きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

津山の街とともに

2022-10-08 16:51:41 | 遠くへ~少しだけ非日常
アーリーチェックインで昼過ぎからホテルで過ごす。

いつもよりグレードが上がっているからか、展望が効いていて。
テレビと窓の外を交互に見ながら呆ける。

第40回大分国際車いすマラソンの周辺(5・臼杵石仏へ)

2022-05-30 17:11:10 | 遠くへ~少しだけ非日常
大分遠征変編目次。
1 往路
2 往路寄り道
3 会場入りから前夜祭、レース後まで
4 本番
5 復路
6 大分FCAに感謝
で今回は番外編ということで2について。

今回、大分入りの時間調整で真っ先に思いついたのがここ。他の場所はあまり行こうとは思わなかったので、いい意味で思いつくのがここしかなかった、というのに近い。

多分、何回か来たことがある筈の場所。

佐賀関からは1時間かかっていない筈。

ぐいぐいと坂を上る。久々の緊張感。

石仏群は何か所かに散らばっていた。

それぞれ見事だった。

こういう企画もありなかなか面白い。

勿論、階段で行けないところもあった。

補修中の展示も歩ける人と同じように近くまでは行けなかった。でも、受付の方がついてきてくださったりいろいろと配慮も感じた。

傾斜もそこそこ急だったが、すべて自力で上った。

ただ、電動車いす(シニアカー)みたいなのもありますと言われ、結構心がぐらついたのも確か。

石仏もよかったが。

この景色、なかなかのもんだった。

感謝、感謝で後にした。

第40回大分国際車いすマラソンの周辺(1・大分往還)

2022-04-18 18:49:19 | 遠くへ~少しだけ非日常
大分遠征変編目次。
1 往路
2 往路寄り道
3 会場入りから前夜祭、レース後まで
4 本番
5 復路
6 大分FCAに感謝
で今回は1と5について。

行きは事前審査の日の朝に出る。早く出る必要はなかったが、朝イチのフェリーに乗らないと損をした気分になるので、素直に従い出発。自宅からは約2時間余りといったところ。信号もなく車も少ないので流れに乗るだけで思ったより早く着く。
ルートは「夕焼け小焼け」の378号線から「メロディーライン」の197号線で佐田岬へ。この197号は、高知から大分まで通っている。高知の山奥や佐田岬の部分は酷道だった。で「いくな(197)」という別名もある(四国の酷道は他にも「よさく(439)」もある)。
佐田岬の部分については、原発の設置で立派な道路ができた。因みに大分に入ると名称は「愛媛街道」になる。そして、豊後水道の間は「海上国道方式」ということで、元々は国が管理する航路だったらしい。

佐田岬の半分ぐらいで夜が明ける。

フェリーターミナル到着。車いすになって2回目の三崎港。松山からバスとかもあるが、車に乗るまではなかなか来ない場所だった。
トイレに行って朝ご飯(菓子パン)を食う。因みに近くにコンビニもあるので思ったほど辺鄙ではない。

バリアフリー対応ではあるが、予約の際に電話でしかできず、前回も今回もメールで抗議する(本当)。事情は分かるが、健常の人と同じようにネットで完結できるようにして欲しい。ネットなら5%の割引だが、電話はそれすらないのだから(障がい者割引とかも当然ない)。

フォームの一部に「車いす」の項目を入れれば済むのではないかという、そういうレベルのこと。

ただ、この「最短区間」はやはりありがたい。

レース終了後は、PCR検査の結果待ちで1時間ぐらい待って、その後ごぞごぞと片付けをしたものだから、予想通り「遅くなるだろう」という出発時間になった。
一般道を通って1時間ほどで佐賀関へ。途中の道の駅で休憩しようと思ったが、車が多くて車椅子で乗り降りできる場所がなく、止めた。

で、直接フェリーターミナルに行ったが。正解。

新築のフェリーターミナルで売店もあった。土産を買う予定はなかった(富山で結構買い過ぎたため)が思わず購入。
車は続々と集まってくる。

屋上で海を見る。ラン時代ならここで1本どころか2本ぐらい呑んでる。
まだ、帰宅まで3、4時間かかるのだが、まあ近いものだと。

まあ、詳細は触れずに

2020-06-04 20:01:10 | 遠くへ~少しだけ非日常
遠くに行った時のもの。

至福の時、ですよもう。

コロナが落ち着いたら、またできるかなと、否、車移動にシフトしている気がするので、もうこんなことはしないかもと思ったり。

ひこうきにのりたい、ねえ。

スカイライン最終日に面河に立ち寄るが

2020-06-01 19:29:17 | 遠くへ~少しだけ非日常
去年の11月の末日、石鎚スカイラインの最終日に出かけてみた。そのときに、そのスカイライン手前の面河に寄ってみた。

車を置いて博物館の方へ。久万からのバスはここまで来るらしい。ラン時代に一度バスで来てみたかったが叶わずじまいだったか。

博物館の中を通り、遊歩道へ向かう。

車いすで通るには路面も傾きも凄い道で。ただ、行けるとこまでという感じですすむ。

景色は確かに良かった。

ただ、流石にここまで、ということで引き返す。またあの道を通るのかと思うと気が重くなる。実際、途中で前輪がスタックしてどうにもこうにもならず、かなり焦る。5分もかかっていない筈だが、人通りも全くなく、全く進むこともできず、相当な冷や汗をかいた。

この後、スカイラインは、一昨日の積雪の影響で、敢え無く引き返した。
来た道を戻るのは本当に気が重い。


仁淀川へ

2020-05-27 19:44:48 | 遠くへ~少しだけ非日常
ふと思い立って出かけたのが去年の11月。仁淀川マラソンというのがあって、「車椅子は出られますか」の問い合わせをしたことがどこかに残っていて。大会参加は当然のごとく断られたが、仁淀川といううワードがどこかに残っていて。

行きに、久々に立ち寄った。製造元ならではのB級格安品を大量に。

目指す道の駅の少し手前に、似たような直売所というか、そういうとこがあった。身障者用トイレもあったので、ここから出発。

道路のお世話というのが良い。

川沿いを進む。当初は、ここではなく別のところを漕ごうと思っていたが、途中で沈下橋を見かけ、行ってみたくなったので。

初めての道でしかも道路の具合が分からんので、いつものようにドキドキしながら漕ぐ。

川は常に傍にあるが、少し離れていたりもする。アップダウンはそこそこある。

これ、ねえ。結構あった。小屋に使っとるんだろうか。


高いところまで漕ぐのは大変だが、景色は良い。確かに。

これも、ちょっと不思議な感じが。

集落を通る。お邪魔しますという感じで。

集落の傍の神社。

目指す沈下橋が見えた。

四万十の方が有名なんだろうが、仁淀川にもある。にしても、まさか渡れるとはと感慨無量。

県道下をくぐり、向かい側の集落へ。さて戻るか。

暫く集落が続く。

細い山道になる。

文旦らしきものは分かったが、あの葉っぱは何なのか分からんかった。

またまた神社。

国道に出る。川は続く。

お店が多い。何となく良い感じ。

暫く進むと。

別のがあった。

結構漕いだ。疲れとトイレを気にしつつ先へ。

気持ちは分かるが禁止。

日高村、ねえ。帰って地図で調べてみようかと、ぼんやり思った。

とりあえず、無事帰還。トイレに行く。車はかなり遠慮して端に停めていた。何か土産でもと思ったが、あまり気に入ったものがなかったので、仕方なく出発。ありがとうございました。

途中にファミマがある。こんな山の中(失礼)に。便利だ。

ファミマの傍にあった建物。何で撮影したか忘れてしまった。

もう半年以上も前だもん、なあ。

久々に東平(とうなる)へ

2020-04-23 20:23:01 | 遠くへ~少しだけ非日常
去年の11月の初め、ふと思いついて東平(とうなる)へ向かう。

ラン時代は、道の駅に車を置いて、そこから片道だいたい10キロを上って行った。車いすではなかなか厳しいので、今回は、現地まで車で。

途中の景色は堪能できた。本当にかなり高いところにまで上がっている感がある。別子銅山最盛期は、ここに賑やかな「街」があったというのが凄い。

車を置いて漕ぎに出る。流石に、あの下までは行けないだろうが、行けるところまでととりあえず奥へ。

急な勾配を頑張って上ったが、すぐに行き止まりになったので引き返す。

ここはインクライン跡。当然降りられないので見るだけ。

ここはスロープ(というより階段を使わない小道)があったので上ってみる。


滑りやすい苔を乗り越え、段差もクリアしたがやはり最後までは行けず、引き返す。

2キロに満たない散策。期待していたわけではないので、納得の天空の城。まあ、こんなもんかと。

日本を支えた街(石炭の街、田川)へ

2020-04-16 20:15:17 | 遠くへ~少しだけ非日常
多分、間違いなく、そうだと思う。

国道201号線を西へ。田川に入ったあたりで市内の駐車場を探す。だいたい郊外の運動公園の駐車場辺りが狙いだと思い、このときもそう思っていたが、川の手前で渋滞するので、目的地変更。石炭公園近くの市民球場へ。

野球場では大会があって賑やかだったが、端の方は空いていたのでそこへ停める。初めからここに停めても良かったのだが、ここ山の上で、帰りがきついかなとそういう理由で避けていた。

坂を下りる。病院跡。いきなり当たりの場所で、テンションが上がる。

結構な下り坂を下りるとショッピングセンター。その向こうに石炭公園の煙突が。

多分、普段はそれほど人はいない筈の場所。ただ、この日は「石炭祭り」で結構な人出。


静かに鑑賞したかったが、まあ仕方がない。それでも、モニュメントは人がまばら。

屋台には凄い人。

ここは今回のメイン。とりあえず、来れて良かった。

もうしばらく、うろうろすることにする。さらに下って日田英彦山線の下をくぐる。傍のモニュメントを地元の方が解説してくれる。

モニュメントも良いが、これ自体がかなり風情がある。

平成筑豊電鉄伊田線の線路を跨ぎ、商店街へ。この辺りは古くからの街のようで。

商店街を出てからも、雰囲気を感じながら漕ぐ。

国道に出る。あれがボタ山らしい。

国道を外れて近くに行く。当然近づける筈はなく、それでも傾斜を懸命に上っただけあって、景色は良かった。

国道に戻る。遠くに、何か見える。この辺り、香春という。何という素晴らしい名前。

この辺りに、太平洋セメントの現役工場がでんっと、その傍をおたおたと漕ぐ。

圧巻。


セメント工場に圧倒されたが、この辺り、あとで地図をみたら、「お四国巡り」とかもあるみたいで、思った以上に置くが深い場所だった。

行きとは別の国道を戻る。

川を渡る。名前には何かの由来があるのだろう。

踏切を越えて、行ってみる。残念ながら行き止まりで引き返す。

行きとは違う道でと思い、曲がる。

これ渡れるんかと冷や冷やしながら細い道を行く。

ここで、もう少し冒険したくなり、山の方へ行く。これが結構な道で。

散歩のポメに出会ったり、石炭発祥の地に出会ったり、思わぬ収穫は確かにあった。

ただ、車を停めたところが、山の上なので、出発する前から躊躇いはあったが、この坂道。

路面も良くない。

嫌になりかけていた頃、車が止まり、助手席の娘さんが押してくれる。本当に申し訳ない。

ありがとうございました。いやあ、本当にきつかった。

さらにこの後、何度かの坂を乗り越え、道間違えたりもして市民球場へたどり着く。車に乗りナビで確認するとフェリーの時刻にはぎりぎりという感じだったので、トイレのこととか考えずに、出発(流石に途中のSAでトイレに入ったが)。

坂が多い街、田川、満喫しました。ありがとうございました。

築上という街で(漕走編)

2020-04-08 19:55:06 | 遠くへ~少しだけ非日常
その街を朝、少しだけ漕いでみた。

まだ真っ暗。いつもと同じ時間に漕ぎ始めたから5時ぐらいか。

海の方まで、何となくの道を辿って行ってみる。

途中、お寺が。

しーんと静まり返っている「里」を静かに漕いだ。不思議な感じの漕走になった。

で、これから福岡→大分の県境越えへと。

先日の中津の手前の話。アップする順番間違えましたな。

県境越えだけしてみたかったという話(中津少し)

2020-04-07 21:12:02 | 遠くへ~少しだけ非日常
築上を出る。ここはまだ福岡だが、県境の街であることに変わりはない。

で、もう一つ向こうの、本当の県境の街の道の駅へ。吉富というところ(上毛町)。車中泊と思しき人が結構いた。なかなか人気のスポットのように思える。

県境の街へ向かう前に、秋桜が綺麗だったので、まずはそちらに。ところが、入れん。どうやっても入れん。

これは差別やが、と、理性を失い、車椅子降りて地べたに座り、車輪外して車椅子を中に入れる。こんなことまでしたのは初めて。

後でもう一回これしなければならないとか、そういうことを考えた形跡はない。

満喫。向こうの方に、普通に行ける出入り口もあってほっとする。後で調べたら、この辺り「大ノ瀬官衙遺跡」とのこと。

ここからは国道から県道に入り、中津を目指す。一号線、という名前に惹かれてだが、路肩は凸凹していてお世辞にも漕ぎやすいとはいえない。

川を越える。山国川。

中津へ。福沢諭吉の出身地だとか。

越えてすぐ川沿いを漕ぐ。本当に県境越えしただけという感じ。ただまあ、大分県、のんびりしていい感じではある。

再び川を越えて福岡県側へ。大分側と雰囲気は変わらん。

県道を離れて、小道をくねくねと行く。で、近くに遺跡があるということらしいのでそちらへ。

これが、あとで調べてもよく分からんかったのだが。

神社。これは若八幡神社の筈。とすれば、さっきの遺跡が分かりそうなもんだが、どうしてもグーグルマップにはでていなくて。

道の駅に戻り、トイレへ。このつり革が案外便利だった。

何故か、御当地ものとは関係ない「サーターアンダギー」を買って帰る。おまけにくれた四本のボールペンは全然かけなかったが、まあ、そんなに悪い気はしなかった。

下関から門司へ(下関編)

2020-03-30 19:31:29 | 遠くへ~少しだけ非日常
門司から再び下関に戻って、一旦車を駐車場から出す(長い時間停めるのは迷惑だろう)。

で、30分ぐらい車でうろうろして駐車場を探すがなかなかいいところがなく、再び同じ駐車場へ戻る。で、出発。

この辺りは歩道以外に道がないので、変に傾きまくって細くガタガタの歩道を難儀しながら漕ぐ。

立石稲荷さん、らしい。

朝鮮通信使上陸碑、とのこと。歴史を感じる。

赤間神宮。この向かい側に唐戸市場があるが、パスして旧商店街へ。

なかなか面白かった。ラーメン屋がやたら目についた。

門司よりレトロっぽい気がする。

伊藤邸、ということは前の前の1000円札の方、か。

やれやれという感じで、無事に戻る。

さて、宿へということで、高速を使わずにまたもトンネルをチョイス。渋滞でちょっと失敗したか。
続く。

下関から門司へ(門司編)

2020-03-24 20:30:44 | 遠くへ~少しだけ非日常
11月の初め、上手くホテルが取れた(先日の築上)ので、九州行きを敢行。

今回は、行くことが先でどこへというのは後。それでも、行きたかったところはあったので、兎に角、高速をひた走る。

本当なら車両も障がい者割引がある防予フェリー(ほとんどのフェリーは旅客のみなのであまり恩恵がない)が一番便利なのだが、うまい具合に乗れる時間帯がない。その辺りまで来て漸く休憩。3時間半か4時間か、ここまででそれぐらいかかっている。

で、下関に到着。ホームページで確認しておいた駐車場が空いていたのでラッキーだった(因みにここを出発するころには埋まって列ができていた)。

関門トンネルにはエレベーターで向かう。

海の下を通って県境越え。確か、単車でもこのトンネル使ったことがある筈だが。

福岡県側に出た。

ここからしばらくうろうろする。

まずは、和布刈公園へ。めかりと読む。

ついで、逆側へ。歩道を漕ぐが、左右の傾斜のバランスが極端で、あまり快適には漕げない。まあ仕方がない。

門司港メトロ(地区)を目指す。

この辺りはのんびりのんびり。

やがてそれらしい風景を目にする。特にどこにも入らず折り返すことに。

ただひたすら漕ぐ。ただのんびりのんびり。

橋の下をくぐる。帰りは行きとは違うルート。

和布刈神社へ立ち寄る、というよりそこを抜けて、というつもりで漕ぎにくい参道を漕いで行ったが。

敢え無く行き止まりとなり元来た道を戻る羽目に。

何とか、トンネル入り口にたどり着き、再び山口側へ。
続く。

金沢途中下車

2020-03-13 21:17:37 | 遠くへ~少しだけ非日常
ここは漕げると思ってなかった。大学の時に、単車で来て以来。

テレビで見たことのある駅前を出発。時間はかなり制限されている。

賑やかな金沢の街を漕ぐ。近江町辺りはなかなか面白そうだったが、眺めてパス。

城の方へ進む。雨が降り始める。

城というのは、割とアップダウンがある。とりあえず必死で進む。

結構高くまで上った。もっと上って城の中に入っても良かったが、そこまでの余裕はなし。

普通に綺麗というか、凄いというか、金沢100万石だなあと。

兼六園の上りは尋常でない傾斜。いくつか入り口があったようだが、そこまでリサーチできていない。中国からの団体客と一緒になる。途中、中国のおっちゃんが押してくれた。ありがとう。

中に入っても傾斜と路面の悪さに苦戦する。入り口で教えてもらった「車椅子ならここまでは行ける」というポイントまで頑張る。途中、掃除のおっちゃんが押してくれた。ありがとう。

約30年振りの兼六園。感慨無量。

ほんのわずかの時間だったが満足して出る。帰りはほぼほぼ下り。時間を取り戻しにかかる。

兼六園をぐるりと回って駅に向かう。入り口によっては階段もある一方、緩やかだが長いアプローチもあるようだった。

この頃は結構雨脚が強くてリムが滑って難儀した。

ショートカットして細道を行く。通れるか通れないかドキドキしつつ。

無事に帰還。この後、トイレが混んでいて使えないというアクシデントもあったが、何とかセーフ。サンダーバードは身障者用トイレとか車内販売とかないから、準備なしで乗り込むのはきついので、とりあえずホッとする。
金沢感謝、である。

新高岡

2020-03-03 20:52:14 | 遠くへ~少しだけ非日常
高岡編その3。

移動日。高岡から新高岡までのdieselは段差があって面倒なので回避し、ホテルから漕ぐ。まだ早朝。

何度か漕いでこの辺りの道の感覚も掴めてきた。あっさり到着。
旅行社で取ってもらった指定席の具合が悪かったので、みどりの窓口で取り直してもらう。車椅子対応の席が取れる便はもう少し後になる。

時間ができたので少し漕ぐ。でっかいイオンを経てとりあえず漕ぎやすい広い道へ。

で、川を目指す。車は少ない。ただ、ただ、漕ぐ。

さて移動。高岡完了。そして感謝。



高岡から氷見海岸

2020-02-27 19:58:20 | 遠くへ~少しだけ非日常
高岡編その3です。

いつもと同じ時間に起きて、5時過ぎには出発。北へ。

万葉線の線路を離れる。

ここらで1時間ぐらいは漕いだか。結構、海が近くなっているが、気分的には全く余裕なし。

ここから山の方へ行く。だいたいルート確認はしていたが、これほどの、というぐらいの坂。嫌気がさす。近くには結構由緒ある神社があるらしい(後で家訓すると他にもあって、どういう事前リサーチをしているのかと)。

漸く峠を越えて、いよいよ海へ近付く。トンネル経由でショートカット。

やった感半端なかった。久々日本海。多分ラストランになった三江線行きのとき以来だと思う。まさか、こういう形で再訪できるとは、と。

道の駅、これはトイレのことを考えてチェックしていた。

日本海、日本海と喜び半分不安分分。この先の駅の情報が本当になくて、リターンして万葉線のバリアフリーになっている駅まで帰るか、バスに乗るか、何パターンかを想定はしていたのだが。

とりあえず、目指していた駅に。

バリアフリーでこれなら隣の高岡方面行のホームにも行ける。ラッキーだった。

時間に余裕ができたので、周辺を散策することにする。踏切を越えて海へ。

堪能した。

駅に戻る。汽車が来る。ドアが開く。ここで漸く気付く。物凄い高いステップ。

車掌さんが冷静に対応して下さったのでおおごとにはならなかった。通勤通学ラッシュの時間帯、本当にご迷惑をおかけしました。
結局、ステップは手すりにつかまって上り(高速バスの要領)、車椅子を車掌さんに上げてもらった。そういう状況で、協力してくれる人は本当にたくさんいたが、高校生なんかは、面倒なんだろう、終点の高岡では、車椅子を下ろすのも待てずに、上がって来る奴も結構いて、まあ仕方がないのかなと思ったりもしたし。

いろいろと忘れられない日本海、になったか。