きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

11階のカーテン越しに(番外編 病院食日誌)

2015-08-28 18:30:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
入院時は、食事が唯一の楽しみである。
一回の食事時間は25分前後かけてゆっくりといただいた。一年前の入院時より、油っぽいメニューが減り、魚と炭水化物が増えた気はしたが、単なる気のせいかもしれない。ご飯の量は、半分サイズのがなかったので毎回半分減らした。また、メニューの選択は、入院期間の関係で、退院前日ぐらいしかできなかった。以下記録。

7月30日(木)昼:565cal・糖質106g

並飯200(半分)
棒々鶏
里芋の煮物
白菜ごま酢
果物(バナナ1/3)
ゴマドレ

7月30日(木)夜:628cal・糖質80g

並飯200(半分)
鯛塩焼き
青梗菜炒め
コールスローサラダ
醤油

7月31日(金)朝昼夜:絶食

アルジネートウォーター(約600ml)

8月1日(土)朝:672cal・糖質97g

並飯200(半分)
鰆和風焼
味噌汁
白菜ごま和え
果物(オレンジ1/4)
練り梅
牛乳

8月1日(土)昼:811cal・糖質104g

並飯200(半分)
ミートローフ・カボチャ
枝豆スープ
野菜サラダ(ブロッコリーとカリフラワー)
ウスターソース
さかなっつ

8月1日(土)夜:596cal・糖質111g

並飯200(半分)
蒸し海老ケチャップソース
馬鈴薯炒め
お浸し
果物(バナナ1/3)

8月2日(日)朝:626cal・糖質99g

並飯200(半分)
野菜入り卵焼
トマトスープ
果物(リンゴ1/6)
ふりかけ
牛乳

8月2日(日)昼:765cal・糖質110g

並飯200(半分)
蒸し鶏マスタードソース・ピーマン
ジャージャー麺
煮浸し
カエデの実(お菓子)

8月2日(日)夜:653cal・糖質95g

かおりご飯(半分)
太刀魚塩焼き
切り干し大根煮
水菜サラダ
醤油
果物(スイカ)

8月3日(月)朝:627cal・糖質97g

並飯200(半分)
照煮
味噌汁
キャベツ
果物(オレンジ1/4)
ノンオイルドレッシング
ふりかけ
牛乳

8月3日(月)昼:603cal・糖質101g

並飯200(半分)
鯛カレー煮
含め煮
酢の物
果物(バナナ1/3)

8月3日(月)夜:530cal・糖質80g

並飯200(半分)
豚生姜焼き
お浸し
冷や奴
ウスターソース
おろしポン酢

8月4日(火)朝:603cal・糖質98g

並飯200(半分)
厚揚げ豆腐
味噌汁
大根おろし
果物(リンゴ1/6)
醤油
海苔
牛乳

8月4日(火)昼:640cal・糖質90g

並飯200(半分)
鶏唐揚げ・ピーマン
わかめスープ
シーフードサラダ
果物(オレンジ1/6)

8月4日(火)夜:863cal・糖質116g

並飯200(半分)
牛肉味噌炒め・
薩摩芋バター醤油炒め
野菜巻き
ヨーグルト

8月5日(水)朝:682cal・糖質98g

並飯200(半分)
鰆和風焼き
味噌汁
カツオ白菜
果物(メロン)
ノンオイルドレッシング
海苔
牛乳

ここで無事退院となり、終了。
御馳走様でした。
一週間、本当にありがとうございました。

11階のカーテン越しに(3 回復途上)

2015-08-26 20:00:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
3週間近く前の話。先週木曜日の続き。

5 5日目
5時過ぎに起床。デイルームに移動しスマホを弄る。
例年より暑い夏、という記事を見る。勿体無いなと思う。
取り戻せるわけではないが三木、行けんかなと思う。〆切は明日まで。家人に郵便局まで走らせればエントリーは可能だが、それは考えていないので難しいかもと思う。
朝食途中で腹が痛くなるが、ガスのみ
少し出るがまだ残っている感じ。この後、浣腸による強制排泄を依頼。汚い話かもしれないが、大事なことである。本当に環境の変化に弱い。

レントゲンを撮りに行く。
久しぶりに一階に降りる。

帰りに病院内のコンビニに寄る。コーヒーを買う。
塀の外、じゃないが世間を感じる。それだけで心和む。回復している手応えを感じる。

部屋に戻り、依頼した処置を受ける。朝、残っているけどもう無理と思っていたのが、出せたので気分的に楽になる。
予約していたシャワーを浴びる。午前中だけでそこそこにすることがあった。
昼前回診。ガーゼがなくなる。
今晩の抗生剤がなくなれば、処置が全てなくなる。
一週間ということなので、(退院は)水曜日にしますかと医師がいう。
順調といえば順調だが、明日の退院はなくなった。

ガーゼが無くなった顔を見ると、日程とか、準備とか、そういう諸々を考えずに走ってみようかと思った。
「背負って走る」タイプだから、結果にはこだわる。気にせず走る、などということはできないが、それでも目指してみようかと。

気が変わらないうちに着替え、近くの郵便局に行く。

外は暑い。求めている暑さであった。
ATMで入金しながら思う。2回続けてDNSだから、今回は本当に本当の勝負。というより不参加で参加料捨てたのが結構な額になるな。

声を掛けずに出てきたこともあり、20分足らずで早々に非日常に戻る。
帰ってから、続きを読む。「歩兵の本領(浅田次郎)」読了。
読みやすかった。活字がすうっと入って来た。
デイルームへ移動し、サライの続きを読む。
続けて、旅系の軽いエッセイ。ざぁっと読むのに楽である。
夕食を挟んで「阪急電車(有川浩)」
日に日に眠れなくなっているのは疲れてないからかもしれない。

6 6日目。
5時半起床。

まだ暗い。
昨日寝る間際に調べた三木までどうやって行くかをスマホと相談(これはいろいろあったので稿を改めて)。
前日は泊まりありの出張で帰社がやや遅め(といっても18時半ぐらいか)。残務処理して帰ると20時半になるのは確実だから、その上で、その日に神戸に向けて立つか、翌朝立つかを考える必要がある。今回は費用は二の次でいかに睡眠休養がとれ、余裕を持って会場入りできるか。暫く悩みそうである。

主治医の回診8時半、看護師さんの検診9時、シャワー10時。
今日は処置もなく、完全に明日の抜糸のための時間潰し的な入院。
後、頭と顔が上手く洗えるかである。
食事は時間を掛けて食べるコツが定着し、25分ぐらい掛けられるようになった。唯一の楽しみなので、がつがつと食うのは勿体ない。

昼食後、朝から読み始めていた「友がみな我よりえらく見える日は(再読・上原隆)」を読む。デイルームが混雑していたので自室にて。
隣のベッドに新しい人が入る。
活字を追いながら1時間ぐらい意識を失う。夜の睡眠不足の現れ。
担当の看護師さんが退院に際しての説明に来る。
質問はと聞かれ、うーんと絶句。診断書とか証明書の類いを請求するのを忘れた。
まあ、明日か。
「ショートサーキット(佐伯一麦)」を読み始める。

7 最終日
5時起床。ショートサーキットの続きを読む。
朝食後、大江健三郎に取り掛かる。いつもながら読み始めに手こずる。しかし、読み進めていくと割合面白い。
10時前、主治医とは別の担当医の先生が、抜糸に来てくださる。ベッドサイトで抜糸するんや。
簡単に終わる。
事務の方がやってきて、書類を渡される。

入院の時につけたリストバンドを外してもらう。
ナースステーションで挨拶をし、1階へ。
予定通りの一週間、終わってみればあっという間だが、やはり動けないのはつらかった。

「娑婆」に出る。
汗をかく。
歩き始める。

明日は、受診。
早いものである。

11階のカーテン越しに(2 安静状態)

2015-08-19 19:00:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
先週木曜日にアップしたやつの続き

3 3日目
6時過ぎに起こされる。起こされることが多いな。
左目が開かない眼鏡が掛けられないということでかなり不自由。滅入る。
朝食はあっさりと許可が出る。ベッドから出ても良いと許可が出る。
洗面所の鏡を見ると、目は下がりしかも瞼がかなり腫れている。ますます滅入る。意地になって、重松清の昨日の残りを読み終える。

続けて「理工学部卒のお坊さんが教えてくれたこころが晴れる禅ことば」に移る。昨日まで半分意地になって追い続けていた電子書籍の活字が入ってこない。読書というのはエネルギーを使うものだと知る。小説に疲れたのかもしれない。

頭はややぼーっとしている。視野が狭い。これが辛い。
向かいのベッドの方も退院らしい。声が弾んでいる。
朝の検診を受ける。終わるとガーゼが小さくなっていた。腫れてはいるが少し視野が広がる。
やたらと眠い。

針を残したまま点滴が一旦外れる。
シャワーは今日は控えた方がよいと言われる。お絞りで身体を拭く。あまり拘りはないが、病院の流れでは身体を拭くというのは午後にしなくてもよいのだなと悟る。
することは基本食べること以外にない。
テレビはお金がかかると言うより見る気にならない。活字は少々疲れた。

漸く、タブレットでここまでの記録を打ち始める。ぼちぼちと記憶があるうちに綴っておくこととする。
ローマ字はやはり打ちにくい。かといってキーボード買っても絶対にそんなに使うわけがないと思って入る前に買うのを止めたのだが、やはりタブレットで文字を打つこと自体理不尽である。仮名打ちができないから打ちにくい。ウィンドウズタブレットのキーボード付が現実的にはよいのだがにたようなサイズばかり揃えすぎ勿体無い。そこまで考えると買わない結論になる。いつもそうである。そんなことをぐだぐだと考える。
もう昼食である。
術後まだ1日目なのに、することを思いつけない。
歯を磨く。でっかいものもらいができたような情けない顔を見る。
四人部屋に一人になる。

こういうところまで勿体無い感が拭えない。もはや病気である。

勿体無い感を引きずりつつデイルームへ。
開放感がある。窓から伝わる日差しを通して熱気が伝わり、儂には丁度いい。

再び活字をと思ったが疲れたので読みかけだったサライ、ソトコトと写真の綺麗な雑誌系で一服。勿論電子書籍版。
ソトコトを一気に読み終える。閉ざされた空間にいるからか(昨日の「猫を抱いて象と泳ぐ」か)、無条件にここではないどこかの画が良いと感じる。
そういえば今日は神戸24耐の日。今日ぐらい暑ければ走り甲斐もあろう。
三木24耐の〆切は明々後日。奇跡的にその日にここを出られたら、多分走れということだろうから、郵便局に向かうつもりでいる。

外に出る選択肢がないというのは思いの外しんどい。
この気持ちは記憶に留めておかねばならないだろう。遮光のカーテン越しに外の熱気が伝わる。
やはり勿体無いと思う。

部屋に帰り、ヨメさんに会う。ヨメさんが帰り夕食を摂る。スマホでニュースと新聞を見る。愛媛にもピンポイントで豪雨が降り、警報が出ている。びっくりする。雨雲の動きを確認すると直前まで殆ど兆候がなくて読めない。
続きを打ち始める。点滴の処置をしてもらい、下剤をもらう。点滴のチューブに、途端に動きが制約される。

カーテンを開け、暫く夜景を見る。四人部屋に一人の贅沢である。というより勿体無い尽くしの貧乏性である。

4 4日目
下剤にびくびくしたが、兆候なし(結局、ピンポン玉ぐらいのみ)。

入院後、初の缶コーヒー。
朝食後、小説から離れて
新書を読む。「靖国神社(島田直己)」
読み応えがあった。やはりノンフィクション好き。
9時、対面のベッドに新たな患者さん。短期で再入院か、そんな感じ。いろいろな人が出入りするなと改めて思う。
9時半、回診。まだ傷跡から「汁」が出ているとのこと。仕方がないというか当然というか。
10時半、シャワー。首から下のみ。
終わってから、「ランナー(あさのあつこ)」へ。
昼食。
デイルームへ移動し、残りを一気に読む。
大体で何となくで読み進める悪い癖がある。
深い読みが苦手であるから、小説は疲れて避ける傾向にあるのかもしれない。

看護師さんが頭を洗ってくれるというのでお願いする。有り難い。
仰向けで時々頭を浮かせると腹筋がきつくなっていることに気付く。
部屋で仕事関係の資料を読む。することがないとはいえ、よくやるわと自分でも思う。動いていないのに腹が減る。
夕食前の微妙な時間にヨメさんが来る。配膳されたものの、ヨメさん放っといて一人で食うわけにもいかず、下で弁当買ってきて一緒に食うかというのもどうかと思い困る。
この辺は個々の感覚でどちらが良いとかいうのはないはずだが、儂みたいな感覚は、ヨメさんには人でなしのように映るらしい。でもね、といっても負けるので云わないが。
今日は花火らしい。
デイルームに出て行ったが見えず。

ベッドでスマホを弄る。Goosehouseを見る。
見るのが疲れたか、ラジオにしたりネットラジオにしたりするが、結局音だけの方が良くなる。目を閉じて、久しぶりに音楽をきく。
ソニーのは音が良い(本当らしい)。儂のスマホはソニーだが、スマホでも音の善し悪しがあるとか。
6%isMINE:君をのせて
いきものがかり:茜色の約束
JUDY AND MARY:オーバードライブ、KYOTO
PSY-S:Lemonの勇気
片桐麻美:無題133
遊佐未森:空色の帽子
白鳥座:川風

だんだん時代を遡っていく。
何もしないで音楽をきく久しぶりに。

11階のカーテン越しに(1 手術前後)

2015-08-13 20:00:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
丁度2週間前の話。

1 初日
11時に入院。指定された時刻が中途半端な時間なので出発まで暇を持て余すかと思ったが、時間潰しにと始めた普段しないPCの中をごぞごぞと整理しているうちにギリギリになる。
目指す場所までは電車と徒歩で1時間かからない。荷物が多いのでランでは移動せず(朝、6キロ走って7月終了の計622キロ)。
時間ぴったりに入りそのまま11階へ。

一通り説明が終わり、その後いきなり昼食が出る。そのまま昼寝。
午後は、入れ代わり立ち代わり担当の方々がベッドにやって来て、明日の手術の説明をする。

明日はできないから今日は必ずと指示されシャワーをする。

みきゃん大活躍。
夕食後、ヨメさんとムスメが来る。

就寝時までに「火花(又吉直樹)」「猫を抱いて象と泳ぐ(小川洋子)」を読み切る。こういう時だから活字と戯れることにする。それにしても又吉作品、儂の半分斜め読み(英文長文読解読み)ではいかん。後何回か読んだらもう少し近付けるだろうか。

長いようで短い1日。

2 2日目
早朝、トイレに起きる。

手術の4時間前までにと指定された水分(スポドリっぽい奴)を摂る。
で二度寝。6時半前に起こされ、以降は「霞町物語(浅田次郎)」を読む。
朝食がないのとベッドから離れられないので、続けて「その日のまえに(重松清)」へ。

普段小説などあまり読まないが、気分がそうだったのと、電子書籍で買っておいたストックがあったのとで。
8時過ぎ、主治医の先生の回診。それほど細かな説明はない(というより内容がないんだろうな切って取るだけだからねみたいな)が、この先生の顔を見ると安心する。

師曰く、走った?
え、無理ですよ。
曰く、僕は今朝7キロ走って来たよ。
・・・

11時に点滴開始。それまでひたすら活字を追ったことになる。

斜め向かいの方は退院らしい。嬉しいなという空気をカーテン越しに感じる。
少しして親が来る。2時半だからと伝え、まだ時間があるので一旦外で時間潰しで出てもらう。
その後しばらく経ってからヨメさんが来る。
そういえばムスコに連絡してなかった。ほおしとるんかと思った。いやそっちがしとるんかと思った。まあな。ムスメ今日は長いかと思って昨日声掛けて連れてきたんやけど本人は朝いってらっしゃいゆうたけん(もうええやん)っていう感じで。まあ充分なんやろうなあ。

それでも1時間ぐらいは喋ったか。
で突然開始が予定より早い2時になりばたばたと術着に着替える。
見送られて入る。
妙な感じである。
テレビドラマで見るより広い手術室が目に飛び込んで来た。テレビドラマで見るよりスタッフは落ち着いた(安心感のある)表情で迎えてくれた。

で。

予定の半分少々で終わったらしい。担当の看護師さんが言うには(手術室から)電話があった時、何が起こったんだろうと、という感じだったとか。
麻酔から覚め、直ぐに意識がはっきりしてくる。頭も回る手足も動く。
手術した箇所は痛い。

病室に戻る。身内にお引き取り願う。手術した箇所がそこそこに痛い。疲れてくる。まだ空が明るいのが分かる。
麻酔のせいなのか疲れなのかウトウトし続ける。
意識ははっきりしているので持て余すと思ったがそれでも耐えられる範囲で6時間。30分ごとに看護師さんが確認に来る。麻酔科の担当医の先生も何度か見に来てくださる。
とりあえずで、水分摂取の許可が出る。一口水を飲む。
難儀なことに今晩はベットから出てはいけないらしい。
手術したところがかなり腫れ上がっている。
まだまだ、なんだろうな。気分的に滅入る。

続く。

自宅療養日誌

2014-12-10 21:38:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
今日は温かったが、儂にとっては寒い。
怪我をしてもうすぐ3ヶ月。まだ暖かかった頃の話の続き。
多分今回で終わる見込みだが。
以下記録。

退院して2週間後、経過観察で通院する。
以下、退院するにあたって指示された約1週間の療養期間中の記録。

1日目。
朝いつものように散歩に行く。
この日は祝日。
昼までごぞごぞとネット見て過ごし、昼過ぎに眼鏡を買いに行く(しばらくコンタクトが入れられないので)。勿論電車で。
2軒ハシゴして決めるつもりだったが、最初の店に行く前に覗いた店で、丁度良いのを置いていたのでそれに決める。4千円と消費税。これは保険では下りないらしい。当てられ損だが仕方がない。
今の眼鏡が見えにくいと感じる時もあるが、基本的に視力は落ちていなくて、右目に乱視矯正を少しだけかけると随分見えやすくなる。追加料金いらなかったので、もう一段強くしても良かったかもしれないが、それでも0.9。
2軒ハシゴで、1時間弱ぐらいの距離のウォーキングを想定していたが、まともに歩けば少しきつかったかもしれない。1軒目で見つかったのは幸いであった。
久々に30分かもう少し余分にか、歩く。歩くが息が切れる。ややショックを受ける。一歩目を踏み出すのは少々しんどいかもしれないと思う。帰宅後、近所のホームセンターにヨメさんと買い出し。
運動制限等々一切出ていない。薬も何も出ていない。しかし、病院のベッドの空きがないからみたいな雰囲気で退院したこともあり、本来の体調はまだまだトップギアにはならない。何より立つということに関して筋力がかなり落ちた気がする。
リハビリ兼ねて街に出たが、自宅療養言い渡されている手前、あまりうろうろはできんなと改めて思う。この日だけで職場の方に二人も会う。別に後ろめたいものはないが、誤解されかねんなあと。

2日目。
朝いつものように散歩に行く。自宅療養中は1階の和室を拠点にすることにする。1号がやたらと甘えてくる。朝、夏物の片付けついでに不要な衣類の整理等々をする。
10時過ぎてから、保険会社へ連絡。一区切りつく。
昼から食べまくる。収拾付かず。病院食長かったし、少しの量をちびちび食べていたし、明らかにその反動。

朝も甘いもん結構食ったし。

昼はつまみたいなもんを結構食ったし。
食べるもんが明らかにその反動。
そして、夜も結構量食ったし。まあ、退院祝いだからいいかとも。

海街Diaryを読みふける。で、今日は犬との散歩以外は一歩も外に出ず。

3日目。
朝いつものように散歩に行く。
見舞いのお返し(快気祝い)の品を注文する。
この夏、ここ十数年で最大規模というぐらい自分の身の回りは整えたつもりだったが(このこともあって今回の事故はさすがにタイミングが良すぎて「やばい」と感じていた訳で)、ここ1、2年整理していなかった引き出しの中がぐじゃぐじゃで、それを片付ける。案外これが片付かない。必要最低限のものだけにするべく奮闘。もったいないと思わないようにする。
「だんしゃり」というのだそうな。
それとは別に、キャッシュカードの明細とか、いろいろ確認しながら捨てる。結構な作業になった。
今日は、朝の散歩に加え、ネット銀行の入金のためコンビニ(近所の大病院の中にあるローソン)まで歩く。
走るのをだんだん忘れてしまいそうである。
ムスメから、退院祝いをもらう。

父の好みをよく知っている。有り難い有り難い。うれしいうれしい。

4日目。
朝いつものように散歩に行く。
今回の事故で保険関係で連絡漏れ(というかこんなこと連絡せないかんということ自体知らんって)があり、これは自分がすることか保険会社がすることかと迷いつつも連絡する。書類を沢山書かねばならないようである。
ちなみに入院、療養期間中は、特別休ではなく、通常の有給休暇で処理してもらう。毎年えらい量の休みを「捨てて」いるが、今回はぎりぎりになるかもしれない。
明日から走り始めるつもりで長い距離を歩きに出る。1時間のつもりで歩き始めたが、天気がよいので、そのまま2時間と少しになる。風は強い。おまけに花粉か何かがえらい飛んでいる。

いつの間にか曼珠沙華の頃。
走るときは何も聴かないが、歩きなのでそれほどコードも邪魔になるまいとFMラジオを聴きながら歩く。ボリュームは最大、でも物足りない仕方がない。イヤホンが欲しい(で先日の記事になる)
2時間少し前当たりから腹が減る。水分などの補給はなし。
帰宅後、肉を焼き餃子を焼きがつがつと食う。その後も御菓子をつまむ。
保険会社から連絡があり、資料作成のために日曜日に会うことになる。日曜日は結構忙しくなりそうである。

5日目。
朝4時起床。いつもより早い。
6時になってから、いつものように散歩に行く。
そして、6時半ラン開始。
再開のランは3キロ程。ペースは7分前後。案外順調に走れたのでホッとする。

御岳噴火。

療養は明日までなので、和室の片付けに入る。事故関係の資料やら読みかけの本やら、ぐじゃぐじゃ。未処理というかまだ終わっていないものも多いので、細かく分ける。ここ数日読んでいたのは、サイバラさんと佐藤優のとりあたまジャパン。佐藤優という人、表裏の使い分けができつつ、大切なところではきちんと論理立てて説明できる人なので、やりこめられた人が多いんじゃないだろうか。出る杭はってやつ。
昼前に、少し長い距離を走ってみることにする。6キロの予定だったが、とりあえずもう少しという感じで、折り返し地点を先に先に延ばす。6キロで折り返してからが、追い風なのに全然脚が前に出ない。脚に力が入っていない。行きはキロ8分、帰りはキロ9分。
自宅療養期間なので、リハビリというか社会復帰の準備のためのランだから、そう悲観することはないが、2週間休むとここまで脚力が落ちるのかと思う。もちろん入院中は寝てる方が多かったし、頭と顔は結構な怪我だし、でも、ということばの後でいくらでも理由付けはできる。でも実際に走れていない。ずるずると12キロ。このランは、現状確認として必要だったということにしておく。
午後からは、片付けの続きと昼寝。

6日目
朝いつものように散歩に行く。
機能と同じように朝ラン3キロ。昨日ほどペースが上がらない。事故現場に初めて足を運ぶ。もう痕跡がなかった。
ゴミ出しし、注文していた快気祝いの品が届くのを待つ。うまく11時ぐらいまでに届けば、今日、持って行ける筈。
ということで他に何をするでもなく、宅配待ち。11時になり、今日はもう無理かと、市内に追加する品物を購入しにだけ行くことにする。と。
保険会社から、資料届いていますかと電話。届いていないと応えると、結局二度手間になるから午後の訪問の中止を打診される。
資料が届く見込みは薄いと先日云ったのに。ついでに止めるならもう少し早く言って欲しかったのだが。まあいいかと、宅配を1時間延長で待つ。
幸い12時前に届く。すぐに家を出る。勿論電車で行く。
途中市駅のデパートで追加の品物を購入し、最寄り駅へと向かう。
ここから4.5キロ。37分ぐらいで着く。Oさんが仕事をしていた。
1時間ぐらい、作業場の片付けをしたり、快気祝いを贈る手はずを整えて、職場を出る。
帰りも、37分ぐらい。しかし、脚に力がない。体全体がしんどい。頭も重い。頭痛、確かにずっとしているので。
もう2週間というよりまだ2週間ではある。焦らずにやらねばと思うが。
休みを入れて往復で9キロ、キロ8分弱というのが、現在の走る時の限界値なんだろう。気分的にとかそういうのではなく、体力的に。

指示されていた7日目の療養はパス。仕事へ。

で約10日後、通院の結果は、順調。

後は眼の奥のプレートを外す手術のみ。1年後とか。

気の遠い話だ。

病院食考 糖質制限の応用で

2014-12-03 19:00:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
まあ要は暇持て余した面は否めませんが。

9月15日夕食

赤飯、焼鮭中華風ソース、五目煮、カラシゴマ酢和え
家人の前でいただく。有り難い感一杯の御飯。

9月16日朝食

パン、味噌汁、厚揚豆腐、大根おろし(醤油)、牛乳
厚揚げが良い。

9月16日昼食

御飯、スズキ海藻蒸し、炊き合わせ、蒸し野菜サラダ、ヨーグルト
実はこの日、この後一週間の献立の予約をした。この病院は選べることができるらしい。肉と魚がある日は肉に引かれて肉で攻めたがやはり魚の方が量があって良いことに後から気付く。

9月16日夕食

鶏肉トマト煮、お浸し、胡瓜の酢物、果物
味はしっかりしている。

9月17日朝食

パン、味噌汁、果物、蒸卵・カニ、カツオ白菜(ノンオイルゆずドレッシング)、牛乳
数が多くて嬉しい。

9月17日昼食

御飯、八宝菜、のり和え、ぶっかけ素麺
メインの八宝菜が良い。

9月17日夕食

御飯、ポークバーベキュー、付け合せ、中華風酢物、卵豆腐、果物
※408Cal、40g
この回からカロリーと糖質量を記すことに。

9月18日朝食

パン、ミネストローネ、果物、野菜入り卵焼き、牛乳
※561Cal、67g
朝はしっかりということなんだ多分。

9月18日昼食

ゆかり御飯、揚鯖、大根おろし(ノンオイルゆずドレッシング)、酢物、ジャーマンポテト、果物
※565Cal、68g
ちなみに、御飯は通常量(200グラム)の半分にしてもらっている。

9月18日夕食

御飯、ステーキオニオンソース、付け合せ、南瓜サラダ、胡麻和え
※433Cal、60g
ステーキ!です。量は少ないが。

9月19日朝食

パン(チーズ)、味噌汁、果物、厚揚豆腐、大根おろし(醤油)、牛乳
※503Cal、62g
数日前の厚揚げ再来。

9月19日昼食

御飯、太刀魚巻(醤油)、煮物、酢物、果物
※536Cal、71g
「太刀魚巻」に引かれて肉より魚をチョイス。

9月19日夕食

御飯、鶏ミートソースかけ、付け合せ、サウザンサラダ、ポトフ、乳酸菌飲料
※546Cal、77g
乳酸菌飲料が付く。

9月20日朝食

パン(ジャム)、味噌汁、鰆和風焼、白菜胡麻和え、牛乳
※574Cal、61g
朝はパンと御飯で選択できるがずっとパン。パンでも鰆は旨い。

9月20日昼食

御飯、豚肉野菜の卵とじ、白菜ゴマ酢、小松菜からし和え、ミニフィッシュ
※365Cal、54g
これで300キロカロリー台というのが不思議である。

9月20日夕食

御飯、鶏照り焼き、付け合せ、マカロニサラダ、肉団子と冬瓜あん、果物
※496Cal、61g
果物が付くのが病院食らしくて良い。

9月21日朝食

パン(黒糖・マーガリン)、味噌汁、果物(リンゴ)、鮭塩焼き、ほうれん草のお浸し(醤油)、牛乳
※546Cal、61g
鮭の塩焼きとパン。充分合う。

9月21日昼食

御飯、牛ステーキ、大根おろし(ノンオイル青しそドレッシング)、酢物、芋たき、果物
※393Cal、58g
ステーキ二切れ。貴重。

9月21日夕食

御飯、厚揚味噌炒、お浸し、和え物
※447Cal、52g
厚揚げに惹かれ、肉だか魚だか忘れたがもう一つのを止めてこちらにする。三食以外は口にしないから、味が濃いもんが欲しいんだろう。

9月22日朝食

パン、味噌汁、果物、照煮、キャベツ(ノンオイル香味和風ドレッシング)、牛乳
※529Cal、61g
退院予定の朝。照煮旨い。

9月22日昼食

御飯、鶏甘酢かけ、ゆかり和え、炒り豆腐、果物
※413Cal、68g
最後の食事はばたばたとかき込む。診察が入ったので。

御馳走様でしたありがとうございました。

御飯は100gと200gで選択だったのですが、全然動いていないし、便通にかなり問題が生じていたので100グラムの方を選択。一食としては、妥当な量です。ちなみに朝のパンの量は減らしていません。
ごはん200g選択時なら、一日約1800~2000Cal、糖質量270~300gになります。一日2回、御飯半分の量にしたのでカロリーで360Cal、糖質量で80グラム抑えたことになります。
一日150gの糖質量を主食で賄うというのも何となくイメージできました。案外理にかなっているのかも。減らしすぎるとしんどいですが。

ちなみに、人間ドックで入った某東予の病院の御飯。
当然今回の方がうまかった。

昨年東京で泊まった宿泊先の朝御飯。昼食べなくても大丈夫なぐらい食べた。
いわずもがな。

入院日誌9日目 ~では

2014-12-01 19:00:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
朝イチは、頭が痛い。

頭半分痺れた感じがして、触ると痛い。仕方がないか。

退院を想定して準備をする。荷物をまとめる。
朝食後程なくして、CTを撮りに1階へ。エレベーターで、昨日は、最低気温が15度だったと看護師さんがいう。

終わってから、診察までがかなり間が開き退屈する。居眠りし、窓の外を見る。

昼御飯までには呼ばれず、半分想定外の昼食。
昼食途中に呼ばれ、脳外科受診、続けて警察の事情聴取。
形成外科の受診も追加で入り、昼から割合バタバタした。

今回、不幸中の幸いとでもいうか、いろいろなことでラッキーだったりセーフだったりして、予定より早い退院となった。
自宅療養となるにしても、痛み止め以外の薬はもらってないから、本当に大丈夫なのかというぐらいの治癒状況であろう。

市駅前まで歩く。

いろいろな形で、いろいろな人に命を救ってもらった気がします。
まだ、自分には何らかの役割があるんだろう。
気を付けつつ走っていこう。

入院日誌8日目 ~OFF

2014-11-27 20:00:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
頭は相変わらず。

これで走らなくなるのは、負けた気がすると感じる。
走らないということは、自分の意思決定によるが、その要因が人のせいだと余計に。

許可が出たので、エレベータで1階に降りる。
1階フロア端から端まで歩く。休憩スペースもある。活字が欲しくなり、パンフを手に取る。

コンビニとサンマルクを確認。明日、受診と警察の聴取に時間が開いても充分対応出来そう。

腹が減る。体が少しずつ代謝を高めているのだとしたら嬉しい。

上司と、職場のTさんが来てくださる。
食事前からの空腹感が胃痛に変わり、病院食以外は口にしないようにと思っていたが、やはり無理かと1階に降り、比較的糖質低目の菓子と麦「茶」を買う。

結局口にせず。

やるだけやった。後はシラーん、とナイナイ岡村さんがいう。
死ぬほど追い込んできた人に対する、立ち位置、賛成である。

入院日誌7日目 ~違和感

2014-11-25 22:00:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
目尻の違和感が残っている。

退院日が決まる。月曜に画像撮影して、結果見てそのまま退院、自宅療養になるらしい。不安なのでもう少し長くと結構お願いしたが、火曜日に救急が当たっているので、ベットに余裕がないと言われてしまった。

気分としては、100パーセントにできるだけ近い状態になってから病院を出たいが、難しいようで。
点滴とかも終わって治療するところないから、なあ確かに。病院着も昨日で終わったし。
月曜の受診時に、もう一回お願いはしてみようと思う。

肘のホッチキス(本当にホッチキス3箇所)を抜き、未処置の傷口はなくなる。
治ってはないが、後は時間に委ねるとか。ガーゼとって処置なしの箇所も出てきた。
それでも違和感はしばらく続くだろう。

午後、職場の方、ヨメさん、職場の方と、微妙に3分ほどずつずらして見舞いに来てくださる(ヨメさんには昨日頼んだパソコン以外の筆記具とかもろもろを持ってきてもらう)。

気分転換に、らしい。

応対し終わる。夕方になる。
どんよりしている。

入院日誌6日目 ~少しずつ

2014-11-21 19:00:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
夜中、看護師さんが、点滴の処方をしてくれる。寝ていてもしてくれるので、お任せしていたら、看護師さんが、左手の点滴用のラインを抜いていた。

5日間刺しっぱなしの針が無くなる。身軽になっていく感覚。
とはいえ、頭が痛いのとお通じがないのは相変わらずで、何かアンバランスである。今日は、頭痛は薬無しで暫く様子見、お通じは午後に別方法で対応することに。

午前中に脳外科の回診がある。どうしてもベットの上で過ごすことが多くなる。
立っていたり椅子に座るのも限度がある。
この日の午前の時間は何をしたわけでもないのにあっという間に過ぎた。

昼に受診と聞いていたのでいつもより3分早く昼食を食べ終える。
ドンピシャで呼ばれる。
看護師さんの付き添いで、1階に降りる。娑婆の風だ。
縫った経験がないのだから抜糸の経験もない。どうなるのかと不安だったが、あっさり終わる。診察室にいたのは5分ほどか。
院内のコンビニを見ながら、我慢我慢と病室に戻る。
左目の開閉に引っ掛かりというか、違和感はあるが、気分的にホッとする。

病室に戻ると程なくして「スコットランド独立・反対多数」が決定する。
そして、程なくしてお通じのための強制措置。こっちはきつかった。何とか出た。
コロコロのばかりで、頭痛といい、やはり日常のリズムから離れてしまっていることを改めて認識する。

保険会社の人が来て、あれこれと説明を受ける。書く必要がある書類がそこそこある。
やっとシャワー許可が出る。
頭を洗う。

まだ、体の傷が多いので、ゆっくりと気を付けつつ。
買って来てもらったぷーじゃーも着用。

頭のことがあるので、病院にいる方が安心できるが、病人からは少しずつ離陸しなければと思う。

久々に珈琲を口にする。

糸瓜忌。

入院日誌5日目 ~退屈と体力と

2014-11-19 19:00:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
頭が重い。薬を処方してもらう。昨日より活動意欲は低下。

昨日の夜に処方してもらった薬で少しだけお通じがあった。

家にはないBSでスポーツ見るものの、贔屓のチームは悉く負け、かなり退屈する。
韓流ドラマは字幕があっていいが、ドラマ自体あまり見ないし、時々旅番組や料理番組見る程度。PCがあれば一番いいが、疲れるだろうからとヨメさんから止められている。

しかしまあ、料理番組に出てくる料理のどれも美味しそうなこと。

歩行許可は同じ階の西側のみだから行く所はほとんどない。確かに、まだ1階に降りるには体力的に無理。

差額ベッド代のことを考えると相部屋でかまんという気はするが、頭の重さにまだまだかもと思う。

朝は点滴。結構長くかかりますね昨日どれぐらいまでしてましたかと今日の担当看護師さんが尋ねる。終わった時刻を云うとええっそんなに早く落とすんだといいながら準備を始める。

若い看護師さんでコミュニケーションが自然にとれる。何かにつけ不安になる患者にとってはとても大切だと感じる。

昼御飯が終わるぐらいから、頭の鈍痛が少し楽になり、仕事のこととか、家のこととか、思いついたことをメモする。
メモだけは、PCとかタブレットとかではなく、ボールペンとA4の紙がいい。ボールペンは、ナースステーションで借用している。

入院後は、いろいろ持ってきてもらわないといけないものもあるが、ヨメさんにとっては探さければ分からないものも多く、それでもスマホのみ。スマホを駆使するタイプではないので、不便さはある。

点滴も終わり、ベットからなるべく離れ、椅子に座る。今日もシャワーできず。午後早い時間に体を拭く。
上司が見舞いに来てくださる。まだまだと思う反面、退院後のことをぼちぼち考えておかねばと思う。

受診がなく、後夕御飯食べるだけなのに2時間ある。
立ってテレビを見ていたが、長くは続かない。

頭の痛みは続いている。

夜、再び頭痛薬を貰う。下剤も。
だるい気分的に。

入院日誌4日目 ~実感

2014-11-15 21:00:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
朝は6時起床。

前日夜の点滴の針の痛みにドキドキしたが、収まった。

頭が重い感じで食事後ぼんやりする。体のコリなのか、頭が関係しているのか。シャワー許可が出る。
眼科受診が午後になりそうなので、午前中に長目の点滴。
側頭部にやや違和感、というより痛い。
歯が痛い。奥歯。歯ごたえのあるものが噛めない。
鼻血。鼻をすすると頭の方が痛い。

右手は動きにくい。
まだ4日目なのに、完全に世の中から取り残される。一方で午後の面会時に人が来ると疲れる。

職場の方々のメールに、仕事のことが触れられていると、正直複雑な気分になる。大丈夫だろうか、他の人に聞きますから大丈夫です、とあると、何というか迷惑かけている感が増幅する。早く解決したい反面、じっくり対処しなければという気持ちもある。

午後、シャワーの準備をしている途中で眼科受診となり、1階へ。当然の如く看護師さんか介護士さんかの付き添い付き。
検査、診察、そして待ち時間で約二時間。医師に頭を下げると、ふらふらっとしてしまい、帰りは車椅子。

眼窩骨折してて、眼球損傷の疑いがあったが、とりあえず機能的には問題がなかった。

部屋に戻り、シャワーの準備をしようとするも、手足の傷の状態を診てもらってないのもあり、この日も断念。

ガーゼ等は、肘のホッチキスみたいなので留めてあるところ以外は、交換。右手親指と顎は、撤去。

許可が出たので顔を洗う。
症状もさることながら、事故証明のコトなど警察から言われているので、主治医に伝えなければならないのだが、なかなか来てくれない。

スマホの電池が切れ、充電している間、テレビを弄るとBSを見つける。

しばらく凌げそうである。ちなみに充電は、電源切って2時間であった。

まだ4日目だが、結構長くいる気がしている。

入院日誌3日目 ~不安

2014-11-14 23:59:00 | 事故で眼窩骨折に遭う
2日目の夜に40時間振りに飯が食えるようになった。
尿を採る管を抜いた。

命が何とかつながる見込み。

頭の手術はどうなるのだろう。まだまだ、不安。元に戻るのか。元に戻るのは無理か。
48時間が経過し、疲れてきている。細かく目が覚めるものの、やたらと眠い。

さほどではないが、まだ、体のあちこちが微妙に痛くて違和感がある。 咀嚼しにくい。噛む力がない。頭に関係があるのだろうか。
10時に回診。主治医でないからか、すぐに終わる。仕方がないか。10時半過ぎ、部屋がまた変わる。

北側の個室。

点滴がとれて、針だけ刺している状態になる。
同じ階の歩行許可が出る。歩いてみる。ふらふらする。

階下は許可が出ないと無理らしい。

陽の当たる談話室のようなところへ行く。

午後の面会時間に合わせて、保険会社の人とヨメさんと義母が来る。保険の話は儂では心許ないのだろうか。今後の生活かかっているし、それ考えると本人より家族の方が不安は大きいのかもしれない。

結局、この日の主治医の回診はなし。お休みだったのだろうか。
メシは食える。シャワーもOKになる筈。病院着からの変更もあと少し。
ただ、時間はまだまだかかりそうである。


入院日誌2日目 ~天井の世界

2014-11-12 21:11:03 | 事故で眼窩骨折に遭う
集中治療室。いつもと同じように目覚める。術後のせいか、看護師さんが見に来る回数も多いように感じる。
痛み止めの座薬をしてもらう。
意識ははっきりしているが、メガネがないのと、片方完全に塞がっているのと、絶対安静なので起き上がれない。体も全部拭いてもらうが、歯磨きは寝た状態でさせられる。そんな状態で11時、集中治療室内の個室に移る。

家族がやってくる。明日からみんな忙しい。意識がはっきりしていて大丈夫ということを見せておくことができてホッとする。
そして、病棟の個室に移ることになり尿を採る管を抜く。これ痛い。そして、夕方から食事を摂る事が決まる。主治医が忙しい中、立ち寄ってくれる。

義母が来、しばらくすると職場の上司が。

経過を説明する。
昨日の朝、早朝ジョグでいつもの道を走っていたら、後ろからバイクに追突(らしい)。
気がつけば救急車。
意識ははっきりしていたが、体中が痛いし動かない。そして頭と目が痛い。
救急病院で何枚もレントゲンとCT撮られ、目の奥が折れているので手術できる病院に転院。
転院待ちで、目の上を6針(らしい)。
で、転院先で再度画像撮影すると、頭の方からも出血しているとかで、目より先にこっちの手術準備。痛いことがたくさん。痛い。
で、準備の途中で、再度方針が変わったらしく、結局目の奥の折れた骨の方を処置(知ったのは後だが、プレートで固定しているらしくくらくらする)。
気がつけば、手術終了。そのまま集中治療室。
義母が駆けつけ、ヨメさんと主治医の経過説明へ。
一息ついてから、実家の両親も。オヤジは運転できる体調ではないので近所の人に運転してきてもらったという。オヤジはベットの柵に手を置いて震えている(病気の為)。心配だろうが生きていて、意識もあるところを見せられたから、まあ。
ここまでが経過。

そして、この状況で加害者が来る。
気が重い一連のことを、上司が上手く対応してくださる。
やがて、買い物から帰ってきた家族と水入らずで話す。儂の夕食をみんなで覗きながら、本当に久々に話す。
嬉しい。
天上の世界から戻る。

約2ヶ月前のこと、慣れないスマホで綴ったものです。しばらく続きます。