けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

国王杯アトレチコ戦、召集選手

2014-02-04 22:33:20 | football
国王杯アトレチコ戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:ぺぺ、セルヒオ・ラモス、バラン、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ナチョ、コエントラン
MF:シャビ・アロンソ、ベイル、モドリッチ、イジャラ、カゼミロ、イスコ、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ、ヘセ

長期離脱中のケディラを除き、全員が召集リスト入り。アンチェロッティは前日プレスカンファレンスで、ラテラルの2人、アルベロアとコエントランの先発を明言しています。バランについては、「明日はプレイできるかもしれない、そうでなければ土曜日に。コンディションは非常に良い。」とのこと。また復帰したベイルについては、明日は起用できる状態、としていますが、先発かどうかは不明。たぶん先発だろうとは思いますが。


クリスチアーノの処分問題
ビルバオ戦後半30分、グルぺギの顔をはたいたとして退場になったクリスチアーノ・ロナウド。通常はリーガの次節1試合のサスペンションのはずですが、報道はもっと重い処罰があるのでは、とやや加熱気味。

まず問題の場面について、主審を務めたアイサ・ガメスは次のように報告したとのこと。
「7番、ドス・サントス・アベイロ、クリスチアーノ・ロナウドは、以下の理由により退場となった。試合が止まっている時に手で相手の顔を叩くこと。」

通常であれば、相手に対する暴力的行為で1試合の出場停止(ビジャレアル戦)。しかしその後にロッカールームに引き上げる際、手で自分の顔を触るジェスチャーをしたそうで(これがどういう意味なのかは知らないですが)す。これが第4審判への侮辱とされた場合、さらに2試合の出場停止(ヘタフェ戦、エルチェ戦)になる可能性がある。一部報道ではさらに出場停止試合数が増えるとも見ているが、その場合はコパに影響が出る(らしい、この辺はルールがよくわかりません)。

水曜の午前に行われる競技委員会で裁定が決まるそうですが、上にあるとおり、場合によっては同日の国王杯アトレチコ戦にも出場できない可能性があるということ。マドリーは、サスペンションを低減するため、競技委員会の最低の前に既に訴えを行うことを決定。アイサ・ガメスのレポートについて、問題のシーンは、主審の見解とは異なりボールはまだ止まっていない(インプレー)状態だったと見ていること。クリスチアーノのジェスチャーは第4審に向けたものではないこと…等。競技委員会の裁定が重いものであればマドリーは上訴委員会に上訴するつもりでいること。その場合上訴委員会は水曜日中に緊急に開かれること。
要するにクリスチアーノが水曜のアトレチコ戦に出られるかどうかは、厳密にはまだ決まっていないということのようです。問題のシーンでクリスチアーノが退場なのはまあ妥当だとしても、先に手を出して反応を誘ったグルペギにはお咎めもなく、同等の対処でも良かっただろうイトゥラスペは黄色のみ、ユニを思いっきり引っ張られていた別場面ではファウルも注意もなく…とマドリー側から主張したい事もいろいろある中で、通常以上のサスペンションがあるのか?という気もしてます。

分けましたが

2014-02-03 07:15:20 | football





13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 22
Athletic Bilbao 1-1 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ヘセ

ゴールは見事でした。ディ・マリアからベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウドと渡って、シュートに持ち込まずヘセの足元ぎりぎりへ。ヘセもちょっと触るだけだったけどよく入れた。クリスチアーノのアシストも、ほんと良かった。
守備はだいぶ苦労して、失点もしてしまいましたが、セントラルとピボーテの3人は良くやってくれてたなと思います。ラテラルが、アルベロアとコエントランだったら、もうちょっと安定してたんじゃないか…という思いは否めないんですが。アロンソはギリギリのプレイが多くてひやひやしたけど、ああやって食い止めてくれたからこそ、良く守っていられたんだと思います。ああでも1失点。
クリスチアーノの退場は、結果的に手を出してるんでまあロハだなあとは思うんですが、その前が酷いよなあ…。ジャンプで競り勝っただけなのに、ファウル取られたり。ユニフォームを思いっきり引っ張られて倒されてるのにファウル取られなかったり。そもそも退場シーンも、先に手を出してるのグルペギだし。あまり笛を吹かない、カードを出さない主義の主審のようですが、そのために取るべきファウルを取らないってのは、どうなんですかと。試合後にグティさんがTwitterで、「マドリーの次の試合は相手が12人じゃないといいね。」と言ってるくらいの感覚です。
クリスチアーノのサスペンションは、次節リーガのビジャレアル戦に適用され、コパのアトレチコ戦は出場可能のようです。うっぷんを晴らしてもらいたい。


ビルバオ戦、召集選手

2014-02-02 23:06:06 | football
ビルバオ戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、バラン、マルセロ、コエントラン、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:シャビ・アロンソ、モドリッチ、カゼミロ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ヘセ、モラタ

何よりも大きなニュースは、バランの召集リスト入り。ここしばらくの無失点記録は、ぺぺとラモスのセントラルコンビで成し遂げているので、この試合でバランが先発にということはないかもしれませんが、試合に出られる状況にまで復活してきたのだ、ということは大きい。
一方で、フィジカルに問題があるベイルは、回復が間に合わず、リーガのこの試合もベンチ外に。好調のヘセをベイルの代わりに起用するか、イジャラをトリボーテの一角として、ディ・マリアを右サイドに起用するか…。
試合は本日21時、国王杯で遂に土のついた、サン・マメス・バリアにて。



数日前の記事ですが、国王杯でのイジャラメンディのパフォーマンスについて、ヘセとラウルの比較、の2本の記事。

イジャラは既に、「教授」シャビに学んだことを示している
彼はコパで出場機会を得て、この試合ベストの存在の1人であった
「14番」の傍らでより大きな自信を得ている

アシエル・イジャラメンディは、エスパニョールとの試合で、最も完ぺきな試合の1つをして見せた。彼はあちこちに姿を現し、後方からの大胆なパスを見せたり、3番目の選手として、シャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモスの後ろからボールを回収したりしていた。
白のファンたちは、最近の試合でのイジャラメンディに、当惑した目を向けていた。先発になることはほとんどなく、パフォーマンスにはまだまだ物足りないものがあったためだ。ある時には、思い切って中盤で舵を取ろうとしない様子から、シャヒンと比較されることすらあった。

大胆さと自信
エスパニョール戦、「24番」はインコたちを前にして、ひるむ様子はなかった。彼は、いくつかかなり長い距離のパスをミスした後、「メイド・イン・シャビ・アロンソ」のロングパスを何本か出している様子が見て取れた。ボールを足元に収め、エスパニョールがプレッシャーをかけてきたときも、2人以上を相手にボールを送ることを躊躇わなかった。
彼は、モドリッチとシャビ・アロンソで構成される中盤ペアの貢献の重要さを理解しており、そのため彼はコパで与えられたチャンスを最大限に生かす必要があるのだ。エスパニョール戦のパフォーマンスの結果、次の対戦(ビルバオとアトレチコの勝者)での出場は、驚くことではないだろう。

「教授」を助ける
後半が始まった頃、アンチェロッティの守備体系のミスマッチがあり、ラモスとコエントランがいない状態で、左サイドでセルヒオ・ガルシアがドリブルをシャビに仕掛ける危険な事態があった。しかし、セルヒオ・ガルシアがクロスを上げようとしているところで、イジャラがこのエリアを救った。このプレイを含め、イジャラメンディのボール奪取数は11となり、セルヒオ・ラモスからは2回、シャビ・アロンソからは3回、それぞれ少ないだけだった。
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ヘセ、ラウルの後継者
「今シーズンの僕の目標は10ゴールを挙げること。」 火曜日にヘセは、今シーズンの挑戦について語った。この挑戦は、思いつきで言ったものではないだろう。彼がレアル・マドリーでの最初のシーズンで、自身を振り返るお手本としているラウルがあげたゴール数とちょうど同じなのだ。
フットボールのプレイぶりでは、ヘセはクリスチアーノ・ロナウドに似ているように見える。しかしカンテラの全選手たちの最終的なお手本であるラウルと彼を比較するのは避けられないことだ。ヘセはトップチームのドアを蹴破り、先発の中に割って入り始め、このことから、ラ・ファブリカで作られた2人の間の比較が始まることになった。
トップチーム初年度の出場時間としては、ヘセはラウルには遠く及ばない。しかしそのパフォーマンスは、レジェンドの7番を羨むようなことにはなっていない。実際、ヘセはラウルに比べて、ゴールでもアシストでも、アベレージでは優れている。
レアル・マドリーでの最初の21試合、ラウルは3,345分間プレイし、8ゴール、2アシストの成績だった。一方でヘセは、今シーズン既に21試合、597分間プレイし、4ゴール、5アシストを挙げている。このデータが明らかにするのは、ヘセのゴレアドールとしての能力(149分ごとに1ゴール)が、ラウルの最初のシーズン(168分ごとに1ゴール)を上回るということだ。

12番目の選手
ヘセは、レアル・マドリーでのこの最初のシーズン、ますます力をつけている。今シーズンの最初の10試合では、わずか48分間しかプレイできなかった。わずかな時間だが、彼はこの時間を活用することができた。出場したどの時間でも、ヘセは、白のチームでプレイする準備ができていることを示していたのだ。
ヘセは23番目の選手としてスタートした(カゼミロよりも後ろだった)が、今は12番目の選手だ。アンチェロッティのプランでは、ベイルが負傷するとヘセは先発の11人になり、ベンチに入っているときも、試合の活性化のためにはイスコよりも先んじて起用される。
マドリーでは、ヘセの台頭を喜んでおり、これを大きく評価している。「ヘセはビッグプレイヤーになる素質がある。しかし我々は、注意深く見ていかねばならない。」とブトラゲーニョは火曜日の試合後に話した。間違いなくヘセは、ラウルの後継者として捉えられている。
ヘセ・ロドリゲスにとって、「7番」の後を追っていくのにはまだまだ長い道のりがある。しかし間違いなく、ゆるぎない足取りで、その道を進み始めたのだ。
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D.E.P. Luis Aragones

2014-02-01 17:14:50 | football


ルイス・アラゴネス元監督が、2月1日の朝にマドリーの病院で亡くなりました。享年75。爺ちゃんだとは思ってましたが、それでも75はまだ若い……。
いろいろと口が過ぎる等の問題もあった人ですが、(好きになれない点もありましたが)、偉大な監督の1人でした。
リーガでは、アトレチコ・マドリー、バルセロナ、ベティス、エスパニョール、セビージャ、バレンシア、オビエド、マジョルカで監督を務め、2004年から2008年にはスペイン代表監督として、EURO2008を制覇。