きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

もう日食の話題出なくなりましたがあれからまだ10日

2012-05-31 05:00:00 | 徒然に2010-2013
単に太陽と月が交差するというだけのもの、ってことはないはずなんですが。みんな忙しいのでしょうか。たぶん話題は次々変わっていっているわけですね。

5月は、金環日食とスカイツリーで沸きましたね。日食の日、儂はいつものように通勤ランしてました。あまりじっくりではなかったけど、一応撮りました。雲がうまく見やすくしてくれた感じ。でも何か「月」ですね。
この日この時だけは少し寒かったというのは気のせいか。

つぎにみれるとかそういうのはないだろうから。もうちょっとちゃんとみとけばよかったかと。それはいつもすぎてからおもいます。

スカイツリーは、これからこれから。いつ行けるかなと。

5月が終わります。夏至目前、その前に梅雨目前です。明るくなりましたね。朝の散歩も行きやすくなりました。
気温が上がると、走りに行きやすくなると実感します。25度ぐらいだとややばてますが、それでも寒いよりはましかと。雨降ってないんだし(5月の2回の雨はいずれも泊まり勤務の時でした)、走らにゃあと、ようやく気分がそういう感じになってきたと思います。
4月は543キロ。それでも20日まではまた600キロペースでしたが、そこを過ぎてから、休日の距離はあまり伸びなかったのでこの距離に落ち着きました。これはこれでいいのかもしれません。
5月は、3回30㎞以上走ったこともあり(今回の峠越えはさすがに堪えたらしく太ももが痛くて今週はいつもに増して引きずるような走り方をしています)、600キロ超え(この文打っている段階ではその予定)。でも普段の距離、休日の距離いずれも昨年度に比べ短いです。とりあえず距離を気にせず走っているのはいいことだと思ってます。

ペース走は、相変わらずしていませんね。仕事も相変わらずばたばたですね。こちらはあまり余裕を感じません。はい。

鬱の力

2012-05-30 05:00:00 | 徒然に2010-2013
先日、香山リカさんと五木寛之さんの対談本「鬱の力」を読み終える。ブックオフの100円均一コーナーで入手したのだが、思った以上に当たりだった。

根がネガティブだからか引きつけられた箇所はたくさんあって、紹介したくてもなかなか上手くまとまらないのだが、少なくとも鬱っぽい感情を抱えたままで日々過ごすことは必ずしも不健康とか不適切とか、まあ否定的な感情だけで評価されるべきものでもないということが分かった。
儂なんか恐らくネガティブ思考の固まりで、どちらかというと器質的には変えようのない鬱っぽさを持ったまま過ごしているわけで、まあそれが普通でないとはいいきれない否定できないのだという見方もあるのだということが分かり、ほっとした。
五木さんの仏教的東洋的なものの見方を中心とした、現在の日本人の心の有り様を論じた部分は共感できるものが多かったし、香山さんの医学における精神疾患のアプローチの仕方、いわば医者がうつをどう見ているのかを説明した箇所はなるほどと思った。そしてメインテーマである「うつ病」とは違う「鬱」の力に注目し評価する必要があるというお二人の見方は、共感できるところ大だった。

信じるものは救われるかというと決してそうではないと、思う。夢は叶うものかというとそうではない。念じていれば花開くとはとても思えない。坂村真民さんとは逆のこと言ってますが(そういやあ近くを通ったのに行かんかったな記念館)、でも坂村さんの言葉は、そのまんま受け取ったらだめだと思うわけで。
やっぱ考えて考えて、そして動いていかねばと思うわけで。


Misaka Pass とへんろみち

2012-05-29 05:00:00 | 近場の異邦人
昨日の話。

平日が休みなので、一日仕事にでも行くか(日本語変ですが意味はそのまんまです)、それとも遠出して一日走りに行くかと迷っていたら、ムスコが中間テストだというので、こりゃ昼は家にいる方がいいかと勝手に思い、半日走りをすることに決める。平日は伊予鉄のエコ定期の割引(定期区間外が100円で乗れる!)ができないので、なるべく公共交通機関を使わずに、半日走ることにする。

行き先は「MisakaPass(って表示に書いてあった)」にする。約10キロ余りで標高700メートルまで駆け上がるということは、四万十川ウルトラの峠越えの練習にぴったりである。今の職場はもろにその日イベントがあって休みが取れないので、職場を変わらない限りは参加できない夢の四万十なんだが。
とりあえず、家を出る。当初の予定では、遍路道から峠に出て国道を降りるルートを考えていたが、初めはトイレに入ることも多かろうと、国道から走るコースにする。これが結果オーライだったりする。
国道沿いで二回目のコンビニのトイレに入った直後、発見。

自由に節度は必要かどうかは別にして、自由であるから考えなければならないことがたくさんあるのはその通りだと思う。さらに国道を進む。

大森彦七の墓とある。どこかで聞いたことがある。
ようやく、峠道の入り口に着く。実はこの時点でそこそこ走っているのでかなりへばっている。

さっきの「自由の節度」が書いてあった寺は、別道の分岐点にあり、この先の坂道を考えるとやっぱりもう少し楽な感じの道に変更しようかどうしようかと思っていた気持ち半分で写真撮っている。右に出るのも悪くないしなと思ったりしつつ登り始める。
この時点で、標高200メートル。気分的に思いっきり疲れる。

途中で止められない性分なので余計にである。勝手に昼までに帰るという目標も立てているのでそれも重圧になる。
この先のトンネルを抜けると、思わぬ方向から思わぬ道が現れる。

この辺、車で何回通ってもよくわからないのだが、トンネル辺りがぐるっとループ状態なので、方向がいつの間にか変わる。今回もだまされたような気分で先に進む。
最近できた「三坂道路」は自動車専用らしい。走る機会があればと思っていたのでちょっとショック。

分岐の先の自販機でスポドリを補給。結構消費する。
ここから先は、車がさらに少なくなる。

だいたい2キロで標高100メートルぐらいあがっていく感じらしい。スキーやらドライブやらツーリングやらで何度か通った道だが、こんなとこ脚で走るとは思ってなかったな。
遠くに帰り道に通るであろう集落が見える。

このトンネルもどこに抜けるか分からないまま今日に至る。

この辺でもう500メートルは超えている。ということは、さっきの三坂道路は、かなり下の方から道がついていたから、思った以上に使える道路なんだろうな。
峠道の最後にある勾配。そしてトンネル。

距離のポイントにペイントが。

で、ようやく700メートル。あと少し。

で、越える。

久々に立ち寄る峠を下りてすぐのドライブイン跡で、2回目のスポドリを購入。この先しばらく店はおろか自販機はないはずだ。以前はドライブインとか休憩所みたいなのがあって、アイスでも買うかと思っていたので、拍子抜け。自転車の人も二人ほど水分補給している。時間は計ってないが思ったよりかかったはず。でもまあ「MisakaPass」制覇。

で、後半戦。

もう、いきなりこんな道で止めようかと思う。蜂やら蛇やらいそうでねえ。蚊ぐらいなら何とか我慢もするが。距離数がよく分からなかったが、来た道を戻るのはえらく時間がかかりそうなので、意を決して進む。
山とか山道とかトレイルとか、あんまりというより絶対避けたかったんだけど、見通しが甘かったか。でも十分リサーチしてればこういう道はまず走らないからなあ。

見晴らしが良いところに出る。やっぱよかったと思う。完全な山道だが。

さらに進む。



トレイルなんて。初めてみたいなもんだから、写真をたくさん撮ってしまった。振り返ると壁のような斜面があった。

降りるのも大変だが、こんなすごい山道で、ゆっくりしか進めないことを考えれば、降りるルートにして正解だったと思った。靴もたまたまネクサスやニューヨークではなくK-SWISSにしていたのはよかった。この結構ソールに深めの溝が細かくついているタイプのだったので(しかし減りは早い早い)。
まあ、これが山道ではなくちゃんとしたへんろみちなんだなと。至る所に小さな「へんろ道」の札が木にかけてある。誰かが通った道であるというのは、それだけで安心もするし勇気も出る。
休憩所にお遍路さんと思われる方が着替えていた。気温が結構上がっている。

ここからはややなだらかになる。

と思ったら見かけだけで、勾配はきついまま。かなり脚に負担がかかっているのが分かる。

集落の奥の方に出た。そして、坂本屋。以前この近くまで来たときは、ここまでは上がって来れんかったなと思いながら、実物を見る。

そこからさらに降りる。この辺から道は分岐が多くなり、さっきの「へんろ道」のステッカーがナビになってくれる。そして、以前来た網掛け石。

さらに降りて、札所の近くへ。さっきの坂本屋から少し降りたところと、この辺からは、国道に抜ける道があるようだ。昨秋だったか、ここから抜けたことを思い出した。

これまでの道の険しさを考えると、あの時はまだましだったかと思ったりもする。
札所近くには「○○屋」の名前で、お遍路さん向けの店が出ている。

炊き込みあります、がお遍路さんにはそそるフレーズかもしれない。
で、ここからは、何とか粘って、家まで無事に帰る。予定していた時間には間に合わなかったが、ムスコはまだ帰ってなかった。10分ほど家の庭で犬と寛いでいたら帰ってきたので「ラーメン行く?」「行く」ということになる。ムスコ氏は普段あんまりフットワーク軽い訳ではないので、まあ乗り気でよかったよかった間に合ってよかったよかったと京都白川の天下一品のこってりラーメンを一緒に食う。


午後からは本格的に疲れて何も手に着かず。今回のルート。

トイレ除いて5時間半。予定外に走ったな。あと初トレイルも。

晩酌

2012-05-28 22:00:00 | 徒然に2010-2013
昨日の話です。

休日なので晩酌。前の日にビアガーデンで呑んだ「ハイボール」が思ったより口に合い、家でも「もどき」を作ってみることに。

もともとウイスキーや焼酎はあまり得意ではないので、割高だがいわゆるスキットルみたいな形をしているのを買う。やっぱり呑めんわということになったらいかんので。
「もどき」というのはもどきだからそういうわけで、炭酸水を使わずに、イオンの29円サイダーを使うため。理由は割安だから。

で、案外、うまい。レモン絞るとかそういうのなくても大丈夫。これまで、焼酎のレモン割りとかお湯割りとか梅割りとかいろいろやってみたんだが、あまり呑もうという気になれず、やっぱりビール(訂正第三のやつ)かなという感じだったので、これは意外。大当たりに近い。

学生の時は、同級生が自宅生ばかりだったので、一人暮らしの儂のアパートには友人どもの「ボトルキープ」があり、集まってはそれをコーラで割っては呑んでいたことがある。そんなにしょっちゅうではなかったけど。ウイスキーなんて呑めないと思っていたら、コーラ割りは割と呑める訳で。
昔は、日本酒もウイスキーも一級二級ってあって、儂の家には、いわゆるトリスやらレッドやら、ホワイトではないからちょっと(というより結構)悪酔いしそうな酒があった。なんかそんな写真あったなあ。時々はわいわいと夜通し呑んで、ワンルームの下宿に結構な数の人間が泊まったこともあるな。まあ、呑むだけではなくてレポート書いたりで集まったりもしたけどな。
一つ一つを懐かしいと思いながら、リビングでちびちびやった。あの頃の連中元気だろうか。
ビールにはない味わい方かも。犬が一日終わってやれやれという感じで寛いでいる。それを見ながらやるとこちらもリラックスする。本当は飲み会とかじゃなく「一人酒」が性に合うんかなと思ったりもする。

昨日から右足の甲が痛い。シューズの紐を調整しながら走る。
鈍足親父さんも同じ箇所らしい。

まあ、儂の違和感などは他の人の状態に比べればそれほどではないんだろうけど、と思いつつ、結構飲み進める。

で、あー仕事どうしよと、やっぱりそこからは離れられないでいる。これは走っているときと同じかな。

急性劇症進行型コルサコフ症候群(B型)

2012-05-27 14:16:19 | 徒然に2010-2013
原因:アルコール摂取過多による説が有力。

症状:酔って寝るならご愛敬だが、この症候群は、いわゆる別人格としての「B」が出現することが知られている。「B」は、次のような行動をとる。
1 携帯で写真を撮る
2 メールを打つ
3 しゃべる
4 呑む
 症状に伴う一時的な記憶喪失の状態は、軽度から重度まで様々な状態が挙げられる。
ア まあまあ分かっている(何をしゃべったかまでは覚えていないが、自分の行動は割合よく把握している)
イ 途切れ途切れ(帰宅方法等は覚えている程度)
ウ あまりない(湯船で目が覚めて、ああそういえばという感じで思い出す程度)
エ ほとんどない(翌朝、何故ここにいるのか全く分かっていない程度)
 また、イウエぐらいだと、ひどい二日酔い、三日酔いを伴い、もうだめだあという状態が1日~2日続く。これは、頭痛と吐き気と、そのときに取った自身の行動の痕跡が頭に残っているためと思われる。
    
症例:
1 駅伝の打ち上げ。一次会で帰宅するも、結構泥酔状態。帰宅後、入った覚えのない「マツキヨ」のレシートを発見する(入った覚えはないがたぶん入っているのだろう。購入品はウコンだった)。結構ぞっとする。
2 部署の打ち上げ、何かえらく「語った」らしい。翌日、一緒に飲んだ方々から、「さいさん、あほとばかと違いを解説してましたねおもしろかったです」と言われる。だれがいったそんなこと。儂が聞きたいぐらいだ。
3 新しい部署の歓迎会。翌日湯船で目が覚める。午前中はまっすぐ歩けない。
夕方買い物に行くときに、ヨメさんが「あんたお礼せんでいいん?」と宣う。何のことかと尋ねると、玄関まで二人がかりで送ってもらったらしい。はて、確かにどうやって帰ったのか覚えていない。携帯の写真をおそるおそる見る。ピッチャーのままで飲んだらしい。うわ。

参考:これまでで一番ひどかったのは、大学のゼミの仲間で飲んでいて、日本酒好きの女子に誘われ、冷酒を五合。「鬼ころし」とか「美少年」とか辛口系。その後、気がつけば裸でアパートのこたつの中。隣は、となりのゼミの友人T君(現在某大学の准教授)。座りゲ○して記憶がなくなったので、連れて帰ってくれたらしい。その節はお世話になりました。

治療法:恐らく根治は難しい。対症療法にしても決定的なものは発見されていない。予防が中心。要は飲み過ぎないこと。

その他:まったく懲りていない。でも少しだけ懲りてきている。かも。関係者の方々、いろいろと御迷惑をおかけしています。すみません。

補足:昨日は飲んだジョッキの数を覚えていた久々に。変なものも撮らんかった。昨日はB型はそれほど活発に動いたわけではない・・・と思いたいが自信はない。関係者の方々暴言吐いていたら、ごめんなさい。



異常なしとはいえ・・・

2012-05-22 21:38:29 | 徒然に2010-2013
健康診断の結果が返る。
同年代の方々、どこぞかしこぞ△や▲がついている中で、肝機能の一つが「気をつけようね」になってはいましたが、ありがたいことに儂はそこまで深刻ではありませんでした。

中性脂肪は22(!)なのに、なぜかこの春先から、体脂肪率が落ちない。時に2桁になる時もあり、くらくらしている。これまでの1~2%ぐらい違う。
2桁って、走る人の数字じゃない、といわれてしまいそうです(ウチのタニタの体脂肪計、少し「甘め」だとは思いますが)。

食べ過ぎかと思いましたが、どちらかといえば食べるものの偏りなのかも。そして、それが老いることだといわれれば、まあそれまでなんですがね。
摂取過多というより摂取偏重及び代謝低下、かなと。
昼ご飯は一人前にせないかんかね。それとも就業時間過ぎて残業中のおやつをなくすべきかね。

後は、肝機能の低下。元々強くないとはいえ、飲み会の時にこの衰えはいやというほど感じます。

アシックスのADOCK2とミズノのNEXUSを比較しての一考察

2012-05-21 22:00:00 | 装備の話
3月から4月の半ばにかけて、アドック2という靴で過ごしました。

ごらんの通りのすり減り方です。
アドックは、以前記したようにアメ横で入手した安くてやたらとクッション性の良いシューズでした。クッションが良いと言うより「柔らかい」といった方が良いと思います。調子が良いときは、これが割合反発力もあるので、足の運びがとても楽だったりしますが、週の終わりぐらいになると、足を下ろす度に逆に足がえらく沈んでしまう感覚が出ます。なぜ週の終わりかというと、体がへたってくるのが週の終わりだから。こういうときは、重めのシューズなのでかなりしんどいです。
沈んでいる時は、以前のネクサス4の沈み方に似ているかなと思ったりもしました。あっちはあっちで「古い」感じのクッションをしているし、反発力がない靴なので。しかし、アドックからネクサスに換えると、ネクサスの方が、断然しっくりきます。

自分の足で走っている感じです。つまりクッションがあまり柔らかくなく、それでいて反発力もそうないのですが、足はしっかり保護されていて安心感があります。これは値段相応というところでしょう。
今、丁度ネクサス4が一ヶ月と一週間経過したところですが、靴の減りは相変わらずで、一昨昨日昨日と、お尻の下に違和感が出てきたので、この辺が限界かなと昨日で終了にすることにしました。まあ、予定通りではあります。

反面、アドックは値段の割によく持ちました。まだ履けそうでしたが、ちょっとだけふくらはぎに違和感を感じたその日にお役ご免ということにしました。結局、月間の走行距離が少なくなっている3月4月ではあるものの、約一ヶ月半で700㎞近くは走れたようです。だから、コスト的には2円/㎞ぐらいでしょうか。ニューヨークなら8~10円/㎞、ネクサスなら、6~7円/㎞ぐらいなので、驚異的ではあります。
但し、コスト的には優秀ですが、続けて履くかというと、ちょっと・・・というのも事実。アッパーなんか普通に見ても左右で形が違いますし。

なんと言ってもあの柔らかいクッションが一長一短かなと。そうなると当面は一ヶ月少ししか持たなくてもネクサスの方が安心です。一番はニューヨークなんですがねえ。ネクサスにしても、ニューヨークにしても、まだまだ特売を探しまくらねば。
今回はニューバランスM760の中敷きではき続けましたが、この堅めの中敷きと靴のソールがどれぐらい合っていたのかはまだまだいろいろ履いてみないと分かりません。ただ今回のこのセットは当たりだったと思います。

一昨日の197国道は、距離が長いのでニューシューズを下ろしました。K¥SWISSのランシューです。

これがフットワークさんでよんきゅっぱ。安いけどもう一息下がればベストかも。履き心地は悪くないです。一昨日は尻の違和感も出ず、シューズの力を感じました。デザインも、いつも履いているミズノやアシックスと違い気分が変わって良いかもしれません。ただ、減りは早そうですね。どれぐらいもつのか心配です。

「いくな」国道のこと

2012-05-20 18:46:05 | 遠くへ~少しだけ非日常
今日もO市。今年度も無事に務めを終える。うまくできたかどうかは、毎回気になる。自分がまあまあと思っていても、受け手がそうとは限らない。

で、午後から走りに出る。
今日は、Iという町を目指す。原子力発電所がある町。
本当は、原発の側を走ろうと思ったが、距離と時間の関係で止め。きりのいい旧市街まで走ることにする。

O市の商店街を抜ける。商店街の端にある店先に置いてある樽の中の味噌と醤油の匂いにつばが出る。
肱川を渡る。

中江藤樹の私塾跡(名前忘れた)を見に行く。高校の敷地内とかで止める。しかしまあ、愛媛県人は中江藤樹にしても夏目漱石にしても、決して愛媛に対してよい関係ではなかった人のことを称えていることが多い(夏目漱石の坊っちゃんは松山をけちょんけちょんに腐しているし、中江藤樹は脱藩して故郷近江に帰っている)。何だかなあ、と思う。これは、藩主の加藤氏旧邸。

まずは、隣のY市を目指す。帰りの本数の少ないバスの時刻を頭の中で確認する。最初は、この区間はJRを使おうかと考えたりもした。迷いつつ、結局いつもの癖で走っていく。時間はかつかつ。でもまあ性分。゜結果は正解かも。

「まじめに」走っていれば遅れることはないはずだがと思う。でも余裕はそれほどない。虹を見る。

夜昼峠という峠がある。これをタイトルにしたノンフィクションがあって、そのモデルになった方と一緒に仕事をしたことがある。もう亡くなられたが。
まだ二十歳過ぎの学生の頃、それを読んで思ったことがある。信念は、自分の気持ちだけでは続かない。自分の生活がある。仲間の生活がある。自分が動くことで、生活に支障が出ることがある。それを乗り越えないと、何かを形にすることは難しい。
そんなことをいっても現実は厳しいと今の自分は言う。言い訳がましいことを頭の中で反芻する。でもやはり、先人の努力に比べ自分たちはどうなんだろうと思う。情けない話。

僻地という形で町と町を隔てていた峠を、儂はトンネルで通過する。

先人の努力の先に自分は立っている。

トンネルを過ぎ、水分補給。

最近、汗を余りかかないし、水分もさほどとらない。これは余りよくないことだと思う。代謝が悪い。とどのつまりは体重が減らない。今日はまめに補給してみようと決め、下り坂を降りる。
Y市の駅前で、予定より10分早いぐらい。だいたい通勤ランペースだから、それほどとばしている訳ではないが、悪くはないだろう。遠くに「ありがとう」を見る。

市内を過ぎ、遠くに段々畑を見る。

Y市は漁業の街だなあとつくづく思う。

峠のトンネルを越え、次の町に入る。

古い町並みを見る。昭和の町、かな。もっと、前、かな、と思う。

集落に突如案内板。おっちゃん写り込むごめん。そしてこの集落も味がある。昭和か。

事前に調べた地図では、ここから先は山道かなと思い、覚悟していた。

ところが、どうも旧国道だったことに気付く。

昔の「いくな(197)」国道はすごかったんだと、これも新入りの時に、年配の方から聞いたことがある。単車ではこの辺は走っていない。だいたい先っちょまで行くから、メロディーライン使うし。
原子力発電所とメロディーラインはセットだったんだと、地元紙の特集で読んだことがある。
確かにメロディーラインのおかげで、僻地ではなくなったんだよな。こういう道を国道ではなく酷道と呼ぶ人もいるが、道がつくというのは、生活がやはりいい意味で変わる確かに。

それでも、高いところから見下ろすと、変わっているようで面影は昔のままかもしれない集落がある。いくつか集落を俯瞰しながら進む。

坂を頑張って上ったご褒美のように思う。気持ちは悪くない。いい。
島が見える。瀬戸内ではないが、味があるなあ。景色が変わるのがいいなあ。

持ってきたゼリーを飲みきり、水分補給すすることにする。結局ゼリーだけでここまで水分とらず。ほっぺたは、汗が乾いて塩が噴いている。50円に惹かれて止まったが残念ながら売り切れ。

仕方なく、100円のお茶にする。だまされた気がしないことはないが、体はこちらを欲していたらしい。
原子力発電所がある町は、風力発電所がある町でもある。

低周波の問題はここではどうなんだろうと思う。
ばてたなあと思っていると、目指す役場前に到着。この写真の右にある役場、めちゃくちゃでかい。すごい。

めどがついたのでこれもリサーチしておいたコンビニで小休憩。

ここまで3時間20分ぐらいだから、まあまあだれずに走れた。

リサーチしておいたはずのバスの時間が正確かどうか自信がなくなり、バス停にダッシュで向かう。
調べておいた時間通りにバスが来る。

夜は、O市で飲み会。汽車電車を乗り継いで帰るので、最終の時刻を気にしつつ飲む。

いつもに比べると、そんなに飲んでない。記憶はそこそこある。なのに、やっぱりヘマをやっていたみたい。

トイレでPC落っことす。あーあ。

自分がまあまあと思っていても、体はそうではないらしい。
ただまあ、不幸中の幸いで動いている。NECもなかなか頑張ってるな。

大瀬

2012-05-13 18:31:13 | 遠くへ~少しだけ非日常
ご縁があり、ここ数年この時期になると声をかけてくださっているO市の社協に今年もお邪魔する。ある講座で話をするのが主たる用件。ただまあ、仕事とは少し違うので、その後はぶらぶらと市内やら郊外やらをジョグするのがいつものことになっている。今年は、ふと思い立って隣のU町まで移動し、そこから川伝いに上って「大瀬」というところまで往復することにする。片道約9キロぐらい。
県下ではそこそこに有名な道の駅「からり」に車を置き、出発。

山道だが、道幅は広く交通量もそこそこある。平成の大合併で、この先の別の郡に属していた町がこの町と合併したが、交通の便すなわち人の行き来やら経済的なつながりやら考えると、ということなんだろう。

のどかである。山道である。

古くからある民家。大きな屋根がある。廊下がある。落ち着く。

大瀬という集落までは何となくあっという間に着いた。ここは建て替えた中学校が結構斬新な校舎だということを聞いたことがある。校舎は道の奥でよく見えなかった。まあいいか帰るかとUターンしようとしたら、道の反対側は思ったよりにぎやかなことに気付く。この道自体は単車で日帰りにツーリングに何度か通ったことはある。でも、時々横に平行して通っているお遍路道の旧道は通ったことがなかったなと思って、旧道に入ってみる。

結構古くからある商店街?がある。大瀬までは人家がぽつぽつしかない山道だったので、お遍路さんが通る道なのは確かだが、何か宿場町だったとか、そんな由来でもあるんかなと思ったりする。
一部は少しばかり整備されている。

U町中心部の町並みほどではないが、いい雰囲気だった。魚屋では、店先で魚を焼いていた。何や参加忘れていたけど、店先で炭を梱包している人もいた。小学校では校庭で幼稚園ぐらいの子どもが遊んでいる。まあその一方で、休憩所みたいなところにはゲーム機かカードかなにやらそんいうのをもって集まる小学生もいたし、山の中の小さな町は、この日もいつもの休日だったようだ。そこで少しうろうろして引き返すことにした。
旧道を走ると、こんな道になった。

旧道を出た。

約2時間後、小旅行を終えて「からり」に戻る。天気はまだいい。

天気がよくて気温がそこそこあるというだけで、疲れを感じていないのが不思議だった。

久々に淡々とドカ走る

2012-05-07 21:31:39 | 徒然に2010-2013
今日は休業日だが、いつも通りの時間に家を出て午前中いっぱい走ることに。
山を目指す。但し交通量は多いところ、ということで、たかなわさんを超えることにする。

今は動いているんだろうかと思いながら水分をとる。

ここで3回目のトイレ。山の中でトイレが少ないので汚れていてもそこで用を足す。

以前も来た。今日は休業日らしい。門の外からそっと黙祷する。

まだ峠のトンネルが開通していなかった頃、道の終わりはどこだったかと記憶を探りながらさらに進む。この神社は覚えがある。

昔からあった道はまだまだ先まで続いていたらしい。集落がある。

でようやくトンネル。

こんなに早くできたっけと思っていたが、峠の向こう側の看板には、ここから2年半後に開通とのことだった。
一気に降りて、ようやく里らしくなる。

高校の漕艇部の艇庫もあるダム湖。

ここまでは決めていたが、ここからは決めていなかった。I市内まで一気に降りずに、山越えで旧H市へ向かうようにする。

今回、結構しんどいとか思わずに、ペースそこそこでまじめに走った。なんか最近閉塞感というかついていないわけではなくうまくいっていないわけではないのに何かしら今ひとつだった。昨日、休日出勤を思い切ってして、相変わらずそんなにはかどってはなかったが時間使って考えて気分的に少し落ち着いたような気はする。
というわけで、この日は景色をあまり見るでもなく、ものおもいにふけるでもなく、淡々と脚を出していたが、唯一おもしろかったのがここ。この近くの向こう三軒両隣?が犬を大量に飼っていた。世話もきちんとしているみたいだった。

今回唯一の少し狭い山道。スズメバチが来ないように祈りながら速めに走った。

そして2回目か3回目か4回目かようわからんがとにかく峠。

ここからはなだらかな下りになる。

ここで携帯の電池がなくなる。現場の小屋でヘルメットかぶってくつろぐゴリラ(のぬいぐるみ)やら、斜面一面のツツジやら取り損ねてへこむ。おまけに予定外に雨まで降る。そんなにうまくはいかんな。

結果的には、峠を越えてM市にとって返したから、当初の予定より走り込み、久々に上々の練習になった。アップダウンも結構あったし。

JRの駅についたときはまだ1時過ぎで、もう少し走れる気もしたが、1時間に1、2本の電車があと5分で来るから乗って行きなさいと通過する「しおかぜ」と駅の時刻表が言うので素直に従った。痛いわけではなかったが、足と腰にやや違和感が出てきた感じもあったし。

で帰りに用事を済ませて、帰ってから犬と一緒にヨメさん迎えに行って、買い物行って夕食の準備もしてと家の用事もできた。ありがたやありがたや。