きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

当事者 第三者 傍観者

2012-11-28 22:08:30 | 徒然に2010-2013
うまくいえませんが。

当事者としてはしんどいとは思います。

傍観者でいるのもどうかと思うのですが、でも所詮は第三者。
でもまあ第三者だから見える気がすることもあり。

うまくいえませんが。

今回の件仕掛けた方がおかしいと思います。内容にしても方法にしても。
当事者にしか分からないことがあるのかもしれませんが。
で。
多分、そんなに騒ぎ立てることでもないと思うんですが。

オトナノセカイハムズカシイ、です本当に。
せめて第三者でいようと思うのですが、どうしても傍観者の域を出ません。

うまくいえませんすみません。でも、流せないので。

ぽかぽかの下とことこと

2012-11-25 21:11:28 | 近場の異邦人
連休最終日。

ゴミ捨てに犬と一緒に行く。

約30分。1号は長い距離歩くといかんのかな。ゴミの日は帰りは1号自転車に乗せんといかんか。楽しそうに歩いているように見えるんやけど、難しいな。

この日は思ったより気温が上がり、これなら早めに準備して遠出すればよかったかと思ったが後の祭り。というのは、純粋に遠出ということではなく、マラソンコースをまだ一度も試走していないのが引っかかっていて、恐らく次の週とその次の週は用事があるからまず試走は無理なので、ここらで走っときたかったわけで。

でも今日は今日で、業者さんとこに修理品持って行かなければならないから、時間的には中途半端。
いろいろなことで、少しずつうまくかみ合わず、なんだかなあである。

で、結局昼前になる。修理屋さん通過のコースで、どう行こうかと思案しながらとことこと走っていく。

で、ペースはそんなに上がらないながらも市内までようように着き、そういえばここ久しぶりと思う。
石手川緑地付近である。

日頃この辺はまったく掠りもしないわけではないものの、昼間にはあまり通らん。以前は夏に通ったか。

もう黄色やら赤やらである。一応緑もある。

ここはたまたま人が居なかったが、他の公園ではいっぱい人が出ていた。

ウチの子どもたちはテスト期間中。まあ、みんな通る道ではあるから。頑張れ。

結局、靴屋に寄ったり、パソコン屋に寄ったり、リサイクルショップに寄ったりしながら、帰り電車に乗らずに帰って来た。珍しいの。

暖かければ、それなりに走れるんやね。そんなに珍しいところ走ってなくても。

健全に中掃除

2012-11-24 20:56:52 | 徒然に2010-2013
少々早い年末大掃除第1弾にとりかかる。

毎年、風呂とトイレ掃除だけはやっている。以前は12月の官庁御用納め後にしていたが、相当に慌ただしくなるししかも寒いのこの上なく、体力的にも精神的にも不健全なため、徐々に12月の週末を使ってやるようになっていた。

ところが、12月の週末は忘年会が大抵入るので、二日酔いのまま掃除をするのはものすごく不健全ということが経験的に分かってきた。トイレ掃除なんて最悪である(いざというときは便利なのだが)。

で、一昨年ぐらいから、ついに11月下旬ぐらいから始めるようになった。年末の走る時間を確保するにもいい具合になるし、掃除のことが気になりながら12月を過ごすのも不健全なので、丁度いいのかなと思っている。

今日は、風呂。

午前中丁度4時間ぶっ続けで何とか終わらせる。大掃除までいかんな中掃除ぐらいか。以前に比べれば、無理はしなくなった。洗剤をあれこれ買わない。頑張ってこすっても落ちないものはあきらめる。
それでも4時間かかるのは何でだ。以前とそれほど変わりないぞ。段取りも少しはよくはなったはずだが。何でだ。

掃除もいつもやっていれば無理に年1回がんがん汚れを落とすような気合い入れた掃除何かしなくてよろしい、と誰かから聞いたことがある。でも世の中の人々は、年末は気合い入れて掃除するわけで。それも経済活動の一翼を担っているわけで。

で、最近ここ数年は、洗面所とかリビングまではしていないので、あとはトイレのみ。洗面所をパスするようになったのは、儂のものでないモノが多すぎて、手のつけようがないからである。決して逃げているわけではない本当。
あのごちゃごちゃしたモノを片付けるだけで、本当にいらいらして不健全この上ないもの。捨てるが一番、なんだがそういうわけにもいかんしねえ。

やれやれ、一つ終わったって感じで今日はバイパス12キロのジョグで終わり。こちらは中までいかんな小かな。

ゲルパルスにラントーンにエクシス3、それからヨネックスのランシュー

2012-11-23 21:30:30 | 装備の話
昨年度も、この時期は結構ランシュー探してましたな。

今日は、仕事関係のごようじついでにスポーツ用品店ハシゴして、2足購入しました。これで先日購入したナイキのダウンシフター4と合わせて今シーズンで6足購入。昨シーズン購入した靴の状況を見てみると、残っているのはニューバランスの740のみです。途中でニューヨークとかも買って履いたりしていたので、やはり年間10足は履きつぶしている計算ですから、まだまだ探さねばと。

まずは9月下旬にネクサスの5を購入。今履いているのが4ですが、4は随分たくさん履きました。5は初めてですが期待大。ちなみに約66%オフの送料500円で購入。

次にダウンシフター4を購入。こちらは、勘違いで約25%オフにしかならずちょっと失敗か。ただ、やや軽量(260g)なので短い距離の練習専用にしようかと思ってます。値段が値段なので、2、3週間もてばOK。

そして10月下旬に購入したアシックスのゲルパルス3。あまり聞き慣れない名前です。柔らかいシューズで、昨年購入したゲルキュムラスと同じタイプの中敷きが入っていました。価格は40%オフでまあまあですが、ワイドモデルだったのでサイズ選択ミスったかという感じ。これはネット購入なので詳細が不明なままイチバチで購入したので仕方がないかと。外側のソールが厚めで、耐久性は思ったほどにないかもしれない。一ヶ月は持って欲しいのですがどうなることやら。ちなみに、12月登板予定です。

で先日、74%オフに惹かれ購入したのがヨネックスのSHR01Mという覚えにくい名前のランシュー。テニスシューズではなくランシュー。まあものは試しです。スーツ用の黒靴探していたので、ダウンシフター4よりいいかと思い、こちらを購入。送料無料なのも良し。

この靴も外側のソールが厚めなので、ガンガン削られるので、そう耐久性はないかもしれないが、何せ元々は1万円超えるちゃんとした靴なので期待も大。今2日履きましたが、備え付けの中敷きがやや固め。柔らかいキュムラスのに変えています。つま先が細く、脚入れは大きくてしやすい、つまり脱げやすそうな構造してます。時々履くなら許容範囲ですが、今のネクサスとはかなり履き心地違いますから、毎日はちょっと。

面白かった(?)のが、同梱の説明書がふりがな付きだったこと。しかしまあ、ヨネックスとは、ねえ。

今日は、ちょっと変わったのを購入。プーマのランシューエクシス3。

48%オフ。靴底が厚いです。サイズは25.5㎝を購入。6は大きかった。プーマのランシューって実は珍しかったりします。勿論初めてです。

そしてもう一つが、リーボックのラントーンモーティブ黒です。なんと80%オフ。

一応、区分はランシューになってましたが、本当に走れるんだろうか。こちらも25.5㎝を購入。リーボックは「体幹」シリーズも試していないのにラントーンはないだろうという感じですが、まあ、こちらもスーツ用と割り切って履くかと。

しかしまあ「肉球」ですなこれ。

ちなみにこの店では、サイズ半端のワゴン内に50%オフのニューヨーク2170のスリムを見つけたのですが、サイズが26.5㎝で、結局止めました。かなり迷って、ギリギリまで手放せずにいたのですが。でもこの連休で気が変わったら、もいちど確かめに行くかもです。ちなみに、ワゴン内にゲルカヤノの18(?)が9900円で入っていました。サロマと同様一度は履いてみたい靴です。夢のまた夢の靴。

現在、6足で約22000円の出費。恐らく5ヶ月分ぐらい準備できたことになりますか。
一応、何でもいいとはいいながら、履きたいのはやはり最低ニューヨークかネクサス(欲を言えばもう少しいいカヤノとかサロマとか)。なかなかお値打ち品にはお目にかかれません。くじけずマメにチェックせんとな、と。

第3以外の話

2012-11-22 23:00:00 | 徒然に2010-2013
これでもウイークデーはなるべく飲まないようにしています。
週末は呑みます。

駅で味わう第3は最近寒くてきつくなってきてはいます。じゃあ呑むなとは行ってはいけない。

夏は心地よかったアルミのベンチがこの時期は寒い。地べたに座った方が快適じゃないかと思いますが、それをやるとただの酔っぱらいになるので我慢。

最近家呑みでは第3以外を呑む機会が多いような。
まず先日ロッテS君からいただいた「ツシマヤマネコ」は最後懐かしのホッピーで。

儂にとっては「久里浜」の味、です。

梅酒。

イオンのサイダーで割りました。滅多に呑まないのですが旨かった。

解禁日にはボジョレー。

ワインでした。うん。感想になってない。

最近飲み始めたのが「凜」。

「角瓶」の約半値です。キングウヰスキーとか。充分楽しめます。

いい眺めです。

最近、このコーナーに行くのも寒くはなってきましたな。

昼下がり~海上ずっと手前まで~

2012-11-21 20:00:00 | 近場の異邦人
先日のこと。

時々走る国道から少し入ったところへ行った。そこに上がるバスはあるものの、休日は走っていない、というところ。山の上(奥)なのに「海上」という。何かいわれがあるのだろうか。
その日は、そこに着くまでに既に20キロぐらい走っていたし、出発するのが遅かったから、とても道の終わりまでは行けないなと思っていた。だから、少し覗いてみるぐらいの感じで国道を入った。

昼過ぎで、陽はまだ高かった。空を見上げるとさっきと変わらぬ青。

でも、道は山の影が降りていた。

「半日村」という絵本があったなと思いながら走った。

少し行くと、集落に出た。

集落には寺があった。儂の故郷と同じ過疎の村か。でもここはウチのところよりすごいな。台風来て孤立状態になったこともあるし。でも故郷は故郷だもんな。

バスの時間を考えて、Uターンすることにした。まだまだ先はあるが、時間の目処が立っていないので、今日はここまで。次来たときは、どこまで行けるかな。でももう冬だからいつ来れるかな。
橋のガードレールに小さなプレートを見つけた。

こういう橋の名前だったのか。
帰りは下り坂なのに、ペースが上がらなかった。
バテていたのと、行きとは違う景色に脚を止めることが多かったからか。

色づく葉。さっきと変わらぬ赤や黄。でも陰では少し趣が違うな。
何度も見てきたはずなのに、ああと立ち止まり、ぼうとした。


車で見に来ている人も、ゆっくりと景色を見ながら行き交っていた。

この先はどこに行くのだろう。でも山は少々怖いな。

国道沿いにある特急のバス停が見えた。案の定、ちょっと覗いてみるぐらいの感じになった。

まだ1時間しか経っていないのに、陽はもう山の陰に隠れてきていた。
「半日村」という絵本を探してみようかと思いながらバスに乗った。

冬の朝

2012-11-20 20:24:47 | 徒然に2010-2013
今朝なんかは小休止って感じでしたが、先週、最低気温が今シーズンで尤も低かった日。

朝天気予報見て、その日の最高気温より最低気温チェックするのは、単車通勤の時からずっとそう。もちろん降水確率も。
この日、風がなかったからか、気合いが入っていたからか、思ったほどに寒さは感じませんでしたが。

散歩を終えてみんなやれやれです。

1号はとりあえず持ち直してきたかという感じです。

トイレに行く回数も増えます(すみませんこういう話で)。朝の通勤ランの途中で2回から3回は行くようになります。

よく利用する駅のトイレ。ペーパーが柔らかいので助かります。少し前こんなのに代わっていました。

年末、呑む機会が多いので気をつけましょうって。本当に。

トイレから出ると、ほんの数分しか経っていないのに空が変わっていたりします。日によっても方角によっても場所によっても違います。

凜とした朝、です。

来週からまた寒くなりそうですね。

晩秋

2012-11-18 20:42:42 | 近場の異邦人
3号のおはかまいりに行った。

久しぶりに出会った方、2名。
一人は一昨年に退職された上司の方。車のナンバーを何故か覚えていて、顔を上げたら「目が合った」。退職の歳に愛媛マラソンに初挑戦され、少しだけ練習のお手伝いをさせていただいたことがある。スポーツができる方で問題なく完走されたが、そのバイタリティには頭が下がったことを覚えている。儂の実家のもう少し先にご実家があると聞いていたので、そちらに行った帰りだろうか。
タイミングが合ってなかったら顔を合わしていないのだからつくづく縁とかそういうのはあるのかなと思ったり。
もう一人は前の職場で関わりのあった方、以前早朝に走っているのをお見かけしたが、その時せっかく話しかけてくださったのに、こちらが思い出せなかった(その数分後思い出したのだが)。
結局それ以来数回会っても気まずい感じですれ違い、ああ失敗したなあとその都度思っていた。
この日はたまたま「呼吸が合った」のか、立ち止まり、覚えています以前は失礼いたしました怪我しないように頑張りましょうと声を掛け合うことができた。
すごくほっとした。

国道の峠道は2ヶ月ぶりぐらいか(先月は別の道から行ったから)。
川は昨日の雨で珍しく囂々と水を下流に渡している。

山の色も綺麗である。


それでも山道は綺麗な景色ばかりではない。
晩秋のこの頃、野生動物の死骸が目に付く。今日は狸。そしてイノシシのだろうか脚が一本。
昨シーズンの冬は、鳥の亡骸が春先までそのままになっていた。歩道の上である。少しずつ少しずつ小さくなってはいたが。

寿命が来る頃、動物は自ら山に帰ると言うことを聞いたことがある。
山に帰り、土に還る。
狸も、猿も、猪も、鼬も、鼬も。
どうしても直視できず、目をそらしながら、それでもアスファルトに横たわる狸は何を思っていたのだろうかと考えてみる。

一昨日は、商店街の真ん中で猫が横たわっていた。轢かれた跡があった。
そして、昨日は、ホームセンターの迷い犬のポスターを目にした。
張り出されている犬の年齢、14歳、15歳、16歳。
彼(彼女?)達は何か思っていたのだろうか、何を思っていたのだろうかと考えてみる。

車に轢かれることが自然の摂理に反するとはいえ、野生の生き物ですら山に帰ることがかなわない場合もある。

我が家の様子を見る。1号は、少し状態が良くなっているようである。3号はまたゲフゲフ言い始めている(また風邪ひいたんかお前)。摂理を棚上げして身内の状態に一喜一憂する自分がいる。

もう四捨五入で50歳という年齢になり、終着点を意識しながら生きているつもりではいた。でも、身内のことは意識できないで日々を送る現実を考えると、自分のこともいつも覚悟ができているようで、実はそうではないのかもしれないと思ったりする。

もうすぐという頃、向かい風になった。おはかに着く。3号に、久しぶりと声をかける。

おはかを出るときに、電話をする。珍しく出た。
元気かうんこっちは元気おかげさまでいや用はないけど誕生日だから電話だけ。
二人ともまだ健在である。

山道の途中、小さいばあちゃんが路肩を掃いていた。
としをとるのはすてきなことですそうじゃないですか、と中島みゆきの傾斜。
かなしいきおくのかずばかりほうわのりょうよりふえたならわすれるよりほかないじゃありませんか。

いつの頃からか、人間はそれぐらい生きるようになっているのだなと。
それでも生きるけど。走るけど、ねえ図々しく。

軟禁

2012-11-17 23:59:59 | 徒然に2010-2013
休日出勤で、職場に行く。
分かってはいたが大雨になる。帰ろうにも帰りにくくなり、そのまま午後までいつく。
仕事は少し片付く。

雨が上がり、帰り道、家の用事で住宅メーカーの営業所に。
こちらの質問にはなかなか答えない。別にもうそれはいいからということを延々としゃべってくる。
半分遮って質問するとまた別のことをしゃべる。それで1時間半。
正直頭悪い。でも販売戦略だとしたら、相当優秀である。

家のネット環境がまた調子悪い。
最近、電源入れ直しただけでは修正できない。
他がつながっているので儂のPCの問題なのか、ワイヤレスのルーターの問題なのかがはっきりしない。
数時間かけ何とか解決して今5時間遅れで更新(今翌日朝4時半過ぎ)。

時間がもったいない。もう。

東京自主研修事後集録

2012-11-16 23:00:00 | 徒然に2010-2013
結局のところ、ホテルで食べ放題の朝ご飯を許容範囲ギリギリまで食べて昼飯を抜くという、一昨年の北海道出張で覚えた技を今回も使ったからか、走り終えた後ぐらいは、麦酒がやたらと飲みたかった。

新逗子で麦酒を呑み損ねたので、羽田まで半分禁断症状だった(多少大袈裟)。ガイドブックぐらいしか活字は持ってきていないし、割合走った後は読まないしで、ぼんやりと外の風景を見ながら1時間乗っていた。まあこれはこれでよかった。
羽田に着く。時間にもう少々余裕があったら、国際線ターミナルを見学するのもいいのになあと思いつつ、いつもの国内線ターミナルへ。
やはりいつもの通り、まずはコンビニ探しで、1階飛ばしのエスカレーターに乗って変なところに飛ばされつつして時間をロスしつつ、ようやく第3にありつく。

いつもいつも要領を得ないなこのビルは。
御当地麦酒か限定麦酒がいいのだが、贅沢はいっとれん。ベンチであっという間に消費する。落ち着く。
土産物を買いつつ、この日は最上階まで行ってみた。
展望デッキがあるなんて知らんかった。


下に降りる。銀座のライオン。

響きが懐かしい。一度だけ、院生の先輩と一緒に研究室のみんなで行ったビアホール。あのときのコースター、最近まで持っていた。
ここで呑むのもいいのだが、高いな。

しかし幸せになる絵だな。壁紙にしてもいいぐらい。
ってんで、土産を買い、搭乗ゲートに入って、出発ゲートのすぐ傍でもう一杯。

種類が少なくて、贅沢にも本物の麦酒をいただく。
でもう一本。

ロングにしときゃよかったよって。
つまみも迷った割には、自販機で売っとるやん。

呑んだ後で気付く。次は覚えとこって、予定あるんかな。
飛行機に乗り込む。20分遅れ。

来年は、今度論文が掲載される予定の学会が東京であるらしい。なので、今年でもう退会しようと思っていたが、もう一年だけ入っとこうかと思ったりもしている。その学会というのに一度出てみようかと。儂の住んでいた街からそんなに遠くない多摩の大学であるらしいし。
倹約せな。でもそのときは、休日で安いツアーはないだろうから、夜行バスかな。

職場の方々へ。聴覚活用セミナーのまとめまだまだですが、そのうち受講報告できるようにしたいと。今他のことにとっかかっているので、まだまだ先の予定ですが。

鎌倉物語【後編】~切通を経て湘南道

2012-11-15 20:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
元来た道を戻り、鎌倉五山四位の寺へ。

この傍の道を通るのがいわゆる大仏コース。ガイドブックやウェブにも紹介されている。天園ほどに険しくはないらしい。

先ほどとはうってかわって雨。程なくして葛原岡神社到着。

広い。ちょっと予想外。いろいろイベントも行われているらしい。平日の雨で人はいない。
次は源氏山をパスして銭洗弁天の方へ。

ここ来たことあるようなないような、という感じ。
遠足か何かの小学生がたくさん来ていた。修学旅行と思われる中学生も。雨で大変だろうが、楽しそうだった。銭は洗っていない。見ただけ。
元来た道を戻り、山の中へ。

途中、景色がいいところに出る。
実はこの辺からルートを掌握し切れていない。結局、源氏山と化粧坂切通と葛原岡神社の位置関係が、案内板見てもピンとこなくて、結局切通は通らずじまい。佐助稲荷にも行きそくったかと思っていたら、山中に分岐点が出現。

ラッキーとそちらに向かう。

道なんてあるのかと思ったら、斜面の下、赤い鳥居が見えた。地図には載っていないこの道ダートなんてもんじゃなかった斜面を降りただけだった。走ることはとうに止めている。

社務所の方に何か話しかけられる。会釈で返す。上から来たのみたいな感じか。
足下に気をつけて斜面を登り元に戻る。

それでも、険しかったのはここだけ。天園よりフラットで、走る区間もそこそこあった。

遠足か何かの小学生の集団、ハイキングの観光客をすみませんと追い越す。天園ではあまり見かけなかったが。
「樹ガーデン」の表示を結構な山奥で見つける。この先50メートルということで、見てみるかとそちらに向かう。本当に50メートルぐらいだった。ただ、店は「closed」で、定休日なのか閉店なのか分からん。

入るつもりはないが、店やっているのとやっていないのとでは気分は違う。自分には関係ないにしても、である。

「大仏切通」の表示を見つける。ちょっと寄り道のつもりでそちらに向かう。切通は鎌倉の険しい山を切り開いて作られた道らしい。

まだかまだかと思っていたら、結構入ってしまっていた。引き返すのが面倒になり、そのまま先に進む。どうせあのまま行ってもすぐに大仏の方に着いてしまうはずだから、まあいいかと。
道は険しいが、すぐ下に車道が見える。まだもったいないと、次の道路標示で「火の下」というところに進むことにする。

この直後滑る。尻餅。ズボンがどろどろになる(この後電車で逗子に戻る予定だったのに、この白のズボンの色は計算してなかった・・・)。
広いが岩がごろごろしていて険しさを物語る道を通る。

この辺いかにも切通という感じだったが実際はどうなんだろう。

再びしばらく山を走り、今度こそという感じで道路に出る。バス停があるので、地図には載っているんだろうが、見当が付かない。とりあえず、バスの行き先表示を見ながら、道路沿いに進む。

トンネルが見える。予定のコースはここに出てくるんだなと、後で知る。もう途中から予定は予定でしかなくなっている。
交通量の多い道路に出たので、尻の泥を隠すべくジャージを腰に巻いて隠すことにする。
鎌倉大仏前、平日で雨が降っているが、観光客は多い。正式名は高徳院。

鎌倉の大仏さんは湘南の海を見たことがあるのだろうか、とふと思った。

長谷寺。昔学生の時に来た。水子地蔵さんがたくさんいたのを覚えている。長谷駅の横を通る。そういえば、という感じがする。
海が近くなったので一旦出てみる。

風が強い。サーファーが出ている。ちょっと寒い。
通りを一本中に入り、極楽寺に向かう道を走る。旧の街道みたいな趣。

ガイドブックで見た星の井。

澄んだ水の伝説の側にはゴミ捨て場がある。生活と史跡の同居とはこういうことだと納得する。住んでないのだからいいとも悪いとも云えん。
極楽寺坂。サザンの歌のフレーズがよぎる。

極楽寺。

今回の参考図書の一つ「すずちゃんの鎌倉さんぽ」に出ていた極楽寺のイラストそのままの風景があった。この漫画読んでみたいがなかなかお目にかかれない。

橋の上には、控えめな看板。

江ノ電を見届け、稲村ヶ崎へ。

道路と線路が同じ位置で平行して走っている。

高知のとでん(土佐電鉄)もそうだが、こちらの方は、家と線路がまた近い。家を出ると、道路ではなく電車の線路が通っているところもある。

十一人塚。ここでも南北朝。ここを過ぎるともうすぐ国道134。

稲村ヶ崎から七里ヶ浜へ。懐かしい響き。

単車で何度も来た道。授業が休講になり、天気が良くてじっとしているのはもったいない(こういう気になることはめったにないが)と言うとき、単車でここまで来た。「半日仕事」になるので、ちょくちょくという感じではなかったにせよ、よく来た方だと思う。金沢街道、鎌倉街道、中原街道、通るのはだいたい決まっていた。何をするでもなく、見て帰るだけ。今の走りとほとんど変わってないな。着いたらもうOK、だから。

低気圧が過ぎ去ろうとしていて、海がきらきらしている。もう雨は降らない。風は向かい風。ゆっくりゆっくり進む。ここにあったファミレスはなくなったか。ここのコンビニは・・・。店の跡を見つけるとあったような気になる。こんなにゆっくり眺めたことはないなあたりまえか。
鎌倉高校前から腰越に入る。

腰越から江ノ島へ。

時間は大丈夫。何とか着いたか。

江ノ島の入口でゴール。

上には行かない。予定を完了。
なんとはなしに「ゆれて湘南」が頭の中で聞こえる。古いな。
江ノ島の入口のトイレで、シャツだけ着替え、駅に向かう。

予定では駅から鎌倉に向かう筈だったが、何となく、もう少し走るかと藤沢へ向かう。別にここで麦酒呑んで慰労してもよかったんだがな充分。何でだろ。景色はともかく、藤沢まで行きたくなったということだろ。

藤沢までは、何のリサーチもしていないので、大通りの歩道を走る。そんなに距離はないはずだが、ばてばてになっている。
大きな街に出た。

JRの駅に無事に着く。JRがすぐに来る。大船という懐かしい響きの駅で乗り換え、逗子へ。麦酒をあおる余裕はない。代わりに、レッドブルを飲む。昼飯食ってなかったから。
北鎌倉も鎌倉ももう雨は上がっていた。終点の逗子駅を降りまた道に迷い、新逗子駅に着く。

コインロッカーで荷物をとり時刻表を確認すると、空港行きの電車が後5分で出発するところだった。麦酒を諦め、改札を入りトイレで泥だらけのズボンを履き替えてシャツを着ジャケットを羽織る。
電車に乗る。

日常が再び動き始める。

鎌倉物語【前編】~天園越え

2012-11-14 20:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
新逗子という名のその駅は、地方の小さな郊外の駅に雰囲気が似ていた。コインロッカーに荷物を預け、外に出る。市役所か、市民会館か大きな建物の中に小学生がたくさんいた。社会見学か何かか。黄色い傘も、鞄の側に置かれている。降ると予想されていた天気はまだ泣いてはいない。でも曇天の空は、雨とは別の重たい感じがある。
まず鎌倉を目指す。駅を出るところで案の定見当が付かなくなる。何となく目指す方へと足を踏み出す。地図は何度も復習したが、細かな史跡までは覚えていない。一々地図を取り出すのは面倒だしかも今日は雨の予報。ホテルで朝食を取っている時にはざんざか降っていてどうしようかと思っていた。今は止んでいる。道路には雨の跡。東京と同じだ。

最初の分岐。そうだな三浦半島ぐるりでもよかったな。金沢八景、なあと呑気に思う。線路の側を走る。線路の向こうは、交通量の多い道路。やがて踏切を越えその道路に合流する。坂道になる。
トンネルをくぐる。

最初に見つけたのが鎌倉ビールの店。

工場か事務所か出荷場かよく分からん。名前聞くだけで美味そうだが、高いだろうな。

途中、安国論寺という聞くだけで日蓮かとすぐ分かる案内板に誘われ、寺の前へ。

ついでに称名寺道に誘われ寺が見えるところへ。

中には入っていない。今日は寺社の数がハンパでないので、全部入る予定はない。
おおここも日蓮これはガイドブックになかったぞ。

鶴岡八幡宮の参道を北へ。

平日で人通りは少ないが修学旅行生が多い。

向こう側の道の方がお店がたくさんあるみたいだった。コンビニで水分を買う。
ウエストバッグが小さいのに、雨用の装備やら着替えやらでぱんぱんなので、ウエストベルトの内側に、刀のように差して進むことにする。
寺の前を左折する。

店に入る前よりずいぶん空が暗くなっている。少し進むと、雨が降ってくる。ビニール袋を被る。

源頼朝の墓という表示につられ、進む。前で確認のみ。ここも中には入らず。

そして小学校の側を通る小道を進む。

東御門を過ぎ、恐らく唯一の目的になるかもしれない天満宮に着く。

今回、ここが唯一入った寺社になる。鎌倉の寺はほとんどが拝観料を取る。全部入るととんでもない金額になる。しかも滞在はそんなにしない筈である。一人なのでああここにあったのかと分かればいい。そんな風に考えていた。
日本の三大天満宮は、京都の北野と九州の太宰府とここだったらしい。儂ずっと東京の湯島かと思っていた。だから、ここだけは何となく来たかったわけで。
お守りを買う。雨脚が強い。

隣の鎌倉宮へ。

後醍醐天皇の皇子、護良親王が奉られている。亡くなったのは20代らしい。若い。しんみりと南北朝に浸る。さっきまで結構降っていたが、この頃には雨が上がる。ここから山道へ。

そして、天園ハイキングコースへ。

目指す建長寺まで約5キロらしい。
フラットなところだけではない。結構な勾配、というより壁もある。

途中、いくつか分岐がある。金沢八景かあ。また誘われる。

ここは貝吹地蔵さんとのこと。

本当の山道なので、地図では確認できないところが多いが、観光ガイドなどで若干調べていたので、割合想定した範囲で進む。でも道は険しい。これでハイキングか。

結構高くまで上がっているのが分かる。

最初の休憩場所。天園休憩所。

でも観光ガイドは北鎌倉発のものが多いので、それらには二つめの、と記されている。チェーンが張ってあったが、平日のせいだろう。自販機も簡単な食事もできそうだった。奥でネコがえさをもらっていた。
この奥にジムニー二台。

さすが山道専用っていうより、どこから上がってきたのだろう。
見晴らしのいいところがあるらしい。上ってみる。

海が見えた。
絶景だ。頭の中で麗美の「空が一面海に見えた日」が聞こえる。
大学生の時クラスメートから、麗美のコンサート行けなくなったから二枚あるけど一枚分で良いからかって大丈夫誰か一緒に行く人見つかると思うからさねえお願い、とチケットを買わされ隣の席の空間を感じながらライブを聴いた。待っているけど来ないんだなとというような演技さえしつつ。だからか。儂にとってたぶんこの曲のイメージは、どんよりとした雲に強い風なんだろう。しばし見とれる。
風が強い。再び走る。

二つめの峠の茶屋はすぐそこだった。自販機がある。この辺が、鎌倉市と横浜市の境らしい。

横浜市最高地点を通過。直後に、ゴルフ場の傍を通る。

ジムニーはここを使っているのかもしれない。
やがて再び見晴らしが良いところに出る。

広々とした広場の先に壁のような道。岩が全面に立ちふさがり、え、ほんとにここ行くんか?という感じになる。

で、鎌倉市最高地点を通過。

再び山道。


こちらのお地蔵さんは詳細不明。

もうすぐかまだまだかよく分からない。

ようやく、建長寺の奥、半像坊の手前?に着く。

建長寺は鎌倉五山の一位ということもあり拝観料払って通ることに抵抗はなかったが、もう一本明月院に行く道があるらしい。

何だ建長寺通らなくてもいいのかとそちらに進むことにする。また山。

こちらの道もなかなかハードだ。あまり走れてないなというより走れないか。でも、すぐそばには住宅街が見える。山奥のようで山奥でない。人が近くに住んでいる。ちょっとだまし絵にかかった感じがする。道が狭く、草の丈もやや高い。
何となく進みつつ、桐慕茶屋へ到着。

すぐそこの看板から、すぐそこじゃなくて、そこそこあった。
もう住宅地の突端だった。坂を下りる。何かいわくがありそうな穴。詳細不明。

明月院前を通過。

後で確認すると北条時頼の墓所がすぐ近くだったようで。
で、北鎌倉の駅方面に向かう。途中、鎌倉四位の寺付近で再び雨に遭う。ビニール袋を被る。降りが強い。この横を進めば、次のステージだが、縁切寺を見ておきたいので、一旦バス通りに出る。降りが強くなる。思わず軒下を借りる。とりあえず、何屋さんだろうか雑貨屋さんみたいな店先の戸に貼ってある地図を見て、次のコースを確認する。確認しつつ、何となく次に進むのが遅くなっている。

縁切寺である東慶寺の前。ここかと確認する。縁切りのルールというのがすごい。近世までふつうに通用していたというのもすごい。だから見たかった。
雨が降っているなあ。

円覚寺の前。名前だけよく知っている。ここもここかと確認する。というより本殿見えてない。ハリボテで騙されても仕方がないくらいの流し方。でも別にどうということはない。
北鎌倉駅に一旦行き、雨は降っているが、水分は要るなとコーラを買う。コーラが暴発する。何となく笑う。半分ぐらい飲んで、刀のように差す。

さて次に行くかな。

東京のSOI(路地)STORY

2012-11-13 20:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
タイでいうSOI(路地)という概念とはちとずれるのか。でも何となく、やっぱりSOIだと思ったのでSOIか。

夕方。まだホテルで休養するには早い。かといって、結構くたびれているのであまり出たくない。葛藤しながら、どの辺で折り合いつけるかと地図と時計をにらむ。ホテルのある大井町が、東京のどの辺なのか今ひとつ把握していない。もちろん距離感も今ひとつつかめていない。東西南北あるいは北東北西南東南西どっち方面に行くと満足できるかしばらく地図を見ていた。
多摩川、というきりのいいポイントがほどよい距離にある。真南に行くとやや遠い。やや西よりに進むとだいたい1時間ぐらいで行けそうだと分かる。
フロントに鍵を預け、道に出る。

帰宅途中の高校生、中学生、小学生、サラリーマン。
東急線の線路の下をまたぐ、この近くに伊藤博文の墓所があった。後になって知った。
一車線の道路をとりあえず進む。疲れているのかいないのか不思議な感覚。

たぶん疲れているが、あまり走らない感じの道なので、半分興奮していたんだろう。地方にはちょっとありそうでなさそうで。
大きな通りを横切る。

月が見える。
さらに進む。まっすぐ進んでいるだけなのだが。変化がある。道の幅は同じだが。


やがて、商店街、商店街、商店街。

ここには八百屋さん、魚屋さん、肉屋さん全部あるんだな。お風呂屋さんもあるんだな。

多摩川に出る大きな道に出る。中原街道。

この辺は、賑やかさに切れ目がなかった。
帰宅途中のお母さん。二人乗り、三人乗りの自転車がばんばん行き交う。そうかウチの田舎じゃ、みんな車で迎えに行くわな。この辺の人々は自転車なわけだ。今からこどもと会話して晩ご飯。父ちゃんの帰りはもう少し遅いだろう。
そうして子どもは大きくなる。

賑やかさの中に、ぽつん、という感じで川、川の道。
もうすぐで多摩川。ここ田園調布なんだ。

初めて見るファミレス。

多摩川に着く。

約一時間。せっかくなので、神奈川県に行く。

神奈川側はどちらかというときらきら。

さっきの月に再会。
東京側は山があるせいかちょっと暗い。

橋から川に降りる。部活が終わった坊主頭の高校生が川岸でしゃべっている。大きな荷物がまとめられていたからまだ終わっていないのかもしれない。
反対側に上がる。
橋を渡る。

東急線の駅に着いた。

高校生スマホ見ながら帰宅前のワンクッション。

汗をかいたシャツを着替えて御褒美買おうと思ったが、コンビニにトイレはなく、他にも着替えるところはなく、トイレは改札通らないといけないので結局御褒美買わずに改札をくぐる。
地名見ただけでは、南蛮船に乗ればいいのか分からないので、ホテルのある駅の名前を駅員さんに言うと、○番線にのって大岡山で乗り換えてくださいと言われる。
電車はがらがらだった。でも終点のその駅に着くと、人がわいていた。皆さんお疲れ様です。
儂もお疲れ様です。
迷いに迷って、駅前のヨーカドーの地下で、テンプラの盛り合わせと、鳥の焼いたのと第3を3本。ホテルに帰る。風呂に入り、ようやく泡をいただく。

よく回る。よくよく考えれば、昼食ってないからな。それで走る前だるかったか。とりあえず原因が分かった。

路地巡り。思わぬ収穫だった。