きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

期待をしつつもし過ぎぬように

2021-09-30 18:20:18 | 徒然に
9月10月の大会が全てなくなり、残るは11月の2つ(富山・大分)のみ。

保険の積りで皮算用していた5月開催の富山黒部も延期後結局中止に(今日事務局からお手紙が届く)。
まさかここまでの状態になるとは思わなかったが。

救いは、大分のFCAの恩恵を受けられるかもしれないので。

明日から警戒レベルがランクダウンして、まあ良いことではあるが、今の状態では参戦は難しいのは確か。不確定要素はまだまだ多い。

それでも、気持ちを切らさずに練習したいと思います。

身近にあった合理的配慮

2021-09-29 18:29:57 | 脊髄内血管腫との邂逅
最近よく言われる「合理的配慮」だが。
先日、いつもお世話になっているガソリンスタンドで福引があった。2回分引けるが、いちいち車を降りるのも大変なのでスタッフさんに「おまかせ」しようと思ったら、わざわざくじ引きのガラガラを運転席まで運んでくれた。

結果は「外れ(残念賞←この表現、温かみを感じる)」だったが。
ここのくじ引き、昨年はコロナでなかったが、一昨年は、三等とかが当たってクオカード貰ったりした縁起のいいくじ引き。その時は、お店の中だったので、段差があり、入り口も狭いところをスタッフさんにサポートしてもらって何とか引いた記憶がある。
どちらも有り難かったが、今回は、スタッフさんがガラガラを運んでくれなくても、くじ引きの場所が店の外にあったので、降りていくこともできた。まあ、どっちでもいいですという「選択」ができた。
合理的配慮は、健常者と同じ条件で何かをするときに必要最低限の配慮がそれだが、実のところこの配慮は、足りないこともあるし、し過ぎることも多い(個人的にはやりすぎという例を多く耳にする)。
その配慮に関しては、選べるという要素が加わると、過不足が解消されるかもなと感じた。今回で云えば、運転席でも降りてでもどちらでもいいということだが、それだけのことかもしれないけども凄く大きなバリアフリーだと思った。

そして今日も。

先日、年に一度の歯石取りに近所の歯医者さんに行く。ここのスロープは結構急勾配なのだが、駐車場に車を停めると、いいタイミングで受付の方が出てきて押してくれる。受付から見えるのかという感じなのに頭が下がる。凄く有り難いと感じる瞬間。城北方面にある某耳鼻咽喉科は、スロープの勾配だけでなく受付に行くまでも段差があるし呼び出し用のインターホンは高い位置にあって届かないしで、もうこれが医療機関かというぐらい不親切な構造になっていたが、結局のところ、構造プラス人の問題なのかもしれない、と。

ただ処置中の歯科衛生士さん(?)の声掛けは相変わらず全く分からん。加えて適当に返事する癖が抜けないのもあり、大ごとにならなければいいがといつもヒヤヒヤしている。

パラスポーツの光と影

2021-09-28 18:03:47 | 徒然に
なんだろうなと。

儂はまだない(というより行かない)が、健常者目線では単に気が付かない部分もあるのは確か。だから。
良く知られるようになるのはいいことだが。

実のところ、いろいろな問題が山積みなんだろうな。
でもこれは仕方のないことで。メジャーになっていくほど、人間ズルギリギリ(というよりもろズル)してでも上に行きたがる。それがあるから競技が成り立つ面がある。
むしろどんどん知られていくことで解決する面も多いのではないかと思う。
楽観的過ぎるか。

相変わらずの自己流手袋創り

2021-09-27 18:18:29 | 真面目に漕走
現在、レーサー用の7代目使用開始と同時に、8代目作成開始。

作業用の手袋買ってきて自己流で作るやり方はこれまでと同様8代目も同じ。結局ベースの部分の作成は感覚任せの部分がかなり多い。

7代目はまだマメができたりしてしっくりきていない部分もある。

結局、デビューさせてからの微修正の方がいろいろ考えながらできているようには思う。

何せレーサーへの向き合い方自体が全てが自己流。そうしたいんじゃなくて情報が少なくて仕方なく。
とりあえず、手袋に関しては、平日休日を問わず気が向いたときにちょこちょこ(本当にちょこちょこ)やっている。

後半伸びず

2021-09-26 12:28:40 | 真面目に漕走
シルバーウイーク最終日。今日も自転車道へ。

最初の5キロの出だしが1分ぐらい速く通過できて良かったので行けるとこまでみたいな感じで飛ばす。
5キロからの3往復(5キロ)は、最初19分25秒とまずまずだったが、その後20分05秒、20分15秒と伸び悩む。勿論最近にしてはいい方なのだが、上りも下りもタイムが伸びてこないどころか落ちているのが気になる。

後半、左が滑ることが多くなり、無駄に力を入れ過ぎた気もする。リムの状態はあまり良くないのに加えて手袋に当てた皮がつるつるになってしまって具合が今一つになっていたのもあるかもしれないが。
まあ、まだ漕ぎ方のリズムが定着していないのだろう。まだスピード出そうとすると後ろにひっくり返るかもと怖くなる場面が何度かあるし。
いずれにしても、漕ぐしかない。

8月9月と結構雨が降ったが、まあ、レーサーの練習は最低限できたかなと思う。

山からの風が強かった日に

2021-09-25 13:02:20 | 真面目に漕走
いつもより30分早く自転車道へ。早く起きたのは妙な夢を見て寝つきが悪かったのと寒かった(まだ布団だしていないから)だけ。
夏に比べると、朝御飯(パン)もいつもの倍ぐらい食える。半面汗はあまりかかない。体重維持は無理だわ。
1週間前のときより山からの風は強く吹いていた。ときどき力がリムに加わっていないのを感じるときはあったが、最後まで落ち着いて漕げた。で、そのときより2分短縮。今日のコンディションで1時間半切れれば理想だが、それほど簡単な話ではないことは分かっている。

力は目に見えるように付くことはない。それは分かっている。今日は、多分涼しかった。体温が上がらずにばてなかったのだろう。写真の雲は1か月前。季節は変わっている。でも、40年ぐらい前の夏の雲もそう変わりはなかった筈。

中学の部活がそこそこの強豪校だったから、部活の半分以上は球拾いだった。上手くなるとか勝てるとか、努力次第でとかそういう考え方は全くなくて。それでも高校になってもずるずると引退時期まで部活を続けていた。レギュラーなんて夢のまた夢なのに、よく続いたな。途中で辞めなかったのが不思議である。
多分、人に恵まれていたからだろう。高校の時は、部活の記憶しかない。毎日放課後からがスタートだった。

帰ってからYouTubeを見ていると、うどんを食べに行ったというライダーの動画にあたる。吉田屋という関東のうどん屋だが、高校のとき、半ドンの土曜日によく行った「つるや」のうどんのようなぷっとい麺が見えた。
これはT高校卓球部の面々しか分からん話かもしれない。つるやは今もまだ営業しているようだが、食べログとか見ると昔のようなごっつい麺ではないように思った。それが逆に懐かしさをかきたてられた。

中学高校で山からの風を受け止めることができる奴って凄いなと。まあそういうこと。
でも、受け止められなくても、みんなで食べた土曜日のうどんが今も支えになっていたりするのも事実。


朝の漕走で地面を削る

2021-09-24 19:01:55 | 脊髄内血管腫との邂逅
平日の朝、いつも職場の周りを10キロ程漕ぐ。

一部の歩道の部分にうっすらと削れた跡がある。

2つの轍の幅が微妙に車椅子の幅に似ている感。
多分、半分以上は儂が削っている筈と思われる。
まあ、点字ブロックに捕まったりもしているし。

3年ぐらいやっているとこういうことにもなる。

この前は春分の日過ぎぐらいの頃だった

2021-09-23 12:33:46 | 真面目に漕走
今日の自転車道は風もなく暑過ぎず寒すぎず。プラス手袋が程よい具合に合ってきたのと、タイヤの空気を入れ直したのと。プラス体調はそれほど悪くなく体重も50キロ前後キープでいろいろ条件が揃い。

前半は1時間25分は切れそうな感じでペースを刻む。5キロから20キロの循環部分は、それぞれ5キロを19分ジャスト、18分40秒、18分40秒、といつもより1分から2分ぐらい早めで維持しつつ、20キロ通過が1時間23分30秒。残り1キロと100メートルが上りなので、かなり厳しかったが、今日は上り4分前後で漕げていたので、勝負とばかりにリムを回す。20キロからの1キロを4分以内で漕ぎ切り、結果2回目の1時間20分切り達成。
今日は、漕ぐときの要領に気を付けて漕げた。しんどくなったり力が入れにくくなったりすると、力任せにリムを漕ぐが、今日は、力を入れるというよりリムに伝えることを意識して漕いだ。漕ぎ始めは12時から12時半を意識し、漕ぎ終わりは5時ぐらいの位置。プラス4時ぐらいの位置から力を加えてリムではなく地面に力を叩き付けて跳ね返る感覚で12時に持っていくみたいな。

因みに調べてみたら、前回初めての20分切りは3月の春分の日の1週間後だった。で。

今日秋分の日。ここから半年は寒さに怯えつつ、身体の浮腫みに気落ちしつつまた我慢の日々だなと。

「純正弦波」と「LiFePO4リン酸鉄リチウム」のどちらを取るか(その2)

2021-09-21 18:05:06 | 徒然に
9月6日にアップした「その1」の続きです。

で。
こういう系統はアマゾンが強いと経験的に分かっている(それでもsuaokiはヤフーで買ってしかも結構割引のときに)。
「純正弦波」を捨てて「LiFePO4リン酸鉄リチウム」に絞るとそれほど選択肢はない。3つほど欲しいものリストにキープし、毎日逡巡する。
毎日確認していると、一旦、第二候補が再販売になり、大枚プラス500円まで下がったので即ポチるが、数時間後に「用意できませんごめんね」と知らせが来る。
で、先日(といってもかなり前になるな)プライムデーがあることを知り、さらに数日待つ。この間にも価格は変動している。
で、その日、第一候補が一気に3000円近く下がる。即その場でプライムに入会して購入。持っていたギフト券も使って、予定より結構安く買えた。

ですぐに届く。プライムのテープが凄い。月500円はヤフープレミアムと同額だが、どちらがいいかは好みによると思う。とりあえず1か月ぐらいは入っておくことにする。

suaoki(s270)より容量は少し増えて少し大きくなって、ポートが少し減って気にする度合いも少し減った。

先日、初使用。兎に角電源の心配をしなくていいというストレスがないのがいい。これは何物にも代えられん。ガーミンのリストウオッチの充電とか、空気入れとか充電切れても大丈夫だし(そういえば今気が付いたが、車にガーミン置き忘れた・・・)。
因みに、車内に置くときは、近所のエディオンで貰った保冷バッグのなかに入れている。
これも気分の問題程度に考えていたが、保冷バッグのファスナーを開けた途端に冷たい空気を感じるので、思ったよりアリかもしれないと思っている。これなら通常のリチウムの傷みもそれほどでもないかも、と。
ソーラーパネルも今のを流用できそうだし、安く変えたので、suaokiが全然使えなかった大損の部分を少しはリカバリーできたか。

自分には行けない場所、自分しか行けない場所

2021-09-20 12:54:41 | 脊髄内血管腫との邂逅
4年前のこの日に、突然、立てなくなった。朝はいつも通り16キロ走って仕事に行った(寝違えたのかなというぐらい首やら肩やらが痛かったのは覚えている)。でも昼には階段を下りるのに難儀して、帰りはとうとう初めて職場までヨメさんに迎えに来てもらい。
で、夜の12時前に完全に足が動かなくなって救急車を呼んだ。あっという間。そして。

せきそんになって退院して2年位はやたらとあちこち行っていた。今考えると、本当に義務のように行っていた。
せきそんになってできなくなったものを取り戻すべく、なんだろう。去年のこの日のブログにはひたすら悔しい気持ちがある。それは今もある。
ただ、丁度コロナが流行り始めたときに、ヤフオクで三輪車レーサーを入手し、競技用の面白さに気付いた(「コロナ給付金を活用させていただきました」ご参照ください)。それが少し転機にはなった。

カーボンレーサーに乗るようになってからは、その難しさに手を焼きつつも毎週末チャレンジできている。
いつの間にか、あちこち行きたいという気持ちが(あるにはあるが)以前ほどではないことに気付く。
カーボンレーサーに乗ることだけでなく、退院して2年でいろいろやってみて、例えば思いついて即途中下車ができないとか、駅や空港では昇降の依頼をするので時間がかかるとか酒が呑めないとか制約はあるが、一応、車椅子でもそれなりに移動はできるということで気持ちが落ち着いたのは大きい。

そして、カーボンの存在ということになる。ここは健常者にはできない自分だけしかできない場所だということが物凄く大きい。

実際、障がい者になって見ることができる景色は少なくなっている。階段はおろか坂の傾斜が急なだけで行けないこともある。

実際、いつも通っている自転車道の川も、河原に降りることはできない。向こうに渡るには橋を使えばいい、でも河原を降りて行ってみる冒険は、車椅子には選択ができない。
健常者には微妙な差なのかもしれないが、障がい者には結構な差である。
だから、健常者ならいつでも見ることができる景色でも自分のような立場なら結構貴重な景色になる。
そして、健常者には感じることのできない景色なのだと思う。

そのうえで、まだまだいろんなところにいきたいとおもう。

確かに秋

2021-09-19 14:13:17 | 真面目に漕走
秋分の日を前にして、今日も自転車道へ。

山からの風で今日は1時間半は狙わずに、最後まで速度を落とさずにで取り組む。目標設定は低めだが、これも必要だと思う。

昨日に比べて天気は良かったが、気温は低めで何となく空の感じも違う。そして終わった後の風が全然違う。

水分の摂取量も若干減り4月前後ぐらいの感じになってきた。

もう10日ぐらい前から既に富士は雪らしい。

台風一過後、漕走

2021-09-18 14:03:00 | 真面目に漕走
風はそう強くなかったのだが、前半はなかなか速度が上がらず。右の膝が痛かったりして、どうなることかという感じだったが。
それでも後半粘って珍しくネガティブスプリットで終了。これは自信になる。

補聴器を付けると、結構なざあざあ音。川の水の量がいつもと違う。
それでも歩いている人、自転車こいでいる人はあまり変わりなく。
今週の平日は5日のうち3日が雨で朝の漕走ができず、こんなんここ3年でなかったし、どうしたもんかと思ったが。
休日のレーサー漕ぎができているので素直に有り難いと思いつつ。
(1時間)25分切るのは難しいが、1時間半なら何とか粘れる。そんなにしっかり漕げているわけではないし、目標を25分切りに置かないこと自体いいのか悪いのか分からんが、続けてみようと思う。
明日明後日どんな感じになるかと。

残り二つに(大会参戦予定第五報)

2021-09-17 19:05:56 | 徒然に
まだ続くか。

〇→✕ 09月12日(日) 鳥取さわやか車いす&湖山池マラソン(鳥取:レーサー・10キロ)
〇→△【延期:3月20日】10月10日(日) 岡山吉備高原車いすふれあいロードレース大会(岡山吉備中央:レーサー・ハーフ)
✕   09月26日(日) 全国車いすマラソン大会(兵庫丹波篠山:レーサー・ハーフ)
〇→✕ 10月31日(日) 長良川ふれあいマラソン(岐阜海津:日常用・10キロ)
〇   11月 7日(日) 富山マラソン(富山高岡:レーサー・9キロ)
〇   11月21日(日) 大分国際車いすマラソン(大分:レーサー・ハーフ)
✕   11月21日(日) つわぶきハーフマラソン&車いすマラソン大会in日南(宮崎日南:レーサー・?キロ)
△【未】11月28日(日) カーター記念 黒部名水マラソン(富山黒部:レーサー・8キロ)
✕   12月19日(日) 鈴鹿シティマラソン(三重鈴鹿:レーサー・5キロ)
✕   12月(未定)   日産カップ追浜チャンピオンシップ(神奈川横浜:レーサー・?キロ)
折角レーサー手に入れたのになかなか大会に出られない。

今回は唯一日常用で参加予定だった岐阜長良川が中止に。三重国体が中止になったから覚悟はしていたが、なあ。
社会人入学していた大学院の同級生(当然歳はかなり下だが)と連絡が取れて会うのを楽しみにしていたんだが。
こちらも返金しますとの葉書が来て、凄く丁寧な対応。参加料返せませんでも文句は云えないのに。
また、来年3月に延期になった岡山吉備は、再確認のお手紙が。宿泊予定だった「青年の家」が予約いっぱいなのでとこれも丁寧な案内。
主催者は、本当に一生懸命にやってくれているというのを感じるので、本当に頭が下がる。
ただ、いろいろまた来年、みたいな雰囲気は充満していると、それは思う。

履く、差し込む、入れる

2021-09-16 18:24:48 | 脊髄内血管腫との邂逅
車いすになって、大変なことはいろいろある。それは、健常者の時には残念ながら想像できなかった。

タイトルにあることは毎日している。

まず、オムツを履く。そして、尿を出すために管を差し込む、便を出すために指を入れる。

で毎日結構な時間を使って毎日そのことを考えて、その日その日が無事に過ごせるようにというのが、本音。
本当に生きるのでいっぱいいっぱい。決してきれいごとではない。

TwitterとかYouTubeで同じ障がいの人からの情報を集めて、納得することが多い。
立つことよりも「シモ」の管理ができないことなんよ。やっぱ。
いつの間にか出ていると思えば、引っ張り出そうとしても出ないし。

もうすぐ4年になるねえ。