けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

負けてない

2010-11-04 07:11:35 | football
10/11 UEFA Champions League Group G
AC Milan 2-2 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:イグアイン、ペドロ・レオン

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ(79、ペドロ・レオン)、カルバーリョ、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ、ディ・マリア、エジル(90+4、アルビオル)
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン(72、ベンゼマ)

勝てた試合だったな、と思います。なんで追いつかれて逆転されてるの。2失点目はオフサイドだったとしても。ていうか、ラウルの記録も気にしてくれませんか、マドリーの皆さん。

と、ムカっときてもいるんですが、あの時間であんな形で追いつけたのは嬉しいです。ベンゼマ、また今回もいい仕事しました。ペドロ・レオンのゴールには歓喜!ペドロ・レオンらしい強さのあるゴールだったな、と思います。今シーズンスペイン人第一号。
数字のことを言うなら、イグアインは、レアル・マドリー史上のヨーロッパの大会での、記念すべき700ゴールをゲット。

グループ抜け、決まったんですよね?


ペドロ・レオン、試合後のコメント
「僕のゴールはものすごい喜びだった。あれが僕たちに1ポイントをもたらし、グループ突破の役に立った。僕たちは、とても満足しているよ。インザーギが2ゴールを上げるまで、僕たちは良い試合をしていた。僕はゴールすることができたけど、重要なのは、チームのことだ。」
(レフェリーについて)「審判も人間だし、ミスをするだろう。僕が唯一気にかけているのは、チームの勝利だ。」
(マドリーへの順応に手こずった時期について)「僕はとても満足している。レアル・マドリーのような集団に加わる際には、誰もが難しいことがあるとわかるだろうし、僕も例外ではなかったということだ。」
(訳、すごい雑です…)




11節のスケジュール
11月13日(土)
 18時:ビルバオ vs アルメリア
 20時:アトレチコ vs オサスナ
 22時:バルセロナ vs ビジャレアル

11月14日(日)
 17時:サラゴサ vs セビージャ
 17時:エルクレス vs レアル・ソシエダ
 17時:ラシン vs エスパニョール
 17時:マラガ vs レバンテ
 17時:マジョルカ vs デポル
 19時:スポルティング vs マドリー
 21時:バレンシア vs ヘタフェ

なんでこの節は月曜開催がないんだろう? マドリーは2節続けて、赤白縦縞チームとの対戦。


その前の国王杯
マドリーvsムルシア第2戦は、11月10日(水)20時キックオフ。その他のスケジュールはコチラを参照


デラレ、レアル・マドリーの選手から職員へ
MARCAから。
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ルベン・デ・ラ・レは、来週から新しい生活を始めることになるだろう。彼はもうフットボール選手ではなくなるが、レアル・マドリーの職員になる。白のクラブは、選手としての契約を終了させ、ルベンは新しい契約、白の組織における彼の新しい状況に沿った契約にサインした。
フロレンティーノ・ペレスはデラレに、2年と1ヶ月前のイルンでの失神の後でも、彼を投げ出さないことを約束していた。そしてその言葉を守った。ルベンは、クラブとつながっていくことになるだろう。これからは、その期待に合った仕事を探していくだけだ。
デラレとスポーツ管理部門の意思は、中間年代のカンテラのチームの監督をするようになるというものだ。この点については、既にシーズンは始まっており、ルベンの場所のために異動を行うつもりはない。来シーズンには、ラ・ファブリカのいずれかの年代で監督のキャリアを始める可能性が高い。
その間、ルベンは、監督としての知識を磨くために、モウリーニョやカスティージャの監督アレハンドロ・メネンデスの近くにいる自由を得ることになる。
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ちょっと前から少しずつ出ていたニュースですが、結局デラレは選手として戻ってくることはできませんでした……。今日(4日)、デラレはバルダーノと共にプレスカンファレンスに臨むそうです。

試合の裏

2010-11-03 12:24:16 | football
CL前ですが、載せ遅れた記事、動画をいくつか。

ポイ捨て
昨日のモウリーニョノートの記事の動画、Cuatro版。モウリーニョ、メモ引きちぎってその場に握り捨てるの、止めませんか。




食事の時間
こちらはまたもカナル・プルスから、マドリーの試合後の移動バス内の様子。どの試合の後かわかりませんが(エルクレス戦後?)、後泊することはほとんどないので、スタジアムからバスに乗って空港へ行きマドリーへ戻る、という強行スケジュール。バス内では、試合を終えた選手たちへの食事が配られるんですね。移動の時間中に食べてしまえ、と。ボカディージョ&チョコレートのカナレス、バナナやリンゴを食べてるアルビオル&アルベロア、マカロニ・ボロネーゼのペドロ・レオン、何かはわからないけど、いい勢いで食べてるシャビ・アロンソ……10km以上走りまくったら、お腹も空くよなあ。
ていうか、選手たちもこんな撮られ方してるとは思わなかっただろうに……。




マドリーの庭師
これまでにも何度か話題に出てきている、ベルナベウのピッチ管理人ポール・バージェス(ブルゲス?ブルヘス?)さんの記事。
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彼は、週に50~120時間働く。「モウリーニョと同じだ」と彼は言う。彼は7時に起床するが、8時にベルナベウのオフィスに着いてコンピュータの電源を入れて天気予報を見るまで、朝食は食べない。それからコーヒーを飲む。英国の朝食に典型的な、煮た豆もソーセージもスクランブルエッグもない。彼に残されている英国的習慣は、アイリッシュパブでの同胞たちとの結びつきくらいだ。
ポール・バージェス(1979年マンチェスター生)が取り付かれているのは、縦105メートル×横74メートルで緑色のもの、ベルナベウの芝だ。彼の仕事は、シーズンを通じてここをシルクのカーペットのようにキープすること、アルミニウムのスタッズを付けたバッファローの一団が踏みつけにしていくのに耐えられるように。しかし他の危険な存在もある。先の9月にはキノコ(菌)の害にあった。レアル・マドリーの監督であるジョゼ・モウリーニョは、「ジャガイモ畑」で試合をするのは簡単なことではないと断言し、この英国人の園芸家は、根が突き上がってくる前に、芝をすべて交換することを決めた。「火曜から木曜まで、眠らずに働いていたよ。」と彼は言う。
バージェスと彼の部下たちは、オランダとドイツの国境から輸入された484ピースの芝を組み合わせなければならなかった(価格はおよそ20万ユーロ)。そして今、ピッチは素晴らしい様子だ。よく観察してみると、芝が呼吸できるようにハニカム状に植えられ、新しい芝のピースが固まるよう細砂が敷かれているのがわかる。
イングランド・プレミアリーグでは5回に渡って年間最優秀グラウンドマン(ピッチ整備係)に選ばれ、紅茶を飲む合間に草刈鎌で芝生の葉を刈り取っていたようだが、2009年4月にバージェスは、アーセナルからレアル・マドリーにやって来た。その日からシーズンの残りの日々を、彼は事態がどのようになっているのか観察して過ごし、まずいことになっているのだと結論付けた。「処理する方法は、土地の配合。まったく、最悪のものだった。」と彼は思い返す。
翌年、彼は仕事に着手した。彼は、ピッチを上から下まで変えることにした。土台には、排水のパイプ。その上に丸石の層。それからヒーティングパイプ、給水システム、そして良質の砂の層に有機質。表面には芝土層。土のピースと芝とで、4cmの高さになる。
ベルナベウのスタジアムの形状も問題だった。シーズンのほとんどで、南側エンドには日が当たらない。バージェスは、2005年からアーセナルのスタジアムであるハイバリーで使われていた照明装置で、このエリアに光を当て、問題を解決した。「このシステムは、オランダのばらを育てる温室を訪問した時に見つけたんだ。」と、彼は自分の言葉、英語で説明する。彼の言語は、スペイン語をしゃべる彼の部下たちと違うのだ。「20%の失業者を抱える国では、10人の外国人を僕が連れて行くのを喜ぶとは思えないね。」と彼はコメントする。彼は、ベルナベウのために3人のスタッフを率い、市の北西部にあるバルデベバスのトレーニングセンターのためには9人のスタッフを置いている。

"Una pa-lo-ma blanca..." 照明器具のアームをカートで運びながら、スタッフの1人が鼻歌を歌っている。
彼のカスティジャーノは、まだ限界がある。彼は、クラブのピッチ担当責任者である40歳のベテランのアグスティンと、コミュニケーションを試みるが、はっきりしない言葉がいくつか交わされる。「ポール、それじゃあ君が英語をうまく話せないんだと思ってしまうよ。」と年上の紳士の方がぼやく。実際のところ、ポールは彼とスペイン語で話そうとしていたのだ。
時には、ボキャブラリー不足でも、少しは助けになる。レアル・マドリーのジェネラル・マネージャー、ホルヘ・バルダーノとの間では、カスティジャーノと英語を部分的に混ぜてごまかしたスパングリッシュで理解しあっている。GKイケル・カシージャスと彼の間とでは、お互いの言葉の足りなさを張り合っている。「彼は英語、僕はスペイン語を話すんだ。」とバージェスは言う。リバプールで5シーズンプレイしたシャビ・アロンソは、彼にとって心安く、喜んで芝の状態についておしゃべりをする。

バージェスはマドリーに満足している。彼はダウンタウンのピソに、妻のメリッサ、2ヶ月前にイングランドで生まれた息子のオスカーと共に住んでいる。ロンドンでも彼は幸せではあったのだが。彼は、好んで自宅の庭を思い出す。そこには、面倒な仕事の後に働かなくても良いように、人工芝が設置してあった。また彼は、ロンドンにおけるアーセナルのライバル、トテナムのGKにしてやったいたずらを思い出すと、子供のような顔を見せる。「イアン・ウォーカー(スパーズのGK)が、試合前のウォーミングアップで、バカバカしいことをしたんだ。ダービーの前日に、僕はおもちゃのフンを買って、彼のエリアに置いておいたんだ。彼は5分間それを見つめていたよ。爆笑している僕を見るまでね。」
ピッチを管理する彼は、またレアル・マドリーのプレッシャーも感じている。「毎日、それを認識する。ピッチ担当の代表であるアグスティンは、その理由を知っている。「これは本当に難しいものだ。」 アグスティンはそう言い、スタンドを見回す。「100個の良いことをしたら、嬉しいだろう。1回だけ悪いことをしたら...。」 ベテランのアグスティンは、ポール・バージェスの肩を叩き、ロッカールームの方に去っていった。
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ミラノ行き

2010-11-02 21:30:37 | football
ミラン行きを前に、今日もバルデベバスで午前トレーニングを行ったマドリー。試合前日は、だいたい現地で調整するものだと思うのですが、今回はミラノでは何もしないのか…それとも、夕方~夜に軽く身体を動かすくらいはするんだろうか。

ニュースは、ラスとガゴが全体に合流、他の選手たちと同じリズムでトレーニングができたこと。
だったんですが、結局ミラノ行きの召集リストからは、どちらも外れることに。

GK:イケル、デュデク、アダン
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、マルセロ、マテオス、カルバーリョ
MF:ケディラ、アロンソ、エジル、ディアラ、カナレス、グラネロ、ペドロ・レオン、ディ・マリア
FW:ベンゼマ、イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド

負傷等による非召集:カカ、ガゴ、ガライ
監督判断による非召集:ラス

公式、非召集の理由を、きっちり分けて発表してますね……。
召集されてミラノへ行く選手たちも、全部で21人いますので、直前に3人外されることになります。選手たちは、現地時間14時45分に、シウダ・レアル・マドリー(=バルデベバス)に集合して、ミラノへと発ちます。


◇追加◇
マドリーの皆さんは、ミラノでの公開練習は行わない予定のようです、とMARCA情報。現地19時より、モウリーニョと選手を代表してセルヒオ・ラモスが、公式プレスカンファレンスに出席するとのこと。また、月曜日のトレーニングで、ディ・マリアが膝を強打していた模様。今日のトレーニングに出てこられたことで、特に問題はないようですが。


11月28日(日)21時
月曜開催だの何だのともめていたクラシコの日程は、上記日時でおさまりそうだ、とのこと。


ケディラさんの一目ぼれ
最近露出が多いケディラの、まだ公式も載せてないっぽい、ASのインタビュー
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Q:なぜ最初はチームにフィットするのが難しかったのでしょうか?
K:言葉のためというのが少しあるね。今は、監督とのコミュニケーションはまったく問題ない、彼が望むことは完璧にわかるよ。僕は、カステジャーノの教育の新しい方法を知っているドイツの仲間と一緒に過ごしている。1日のうちの何時間かを、スペイン人と過ごすんだ。朝食、トレーニングの後のランチ。僕たちは一緒にいろいろなことをして、それでより早く効果が出る。これは、よりスピードのあるスペインサッカーとドイツサッカーの違いにも影響しているね。

Q:モウリーニョがあなたに要求するものは?
K:彼は僕に、シャビの傍で重要な軸を構築することを期待している。正確な機能を説明するのは難しいよ。僕たちは、チームに強力な軸を構築し、試合を構築し守らないといけないチームが常に一体となって、スペースを作らないように。良いディフェンスがタイトルにつながるんだ。

Q:シャビは、素晴らしいクオリティを備えた選手で、あなたより後方でプレイします。あなたが上がったり下がったりしないといけないのですか?
K:シャビと僕は、完璧に補給し合っている。彼はエクセレントだ、パスはとても正確で、25メートルの距離からすごいシュートを打つ。でも、前線に穴がある時には、僕がそこへ行って埋めなければならないと自分で理解している。でもそれと反対のことも起こりうる。実際、僕たちは同じ役割を担っているんだ。僕たちは、互いにどっちもやるんだ。それは試合の中で、試合次第なんだ。

Q:十分に補完しあっていますか?
K:コミュニケーションは、良いから最高へと移っているよ。僕たちの動きは自動化されていっているし、互いに何をしなければならないか、どんな時にどの場所にいなければならないかを、互いに理解している。シャビに対しては、僕はいつもチャンピオンズの試合で彼を追っていた。ピッチでは素晴らしい戦術家、インテリジェンスがありファイターであり、彼からは多くのことを学べる。彼は、偉大なフットボール選手にあるべきものすべてを備えている。

Q:マドリーがあなたを欲しがっていることを、どうやって知ったのですか?
K:代理人が教えてくれたよ。

Q:まだシュトゥットガルトの選手であるのに、バルデベバスにモウリーニョを尋ねたのは、とても驚くことだったのでは? (バルデベバスに)足を踏み入れてみて、どうでしたか?
K:それは秘密だよ! 裏口からだから(笑)。まだバカンスがはじまっていなかったけど、既にモウリーニョが僕にSMSでコンタクトを取っていたんだ。彼が僕を望んでいると知って、興味をそそられたよ。

Q:その時の会話はどうでしたか?
K:会ったのは短い時間だった。僕を納得させるのに、3分間で良かったんだ!

Q:一目ぼれだった?
K:それはもう(笑)。すごく説得力があった。

Q:マドリーのロッカールームは予想していたとおりでしたか?
K:すべてが、シュトゥットガルトよりも、大きくて壮観だ。印象深かったよ。よりプロフェッショナルで、より快適だ。それに、すばらしい雰囲気がある。スペインのスター選手たちと一緒に戦っているという事実は、メンタル的な備えをさせる理由になった。そしてここへやって来て、僕は素晴らしいファミリーを見つけたんだ。

Q:子供のころの一番のお手本は誰でしたか?
K:たった1人、ジダン、彼がオンリーワンだ。

Q:いつ彼を見始めたのですか?
K:98年のワールドカップ。僕は11歳だった。あの時は素晴らしい代表だったね。それから僕は、彼がどれだけ本物であるかということを見るようになった。

Q:では、あなたのレアル・マドリーについての最初の記憶は?
K:2002年の、レバークーゼンとのファイナルを見たこと。他の子供たちと同じように、マドリーはいつも人生に現れていたものだけれど。ドイツではコンスタントに情報がもたらされていたよ。

Q:あなたをバラックと比較されると、どう思いますか?
K:バラックはワールドカップを前に負傷した。運が悪いことだった、特に彼はキャプテンだったんだ。誰の身にも起こり得ることだ。僕は、自分を皆に、世界に見てもらいたかった。それに、これが僕のチャンスだと理解していた。僕は、彼を真似しようとはしなかった、ただ自分のスタイルで、補おうとしていただけだ。

Q:スペインがラウルを外したように、ドイツにも前へ進むためにバラックを外すことは必要だったのでしょうか?
K:(考えて)それは違うケースだよ。バラックは怪我していた。ラウルのケースは、若い選手たちがいたからだった。まるで、この先もう代表でプレイしないように聞こえるけど、そうじゃないんだ。彼は僕たちのキャプテンであり続ける。スポーツには、時々こういうことがある。ある選手が良くないのに、見世物が進められなければいけないような……。

Q:とても若く、また多様な人が混ざり合うドイツ代表についてどう考えていましたか?
K:何よりも美しいのは、フットボールが人々を結びつけることだ。僕たちにとって、この機会にドイツを代表することは責任だった。なぜなら、ピッチの外では何か特別な社会が作られていることがわかっていたからだ。世界全体は、ドイツの別のイメージを見ていた。誰もの頭の中にあった典型的なドイツではないものだ。混ぜ合わせの、若い、才能があるチームのイメージは、ひとつの模範として役立つものだ。そして生きる喜びが、良い感覚につながる。

Q:政治のことはフォローしていますか?
K:もちろん。重要な問題でしょ、違う? メルケル首相がロッカールームにやって来て、エジルに手を差し出したのは、信じられない瞬間だったよ。忘れなれないものになった。あの状況に、僕たち皆が心を奪われたよ。

Q:あなたの宗教は?
K:ムスリム。

Q:ここでは周りにムスリムの選手たちがいますね。エジル、ディアラ、ベンゼマと。試合前に何か儀式的なことはしますか?
K:それはお互い個人のことだ。僕はそんなに深刻に捕らえていない。標準的な手順や習慣的な儀式はするけど、でも試合前に特別にすべきものはないよ。

Q:あなたのお母さんはドイツ人、お父さんがチュニジア人ですね。どうやって出会ったのでしょう?
K:父が、ドイツ人と結婚した友人を訪ねたんだ。それが最初の出会い。その時はもう父はドイツにいたんだ。でもドイツ語はしゃべれなかった。

Q:その頃のことをどう聞いていますか?
K:大変だったと。でも、それは克服できる例だね。父は金属の会社で働いていた。このことは、不可能なことも可能なことになり得るという例を僕に教えてくれたものだ。

Q:お父さんもサッカーをしたのですか?
K:そう、GKだった。でも結局プロフェッショナルにはならなかった。

Q:お父さんがあなたにくれたアドバイスの中で一番のものは?
K:人生の価値。何よりも誠実であること、そして自分の夢を追求すること。父が強く言ってくれたのは、そういうことだ。僕が自分のモチベーションを作り上げていくのに、直接的に影響した。そうやって、僕は代表に入り、マドリーにやってきたんだ。

Q:あなたは8歳でシュトゥットガルトのアカデミーに入りました。今と同じように、その頃も他の子達に比べて、しっかりした身体だったのでしょうか?
K:そうだね、いつでも身体の大きな子達の1人だったよ。皆が、僕はスピードに問題があると言っていた。身体が大きいから、何でもスローに見えるんだね。それで、いくつかテストをされたら、僕が一番速いことがわかった。皆が謝ってくれたよ。

Q:再びチャンピオンズです。勝てる(タイトルを取れる)でしょうか?
K:もちろん。監督と選手たちそれぞれの夢をかなえることになるだろう。一番のチャレンジなんだから。僕たちは、とれるだけ最大限のタイトルを取りたいと思っているよ。

Q:今年のバロンドールは誰が取るでしょうか?
K:すごく難しいね。チャビやスナイデル、いくつか名前が挙がっていて、彼らは皆本当に素晴らしい選手たちだ。そして全員が、ワールドカップで重要な役割を果たした。僕は、ドイツの誰かが取ってくれたら嬉しいんだけど……。

(了)
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3チームそれぞれ

2010-11-02 07:17:33 | football
月曜日
マドリーの皆さんのトレーニングは、完全非公開で、特に
情報はなし。


カスティージャ見学
日曜日のことですが、午前からのトレーニングを終えたトップチームの選手のうち、マルセロ、イグアイン、グラネロ、カナレス、マテオス、アダンが、カスティージャの試合を見学していたそうです。グラネロとかマテオス、アダンとか、カスティージャの先輩たちが見に行くだけでなくて、マルセロやイグアインまで行っているというのが、なんかこれもチーム内のつながりの良さを示しているみたいで、いいなあと思う。








ハワード・ウェブ
水曜のミランvsマドリーの審判団はイングランドセット、主審はハワード・ウェブ。スペイン各紙は、シャビ・アロンソの腹を蹴り飛ばしたデヨングを退場にさせなかったあの主審、て感じの扱い。


モウリーニョ・ノート
カナル・プルスの番組「El Dia Despues」で、先日のエルクレス戦終了後、ベンチ前に投げ捨てられていたモウリーニョのメモの切れ端を拾ってきて解読するという……秘密保持の問題がとか、拾って帰れよとか、マドリーのオフィシャルショップで売っているメモ帳なのかなとか、そもそもこれ本物なの?とかいろいろ思わないでもありませんが、とにかくそんなものが紹介されてました。
細かい指示はよくわからなかったのですが、最初の交代案は実際に行ったものとは違っていたらしい。モウリーニョのメモには、ペペと交代させるのはペドロ・レオンで、ペドロ・レオンを右に、ケディラをCBに下げ、エジルをシャビ・アロンソと並べてピボーテの位置に、というフォーメーション。どこでベンゼマにしようと思ったんだろう。
また、動画の最後の方で出てくる数字の羅列、38+13+6=57は、リーガ38試合、チャンピオンズリーグ13試合(ファイナルまで戦うと13試合になる)、国王杯6試合(ベストエイト進出まで)という試算が。国王杯、重要だったんじゃないんですか…?

カニサレス、相変わらず男前。





ラウル「チームには恐怖がある」
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ラウルはチームが自信を失っていると考え、一方監督は、なぜ自チームがヨーロッパで戦っているようにリーグ戦でもできないのかを説明できない。

シャルケ04のストライカー、ラウル・ゴンサレス・ブランコは、自身のチームがこの週末のリーグ戦で、この悪い状況にいることに恐怖を感じ始めていると認めた。「僕たちがゴールできないと、そこから、チームは恐れを感じ始めたんだ。」 ラウルは、ホームで迎えたバイヤー・レバークーゼン戦で敗戦した後、そう説明した。「僕たちは自信を失い恐れを感じている、でもそれは克服できるだろう。」
レアル・マドリーを離れた最初の経験において、チャンピオンズ・リーグの歴史上最多ゴールを記録したラウルは、このようなシャルケを予想してはいなかった。チームは昨シーズンはリーグ戦で準優勝しながら、現在ブンデスリーガでは、10試合で1勝しかしていない。チームは、14人が放出され15人が新加入と、フェリックス・マガト監督によってまったく刷新されたが、土曜日には自身のファンたちからのブーイングを浴びた。
シャルケ監督によれば、「我々の選手たちは、順位表の上位にいることに慣れている。そして彼らはこの状況をうまくコントロールできていない。」 現時点で、マガトの地位に危険はない。なぜなら、シャルケはチャンピオンズリーグのグループBでは、リヨンに3ポイント差で2位につけており、トーナメントへの出場権を手にできるはずだからだ。
「順位表の上位を眺めるのは意味がない。我々は、順位表の下部から離れなければならないのだ。しかし私には、なぜリーグ戦でチャンピオンズ・リーグでしているのと同じように戦えないのかがわからない。」とマガトは話す。「ザンクト・パウリ戦(次のリーグ戦)は、テル・アビブ戦(火曜のCL)よりもはるかに重要だ。」 そう監督は警告している。
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スポナビにも記事が出てましたが、一応自力でも。以下、愚痴まじりの試合感想。

なんかもう、シャルケのリーグ戦について書くのが嫌になるというか同じことの繰り返しのような......いや、成長してる部分もあるとは思います。右サイドバックでレギュラーに定着している内田、このレバークーゼン戦では、かなり良かった。右サイドのファルファンと、これまではなかなか息があったところってなかったと思いますが、この試合では連携がいくつか見られたし、いいクロスもゴールになりかけた惜しいクロスもあった。攻撃に勢いがあった分、このサイドは攻められることも少なかった。あとはフンテラール、ラウルともっと呼吸が合えばということと、できたら、中へ切れ込んで...とか、もっとバリエーションが付けられたら。
という前半は良かったんです。あの時間帯でゴールが決まっていれば。でも決定力を欠いた。

後半、左サイドバックで先発していたシュミッツが負傷で出てこられず、先発ボランチのクルゲ?ラキティッチ?がそこを補填、マティプが交替出場でボランチを…….マガトは本当にボランチ、マティプでいいと思ってるのかなあ。本当にわからない。若いからまだ足りないところがあるとはいえ、守備も攻撃も良いと思えたことがないです......。センターバックが真ん中をブチ抜かれてピンチになるのが、もはや風物詩みたいになってるシャルケですが、変に高いポジション取りして置いてかれるCBも悪いですけど(スピードにも欠けてるし)、その前のフィルターが効いてないのも原因では。攻撃も、なんとなく前へ蹴ってるだけで、組み立ての気配もなさそうで。結局この試合では、交替で出場させたマティプを、再び引っ込める羽目に。他にボランチ、いないってことなんですかね。チームの中心になるべきポジションなのに。

この中心がしっかりしなくて、攻撃にもマトモなボールが出てこないので、そうするとラウルが下がっていくという、チームが悪い状況のときによく見られる展開に。特に、フラドが標準以上の出来でないと(この試合、そんなに良くなかったと思う)、ラウルが下がる傾向が激しいように思います。ラウルに下がるなと言いたいけど、そしたらまともなボールなんてこない。相手はフラドとファルファンつぶせばいいわけで。
ラウルが移籍することが決まって、これまでマドリーで走り回ってた分、ペナルティエリア付近に来たボールをゴールに流し込む、くらいの気楽な役目になれば、なんて勝手に甘いこと思ってましたが、こんな展開になるとは。11試合して1勝なんて経験も、降格圏にずりずり落ち込む経験も...さすがにマドリーが降格圏はなかっただろうと思うので(なかったはず...バルサは惜しいシーズンがありましたが)、ラウルにとっては初めてのことだろうと思います。新鮮な経験だとは思いますが、なんて気楽なこと言ってられる状況ではないし。良くなってきてはいると思うので、運よくでも良いから勝って、それが1つ2つと続けられれば……。


29度?
そんなシャルケは、火曜日にCLハポエル・テル・アビブ戦を控え、既にイスラエル入りしているそうです。デュッセルドルフからフライト4時間、到着地テル・アビブは、なんと日光降り注ぐ気温29度。11月頭のドイツはもうかなり寒くなってるはずで…。テル・アビブ、試合時刻にどれくらいになるのかわかりませんが、気温変化の対応も大変そうです。
テル・アビブ行きの選手リストには、エスクデロが。ここまで国内カップ戦にしか出てないそうですが、シュミッツ負傷、サルペイも呼ばれてないので…左SBで出てくるのかな。右SBはたぶん内田で間違いなさそう。

Tor: Manuel Neuer, Lars Unnerstall
Abwehr: Sergio Escudero, H�wedes Benedikt, Christoph Metzelder, Nicolas Plestan, Atsuto Uchida
Mittelfeld: Ciprian Deac, Jurado, Peer Kluge, Joel Matip, Christoph Moritz, Ivan Rakitic
Angriff: Edu, Jefferson Farfan, Mario Gavranovic, Klaas-Jan Huntelaar, Raul

なんとありがたいことに、今回の解説は金子ではないそうです。


最後に:エスパルスの話
健太の退任は、ある程度覚悟があったというか、受け入れられるところはあります。6年やって来て、健太のおかげで、どん底からチームが上昇していって、優勝争いに(ちょっとでも)から婿とができるようになった。でも優勝できるチームにならなかった。昨年今年と同じような失速を経験して、この辺りで変化というのも、納得できるところはある。
でも、イチ(=市川大祐)とテル(=伊東輝悦)の戦力外のニュースには……まだ公式発表ではないですけど、これは辛い。テルもイチも、清水一筋で。イチなんてジュニアユース(中学)からエスパルスで、17歳でトップチームにデビューして日本代表にも入って……あのイチがもう30歳なんて信じられませんが、いまも右SBで先発なのに、それを戦力外なんて。生まれ育ったクラブではない、外の世界を経験するのも良いなんて、ラウルとかグティの件でそう思える部分もありますけど……でもまだ気持ちの部分では受け入れがたい。オレンジ色じゃないテルやイチなんて……。