ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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Fermeture

2020年07月11日 | ルネの仏語の歌

 活動が活発な梅雨前線によって激しい雨が降り、河川の氾濫や土砂崩れなどの災害が発生しております。また、一度落ち着いたと思われていた新型コロナウィルスの感染が広がりつつありますが、ルネ友のみなさまは無事にお過ごしでしょうか?

 過去ログでも何度かお話ししたとおり、私も水害経験者です。東日本大震災でも被災しています。だから、今回の水害のニュースで見ていて他人事ではありません。

※過去ログ「水害に遭ったルネ・コレクション 」参照

 新型コロナウィルスの感染がまた広がりつつある中での避難や復旧作業など、困難を極めていることが推測されます。感染予防のために、避難所では人との距離を取り、マスクを着用し、なるべく話をしないようにするなどの感染予防対策がとられ、今までの避難所のように、人とのつながりを密にすることが難しいという辛い状況にあります。
 私も水害に遭った時、片付けでクタクタになっていたところに、県内から派遣され消毒薬をまきに来てくださった保健所の方が、防護服に身を包み、土足で家の中に上がってきた時は、この世の終わりのように感じましたし、過疎化が進んでいた町の将来を危ぶむ声も多く聞かれました。


 しかし、人の力は偉大です。あの頃は一般ボランティアなど無く、被災したどの家も、親類や知人、職場の同僚の協力を得て片付けをし、県や郡(国も?)の要請で、被災して出た粗大ごみや汚泥の撤去等が行われていたと思います。停電のためばかりかTVを見る余裕さえ無く、被災した町民自身は被害の状況を把握できないままでいました。それでも水害からの復興を遂げましたし、必ず乗り越えられます! 今は気持ちの余裕さえありませんが、頑張りましょう!!

「明けない夜はない」
「The night is long that never finds the day」   
 ※シェイクスピアの『マクベス』マルカムの台詞より


    ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 さて、本題の前に、去る7月8日、ルネがfacebookにメッセージを投稿しました。それは、下の写真と、娘ロザリーが彼女の兄であり、ルネの息子であるオリヴィエの誕生日に贈ったメッセージについてでした。


En tant que père je ne pouvais écrire un aussi beau texte que ma fille a composé pour son frère Olivier qui a aujourd'hui 31ans. La vie nous gâte d'avoir des enfants aussi merveilleux!!! 💕🥰smile🎂symbol1
私は父として、娘が今日31歳になった兄オリヴィエのために書いたような美しい文章を書くことができませんでした。人生はこのような素晴らしい子どもたちを持つことで、私たちをだめにします!!!💕🥰smile🎂symbol1

 ルネのこのメッセージによって、離れて暮らしている息子の31歳の誕生日を心から祝っていることと、ルネが元気にしていることが分かって、ファンの方たちもたくさんのコメントを寄せていました。そして、オリヴィエ、お誕生日おめでとうございますsymbol1

 それから、ここでちょっと訂正です。先週の記事でナタリーの年を10歳若く書いていました。拍手コメントで教えてくださったゲスト様、ありがとうございました! 女性は年より若く言われるのは嬉しいですが、記事では正確に伝えなくてはいけませんね! 反省!! 
 ナタリーは7月7日で51歳になりました。改めまして、ナタリー、お誕生日おめでとうございますsymbol1


 そして今回紹介いたしますのは、15枚目のアルバム” Toujours Plus Loin”の10曲目に収録された”Fermeture”です。


 この曲の原曲は、ダン・ヒルDan Hillの”Sometimes When We Touch”(1977)の仏語版で、邦題は「ふれあい」です。
 歌のタイトルのFermeture”は「閉めること」の意。 直訳のままでは味気無いので、まだ愛しているのに別れなければならないという歌詞の内容から、『この愛の終わりに』としてみました。また、愛する女性のことを『tu きみ』ではなく『vous あなた』と言っているので、言葉遣いを少し大人な感じに訳しています。 



 この歌詞で何日も悩んでしまったのは、”Je n'ai qu'attendre”。歌詞紹介サイトではそう書かれているのですが、発音の確認のため曲を聴くと、確実に単語が抜けているのがわかりました。違うのだけは判っても、私の仏語力では、すぐに当てはまる単語が見つけられません。何度も聞きなおし、辞書を引きまくりました。まず、「n'a ナ」ではなく「ne ヌ」と聞こえますし、抜けている単語は「フォレ」または「フレ」と聞こえます。ルネが歌っているYouTube映像のルネの口元を見て、最終的に「Je ne ferai qu'attendre ジュ ヌ フレ カッターンドゥル」になりました。意味は ”ne faire que・・・”が「・・・してばかりいる」なので、「僕は待ってばかりいるだろう」です。ちなみに「ferai」は「faire」の単純未来、”n'ai qu'à~”は「~しさえすればよい」です。それ以外にも、部分的に違っているところが有り、分かるところは直してあります。

 貼り付けてあるYouTube映像では最後に収録されています。また、下の♪Rene Simard - Fermeture (Japan Footage)では、1974年の第3回東京音楽祭世界大会でルネがグランプリとフランク・シナトラ賞を受賞した後、舞台下でパパやスタッフに囲まれながら、取材する記者たちにもみくしゃにされているシーンや、帰国前の羽田空港で、押し寄せたファンとガラス越しに交流するシーンがご覧いただけますsymbol1 (ただし、貼り付けてある映像は、YouTubeに移行してご覧ください)

Rene Simard - Fermeture (Japan Footage)
René Simard - Fermeture (Sometimes when we touch) (歌詞)
Dan Hill - Sometimes When We Touch



フェルムテュール
Fermeture (Sometimes when we touch)

ルール デュ デパール ア ソネ
L'heure du départ à sonner
ジュ ドワ デジャ マ ナレ
Je dois déjà m'en aller
ジュ マン ヴェ コム ダビテュードゥ
Je m'en vais comme d'habitude
ルトゥルヴェ マ ソリテュードゥ
Retrouver ma solitude
トゥー タ ルール ダン マ シャンブル
Tout à l'heure dans ma chambre
ジュ パンスレ ア ヴー
Je penserait à vous
ジュ ヌ フレ カッターンドゥル
Je ne ferai qu'attendre
ラ プロシャン ランデ ヴー
Le prochain rendez-vous

REFRAIN
マ スール ジョワ ドゥ ヴィーヴル
Ma seul joie de vivre
マ スール ジュワ デメ
Ma seul joie d'aimer
セ ル ヴー サヴォワール トゥー プレ ドゥ モワ
C'est le veut savoir tout près de moi
スィ ジュ メクテ シャク フォワ
Si je m'écouter chaque fois
ジュ ヌ ヴー キトゥレ パ
Je ne vous quitterai pas
ジュ ヴー ガルドゥレ ジュスカ ラ ファン ドゥ メ ジュール
Je vous garderai jusqu'à la fin de mes jours

オスィ マジック シャントゥール
Aussi magique chanteur
エートゥ ラントゥレ ドゥ ボヌール
Être entourer de bonheur
メ プー ドゥ ジャン ヌ サヴァ パ
Mais peu de gens ne savent pas
ク ロ ネ スール シュール ソ ネトワール
Que l'on est seul sur son étoile
ロワン ドゥ トゥー スー ク ロ ネーム
Loin de tous ceux que l'on aimes
ロワン ドゥ トゥー スー キ ヌー ゼーム
Loin de tous ceux qui nous aiment
ウィ オン ス サン プレ ア トゥー
Oui on se sent près à tous
ジュスカ ムリール プール ヴー
Jusqu'à mourir pour vous

REFRAIN

ヴー プーヴェ コンテ シュール モワ
Vous pouvez compter sur moi
ジュ スレ トゥージュール ラ
Je serait toujours là
プール フェー リール ブール プルーレ 
Pour faire rire, pour pleurer
ジュ ヌ ドゥマンドゥ ク サ
Je ne demande que ça

ルール デュ デパール ア ソネ
L'heure du départ à sonner
イル フォー ス セパレ
Il faut se séparer
オ ネ トゥージュール マルールー
On est toujours malheureux
ロスキル フォー ス ディー ラディユー
Lorsqu'il faut se dire adieu
ケル トゥリステス ダン モン クール
Quelle tristesse dans mon coeur
カン ヴー スレ パルティ
Quand vous serez partie
メ オン ディ ク セ タインスィ
Mais on dis que c'est ainsi
コン デクーヴル ル プリ デュ ボヌール
Qu'on découvre le prix du bonheur

REFRAIN


この愛の終わりに(ふれあい)

鐘が鳴り始まる時間
もう行かなければなりません
僕はいつものように出発します
僕の孤独を思い出して
ついさっき部屋の中で
あなたのことを考えていました
僕は待ってばかりいるでしょう
この次に会う約束を


コーラス
生きるという唯一の喜び
愛するという唯一の喜び
それはとても近くにあることを知っています
いつも自分の心の声に従うなら
僕はあなたを置き去りにしたりしません
一生涯 あなたを守ります


魔法の歌い手もまた
幸せに囲まれた存在
でも ほとんどの人が知っています
その星の上で 人は唯一のものであることを
僕たちを愛しているすべての人から離れても
愛するすべての人から離れても
そう 僕たちはすべての人を近くに感じました
死ぬまで あなたのために


コーラス

あなたは僕を頼ることができます
僕はまだここにいるだろうから
人々を笑わせるために 泣くために
僕が求めているのはそれだけなんです

鐘が鳴り始まる時間
別れなければなりません
人がいつも不幸なことは
さよならを言わなければならない時
僕の心の中で 何という悲しみなのでしょう
あなたがいなくなったら
でも その様なものだと人は言うのです
幸せの価値を見つけたのなら


コーラス


 実は、この歌詞を翻訳しながら、リンクしてあるYouTube映像を貼り付けようとしていたところ、CD画像以降のデータが消失しました★ 何が起こったのか、何をやらかしてしまったのか・・・大大大ショックッ!!! 前出のフレーズに苦戦していたところだったのでヘコミましたよ~(泣)。その上、翻訳に7日以上かかってしまった程、この歌は今までで一番の難関でした。

 いつものことですが、仏語についてお詳しい方、私の訳詞や読み方について、お気づきになったことがございましたら、是非コメント欄で教えてください! よろしくお願いいたします!!


    ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


    cloverシマ姉のグリーン・ライフclover


 シマ姉家のグリーンカーテンは、今のところ順調です。

 昨年は琉球オモチャウリ(オキナワスズメウリ)とゴーヤ(ニガウリ)の成長がいまいちで、いつの間にか生えたオオカモメヅルにとって替わられる事態になりました。毎年こぼれ種から育つアサガオもそれなりに咲きましたが、ちょっと不満が残った昨年のグリーンカーテンでした。

▲左からオオカモメヅル、ゴーヤ、琉球オモチャウリ
 ※出典「つる植物一覧
http://plantidentifier.ec-net.jp/list_tsuru-index.html#s10

 今年はすでにオオカモメヅルが勢いを増し、こぼれ種のアサガオが負けじと弦を伸ばしています。『曜白朝顔』、『垣根朝顔』、『白花夕顔(実は生りません)』は、移植後ダンゴムシの食害に遭ったものが何本か可哀想なことになりましたが、どうにか頑張っています。予想外だったのは、昨年実を埋めた琉球オモチャウリが芽を出したこと。すっかりあきらめていたのに、現在次々に芽が出ています。植物の生命力には驚かされるばかりです。しかし、このところの長雨で濡れ縁のアサガオがちょっと心配。


<ダンゴムシ>
 前出のダンゴムシですが、庭に大量に生息しており、低木にまで登って葉を食べるので、取りあえずダンゴムシが嫌う酢を薄めたものを散布して様子を見ているところです。cat3ミイ姐御がいるし、出窓下なので殺虫剤は出来るだけ使いたくないため、殺虫効果はありませんが、これが最良の方法かな?


<ミニ家庭菜園>
 義父の家庭菜園では、丸茄子長茄子ピーマンが収穫期を迎え、新鮮な朝採りで楽しんでいます。シシトウと間違って青いトウガラシを油炒めにする失敗もしました(笑)。トマトはまだほとんどの実が青いですが、十分な大きさまで育っているので、実が赤く熟すのを待つばかりです♪ 6月1日に仕込んだ梅酒と梅シロップも飲み頃を迎えたし、夏野菜は体を冷やす効果があるそうなので、美味しく食べて暑い夏を元気に乗り切りたいと思います。

<火傷の治療法新常識>
 父の日の朝、お祝い料理を作っていて、右腕に火傷を負いました★ コンロの奥の鍋を取ろうとして、手前の右に有った熱々の深いタイプのフライパンに触ってしまったからでした。そんなに熱いと感じなかったのですが、水疱ができ、広範囲が赤くなっていたため、まずは水で冷やし、サランラップで全体を覆って、更に保冷剤を当てて冷やしました。現在の火傷の手当ては、火傷の水疱部を早く乾かすのではなく、ラップなどで保湿をすることで、皮膚が内側から再生するのを待つ治療法が常識になっています。途中うっかりこすって水疱が破れましたが、かさぶたを作らないまま、ほぼ1週間でラップが取れ、軟膏等のお世話にならずに10日で完治しました。また、ムカデにかまれたら、冷やすのではなく、熱めのお湯に幹部を付ける等も治療法の新常識ですので、参考にしていただければ幸いです。


<除草と植物栽培の今後>
 雨が上がると、除草を済ませた場所に草の芽が出て、小さかった芽はぐんと育っていて、除草作業に燃えるシマ姉です! こぼれ種から寒咲カレンデュラ(別名『冬しらず』キンセンカ)の芽が出て育ってきました。周りを除草しておかないと、義父がまいた除草剤で枯れるということを何度も繰り返しているので、気を付けないといけません。除草剤は散布の際周りに飛ぶし、土に浸み込むため、今年は早朝除草に努めたいと思います!
 種こぼれで増えたコキアコスモスが大きく育ち、庭のマリーゴールドベゴニアブルーサルビアが花盛り。鉢植えのヤブコウジ(藪柑子)は鉢を大きなものに替えましたが、除草剤をかけられない場所に地植えを考えています。1鉢になってしまったシクラメン、尺取虫の食害に遭ったカポックも元気♪ これからカメムシウリハムシ等の虫害にも気を付けて、今年はco-opの『私のグリーンカーテン』に応募できるように管理を頑張ります!!

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