ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

60 ans et déjà 50 ans de carrière22

2023年10月21日 | ルネ・シマール

Félicitations, René!

Nous tenons à féliciter chaleureusement la comédie musicale « La Famille Addams » pour sa première à l'Espace Saint-Denis. Nous tous, fans, croyons fermement que vous réussirez

ルネ、おめでとうございます!

ミュージカル・コメディ「アダムス・ファミリー」がサン=ドゥニ劇場で公演初日を迎えられることを心よりお祝い申し上げます。私たちファン一同は、あなたが成功することを固く信じております

 去る10月19日(木)20時に、ミュージカルコメディLa famille Addams  アダムス・ファミリー」が『サン=ドゥニ劇場で公演初日を迎えました! 前日に投稿された舞台裏の映像はFacebookでご覧いただけます(^^♪ また、下のスクリーンショットも Facebookのストーリーズに投稿されたものです。

 さらに公式ページではリハーサルで撮影された舞台の写真も公開されました 

 ルネは舞台劇『Le Dîner de cons 奇人たちの晩餐会』の秋のツアーが大詰めで、10月20日(金)のST-EUSTACHE サン・トゥスタシュ、10月21日(土)のSTE-THÉRÈSE サント・テレーズ 、10月22日(日)のTROIS-RIVIÈRES トロワ・リヴィエール、10月25日(水)のSHERBROOKE シェルブルック 、10月26日(木)と27日(金)のST-JÉRÔME サン・ジェローム、10月28日(土)のTERREBONNE テルボンヌそして10月29日(日)のST-HYACINTHE サン・ヤサントゥの最終日まで、25日(水)以外は「アダムス・ファミリー」の公演とかぶっていて目が回るようなスケジュールです★ また、これは私の推測に過ぎませんが、公演初日を19日(木)に設定したは、監督ルネの舞台挨拶のために『奇人たちの晩餐会』の公演の無い日にしたのではないかと思っています。

 SHOWBIZZのインタビューの中で、ルネは10月23日(月)のメディア向けイベントの後は、状況は少し落ち着きます。 私はこれを必要としています。 充実した夏だったので、それでも日中は『Le Dîner de Cons 奇人たちの晩餐会』を70 回演じ、さらに『アダムス ・ファミリー』のリハーサルを行いました。 不満があるわけではありません。この年齢でまだ仕事ができることを光栄に思います。」と語っていました。

 舞台が一段落したら、ルネは12月から2月は本格的に休暇を取る予定のようです。ファンとしては頑張り過ぎるルネのことが心配ですけれど、最高の舞台でファンを楽しませ続けていただきたいです!

 初日や10月23日(月)のメディア向けイベントの様子がfacebookに投稿され次第、当ブログでも紹介したいと思います。どんな舞台になったのか、また、メディアの評価はどうなのか、ルネの今後の仕事にもつながることなので、この舞台がロングランになることを願っています!!

 

 

 今回は「60 ans et déjà 50 ans de carrière」の22回目「De ses débuts aux comédies musicales,50 ans d’une carrière exceptionnelle ミュージカルデビューから50年の輝かしいキャリア」の15回目で最終回となる、DISQUES ディスクの後編です。

 

 

DISQUES ディスク

L'ARTISTE FAIT L'UNANIMITÉ アーティストは満場一致です

 

左:ルネは、トレードマークの自虐的な言葉で、ある衣装について振り返ります...他の衣装に比べて、あまり古びていないのです。

右上:2015年8月、マリー=ジョゼとロザリーが出席したアーティストの51枚目のアルバムの発売。

右下:チャーリー・チャップリンの歌「スマイル」の最中に、文字通りステージ上に浮かんでいる娘のロザリーと一緒に。

 

UN RÊVE ENFIN RÉALISÉ ついに実現した夢

 Hier…encore(帰り来ぬ青春…)の冒険は、またしても竜頭蛇尾に終わりました。その後、ルネが新しい曲をレコーディングすることなくさらに10年が経過しました。 2012年10月27日の Échos Vedettes とのインタビューで、彼は次のように述べました。「私は深刻な疑問を感じました。何故なら、幼い頃からこの仕事をしていて、一歩も退かなかったのなら、あなたは自分のためにそうしなければならないからです。止めるために…より良くジャンプするために後ずさりしました。」

 2015年になってようやく彼はレコードで復帰し、すぐにステージにも復帰しました。 この同名アルバムは彼のキャリアの51枚目になります。 今回もそのクオリティは保たれていました。アンドレ・ルクレールがすべての音楽を発表し、8人の作家が言葉を加えています。 2015年8月18日、Échos Vedettesで彼は次のように述べました「このアルバムは単調ではなく、私をよく表現しているので、私はこのアルバムをとても誇りに思っています。 また、カントリー、ロック、ポピュラー音楽など、いくつかのスタイルの音楽も歌います。」

 翌年、ルネはついにキャリア以外でやってきたことを再認識し、歌番組の適切なツアーに参加しました。 2016年4月16日、モントリオールに戻る前夜、彼はÉchos Vedettesに次のように語りました。「 たくさん監督をやってきたので、あまり心配はありません。 以前、その舞台は私にとってまだ習得できていない未知のものでした。 それ以来、私はカメラの後ろで多くの仕事をしてきました。そのおかげで、すべてを管理する方法を理解することができました。」

 新しい機材に重点を置いたこの大規模なショーで、ルネはもちろん初期のレパートリーや参加したミュージカルコメディーに敬意を表しました。 大衆が群がり、彼に対して必ずしも好意的ではなかった批評家たちが、満場一致で彼に帽子をかかげました。

 初めて一緒にステージに立つ娘のロザリーの参加を期待している彼にとって、このショーはますます大切になっていました。 まだÉchos Vedettesです。「新しいショーは Nouveau rêve(新しい夢) と呼ばれています。私にとって、彼女はダンスがとても上手なので、彼女と一緒にいるのが夢でした。 彼女は舞台裏でも私を助けてくれました。 彼女はとてもプロフェッショナルです。」リンゴが木から遠くに落ちることはありません!

 

RÉCONCILIATION 和解

 さらに、このツアー中に、ルネは家族のいざこざで遠ざかっていたナタリーと和解しました。 2015年8月3日に母親のギャビーが亡くなったことが、兄と妹の仲を深めるきっかけとなりました。 2016年5月4日、トロワ・リビエールのアントニー・トンプソン公会堂のステージで、二人の再会が公に祝われました。 過去25年間、彼らが同じステージを共有したことは一度もありませんでした。

 2016年5月7日、Échos Vedettesとのインタビューで、ナタリーはこの和解に恵まれた理由を次のように説明しました:「ルネは昨年の夏、私の35年のキャリアに関するショーを見るために私の砂糖小屋に来て、一緒に「Tourne la page ページをめくれ」を歌いました。 (ルネのショーへの)誘いは約2か月前に始まったもので、とても自然な流れでした。」

 2018年3月8日、ルネはÉchos Vedettesに次のように話し、この和解に戻りました。「ナタリーと私が疎遠になった人生では、敗者も出ましたが、口論になったことは一度もありませんでした。 おそらく、特定の問題をめぐる冷戦だったのでしょう。 私が何を言っているかは簡単に推測できますが、その話には戻りたくないのです…」

 ツアーは2018年3月まで続き、大成功を収めました。 前段落で引用したインタビューの中で、ルネは次のように主張していました。「私はショーを25回行う予定でしたが、ツアーの終わりの4月15日のラヴァルで65回のショーを行うことになっているでしょう。」

 この壮大なプロジェクトの成功を讃え、2016 ADISQ(Association québécoise de l'industrie du disc, du spectacle et de la vidéo) Gala のショー・オブ・ザ・イヤーの パフォーマンス部門のファイナリストに Nouveau rêve が選ばれました。55 歳のルネ が芸術の頂点に達していることは明らかでした。

 

Nouveau rêveのアルバムとステージ(上) 娘ロザリーと一緒に「Smile」(下)

 ルネとナタリーの和解について、詳しくは過去ログ「ルネのデビュー50周年記念誌23」と、「ルネのデビュー50周年記念誌24」をお読みください。

 

  別の記念誌で、「1993年、彼の歌のキャリアを復活させるために、ルネはアルバム“E = MC2”をリリースしました。“Corps à rever”や“Coups de tete”のような作品があります。 しかし、これは悲運(カタストロフィー)でした! レコードはほとんど売れず、コンセプトはあまり理解されませんでした。 その瞬間から、多くの人々はルネ・シマールのキャリアが終わったと信じました。」と書かれていました。しかしDISQUES ディスクでは、 E=MC2  は批評家からは好評で、1993 年の ADISQ Gala で、Interprète de l’ 'année 年間最優秀パフォーマー、Vidéoclip de l’année 年間最優秀ビデオクリップ、Réalisateur de l’année 年間最優秀監督の 3 部門で挙げられたことが分かりました。

 また、アルバム「Hier…encore(帰り来ぬ青春…)」の収録曲を歌う映像があまりにも少ないことに違和感を覚えていたのですが、ナタリーとクルティエ氏の件が原因で、新しいショーの計画をすべて取りやめてしまったこともわかりました。確かにあの事件のさ中に「C'est beau la vie (放題:『 人生は美しい」を歌う気分にはなれなかったことでしょう。

Nouveau rêve(新しい夢)」のツアーは、ルネがその歌を歌った自分の画像とデュエットしたり、今までに演じたミュージカルを取り入れたり、ロビーにはアルバムのジャケットを等身大に拡大して記念写真が撮れる展示を設置したり、VIPパーティーにファンを招待したり・・・と、盛り沢山な企画でした。2016 ADISQ Gala のショー・オブ・ザ・イヤーの パフォーマンス部門のファイナリストに選ばれたのもうなずけました。ルネはこのツアーを最後にしようと考え、歌手人生の集大成として企画したようですが、デビュー50周年記念のデュオ・アルバムをリリースしたように、世界的なアニメーション監督のM氏の「やめるやめる詐欺」の如く、ミュージカルの監督の仕事が一段落したら、またアルバムの制作意欲が湧いてきて、オリジナルの新曲を歌って欲しいです


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「アダムス・ファミリー」い... | トップ | 「アダムス・ファミリー」メ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ルネ・シマール」カテゴリの最新記事