きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

日常の流れの中にある漠然とした不安を感じるとき

2011-06-26 17:59:06 | 徒然に2010-2013
何も考えていないかのようによく言われる(これはこれで当たっている)が、これでいていらんことはよく考えていたりする。

土曜日はいつも通り半日出勤し、来週使うプレゼンを作る。過去にいろいろ作ってきたものを使いながら整えていく。わずかではあるがここ数年自分なりに「貯金」をしてきたのかなと思う。今年はそれをはき出すばかりで前に進まないなと思う。案外前に進みたくないのかなとも思う。
カラスが訪問している。彼も来るようになってずいぶん長いなと思う。


ムスメの歯の治療のことで昼からは歯医者に出向く。院長と話をするはずが、何故か院長が出て来ずそのことの説明もしないので、代わりの医者の話を遮る。約束が違うということでなく、ことばにしにくい不快さがあった。少し時間がたってから、自分も気をつけんといかんなと思う。儂もここ数年仕事で営業っぽいことをしている。
ムスメが出てくるまで、待合室で「毎日かあさん」を読む。この路線には本当に「弱い」なと思う。
ムスコと合流し、「ダブルでトリプルの」アイスを食う。ヨメさんと子どもたちは会話している。儂は黙って3つともチョコの名の付くトリプルを食う。満足する。雑踏の中にある安心というか落ち着きというか。一番下のチョコがしばらく口に残っていい感じだった。

夕飯はいらんかなと思ったが、しっかり食い、飲む。ビールが足りず、ワインのサイダー割りで飲み進める。


日曜日は、いろいろな用事で久々に街中の大きな本屋に行く。川沿いを通っていく。空の雲のせいか空気の重さなのか、いつもより静かである。補聴器は外している。それにしても静かである。
久々の本屋では、最上階にある手話やら障害学やらのコーナーで時しばらく間を過ごすが、読もうという気力が出ない。いかんなあと思うが、最近学習する気力なし、というより活字が頭に入ってこない。探していた手話のテキストはなくて、2件目に入った本屋で「星守る犬」と目が合い、手に取る。しばらく斜め読みし、そして何とも言えない気持ちになり、家に帰ることにする。こんなん反則やなあ家にあったらどうしようもなくなるなあということで買わずに帰る。この路線には「弱い」というよりもはや「危うい」なと思う。

我が家の犬たちは、暑さで参っていたがちゃんと留守番していた。

あまりにはあはあと苦しそうな4号は、夏用のしばいぬカットになり(不本意だったが仕方がない)、それでもはあはあいいながら儂の傍で昼寝をしている。仰向けである。
1号は我が家に来てもう10年超えるからなあ。2号だって8年だわなあ。
終わりは確実に来る。でも、避けて通るわけにはいかんもんなあ。そういうもんよなあと4号の寝顔を見ながら思う。

忙しいのはいかんが、ちょっと時間ができたときも困るな。普段忙しすぎるから時間ができると反動でそういうことになるんだろうな、と思ったりする。正直もう少し仕事減らしたいなあ減らんかなあと4号の寝顔を見ながら思う。

今月は、意識して距離を積み重ねたこともあり何とか600キロは行けそうな感じ。何をどうこうしたいとかなるとかいうのは自分でもよく分からんが、とりあえず、しばらくは走ることにする。というより他に選択肢はないので、走る。

大丈夫だと思う。根拠はないけどたぶん何とかなる。そういうもん。

雨が続くからこそ気付くこと

2011-06-20 21:10:20 | 徒然に2010-2013
走り出したら振り出すという、先週のO市の逆パターンが続く昨今。九州では被害も出始めているので、天気予想云々もあまり軽々しく云えないなと思う。
最近、濡れるに任せて、雨具とか着ないで走ることもしばしば。スパッツ(タイツ?)で走る機会が増えている。途中で降るから…だったのだが、今日は、初めから降っていても着ないで走った。
まあいいけど、風邪ひかんようにせんとな。

で久々に、仕事を早く終え、帰宅して散歩。

路面が乾いているのは久々だったが、この後すぐに強い雨脚で降る。とりあえず、セーフ。
昨日一昨日と雨のため、散歩には行けなかったからな。まあ、何となく気分がよかった。
平日にしては珍しく、家族揃って飯を食った。犬も人も和室でごろごろしてた。子どもたちはテスト前。いいんかなあ。

蛍どころではないんかな。梅雨が明けるのはまだまだかな。辛抱だなや。

珍しくハンドルを握っていたので写真には撮れなかったが虹を見た。ムスコも見たらしい。二人とも虹の根元(何ていうんかいな)を探していたらしい。

で最近、思い出したように左の足首が痛む。愛媛マラソンでも平気だったのでもう治ったかと思っていたら、じくじくとじんわりと違和感が染み出てくる。

神戸24耐のエントリーは残り一週間を切ったが、ふん切れないのはそのせいもある。以前はレースの前によくこういう事態にはなっていたが、エントリー前というのも情けない。梅雨時、関節が痛むって言うのとおんなじことなんだろうか。

全く関係ないが、職場のある方の携帯の着メロはブルーハーツの「僕の右手」だった。ちょっといいなと思った。「リンダリンダ」でも「青空」でもないところが。
一度鳴っているときに曲に合わせて口ずさんだ。というよりもろ、唄った。

儂の左の足首大丈夫かなや。

2分のタイミングと2時間のタイミング

2011-06-12 23:15:42 | 近場の異邦人
O市に行く。この日で最後である。

用事を何とか終え、雨具に着替えて駐車場を出る。O市でのついで走りも、市の担当の方の公認みたいになってきた。

この日は、市の東側のNという地区を目指す。以前単車で長距離通勤していたとき時々使った国道からの抜け道を通る。雨は2,3分ぐらいでぽつぽつ程度に収まる。上着を脱いでTシャツ1枚になる。途中で時刻を見る。防水なのに文字盤のガラスが結露している。どうしたタイメックス。

Nという地区は、古くからの街であるO市の中にあるが、元々はO藩から分家してできた(はずだが)、わずか1万石ながら立派な藩だったところである。いわゆる伊予八藩の一つ。

この日は、事前にほとんどリサーチしていなかったから、史跡巡りとまではいかなかったものの、雰囲気は感じることができた。今度はじっくりうろうろしてみたいと思った(いつになるんやろ)。曇天の空によく映える町並みだった。こちらの方が小京都っぽい。


案内板にあった「銀河鉄道」の作者の家もよくわからんままに、知った道に出てしまったので、もう一度町並みをのぞいてみようかと町の方向に向かっていそうな道で曲がると程なくして行き止まり。すごすごと来た道を戻る。

この写真をとった直後、前方からの車のクラクションで思わず運転手を見ると、以前職場で一緒だったJ君(今の職場のJさんとは別の方です)だった。彼とは、以前は仕事のことでよく議論を交わした。建設的な話が多かったし、気が合うのかよく飲みにも行った。お互い若かったし。2人でツーリングにもいったな。顔を合わす程度なら、年に一回ぐらいは機会があるのだが、2人だけでばったり会うというシチュエーションが久々だったことで、動転した。
動転して「何でここに?」って口走る。それはO市在住のJ君が口にすべき台詞だ。あらら。
一言二言話して別れる。仕事でいろいろ考えざるを得ない今日この頃だったから、それだけですごく励みになった。感謝。

2分ずれていれば会わんかったからなというのがまた不思議。

1時間半過ぎて、ちょっと体がなじんだのか、もう少し大きく回ってみようかと国道を横切りたんぼ道を行く。たんぼの畦の草刈りをしていたと思われるばあちゃんに「ちょっとあれ分かれとんかいねえ」と話しかけられる(まあそれが分かるぐらいのペースということだが)。見ると、田んぼの中に蛇。

はじめは、頭だけ分かれとるんかとどきどきした。
いやあ僕も蛇は苦手なんですがこれだけ遠く離れていれば見えますねえ珍しいですねえとしばらくばあちゃんと話す。「走る男」みたいやなあ。

で、さらに大回りすると、もう一人知り合いに会う。交通量が多いところで車を止めるので、いやいやいやいや危ないから、どもどもどもと別れる。何でって顔をしていた。当然か。
O市での3回のついで走りは、何か結構いい気分にしてもらった。小学生や中学生は「こんちはー」と挨拶よくしてくれるし。次年度は来る機会があるんだろうか。

駐車場に戻ると雨が降り始めた。
こういう日もあるんだなと思った。

金曜の夜と土曜の朝

2011-06-11 21:26:52 | 徒然に2010-2013
飲み会があるわけではないが、終電一本前に乗る。この時間の金曜日の電車はどことなく疲労感と開放感が漂っている。雨が降っていたので、雨具を着込んで駅まで走るが、思っていたほどの雨量ではなかった。でも結構な汗をかいた。出発時刻ぎりぎりだったのでとりあえず駅のトイレでシャツだけ着替える。駅においてあるフリーペーパーを一部とる。そろそろ活字摂取復活できそうな感じ。

家に帰る。遅い夕食をとる。週に2日だけ解禁のアルコールを摂取する。走るのと正反対にペースが早い。これもこの日だけ無制限にしているスナック菓子も摂取する。腹が重くなる。
「犬を飼うということ」をつい見る。我が家の3号のことを思い出し、結構な感情移入になる。今日が最終回。奇しくも昨日が命日だった。ビールの缶をフローリングの床に直置きし、正面から見る。テレビの音はそれほど大きくできない。せりふは雨の音にかき消されて聞こえない。雰囲気だけでドラマの流れを見守る。1号と4号もそばで見守る。2号は玄関でもう寝てる。家人も二階に上がっている。
深夜テレビを見るのは一週間の中でこの日だけ。もうちょっとだらだら夜更かししたいが、明日朝の起床はいつもと同じ時刻。探偵ナイトのオープニングに名残惜しい気持ちを抱きつつスイッチを切り、日付が変わった1時ぐらいには寝る。

翌日朝、審査用に送った論文に不備ありの連絡を受けたと、共著者であるセンセイにメールを打つ。どうしましょうか、と。昨日打つ予定だったが睡魔に負けた。もう3年出し続けているからなあ。まあ仕方がないという結果になることも想定している。この部分は自分に折り合いがついているということなのか。
階下に降り「走る男」を見る。生野銀山の「銀の馬車道」49キロといっていた。いいなあ。

天気予報は、雨。
いつもならムスメとムスコの登校に合わせて休日出勤がてら家を出るのだが、先週と今週はO市で用事があるので自宅待機。少し走っとくかと思ったら結構な降りに変わり、本当に自宅待機になる。早起きしたのに残念な気持ち半分。でも無理はできない。

夜更かしして早起きし、一週間で一番非日常的な時間は過ぎていく。


原点回帰の日

2011-06-09 23:17:45 | 徒然に2010-2013
何か、頭の中では、いろいろなフレーズが、思い浮かぶのですが、
形にすると、何か重みがなくなっているので、止めます。軽々しくは、語りたくはないので。

今日は、原点回帰の日、なんだろうな。
キミのことを、忘れません。
キミのことを、想いながら、走りたくても、走れないと、感じたあの2.5キロを、忘れません。

また、会いに、行くから、ね。

詐欺とかペテンとか騙されたとか

2011-06-05 15:16:41 | 徒然に2010-2013
といっても首相のことではありません。

今日は犬のはかまいり。
天気予報では、雨は降らないと出ていたのに走り始めて10分も経たないうちに雨。すぐに止むだろうと思っていたら降りは強く粒は大きくなり、予定以上にぬれてしまう。

最近は天気に泣かされることが多い。
天気予報じゃねえ天気予想のレベルじゃんか、想っているだけならもっともらしく云うんじゃねえと悪態をつく。

結構ぬれた状態でバスの営業所のトイレを借りに立ち寄り、ついでにバスの時刻を確認する。10分もすればバスは来る。雨具も着替えも持ってきていないのにこの降りではまずいと思い、バスに乗って行き、帰りをランにすることに決める。
バス待ちの間も近くの開いている店で、雨具がないか探す。10枚100円ほどで透明のゴミ袋を見つける。これでも被るかと真剣に悩む。
バス待ちの間に、降りが弱くなる。少し迷って、バスに乗るのを止め走ることにする。

すると、3分ほどで大粒の雨になる。バスが通り過ぎていくのが見える。また騙されたと思う。
悔しいので雨の風景でも撮るかとカメラを出すと、壊れているのか作動しない。ツイていないときはとことんツイていない。これでもかこれでもかとたたみかけられるような感じだ。
高速道路の高架下で雨の粒をみながら考える。来週出直そうかと真剣に悩む。
いかんいかんと走り出すが、雨の粒にめげる。コンビニに入り、雨具を探す。
一番安いやつで420円。高い。ゴミ袋は150円。
Tシャツが500円ぐらいだったから、どうしても着替えが必要なら、向こうのコンビニでそちらを買うことにして、雨の中何も買わずに再び走り出す。

迷いながら先を急ぐ。相変わらず逡巡している。
でも、止めるのは気分が悪い。騙されて止めるのはもっと気分が悪い。
意地になって先を目指す。
何かしらんけど、待ってるような気がしたし。

峠を越えると、雨は次第に小振りになり、やがて路面もぬれてはなくなっていた。
いつもは向こう側の方が雨がよく降るのになあと思った。
峠道から、キロ5分半~6分弱のテンポで走り続けた。

何事もなかったかのようにおはかにつく。線香をあげ、みんなげんきだよありがとうもうすぐにねんになるねえとはやいねえ、と話をする。近くの田んぼでおばちゃんがこちらをじっと見てたので、なんとなく落ち着かず出発する。またくるねらいげつはあついだろうな。
バス停近くのコンビニで、シャツを探す。見つかる。580円。シャツは濡れているが、結局買わずに店を出る。

バスを待つ。
静かだった。
穏やかな、と形容動詞をつけたくなる曇り空。田植えが終わった後のたんぼ。
風は少し涼しい。
路面は何事もなかったかのような表情をしている。

バスに乗る。となりの親子の会話がやけに耳につく。
補聴器していないのにこんなにきこえるのだから、結構な声量に違いない。
いつも降りるところより手前で降りて、補習さながらの3㎞ラン。脚が上がらん。

普段はあまり気にしないのに、この日は少し神経質だったか。着替えにしても雨具にしても用心を重ねて準備すればいいだけの話(走る前から迷うのはいやだったのは確かだが)を棚に上げ、自分以外のもののせいにする。いやまあ、小さい小さい。

たかが数時間のことなのに、何をそんなに絶望的な気持ちになったのか、不思議である。終わってしまえばなんてことない、過ぎてしまえば些細なことだったと思う。

2回騙されたときに思ったのが、仏の顔も三度までというフレーズ。
三回までは許されるとすれば、気をつけないと三回はあるんだなと。

まあ、風邪さえひかんかったらいうことはない。
すべては日常のなかにある。日常の中に収まっている。いろいろあったようでも。

ついで走り~伊予の小京都

2011-06-04 20:20:25 | 近場の異邦人
久々に距離を気にせずに、仕事のことを考えずに、ひたすら走った。
満足しました。

この日出向いたO市は昨年秋と同じ用件。午前中でとりあえず仕事が終わると、ランシューに履き替えて出発し、これも昨年秋と同じコースを辿る。


安心なんかな。特に他の所に行きたいと思わんかったので。
気温が高いです。今日は、朝練で10㎞走っていたので、本当にゆっくりと何も考えずにジョグしました。
昨年秋のコースにプラスアルファして、さらに遠くに行き、ほどよい時刻になって道が分岐。

約1キロのトンネルを抜け、素直に市内に戻らず、もう少し道草。

コースの下調べしていなかったので、全然見当がつかなくなり、さすがに引き返しました。



めずらしく、ちょっと観光地巡りもしました。みたことがあるナップサックだなと思っていたら、ムスコ氏の学校のもので、結構な数の生徒さんがうようよしててびっくり。新一年生の宿泊学習のオリエンテーリングだったようです。結構距離があるはずだが。
帰ってムスコに話をすると「自分の時もオリエンテーリングは結構迷った」とのこと。
最後に名物「鵜飼い」の舟をみながら出発点に。遠くに昨年出会った寮併設の私立校も見えました。

久々に距離を気にせずに、仕事のことを考えずに、ひたすら走りました。
満足。

それに尽きる。
酔っぱらっているので寝ます。

異常はありませんでした

2011-06-01 22:24:07 | 徒然に2010-2013
とのことでした。健康診断。

このトシぐらいになるとなんだかんだと引っかかる人が周りに多いのでありがたいことではあります。

ここ3年大きな変動なし。
脂質系ははいいとして、血糖(GL)が基準値ぎりぎりなのと、血球系が基準値の下限に年々近づいていて来年は基準値下回りそうな感じなのがやや気になる感じです。
鉄分必要ですかねやっぱ。

今日は通勤ランで30キロ超えましたので、しんどいです寝ます。どうしても貯金がある程度ないと落ち着かない(距離もお金も)性分なので、月初めは割合ドカ走りしますが、通勤ランでここまでするのははじめてかも(昼食の食べ過ぎが直接の理由ではありますが)。
お金も距離もたまりにくいのは確かです。今月は泊まり4回に出張も今分かっているだけで3回あるので、月600キロはおろか油断すると500キロも危ないかもしれません。油断するとすぐ脂肪はたまりますはい。

今日走って思ったのは、栄養も大事だが、案外睡眠の力は大きいかもということです。
では寝ます。