインがセントラルにがっちり固められて、うまいことボールも持てずにイライラしてる感じでした。クリスチアーノも、ボールを持ったとたんに3人4人と寄りつかれて、ゴールになかなか近づけなかった。ボールの出所になるシャビ・アロンソやケディラも、ディ・マリアとエジルも、早いプレッシャーに当たられて、苦労してたなと思います。ディ・マリアから何度かチャンスもあったけど、なんかこの日はちょっとミスの仕方が悪いというか、いつもとは違う感じ。最初に替えるならディ・マリアだなあ、と思っていたので、この予想は当たった。でも、ペドロ・レオンがいいなあと思ってました。ムルシア戦でも良かったですし、こういういかにもリーガらしいガツガツな試合には合いそうに思ったので。
実際の試合展開とかそういうのではないのですが、ちょっと良い印象があったのが、セルヒオ・ラモスが、何度か主審に声をかけたりしていたシーン。HTにロッカーに引き上げる前にも、穏やかに話しかけたり。ああいうの、審判を抱き込むなとか賛否あるかもしれませんが、マドリーに限らずカピタン連中を中心に、よくやりますよね。文句をつけるんじゃなく、穏やかに意見を伝えたりしてるんだろうと思うんですが、それでコミュニケーションをとるというか審判と敵対しないようにする、みたいな。そのせいかどうか、試合が荒っぽかったわりにカードは少なかったと思う(最後は向こうにロハ出てましたが)。セルヒオ・ラモス自身も、危なそうなプレイはあったものの、カードもらわずに終了。何かをラモスが計算してたかはわかりませんが、一応あれでも第2カピタンですから、それなりのことは考えてるんじゃないか、なんて思いました。

ヒホン戦召集

2010-11-13 22:05:02 | football
スポルティング・ヒホン戦の召集選手リスト

GK:イケル、アダン、フェルナンド・パチェコ
DF:カルバーリョ、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルベロア、アルビオル
MF:グラネロ、シャビ・アロンソ、ディアラ、ペドロ・レオン、ケディラ、エジル、ディ・マリア、ラス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ベンゼマ

という20人が召集リストです。
フィジカル上の問題でリストを外れたのは、カカ、デュデク、マテオス、ガライ、ガゴ、そしてカナレス……。カナレスは、水曜のムルシア戦で膝を打撲していたそうです。ケガはひどいものではないそうですが、今日の最終チェックの結果、もう少しリハビリトレーニングを続けることになった模様。
他に、今日のトレーニングでは、マルセロがピッチに出てこず、室内で調整だったそうですが、試合出場への問題はないそうです。
GKのフェルナンド・パチェコは、フベニールAの選手だそうです。出場することはまずないと思いますが、代わる代わる下カテゴリの選手を呼び上げて、トップチームに帯同させるのも経験のひとつっていうことなのかなあ。

あと、国王杯で退場になったアルベロアは、普通に召集されてますので、アルベロアのサスペンションは国王杯内で適用されることになる、ということなんですね。

怒れるプレシアード監督率いるヒホンとの試合は、日曜19時、日本時間で日曜27時から…この時間って辛いなー。


プレスカンファレンスなし
試合前日恒例の監督プレスカンファレンスですが、これ以上の揉め事を避けるため、結局カランカによる代行プレスカンファレンスもしないことになったようです。

反省してますよ

2010-11-12 23:53:55 | football
2試合ベンチ外
金曜日、競技委員会から裁定が下りまして、国王杯ムルシア戦でのモウリーニョの退席処分は、2試合のサスペンションとなりました。下の記事で自信満々に、黄紙2枚での退場ならリーガに影響しないとか書いてますが、しっかり影響するようです。適当なこと書いて、すみませんでした。
で、要するに、週末のエル・モリノンでのヒホン戦、ベルナベウでのビルバオ戦でモウリーニョはベンチに入れない、ということになるそうです。ベルナベウでの試合なら、このあいだ座ってたのと同じ場所、ベンチ脇の最前列にいれば良いと思うのですが(あとはカランカが走り回ればよろしい)、フエラだとなあ。ヒホンはパルコのVIPエリアに席を用意するとかいう記事も見かけましたが、VIP席って見晴らしの良い=ベンチからは遠いところなわけで、指示なんかは出しづらいだろうしなあ。

追加:モウリーニョがサスペンションということで、明日の試合前日監督プレスカンファレンスは、カランカが担当するようです。さらには、試合後の会見も、カランカの担当になるという話も。
ベンチ入りできないだけなので、普段どおりモウリーニョが会見やっても何も問題はないはずなんですが。プレシアード監督を怒らせてしまいましたし、本人は、試合中も目立つところには出てこないつもりかもしれません。



モウリーニョインタビュー
公式にも記事があり、日本語公式に要約もありますが、昨夜エル・ラルゲロ(ラジオ番組)に出ていろいろ質問に答えたモウリーニョの記事をASから。長いから止めとこうかなあ、とか思ったんですが、トレーニング非公開で情報少ないし、カナレスについての部分なんかは面白かったので、つい。

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Q:モウリーニョは、ベルナベウでの試合の後は何時に家に着くのですか?
M:試合後には一定の手続きがあって、先に対戦相手の監督が行わなければいけないものだ。我々の必要性に従って私たちがそうしなければならないことに納得しているし、私はすぐに試合後のプレスカンファレンスに出たいと思っている。また、息子が試合を見に来ているので、すぐに家に戻りたいと思っている。翌日は平日だから。息子と私はいつも試合後には語り合うことにしている。

Q:退席になったことを息子さんに話しましたか? 何を言ったかも?
M:そう、真実をね。

Q:退席になるような何かを言ったのですか?
M:いや、2枚目のカードの前には、私は1枚目のことについて言っていた。単純なことで、私たちは同じだろうと言っていたのだ。誰が一番強いチームなのかを忘れるホイッスルを吹かなければならない。2枚目は非常に妥当なものだ、何も言うことはない。次の機会に謝罪する。

Q:チームを緊張感に置くために、あなたはナーバスになっていたのですか?
M:信頼していた。私は幸運な監督だ、ファンタスティックなチームを持てている。アルビオルやアルベロア、ディアラ、デュデク、グラネロのような選手たちを抱えた監督……出場時間が少なくとも、他の選手と同じようにあるいはそれ以上にトレーニングをするこうした選手たちは、チームを取り扱いやすくしてくれる。特典だよ。もしセニョール・デル・ボスケが私の話を聞いたら、彼も同じように考えるだろう。彼らのような選手を持つことは、道を半ばまで来たようなもの、すべてがうまくいくものだ。

Q:ピッチサイドにでのことをニュースで見ましたか?
M:見ていないが、フットボールでは、コントロールできないあらゆるシチュエーションがある。ムルシア戦はそういう例ではなかった。あの試合は、ピッチの真ん中に座る偉大なレエフェリーによってコントロールされた試合だと考えている。10枚のイエローと2枚のレッドカードが出されたが、特筆されるような試合ではなかった。私は自身の過ちを認める。2枚目のカードはフェアだったし、もしあのレフェリーに会うことがあったら、私は謝らなければ。

Q:あなたはベルナベウが満員になることを求めていました。そして彼らは応えました…
M:ファンタスティックなものだった。先発の選手たちとベンチは勝利をものにした。観客を喜ばせるためではない。ベンチには、勝ち抜けを守るための選手たちがいた。試合がコントロールされたときには、人々は出て行く(帰る?)に値するだろうと私は見ていたが、彼らと話をすると、彼らはプレイしたいと言っていた。

Q:カナレスを批判しましたが、彼はしっかりトレーニングしていなくて、しっかりプレイできなかった選手だということでしょうか…
M:昨日の午前中に彼とは話をした。

Q:ああいうふうに言ったことを後悔しましたか? それとも目的があって言った?
M:私は意図があってそうしたのだし、また私と話をしようと決めたのは彼のほうだった。これまで、誰もそんなふうにはしなかったよ。私は彼に、事前に何が悪いのかを言うこともできたが、ピッチの中で良くないことになるのを見るというミスを経験するのが彼にとってはいいと考えたのだ、と説明した。

Q:彼は理解しましたか?
M:もちろん。それに私は、彼が豊富な才能や知性を備えた子であることが嬉しいし、彼を助けることができる、複雑なものがないバランスの取れた家庭があることもわかっている。彼は難しい時を過ごしているが、彼が正しい道に戻ってくるだろうという確信がある。彼はマドリーの選手なのだ。

Q:日曜日には、あなたはベンチにいられません。どこで見るつもりですか?
M:場所は見つかるだろう。

Q:スタンドで見るのは何か変な感じでしょう。
M:問題は、直接チームに指示を出したくなる時だ。すぐに指示を出さねばならない瞬間が試合の中にはある。今すぐであって、そうでなければなにもない。そして、そういう類のことは、自分が外にいたら、失ってしまうものだ。コミュニケーションをとる必要があり、そうできないならフラストレーションをためることになる。しかし、重要な選手がサスペンションになるよりも、私がなる方がいいだろう。

Q:あなたが、スポルティングはカンプノウで控え選手で戦ったと文句を言ったことで、ヒホンでは人々が腹を立てています。
M:ヒホンは、私にとって美しい意味のあるスタジアムだ。なぜなら、1996年の11月4日に、スポルティングvsバルサの試合をあそこでやったのだから。試合が終わった後、私は父親になった。上の娘が生まれたんだ。あのスタジアムを忘れることはできないし、その日は私の人生の中でも最も美しい日のうちの1つだ。その批判は、別の時に。1つのチームでは試合はできない。すべての試合を最大限に戦うべきだ。こうしたことはイングランドではありえない。処罰の対象となるからだ。

Q:プレシアード監督は、モチベーションを上げるためのローテーションだったとしています。
M:そうそう…もし彼が我々に対しても同じことをするならそうだな。もし彼が国王杯をファーストチームで戦って、我々にセカンドチームを向けてくるなら感謝するよ。

Q:たとえば、あなたはローテーションをしません。これは3月になったらどうなっているでしょうか?
M:私は大きなことはしないつもりだ。私はすべき時にローテーションをする。小さなローテーションはする、普通のことだ。私は、私のチームがシーズンを通じて安定した骨格を持てるように仕事をしている。そして私は常に、基盤となるチームを持っている。

Q:ここで一番良い印象を与えているのは誰ですか?
<:ディ・マリア。ポルトガルリーグから来て、あっという間に重要な選手になっている。私は、もっと時間が必要だろうと思っていた。リーダーになるタイプで、イケルのように、騒ぎを起こさずにそうする術を知っている、効果的に。プレイしていないアルビオルやアルベロアといった選手たちも素晴らしいものだ。この状況で、偉大であるというのはとても難しいことだが、彼らはそうしている。

Q:カランカをセカンドコーチに迎えてどうでしょうか?
M:彼のプロフィールは私のものだ。彼は、私のテクニカルスタッフのアイデンティティの一部だ。カーサ(マドリー)のスタッフ、クラブの言葉を話す人物が必要だった。私はカランカの名前について、何のプロフィールも知らずにここへ来た。行く認可の名前とアイトールのプロフィールが上がってきて、経験は多くないが、若くて多くの意欲があると知り、私はそれを好んだ。また私は彼を知る人々と話もしたし、分析に3日を費やして、彼と話をした。私は満足しているよ。

Q:バルサ対マドリーは月曜になると発表されましたが…
M:だいぶ前からわかっていたことだ。私はバカではないし、気にするようなことではない。わかっていたことだというのは、誰がこの件を調整するか、それらのコネクションを知っていたからだし、話されていることを少しでも分析すればわかることだからだ。私が気にしているのは、土曜の22時に試合をして火曜日にチャンピオンズを戦うことで(マドリーの12節→CL)、土曜の22時にプレイしないものが水曜日にプレイしなければならないということだ(たぶんバルサのこと)……こんな状況では、こう言うものだろう。「彼らがそうしたのだから、沈黙を守らねば」。バルサはクラシコを土曜日にしたくはないだろう。水曜日に試合があるから。こういうことであれば、クラシコは月曜になるということだ。

Q:メディアプロの社長、ハウメ・ロウレスがバルサのファンであることを公言していて、だから月曜になったのだろうという考えを理解しますか?
M:私は1996年にスペインに来た。あなたは60年代からここにいるのだろう。私よりあなたの方が知っている。

Q:2日前、グアルディオラが言っていました。いつの日か、自分がしたいと思ったときに、モウリーニョに反応するだろうと。ライバル心を引き起こそうとしているのでしょうか?
M:いや、ペップは彼の直感を話すべきだろう。たぶん、彼はモウリーニョについて話す必要はない。彼らの選手たちの何人かが、毎日それはやってくれるからね。マドリーではこれが対象的で、選手たちはバルサについて話はしないよ。私がそうだ。

Q:ピケの発言について読みましたか?
M:それは向こうの問題だ。

Q:グアルディオラとの関係はどうなのですか?
M:私のアシスタントコーチ時代については、良い関係だった。私には良い記憶だけが残っている。監督としても、問題はない。より良くはなりえない関係だけどね。ライバルなのだから。

Q:もしあなたがクラブの会長だとしたら、彼を監督にしますか?
M:もし私がバルサの会長だったら、彼と50年の契約を結ぶだろうね。彼は、バルサにとって、理想的な監督だ。彼はあのクラブを完璧に理解している。

Q:バルサとマドリーの違いはどのようなものでしょうか?
M:比較は難しいし、アシスタントコーチでいたのと監督とでは同じ絵はない。それぞれ異なる展望がある。非常に楽しめるものだし、今わたしはマドリーにいることに魅了されている。

Q:ここであなたが歳をとっていくのを見られますか?
M:私たちが幸せでいるうちは、ここにいる私自身を見るだろう。もし毎年毎年皆が幸せなら、(契約の?)最後までいったとしても、続けていけないことはないだろう。でも、皆が満足していることというのが必要になる。

Q:フロレンティーノと話はしますか?
M:望んだほど多くはない。彼にも私にも、それぞれ専門の生活があるのだから。私たちは、電話でだいたい毎日話をして、そして週に1度は会っている。彼とだけではなく、ホセ・アンヘル・サンチェスやバルダーノ、パルデサともそうだ。

Q:一番批判されたのは、ポルトガル代表の監督になるようリクエストが来た時ですが…
M:批判はなかった、迷いが覚まされたということだ。あれは芝居がかったようなものではなかったと考え続けているが、執行部が賛成していないとわかった。それで受け入れたんだ。

Q:ポルトガルvsスペイン戦を見ますか?
M:いや、カタールへ行って、アルゼンチンvsブラジル戦を見る。

Q:厳しい監督という評判がありながら、選手たちはあなたの愛情を得ようとしています…
M:私は彼らに対して公平であろうとしている。彼らは、私により正直であって欲しいと思っている。それで私たちの共感が生まれるのだ。

Q:カシージャスは、あなたは最高だが、コンセントレーションは十分以上なのではと言っていました。譲歩するつもりは?
M:いや、私にとって重要なものなのだ。

Q:あなたは挑発的だと言われますが、どう思いますか?
M:私は挑発的なのではない。ただ、私はバカではないし、ある状況では沈黙していることが難しいものだ。

Q:多くの金額がかかっていながらゴールを生み出していない選手がいると言っていましたが、あれはビジャへの皮肉ですか?
M:彼についてのことではない。世界にはそういう状況が多くあるものだ。

M:グラネロがムルシア戦で後に私に、もしもっと出場できないならそれに値しなかったというのと同じことだ、と言っていましたが……
M:彼はもっとプレイするのに値する。しかしそのプレイは良いものだ。(シンプルすぎてちょっと意味が取りづらい)

Q:スペインスポーツの栄光の現状に驚きますか?
M:いや、すべてには理由がある。ここには、才能も組織もある。
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挑発的ではないよ、とか言いながら、あちこちにチクチクしたものを織り交ぜているモウリーニョでした。バルサの選手についてのところとか、うちの選手はしないけどね、っていうところとか。
さらには、現在ヒホンのプレシアード監督が、「モウリーニョはcanallだ!」と爆発しております。ごろつきの下賎な悪党だ、くらいの意味でしょうか。リーガへ来て、初めて本格的に対戦相手の監督さんを怒らせたか…。

カナレス、自分からモウリーニョに話をしにいった、ってことですかね。偉いな。

反応

2010-11-12 00:33:01 | football
モウリーニョのしたこと
国王杯ムルシア戦にて、ディアラに出された警告に怒って審判に抗議した挙句、前半38分で退席処分になったモウリーニョ。試合後に、レフェリーが報告したところによると、

「37分、監督のジョゼ・マリオ・ドス・サントス・モウリーニョ・フェリックスは、以下の理由で警告とした:私の決定に対し、腕を高く振り上げて抗議。」
「いったん警告を受けた後、彼は私に向かってこう言った。"Vete a la mierda"(意味はクソ食らえ、くらいな感じ)。」

退席処分、退場が次の試合にどう影響するかということが気になるわけですが、これが国王杯とリーガの関係でいつもよくわからなくなる部分なんですけど、一発退場/退席だと、スペイン国内の直後の試合に出場停止。でも2回の警告での退場/退席だと、出場停止処分は次の国王杯に適用。のようです。なので、モウリーニョは日曜のヒホン戦はベンチにいられるけど、次の国王杯はダメ、ということになるんじゃないかと思います。アルベロアも、黄色2枚で赤紙になったので、同じことになるのではないかと。
ていうか、モウリーニョの本名(?)、初めて知った。

追加:リンクだけですが、モウリーニョ退席の顛末とその後残りの時間をどうしていたか、という動画です。至近距離にいた観客が撮った映像も。コーチ陣が伝言に走ったり呼びつけられたりしているのが面白い。


休出
木曜は、国王杯に召集されなかった選手たち(ペペ、カルバーリョ、ガライ、エジル、ケディラ)中心のトレーニング。国王杯に召集された選手たちは、基本的にお休みでした。基本的、というのは、そうじゃない選手もいたから、ということです。
国王杯召集組では、アダン、カンテラのヘスス、アレックス・フェルナンデスが、通常メニューの選手たちと一緒にトレーニング。腰(背中?)を痛めているデュデクもピッチに出てきて、別メで調整。クリスチアーノ・ロナウドとカナレスはジムで調整、グラネロとマルセロはトレーニングを見学。見学? モウリーニョは、冒頭の15分間だけピッチに出てきて後はオフィスに戻り、トレーニングの大部分はカランカが指揮していたそうです。
先発したのにHTで交代させられ、パフォーマンスが気に食わないと名指しされたカナレスは、休養日でも、自主的にトレーニングに出てきました。それはもう、家でのほほんとはしてられないよなあ…。単純なことですけど、こうやって即座に反応して行動で示すのが重要なんだろうなあ。集中してやっていればまたチャンスは巡ってくるでしょうし、名誉挽回目指してがんばれよ、と思います。




マルセロが着ぶくれる季節になりました。




クラシコ日程
11月29日(月)21時キックオフ、で確定したようです。日本時間だと、30日(火)の早朝5時から。間に合うけど、出勤時間遅らせようかなー。
ちなみにMARCA曰く、1964年と1972年にも、クラシコが月曜に行われたことがあるそうです。土曜だ日曜だ、クラシコ月曜開催するなんて、とあれこれ議論があったなかで結局月曜に落ち着いたのは、日曜日にカタルーニャの選挙があることで、保安上の問題を考慮したための結論だとか。


第12節日程
クラシコの1週前です。この12節とクラシコの間には、CLが入ります。

11月20日(土)
 18時:ビジャレアル vs バレンシア
 20時:アルメリア vs バルサ
 21時:レアル・マドリー vs アスレチック・ビルバオ

11月21日(日)
 17時:オサスナ vs スポルティング
 17時:エスパニョール vs エルクレス
 17時:レバンテ vs ラシン
 17時:デポル vs マラガ
 19時:セビージャ vs マジョルカ
 21時:レアル・ソシエダ vs アトレチコ・マドリー

11月22日(月)
 21時:ヘタフェ vs サラゴサ


おまけ:動画


今朝の試合のハイライトです。アラビックではありますが、画質がけっこういいのと、ゴール前後もしっかり入ってるので。
マドリーの2点目ですが、いわれているとおり、オフサイドですよね・・・。イグアインがシュートを打った時、前にいたセルヒオ・ラモスがジャンプしてボールをよけてます。触ってないからボールに関与してない!というわけにはいかないか。しかもGKの目隠しになってますし。
後半のモウリーニョは、退席になってすぐに座り込んだ場所とは、別の場所に座ることになりました。隣に座っている茶色いコートのつやっとしたおじさんは、マドリーのセキュリティ担当者だそうです。セキュリティ担当と話しているおじさんは、一般人かもしれませんが…。



先日のアウディのプレゼンテーション。どこで読んだか忘れましたが、ベンゼマに提供された車が一番大きかったそうです。ぶつけても安心なようにかなあと思いました。安全運転気をつけて。

国王杯ムルシア戦 vuelta

2010-11-11 04:06:09 | football


4′ やった!久しぶりのピラータゴール!Pレオンのパスからゴラッソ!
14′ グラネロ、カナレスと前半15分もいかないうちにアマリージャ。カナレスってカード多いよな・・・。
18′ アルベロアもアマリージャ。
20′ ベンゼマ方向も大ずれの宇宙開発。しっかりしてくれ。
29′ あれ、今のがアルベロアにアマリージャか。
32′ あ、惜しい・・・。ディマリアとラスがアップを開始。
35′ レフェリー、なんでもファウル取るか。ベルナベウ、逆方向に盛り上がる。
37′ ディアラにもアマリージャ・・・。
38′ モウリーニョが退席処分に。そのままスタンドに入って最前列に座る。なんなんだこの試合は。
42′ イグアインも宇宙開発・・・。
43′ とか言ってたらイグアインがゴール!!ちょっと揉めたけどゴール!! ちなみにモウリーニョの隣に座っている観客は、ムルシアのマフラーしております。
2-0で前半終了。



後半開始。カナレスとイグアインOUT、クリスチアーノとシャビ・アロンソがIN。カナレス、印象薄かったからなあ・・・。
ベンゼマね、守備はがんばってるんだよね。
56′ うわぁ、アルベロア・・・
60′ ベンゼマさん、すごい惜しいです。抜け出してGKと1対1、至近距離のシュートがバーに跳ね返される。
69′ ペドロ・レオンOUT、ディマリアIN。Pレオンは良くやってたと思います。正確性に欠けてたのが惜しいかな。
69′ そのディマリア、いきなり惜しいシュート。
70′ イケル、ちょっと面白い守備。CKになって・・・ボールキャッチしたと思ったら落として・・・守りきりましたけどね。
71′ それでもイケルコールもらえるのは人徳か。
74′ 3点目! シャビ・アロンソのパスからディマリアのグラウンダークロス、クリスチアーノがゴール! ディマリアのラストパス、丁寧でうまい。
79′ はあ? アルベロア退場・・・。
81′ 次のプレーでアロンソがトラップしたところでハンドをとられてPK。3-1。
83 今度はマドリーにペナルティいただきました。審判、何したいの? 笑えない酷さだわ。
84′ おお、ベンゼマが!!!!!! 4-1! 皆いい笑顔だなあ。
交代枠つかっちゃったので、右ラテラルはグラネロのようです。
87′ エリアのぎりぎりのところでもらったFKをシャビ・アロンソがゴールに突き刺して5-1!
モウリーニョは試合が決したと見てか、観客席から出て(ベンチの前横切って)ロッカールームへ帰っていきました。最後までいたら混乱しそうだからね。。
5-1で試合終了。勝てたー。





Copa del Rey DIECISEISAVOS DE FINAL (Vuelta)
Real Madrid C.F. 5-1 Real Murcia

マドリーのゴール:グラネロ(3)、イグアイン(44)、クリスチアーノ・ロナウド(75)、ベンゼマ(84=PK)、シャビ・アロンソ(89)

GK:イケル
DF:アルベロア(79、退場)、セルヒオ・ラモス、アルビオル、マルセロ
MF:ディアラ、グラネロ、ペドロ・レオン(70、ディ・マリア)、カナレス(46、シャビ・アロンソ)
FW:イグアイン(46、クリスチアーノ・ロナウド)、ベンゼマ

マドリーが頂いたアマリージャ:グラネロ(11)、カナレス(15)、アルベロア(30, 79)、ディアラ(37)、シャビ・アロンソ(80)


モウリーニョの試合後コメントから
カナレス、名指しで怒られてるよ…。

ASから
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ジョゼ・モウリーニョは、ハーフタイムの後、セルヒオ・カナレスを交代させた。
「私は彼のパフォーマンスが好きでなかった。そのため、彼を引っ込めた。」

モウリーニョにしてみると、選手たちがムルシアを打ち破るだろうということはわかっていたと言う。
「私のチームは、私にしてみれば驚きではない。ビッグマッチでプレイするだろうとわかっている人は、自分がそうできるだろうと知っている。ビッグマッチでプレイしたことがない人は、そうできないだろうと知っている。」

監督はこの議論を、自分が日々選手たちとトレーニングしているのだからわかると理由付けた。
「私がそれをわかるのは、毎日彼らと一緒に仕事をしているからだ。最大限に仕事をする(トレーニングする)人は、良いプレイをするコンディションにある。良いトレーニングをしていないと、良いプレイをするコンディションにないということだ。」

さらにモウリーニョは、何人かの選手たちのパフォーマンスについて、誰かを納得させなければならなかったと、それとなく話した。
「彼らを起用したのは、他の選手たちに休養を取らせたかったからであり、戦わなければならなかったあるメンタリティと戦うための議論をもっと欲しかったからだ。」

この点についてモウリーニョは最後に、彼に信頼されなかった選手に対してこの話をするつもりだと、はっきり強調した。
「私は明日、この選手に対して話をする準備がある。」
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ちょっとわかりづらいですが、ある選手のメンタリティが問題になっているような……。文章も追加されたけど、もう間に合わないー。日本語公式かスポナビマルカが正しく噛み砕いて訳してくれるのを待ちたいと思います。

追加:日本語公式のモウリーニョ記事。今朝読んだ上の、何言ってんだかさっぱり意味が通りませんね・・・すみません。

温かく

2010-11-09 22:02:58 | football

装いが寒そうな感じになってきました


明日は国王杯
水曜に国王杯ムルシア戦を控えた今日のトレーニングでは、ペペ、カルバーリョ、ケディラ、エジル、クリスチアーノ・ロナウドの5人が休養で欠席。ポジティブなニュースは、ガライが全体と一緒にトレーニングをできたこと。カンテラからは、ヘススとアレックス・フェルナンデスが呼ばれて、一緒にトレーニング。

となると、今日のトレーニングを休養した5人は国王杯には出ないんだな、と思うところですが、クリスチアーノだけは召集に入ったそうです。モウリーニョ的保険ってとこでしょうか。勝たないといけないから仕方ないですけど。
以下、召集選手。

GK:イケル、アダン、ヘスス
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、アルビオル、マルセロ
MF:グラネロ、ラス、シャビ・アロンソ、ディアラ、ペドロ・レオン、ディ・マリア、カナレス、アレックス
FW:クリスチアーノ、イグアイン、ベンゼマ

18人しか召集してないのに、GKが3人でDFが4人とか…DFに何かあったらえらいことになりそうです。ぴったり4人か……。

そしてモウリーニョ曰く、ムルシア戦の先発は、カシージャス、アルベロア、ラモス、アルビオル、マルセロ、カナレス、グラネロ、ペドロ・レオン、ベンゼマ、あと2人、だそうです。


負傷者
ガゴが、再びおよそ3週間の離脱、と公式で発表されました。プレシーズンから痛めている左膝内側側副靭帯の傷の部分に浮腫が認められたため。トレーニングに復帰して、アトレチコ戦は外れたけど、召集されるならこの国王杯からだろうと思っていたのですが……。

また、マテオスも「右足の長内転筋に水腫をともなうこう縮が見られると診断された」(日本語公式より)そうです。10~15日の離脱。


おまけ:兄弟
イケル・カシージャスの弟、ウナイが、今週末テルセーラ・ディビシオン(4部相当)の試合で、モストレスでデビューした。彼はチームの先発で、エル・ソトで行われたこの試合で、モストレスはアトレチコ・マドリーCに1-2で敗れた。ウナイはこれまでプレイしたことがなかった。
ウナイ・カシージャスは、オスカル・ガッロ監督の信頼を得ていなかった。しかし先日監督が交代、新監督の"チャチョ"・エレディアは、「hijo predilecto de Mostoles(モストレスの愛される息子、みたいな賞)」の弟にデビューすることを許した。メディオセントロで60分間プレイし、1-1の同点になったところで交替した。モストレスは、終盤のペナルティで敗戦した。
モストレスは、テルセーラ・ディビシオンのグループ7で13位、現在4試合続けて勝ちがない。
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弟はGKではありませんでした。

デルビー後

2010-11-09 05:13:26 | football
月曜のマドリー
水曜に国王杯があるので、月曜もちゃんとトレーニングが行われました。非公開なので情報はなし。出血カルバーリョは、左まぶたを切ったのと打撲ということで、内部にまで影響はなかったようです。良かった。




アウディ
毎年恒例のアウディからの車プレゼントが行われました。大切なスポンサー様なので、フロレンティーノ・ペレス以下偉い人たち、バルダーノやブトラゲーニョ、ジダンなども参加。もちろんモウリーニョ、選手一同も。唯一ケディラが、個人的な理由でドイツに帰国していて、この場にはいられなかったそうです。ASには誰が何をもらったとか書いてあったりしますので、興味のある方はどうぞ。私はよくわかりませんのです。


でもさすがに、ラモスがもらったのはこれじゃないだろう、というのはわかる。たぶん。



打ち合わせ中



やっぱり雰囲気良いですよね


ASから画像集


デルビが終わって
○クリスチアーノの背中パス→アロンソ(エスパルディーニャというらしい)が、敬意を欠いているのでは、とちょっとした論争になっているらしい。試合中には、ラウル・ガルシアから「0-0ならやらねーだろが、ああ?」と文句を言われたクリスチアーノは、あまりお上品でないお返事をしたそうですが。

……0-0でもやるんじゃないかな。咄嗟にあの判断したのは素直にすごいと思いましたし、敬意を欠いてるわけじゃないだろうし、良いと思うんだけど。


○試合後のバルダーノのコメント
レアル・マドリーのGMホルヘ・バルダーノは、サンチアゴ・ベルナベウで行われたアトレチコ・マドリー戦の実りある勝利に興奮していた。「すべての時間帯でコントロールできていた試合だった。彼らは多くの選手を中盤後方に集めていたが、すぐにゴールできた。数分間の時間帯を除いて、我々が常にイニシアチブを握っていたね。」
彼はまた、対戦相手であるアトレチコ・マドリーにも好意的な言葉を述べた。「彼らにはスタイルがあり、機動性とスピードを備えた選手たちで、スペースをどう作るかをわかっていた。しかし届かなかった。
マドリーは、今日個人プレイにはしることなく勝利し、バルダーノはその点を強調した。「我々はチームであり、個人技なしでやっていく方法を理解している。ここのところ、我々はそうして勝つやり方を知っているのだ。」
バルダーノはまた、ベンゼマを勇気付けるコメントを残した。彼はより満足して、よりリラックスしているように見えるし、彼の力を示しているようだ。彼は、最後の数メートルで連携するやり方を理解しているし、彼が今シーズンの解決方法を我々に与えてくれることだろう。
レアル・マドリーのこの良い流れは、常に要求をしてくるマドリーの観客たちにまで広がっている。なぜなら、「観衆は、確実さを感じ、あらゆる状況を解決できるチームで良いものを掴み取っていることに、誇りを感じている。」からだ。
最後にバルダーノは、11月最終週に行われるバルセロナvsマドリーの試合を重要視しすぎないように求めた。「バルサとの試合をうまく利用するのは良いことだ。しかしクラシコが終わった後にも、折り返した後半戦以上の試合が残っている。試合の前でも後でも、この試合を持ち上げる必要はない。我々は、優勝に向かって進んでいく2チームではあるが、決算をするにはまだ早いだろう。」


○試合前に載せておけばよかったな…という、試合当日の昼食会前の、バルダーノのコメントから、一部抜粋。

レアル・マドリーとアトレチコ・マドリーの役員たちの昼食会で、ホルヘ・バルダーノGMは、今では白のクラブの元カピタンであるラウル・ゴンサレスについて、思いを馳せた。16年が過ぎ、今回のデルビーは、2日前にブンデスリーガのシャルケで2ゴールを決めたラウルがいない状況で、行われる。
「いつでも、ラウルがいないことを恋しく思うだろう。今日は特別にそうだ。デルビーが近づいて、それで彼は自分のチームで2ゴールを決めたんだ。この試合に関わるすべてのものが大きな魅力だ。それで、私たちは今日楽しむことができる。しかし、思い出というのも避けられないものなのだ。」
ベルナベウにあるレストランに入る前に、ホルヘ・バルダーノはそう述べた。


○もういない2人
これも試合前のような雰囲気の記事なんですが、Google Newsのタイムスタンプ上は試合後のもの。
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ラウルとグティ、デルビーで目にできない顔

首都のデルビーでは、マドリディスタの新しい4人の顔が並んだ。カルバーリョ、ディ・マリア、エジル、ケディラ。疑いなく、ベルナベウで期待される魅力ある面々だが、メレンゲの殿堂は、幸せな時間が流れているにしても、この街のハートを分断する試合に、昔ながらの知られた2人がいないことを寂しく思ったことだろう。ラウル・ゴンサレスとホセ・マリア・グティエレス"グティ"。

なじみの顔は、年月を、シーズンを重ねて作られるものだ。輝かしい名前、カーサのフットボール選手たちは、それぞれのキャリアの終わりを国外に求めた。アトレチコのカンテラから伐り出されたラウルは、ドイツから、彼が27回経験したデルビーを見た。アトレチコに対して、常に苦い夜を味あわせてきた1人のカリスマ的な選手。彼は、隣人であるマンサナーレス(アトレチコ)への対応を知っていた。まだヒゲも生えないような少年は、1994年11月5日、デルビに登場した。

観客たちは、このクラブを離れシャルケへと移った元カピタンを、11ゴールを決めた思い出と共に、恋しく想い出した。そのゴールの多くが、15勝8分けわずか2つの敗戦という戦績の手助けになった。お守りか、何かそのようなものなのだ。
(どうしても意味がわからなかった一文諦めました。この辺り、いろいろ数字が合わない気がするんですが…)

結果があれば、そのフットボールは忘れるものだ。しかしラウルの記憶は、ベルナベウの両エリアに漂っている。今、痛みを忘れさせてくれるのは、イグアインやクリスチアーノ・ロナウド、他の選手たち。でも、馴染みすぎたひとかけらが欠けている。不屈の選手、ゴレアドールであり、戦う選手、彼はほぼ15年近くに渡って、アトレチコの何よりの頭痛の種だった。

ビジャベルデの少年、ラウルは、クラブのレジェンドである「ラ・サエタ」ことディ・ステファノが、最高のライバルであるアトレチコ戦で記録した最多の13ゴールに2つ及ばないまま、その家を去った。
彼は無名の選手だった。ホルヘ・バルダーノの後ろ盾を得てCチームから上がってきて、17歳で、1994年にサラゴサ戦でデビューした。
若いラウルは、現在のクラブのディレクター(GM)であるバルダーノを落胆させなかった。マドリーは、次の試合、7番がデビューしたデルビを4-2で勝利、若いスターを生み出した、輝かしい試合だった。ラウルがゴールを決めたのは36分、3-0にしたもの。エリアの際からのパワフルなシュートで、往時のフットボール界できわめて優美な、ミカエル・ラウドルップのパスからだった。

15年が過ぎ、多くの喝采が、ほろ苦い時に至った。レギュラーを外れ、控えへ。ピッチでの喧騒から、苦痛の種でしかないベンチへ。彼は、国王杯アルコルコン戦の敗戦をきっかけとされた選手の1人であり、それは、ちょうどゴンサロ・イグアインが復帰した時でもあった。
チリ人のマヌエル・ペジェグリーニは、カピタンに対し、もう帰ってくることはできない状況に平然と耐えるよう要請した。チリ人監督は、アトレチコ戦で彼に、左サイドのより下がったポジションでのごくわずかな時間を与え、ラテラルのマルセロに変わらせた。注目を浴びるスターの存在からは程遠かった。

レアル・マドリー及びアトレチコで、ラウルと共に、この10年間のすべてのデルビでプレイしている選手が1人だけいる。グティだ。カリスマを持つもう1人の男、非常にキャプテンシーがあり功績を残してきた彼は、最後の行き先を国外リーグ、この場合はトルコに求めた。

ラウルは、マノロ・サンチス、カルロス・アロンソ・サンティジャーナと同じ27試合のデルビを戦った。ホセ・マルティネス・ピッリが28試合、パコ・ヘントが29試合だ。
伝統的なマドリーを代表する1人であり、グティも同様だ。近年のレアル・マドリーで、現在ほど良い時期はないだろう。「モウ」のステージは楽観的なものをもたらしている。こうした結果を経て、観客は、自然と受け継ぎが行われたと見ている。

グティはもう、そのブロンドの髪を、チャマルティンのピッチの中央に晒すこともない。トレホン出身のグティは、今はトルコのベシクタシュにいる。18試合のデルビを戦い、戦績は9勝7分2敗だった。
トータルでの出場時間は973分、グティはアトレチコ相手にゴールは決めていない。彼の力強い正確なシュートに興味をそそられるのは、止められないものではあるが。

新しい時代がベルナベウに訪れ、現在は首位で笑顔を手にしている。それでも、メレンゲの歴史に残る歴史的な2人の選手の、空に浮かんだ思い出が共にある。
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獅子奮迅

2010-11-08 07:13:30 | football

ペペ、漫画みたい……主人公はあくまでカルバーリョ様なんだけど。

10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 10
Real Madrid C.F. 2-0 Atletico de Madrid

マドリーのゴール:カルバーリョ(13)、エジル(19)

GK:イケル
DF:セウヒオ・ラモス、カルバーリョ(82、アルビオル)、ペペ、マルセロ
MF:ケディラ、シャビ・アロンソ、ディ・アリア(82、M・ディアラ)、エジル、クリスチアーノ・ロナウド
FW:イグアイン(74、ベンゼマ)

本日は何をなくともカルバーリョ様。文字通り、攻守に大活躍でした。後半、時間を追うにつれて守備に奔走しまくり、身体が痛んでいったのが心配ですが。ミッドウィークは、またお休みして頂くことになるでしょうか。


デルビー前日

2010-11-06 20:56:23 | football
追加
■11/7(日)深夜2:58
*さらばラウール(元レアル・マドリード/FW)特集 ※リピート


今朝の、エスパニョールvsマラガ戦のHTでやってた特集です。短いけど。
個人的には、クリスチアーノやらカカのドキュメンタリー作るなら、リーガのレジェンドのラウルの分作ったって罰は当たらないだろうと思っております。ま、こんな特集の再放送を、ヘタフェvsバルサのHTに突っ込むようなWOWOWのことですから。


アトレチコ・マドリー戦、召集選手

GK:イケル、アダン、イサック
DF:カルバーリョ、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルベロア、アルビオル
MF:グラネロ、シャビ・アロンソ、ディアラ、ペドロ・レオン、ケディラ、エジル、ディ・マリア、カナレス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ベンゼマ

今日の昼頃からASが出していた情報では、ペペとイグアインが、CLミラン戦後からフィジカルの違和感を引きずっている…だったそうですが、どちらも土曜日は通常どおりトレーニングをこなし、召集リストに入りました。GKのイサックは、デュデクが腰痛で離脱したため、カスティージャから呼ばれた選手。

負傷による非召集:カカ、ガライ、デュデク
監督判断による非召集:ラス、ガゴ、マテオス

ホーム初勝利

2010-11-06 06:28:34 | football


Bundesliga 11
シャルケ 3-0 ザンクトパウリ


11節目にして、リーグ戦でホーム初勝利。ラウル2ゴール! 内田ありがとう!


ラウルの試合後のコメント
「すごく嬉しいし満足しているよ。この勝利を、チームとファンに捧げる。」
「この3-0という結果は、連勝の始まりとなるかもしれない。」
「僕はゴールへの目標を失ってはいない。」
「僕はシャルケでとても心地よく感じている。選手たちはとても素晴らしいし、監督ともたくさん話をしている。」
「僕のドイツ語力は、良くなってるよ!」
(インタビューの一部はドイツ語で返した…らしい)

ルベン・デラレー、引退

2010-11-04 20:49:48 | football
そのうち公式に出ると思いますが、MARCA、ASが報道し始めたので。

ルベン・デ・ラ・レーは、目に涙を湛えて、プロフェッショナル・フットボールからの引退をアナウンスした。心臓の問題のためだった。
「今日僕は、ピッチからの引退を発表する。僕の心臓の問題が、引退を余儀なくさせた。でも、僕の心臓は、マドリディスモの拍動を打ち続けている。」

「僕は、抱いていた夢が断ち切られるという、僕と同じような状況に苦しんでいるすべてのスポーツ選手たちをサポートしたいと思っている。僕は彼らに、僕がしているように、前を向いていってとアドバイスする。僕がこれまで受けてきたすべてのサポートに、感謝したい。あの日から今日まで、僕はレアル・マドリーのユニフォームを再び着るために戦い続けてきた。でも、ドクターたちは、現時点ではそうできないのだと、忠告してくれた。エル・マドリーは、僕が育つのを見てきてくれたクラブで、今日僕は、そのピッチからの引退をアナウンスする。僕の心臓の問題が、そうさせたんだ。」
「クラブは僕に、フットボールとつながり続けていられるチャンスを提供してくれた。僕はそれを無駄にするような考えはない。僕は難しい時を過ごしてきた。でも、僕の家で、何よりも僕が望むことにすごく近いことを続けていけるだろう。僕は、監督の仕事を学んでいくつもりで、僕が選手としてやってきたこと、すべてを尽くしていく。果てしないほどの感謝の念を抱いている。僕にチャンスを与えてくれたクラブに、またプレイして欲しいという強い希望を伝え続けることを決して止めなかったファンの皆に、フットボール選手としての僕のキャリアの中で僕をサポートしてくれた人たちに、関わってくれたドクターたちに感謝している。いつも一緒にいてくれた家族に、特に妻と子供たちに感謝している。フットボールにも感謝を。でも、フットボールは、この先も長く僕の人生の一部であってほしいと願っているよ。」

(正確な症状について聞かれ)
「長いプロセスがかかっている。今日の時点で、確実な診断はまだ得ていない。少しずつ、現実的になって、この考え方を取り入れてきた。正確な診断なしでトレーニングするのは、最善に推奨されるものではないだろう。」
「心筋に影響を及ぼしていたのはウィルスだった。失神したのは何かの前兆で、そういう場合は常に予防的な措置をとらなければならない。」

あとは公式日本語)。



El Paisより
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デ・ラ・レー、引退を決める
このカンテラーノ・マドリディスタは、自身の契約を終了させ、バルデベバスのコーチとしての契約にサインした

2008年10月30日、ルベン・デ・ラ・レーの心臓は、普通に機能するのを止めた。彼はレアル・ウニオンとの国王杯の試合中に崩れ落ちてピッチに横たわり、意識を失い、痙攣をおこしていた。数時間が過ぎ、マドリーの中盤をコントロールすると言われ、グティ以来の、カンテラから生まれて代表にまで上った一番のセントロカンピスタ、その男が、フットボールができない存在になった。最初の検査から、ドクターたちは、再び戦うことはできないだろうと結論付けていた。昨日、2年が過ぎて、彼はフットボールをプレイすることを止めて、モウリーニョのコーチ陣を増強することをアナウンスした。

彼の隣にいたのは、ゼネラル・ディレクターのホルヘ・バルダーノ、そしてバルデベバスにおいて、悲痛な会見が始められた。
「ルベンはフットボールをプレイすることを止める。彼は1年に渡って、世界でも最高の専門家たちの診断を受けてきたが、彼らは、想定できかねるリスクがあると結論付けた。」「だから、用心しなければならないのだ。」

社会保障局により発行された永久就業不能の宣言により、マドリーはデ・ラ・レーのフットボール選手としての契約を打ち切り、彼と下部カテゴリーのコーチとしての契約を結んだ。月給は20万ユーロから2500ユーロとなるだろう。彼は25歳、来月には国内監督のライセンスが取れる。モウリーニョは、彼が自身のコーチ陣に加わるだろうということを約束している。バルダーノによると、「彼は確実に、非常に厳格に各試合への準備を行う、このモウリーニョのラボに入ることになるだろう」。

デ・ラ・レーは、最新の、カンテラ出身の優れたセントロカンピスタだった。2004年から、彼のキャリアは進み始めた。2007年には、ヘタフェへローン移籍。ここで彼は、オーガナイザーとしての彼の才能を開花させた。2008年にはEUROで優勝。実は彼は、優勝を祝う写真でほとんど姿が見えない。優勝杯を掲げるカシージャスが、バランスを崩さないようにと彼の膝を支える男の子で、半分隠れているのだ。その夏、彼はマドリーに戻ってきた。彼はマドリーと4シーズン、2012年7月までの契約を結んでいた。彼がイルンで倒れた時から、彼の契約に関する総計600万ユーロの請求が生じていた。現在、彼は永久就労不能による保証金として60万ユーロ、年金1500ユーロを、監督としてのサラリーにプラスして受け取ることになるだろう。

デ・ラ・レーにしてみれば、自身の新しい状況を受け入れることは非常に苦痛なことだった。彼は2年間かけて、もう二度と戦うことはできないのだという考えを取り入れようとしてきたのだ。昨日、すすり泣く声を混ぜながら、彼は自身の病気に名前がないのだということを説明した。
「画像では、ウィルスが心筋の一部に影響しているようだった。」「でも、何よりも、二度とプレイすることはできないと決定付けたのは、失神したことだった。あれは、問題があるのだと僕に警告するものだった。不幸なことに、あのまま亡くなることもある。僕のように、そうでないこともある。僕の心臓が、プレイし続けることを止めさせた。でも、僕の心臓は、マドリディスタであり続ける。」

デ・ラ・レーは、モウリーニョへの感謝を示した。
「監督はいつも、僕の状況を知り、最初の日から僕にドアを開いてくれたし、はっきりと話してくれた。彼は僕に、もし再びプレイする選択肢があるなら、僕を選手として戦力に考える。でももし、今のようにそうでないなら、僕が仕事をするチームの一部となることを喜んでくれると、そう言ってくれた。こういう話からでも、彼がどんな人かわかるだろう。」

6月まで、デ・ラ・レーはバルデベバスであらゆるレベルの仕事、トップチームからセグンダBまでの仕事を知ることに身をささげていく。インターンシップということだ。夏には、クラブは彼を、カンテラのいずれかのチームに配属するだろう。
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