今日は大晦日。刻々と迫ってくる新年☆ 満足のいく状態でなくても目をつぶり、取りあえず年越しそばとお煮しめは作ろう…(溜息)。
今年は息子の小学校入学を初め、いろいろなことがありました。ブログも3年目に入り、素敵な出会いや思いがけない展開にワクワクドキドキしながらも、仕事に追われて駆け抜けた1年でした。来年は職場で新しいプロジェクトが始まる予定もあるし、またまた慌ただしい年になりそうですが、『継続は力なり』で計画的に記事をアップしながら4周年を迎えられるよう頑張りたいと思っています。
▲オルレアン島の「船長の家」の雪かきをするルネ
今シーズンのケベックはと言うと、10月29日に雪が降って寒さが厳しいようです。1年で最大のイベントであるクリスマスを終えた後は、のんびりムードのケベック。でも子どもたちは冬休みを満喫していることでしょう。
12月31日の大晦日も、子どものいる家庭ではカウントダウンにシャンパンを開けてお祝いするくらい。”10、9、8、、、Bonne Annee!(ボナネ:明けましておめでとう!)”という掛け声とともに、みんなでお祝いのキスを交わし、一瞬盛り上がった後はシャンパンを飲んで、「じゃあ、おやすみ」って寝るだけという家庭も多いとか。
▲ルネと妻マリー=ジョゼ(デビュー25周年誌より)
大晦日の夜だけは、外で飲んで御機嫌で「Bonne Annee!」と叫んでいる人がいたり、若者や独身者は夜通しあちこちのバーやパブで催される年越しパーティーを楽しむようです。
仕事帰りにバーやパブでビールを飲んで、会話を楽しむのはケベックの人たちの楽しみの1つでもあります。映画「普通の子供”Un enfant comme les autres”(日本公開時『ルネ・オン・メロディ』)」の、ルネが兄レジスのギターで歌を歌ってお小遣いを稼ぐシーンにもでてきますが、健康的な感じで、広くて、たいてい真ん中に簡単なダンスフロアがあり、踊れるようになってます。フロアの周りにはビール片手に、踊る人たちを見ている人やおしゃべりをしながら立っている人の輪ができます。壁沿いには座って飲めるスペースがあり、夏には外にテーブルを出した席でも楽しめます。
ケベック人はビールが大好き。ビールは小瓶で出てきますから、ラッパ飲みするのが当たり前。グラスを使うのは女性だけだそうです。私が新婚旅行で行った時は、アルコール度数の高いヘル・ビア(地獄のビール★鎌を振り上げた死に神のラベルで「地獄に堕ちろ」と書いてあります! 笑)を頼んだので、グラスを2つ付けてくれましたが…。(ちなみにルネ・パパ、ジャン=ロック・シマール氏は、ビールでアルコール依存症になりました。)
※「ルネ・オン・メロディ”Un Enfant Comme Les Autres(普通の子供)”」
http://media.putfile.com/Extrait-un-enfant-comme-les-autres
なお、ケベックは飲酒運転には大変厳しく、つかまれば即一年間の免停。クリスマスシーズンになると、赤鼻のトナカイ、ルドルフの愛称を酔っ払いの赤鼻に引っかけた「Operation Nez Rouge(オペレーション・ネ・ルージュ=赤鼻オペレーション)」と呼ばれる代行サービスが始まるそうです。これは12月中のみ、ボランティアの人たちで形成されているグループが、3人1組で呼んだ場所まで迎えに来てくれるそうです。料金はかかりませんが謝礼を渡すのが暗黙の了解で、この収益金は全額、若者育成のために使用されるということです。
冬の時期のケベック料理といえば、フォンデュシノワと呼ばれる鍋料理があります。友だちなど呼んだ時に、みんなで楽しみながら食べられます。英語で言えば「チャイニーズフォンデュ」で、有名なスイスのチーズフォンデュのスープ・バージョンのようなもの。コンソメベースのスープが入っている深鍋を卓上で熱し、スープがグツグツいってきたら、薄くスライスしたビーフやチキン、煮えやすい野菜を串に刺し、鍋のスープで軽く煮てソースにつけて食べます。スープにしっかり味がついているので、野菜などはソースを付けずにそのまま食べても美味しいそうです。フォンデュシノワ用の串はお尻の方が色分けされていて、最初に自分の串が何色かを覚えておきます。冬場はレストランでもメニューに載るそうですよ。
ルネが日本で気に入った料理の中に「しゃぶしゃぶ」がありましたが、ケベックの人が日本のしゃぶしゃぶを食べて、フォンデュシノワに似ていると言ったそうなので、ルネ・シマール一家も食べていたかもしれませんね。ちなみに、那須のホテルでしゃぶしゃぶにはまった息子のために、行きつけの那須のお店で3日に届くように頼んできたお肉が届いたら、うちもしゃぶしゃぶをします♪
大晦日の夜に放送されるケベックで毎年恒例の年越し番組「Bye Bye」はお笑い番組だそうですが、日本で言えば「NHK紅白歌合戦」のようなものでしょうか。
「紅白歌合戦」といえば、最近は強力な裏番組に押されて視聴率が落ちてしまっているようですが、ルネ来日当時は、ほとんどの家庭が見る大晦日定番の娯楽番組でした。でも、私は毎年途中でうたた寝してしまって、最後までまともに見られたためしがありません。実家は「ゆく年くる年」が始まって日付けが変わってから、歩いて5分の神社に初詣に行くのが恒例の行事だったので、番組最後の所だけ見て勝敗は知ることができました。しかし、シマ姉家は早々寝てしまう家なので、紅組白組のどちらが勝ったのかは翌日のニュースを見ないとわかりません(笑)。最近は特に好きな歌手がいないため見なくなりましたが…。多分明日アップする記事を作っていることでしょう(笑)。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
今年最後に、ルネが監督を務めるマカオの「シルク・ド・ソレイユ」情報です。
カナダのルネ・シマール・ファンのコミュニティー・サイト”Passion Rene Et Nathalie Simard”で紹介されていた画像です。2010年にマカオのフォーシーズン・ホテルで「シルク・ド・ソレイユ」の新作レジデントショーが予定されてることは皆さんご存知と思います。ホテル(「ヴェネチアン」とありますが)と、現在建設中のショーのための劇場(多分)画像をアップしました。休みが取れたら行きたいなあ…。
それでは、よいお年をお迎えください!
今年は息子の小学校入学を初め、いろいろなことがありました。ブログも3年目に入り、素敵な出会いや思いがけない展開にワクワクドキドキしながらも、仕事に追われて駆け抜けた1年でした。来年は職場で新しいプロジェクトが始まる予定もあるし、またまた慌ただしい年になりそうですが、『継続は力なり』で計画的に記事をアップしながら4周年を迎えられるよう頑張りたいと思っています。
▲オルレアン島の「船長の家」の雪かきをするルネ
今シーズンのケベックはと言うと、10月29日に雪が降って寒さが厳しいようです。1年で最大のイベントであるクリスマスを終えた後は、のんびりムードのケベック。でも子どもたちは冬休みを満喫していることでしょう。
12月31日の大晦日も、子どものいる家庭ではカウントダウンにシャンパンを開けてお祝いするくらい。”10、9、8、、、Bonne Annee!(ボナネ:明けましておめでとう!)”という掛け声とともに、みんなでお祝いのキスを交わし、一瞬盛り上がった後はシャンパンを飲んで、「じゃあ、おやすみ」って寝るだけという家庭も多いとか。
▲ルネと妻マリー=ジョゼ(デビュー25周年誌より)
大晦日の夜だけは、外で飲んで御機嫌で「Bonne Annee!」と叫んでいる人がいたり、若者や独身者は夜通しあちこちのバーやパブで催される年越しパーティーを楽しむようです。
仕事帰りにバーやパブでビールを飲んで、会話を楽しむのはケベックの人たちの楽しみの1つでもあります。映画「普通の子供”Un enfant comme les autres”(日本公開時『ルネ・オン・メロディ』)」の、ルネが兄レジスのギターで歌を歌ってお小遣いを稼ぐシーンにもでてきますが、健康的な感じで、広くて、たいてい真ん中に簡単なダンスフロアがあり、踊れるようになってます。フロアの周りにはビール片手に、踊る人たちを見ている人やおしゃべりをしながら立っている人の輪ができます。壁沿いには座って飲めるスペースがあり、夏には外にテーブルを出した席でも楽しめます。
ケベック人はビールが大好き。ビールは小瓶で出てきますから、ラッパ飲みするのが当たり前。グラスを使うのは女性だけだそうです。私が新婚旅行で行った時は、アルコール度数の高いヘル・ビア(地獄のビール★鎌を振り上げた死に神のラベルで「地獄に堕ちろ」と書いてあります! 笑)を頼んだので、グラスを2つ付けてくれましたが…。(ちなみにルネ・パパ、ジャン=ロック・シマール氏は、ビールでアルコール依存症になりました。)
※「ルネ・オン・メロディ”Un Enfant Comme Les Autres(普通の子供)”」
http://media.putfile.com/Extrait-un-enfant-comme-les-autres
なお、ケベックは飲酒運転には大変厳しく、つかまれば即一年間の免停。クリスマスシーズンになると、赤鼻のトナカイ、ルドルフの愛称を酔っ払いの赤鼻に引っかけた「Operation Nez Rouge(オペレーション・ネ・ルージュ=赤鼻オペレーション)」と呼ばれる代行サービスが始まるそうです。これは12月中のみ、ボランティアの人たちで形成されているグループが、3人1組で呼んだ場所まで迎えに来てくれるそうです。料金はかかりませんが謝礼を渡すのが暗黙の了解で、この収益金は全額、若者育成のために使用されるということです。
冬の時期のケベック料理といえば、フォンデュシノワと呼ばれる鍋料理があります。友だちなど呼んだ時に、みんなで楽しみながら食べられます。英語で言えば「チャイニーズフォンデュ」で、有名なスイスのチーズフォンデュのスープ・バージョンのようなもの。コンソメベースのスープが入っている深鍋を卓上で熱し、スープがグツグツいってきたら、薄くスライスしたビーフやチキン、煮えやすい野菜を串に刺し、鍋のスープで軽く煮てソースにつけて食べます。スープにしっかり味がついているので、野菜などはソースを付けずにそのまま食べても美味しいそうです。フォンデュシノワ用の串はお尻の方が色分けされていて、最初に自分の串が何色かを覚えておきます。冬場はレストランでもメニューに載るそうですよ。
ルネが日本で気に入った料理の中に「しゃぶしゃぶ」がありましたが、ケベックの人が日本のしゃぶしゃぶを食べて、フォンデュシノワに似ていると言ったそうなので、ルネ・シマール一家も食べていたかもしれませんね。ちなみに、那須のホテルでしゃぶしゃぶにはまった息子のために、行きつけの那須のお店で3日に届くように頼んできたお肉が届いたら、うちもしゃぶしゃぶをします♪
大晦日の夜に放送されるケベックで毎年恒例の年越し番組「Bye Bye」はお笑い番組だそうですが、日本で言えば「NHK紅白歌合戦」のようなものでしょうか。
「紅白歌合戦」といえば、最近は強力な裏番組に押されて視聴率が落ちてしまっているようですが、ルネ来日当時は、ほとんどの家庭が見る大晦日定番の娯楽番組でした。でも、私は毎年途中でうたた寝してしまって、最後までまともに見られたためしがありません。実家は「ゆく年くる年」が始まって日付けが変わってから、歩いて5分の神社に初詣に行くのが恒例の行事だったので、番組最後の所だけ見て勝敗は知ることができました。しかし、シマ姉家は早々寝てしまう家なので、紅組白組のどちらが勝ったのかは翌日のニュースを見ないとわかりません(笑)。最近は特に好きな歌手がいないため見なくなりましたが…。多分明日アップする記事を作っていることでしょう(笑)。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
今年最後に、ルネが監督を務めるマカオの「シルク・ド・ソレイユ」情報です。
カナダのルネ・シマール・ファンのコミュニティー・サイト”Passion Rene Et Nathalie Simard”で紹介されていた画像です。2010年にマカオのフォーシーズン・ホテルで「シルク・ド・ソレイユ」の新作レジデントショーが予定されてることは皆さんご存知と思います。ホテル(「ヴェネチアン」とありますが)と、現在建設中のショーのための劇場(多分)画像をアップしました。休みが取れたら行きたいなあ…。
それでは、よいお年をお迎えください!