きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

寒波、寒波、よる年波に・・・

2010-12-31 16:08:05 | 徒然に2010-2013
年末の休みに入ってから毎日ごぞごぞやっていて、気がつけばあと数時間で新年。
というより、もう休みが半分終わってしまったかという感じ。
南国四国といえど山が白い。

昨年も一昨年も年越しは確かに結構な寒さだったか。

必ず思い出すのが、一休さんの話。
一休禅師は、正月に骸骨を掲げて歩いたとかいう。正月って、確かに気分を新たにすることはできるが、時間は確実に過ぎ終わりに近づいてくる。時間とともにいろいろなものが熟される中で、それがいい意味で昇華されていくような感じになれば、その時間の経過は悪いことではないのだと思うが。

一年一年、というより、一日一日。
今日はそれでも20キロ。一日一日、だわやっぱ。

仕事納め 忘年会 年末年始のごたごたの合間の休息

2010-12-29 17:09:06 | 徒然に2010-2013
昨日は仕事納め。予定していた仕事がキャンセルになり、ずっと資料作成。暖房の効きが悪いので寒い。上に下に重ね着してひたすらキーを叩く。昼ご飯も軽くいただきもののおやつ程度ですませる。

もちろんこれだけではないのですが…。とにかく正月ぐらいは練習量が減り(天気が悪そうなので余計に)、食べ飲み放題状態になるので、絶対に摂取オーバーだから、昼ぐらいは控えておこうという魂胆。普段は、昼だけで1500カロリーを下らないはずなんですが、1/3ぐらいに抑えている。
昔は、午後から年休取って走り納め(単車の)行ってたりもしていた。今は、特別(ランの)走り納めということはないな。毎日走っているから。毎日走ることができるというのは自身の体だけでなく、中止しなければならないような身内の大きなトラブルがなかったということだと思う。そう考えれば、ありがたい話だし、もしそういう事態になったら、その日は中止して、また再開すればいいだけだと思う。ようやくそういうことを考えることができるようになった。
夜は親戚付き合いで道後のホテルで湯に浸かる。



今日は少しだけ朝寝して、おもむろに年賀状の宛名チェックと印刷をはじめる。住所録が紛失し結構な手間になる。裏面は明日かな。
途中、仕事のメールが何件か入る。ぜんぜん仕事納めになってない…。

夜はこれから前の職場関係の飲み会。ということで今日は会場までのランのみ約10キロの予定。
行ってきます。

近況報告

2010-12-25 22:05:08 | 徒然に2010-2013
 あっという間にクリスマスになってしまいました。職場の忘年会も終わり、もうすぐ年明けを待つばかりです。仕事は相変わらずせわしいです。「朝練」もムスメに負けじと続けています。昨年のこの時期は、市の中心部の商店街の電飾が朝までついていて、始発に乗ると見ることができたのですが今年は見られません。別の場所の通りの電飾も今年はなくて、やっぱ不景気ゆえでしょうか。ただ、帰宅ラン15キロコースの途中にあるリサイクル工場の電飾は今年もついていて、たまにそばを通るとちょっとほっとします。

平日の練習はぼちぼちですが、最近寒いせいか、休日のRUNに苦労している気がします。モチベーションがあがりません。山のほうに行くと気温が下がりますし。今日は特に、テレビで見た天気図がきれいな等間隔の線が描かれていて、本来「冬でも温暖な」と社会科で教えるべきところの瀬戸内地方もかなり寒くなりました。最高気温3度ぐらいでした。12キロ走っても体が温まりませんでした(今日はキロ8分弱でしたから仕方がないか)。こういう時ジョグはいけません。でも早く走るのも難しい。今月はもう少しがんばれば先月に続いて600キロ超えですが、最近24時間耐久で痛めた左足首が変なのでがんばらずにおこうと思っています(ジョグなのに足が痛いとはちと情けない)。しかし、力を抜きすぎると体重がすぐに増えるので難しいところです。
 しばらく更新が滞っていましたが仕事とか身辺とかいつもと同じぐらいのばたばた感で、特別の理由はなくそれでもまあこの寒さのせいといえばそうかもしれません。我が家は、リビングしか暖房がない(子ども達が自分の部屋で勉強する場合は電気ストーブをつけるのが例外的措置)ので、儂自身のPCに向かう時間が少なくなります。加えて携帯のことがあり、新しい携帯の使い方がよく分からず難儀していたのと、それだけでなくPCへの写真の取り込み方も分からず、更新がままならない状況だったのも理由に含まれます。しかしまあ、端末代が高くて仕方なくMNPで他社に変更したのですが、新しい端末の機能のすごいこと。同じ会社で機種変更していたら、まずここまでの高性能の機種を選択することはなかったと思いますから、余計に感心しています。音楽とか映像とかカメラとかやたらと性能がいい。ただまあ、スケジュール表示とかPDFの閲覧とかに難があったり、カスタマイズがほとんどできなかったりで無駄に高級すぎるなあというのが正直なところです。単車でいえば「リッター超えの高級外車」もいいけどまだ乗りなれた「軽二輪」の方がしっくりきます。こいつは3年10ヶ月働いた軽二輪。

ただまあ、これからの写真は少し大きめでアップできそうです。ようやくPCへの取り込み方も分かりましたし(結局2週間ぐらいかかりました)。
 で、その携帯を他社に変えた関係でメルアド変更しましたというやつを各方面に知らせなければならず、これも手間取ってようやく変更して二日ぐらいたってから送ることができたのですが、最近音沙汰がない方や疎遠になってしまい、今更連絡するとかえって迷惑かもしれないなとか誰だっけ?と思われそうなぐらい一時的なお付き合いだったというような方のアドレスもいくつかあったわけです。でこれも時間的技術的に余裕がなかったこともあり、ええいって感じであまり考えずに連絡したわけです(儂はこういう場合けっこうぐちぐち悩みます)。すると、「分かりました」と返信してくださる方の多いこと(そういえば儂も一言ぐらい添えて送り返したりしてましたか)。そして、何年もお会いしていない方からの少し長めの近況報告がいくつか。結婚しましたとか東京に出ていますとか・・・。実は、携帯を変えるだけでもものすごいエネルギーが必要でして、家族と別会社というのがいやだなあと思いながら、でも端末あまり調子よくないし他社にすれば安く済むしなどとこれも結構時間かけて迷って決めてで、まだ変えた後も気持ちがすっきりしないままだったわけです(何でそんなことでと思われる方も多いとは思いますが、儂はこういうのに引っかかる人なんですはい)。でも、この近況報告を受け取ることができて、ちょっとトクをした気分になり、これは携帯変えてよかったんかなあと思ったりしました。ちなみに、携帯の扱いはあまり得意ではなさそうな記述になっていますが、一応、職場では、PCの扱いはそこそこできる方の部類ですこれでも。
 で、これを打ちながら、久々に鈍足親父さんのところへ行ったら、ハムを痛めて「長期休業」とお聞きしていたのにいきなりハーフを結構なタイムで走られていてびっくりしました。すごいですねえ。しかも、相当な回数大会に出ておられるんですね。それでいて靴があまり傷んでいないというのもまたすごいです。


なんだかなあ

2010-12-06 22:24:15 | 徒然に2010-2013
いろいろあっていちいち記すのもどうかと思ったが、とにかく今日はこれに助けられたかもしれません。

相も変わらず、なんだかなあって感じの日々です。もう。帰宅ランのきつかったこと。
だからこれの助けを借りないと駄目だったのかも。活字もいらねって感じ。ただただしんどいめんどい。
こういう日もある(というよりこういう日がスタンダードなのかも)。誰がどうのと云うことでもなく自分はその中でやっていくのみではある。まあ滅入ることばかりではないので、とりあえずこれからもこれの助けを借りてでも頑張ります。はい。


北の大地迷走記

2010-12-05 21:36:52 | 遠くへ~少しだけ非日常
 穏やかで過ごしやすい師走の入り、と思ったら一転して暴風警報が出るほどの天気になり大荒れの師走の入りになりました。特に2日の雨はすごかったです。久々にザックの中が水浸しでカッパ代わりのピステやウインドパンツも役立たずです。と思ったら昨日の首都圏は10月上旬並みとのことで訳が分かりません。師走に入る前後でしたか「北の大地」でも真冬日を記録したようです。先々月に、所用で北の大地に行ってましたが、そのころの気温が今の四国ぐらいだったでしょうか。気候帯は「冷帯」ですからね。北の大地は、学生時代に就職試験を受けに行って以来なので約20年振りでした。その時は単車でしたから兼ツーリングという感じだったでしょうか。今回は、当然お仕事がメインなので無茶はできなかったのですが、ここでも毎日のRUNは欠かさずにしてました。ジャーニーランとまではいかなかったのですが以下、記録です。

 初日は昼まで仕事をしてから午後の飛行機を乗り継ぎ夜に札幌入り。二日目に早朝3時半に起き小樽を目指しました。目指すは「銭函」という駅です。ここまで行けば海が見えるはずでした。昔から単車でぶらりと出かける時は海までというパターンが多かったのですが、今回も相変わらずそんな感じでした。
 ホテルの外に出ると雨でしたが、そうたいした降りではなかったようなのでとりあえず出発しました。まだ真っ暗の午前4時です。道道124号から国道5号線を目指し、小樽へ一直線というわかりやすいルートです。
 寒い雨は少し強くなっていました。街灯が煌々とついていて足下はよく見えます。琴似、発寒という標識に記された地名を見ながら、北東に進みます。札幌自動車道をくぐり、予定通り国道5号線に入りました。まだコンビニや24時間スーパーもあり、何となくにぎやかです。道も広い。あたりまえですが。四国から出るといつも四国の道はなんて貧弱なのだろうと思います。
 とにかく時間制限があります。到着したらJRに乗ってホテルに帰り、身支度をして時間に間に合うようにしなければなりません。帰りのJRと表示の地名、距離計、あらゆる情報を頭に取り込みながら、与えられた残り時間を計算します。それにしても寒いし雨が止みません。稲積、手稲、稲穂と稲がつく地名が目につく頃にはだんだんと街から離れてきたなという感じの風景になって来ました。市街を走っている訳ではないので仕方がないですが、明かりも少なくなってきました。ペースはのんびりという訳にはいきません。水分補給もカロリー補給もせずひたすら進みました。

 地図でうろ覚えの国道との分岐(国道337号線オロロンライン)です。この分だと目指す海まではあと少しのはずです。少しだけ空が明るくなり、雨が思ったよりも降っているのがよく見えました。やがて目指す「銭函」の表示。駅に行きたいのですが、この先どの辺で右折するかで悩み、おおよそで坂を登り切ってから右折。踏切をわたり、駅らしい建物を探します。左手にそれらしきものが見えました。こういうときは間違えることの方が多いのですがこの時はセーフ。割合いいところで曲がったようでした。

 駅と海は思った以上に近く、息を整えてから、空き地を横断し、駅の前、石狩湾を臨みました。

 20年振りの海でした。それだけで満足しました。静かな駅前のしんとした空気も満喫し、予定より2つ早いJRで帰ることができました。

 二日目は前日夜の懇親会の影響(チャンポンこそしなかったが、つまみをほとんど食べずに飲むという二日酔い一直線のルートでした。話し込むとこういうパターンになりがちです)で、頭が重い状況での早朝RUN。それでも6時に目覚めホテル近くの北海道大学の周りをぐるりと一周。約6.5キロでした。チョビの漫画「動物のお医者さん」の舞台です(懐かしい・・・)。

 気分が相当悪いながらも、今日はちょっと大事な用件があるので、終わる頃には気持ちだけはしゃきんとしていました。しかしまあ、一周約6.5キロ余りですから大したもんです。景色は良かったです。農場が広くて、大学って感じののびのびしたところが。

 儂がいた大学も、結構夜通し学生がサークルしたり、研究室でごぞごぞしてたりするようなところでしたが、そういうちょっと世間から離れたような空間の懐かしさを感じました。住宅街に入ってしまったと思ったら家の向こうに敷地があったり、大学の裏にあたるようなところにも立派な門があったり、途中で幅広の片道三車線道路が敷地の「下(!)」を通っていたり(本当かどうかは確認できませんでした)して、スケールの違いを楽しみました。ただ頭が痛くて写真とる余裕はそれほどなかったです。北大の場合は、冬はキャンパス内を移動する時に遭難することだってあるかもしれませんし、うっかり飲み過ぎて空き教室で寝てたりすると凍死しかねんでしょうね。

 二日目の夕方は、懇親会もなくようやくのんびりできる時間ができましたが、観光するような時間帯ではないのでまたRUN。ちょこちょこと市内を気の向くままに走ってみることにしました。ホテルに帰り、大通り公園、市内電車、豊平川と頭にインプットした地図を頼りに探りながらとりあえず進みます。

 体が重かったのですが、約5キロぐらいでしょうか電車通りを見つけてからようやく体がなじんできました。「ふつうの」街走りに喜びを感じながら、ちょっと冒険しながら走りました。川を越えてからは、平岸やら豊平やらとピンとこない地名に、どちらの方角を走っているのか見当がつかず、しばらく迷走したようでしたがテレビ塔の近くを通り、何とか駅周辺に戻りました。

 閉店間際の東急百貨店でお総菜を買い、ホテルでようやくくつろぎました。距離にして13㎞。北海道限定サッポロビールをしみじみといただきました。


 最終日の朝は、ルートの検討に時間がかかり(ホテルで30分ぐらい地図とにらめっこ)、結局約10㎞弱の丘珠空港までの片道を走ることにしました。北海道内の便が離着陸する空港です。
朝の最低気温は、一ケタ(!)ということでしたので、気合いを入れて走りました。北へ北へと走りますが、とにかく道幅が広くてまっすぐです。ダイソーと書かれた4階建てビルや、神社(あまり見なかったので新鮮でした)など、路上観察しながらそれでもテンポはいつもより速めに進みます。人は思ったよりも少ない気がしました。北34条、北35条と数えながら、だいたいの位置を確認し、北40条ぐらいでしたか、右折して自衛隊前を過ぎ、空港前に到着して地下鉄駅までUターン。

 で、ジャーニーランもどき北海道編は終了となりました。丘珠空港は、小さな空港で、離島行のフェリー乗り場のようでした。外国の地方空港なんかこんな感じなんかなと思いました。

 日程に余裕があれば、新千歳までRUNというのも楽しみたいところでしたが、翌日も仕事なのでとりあえず急いで帰らなければならず、JRに揺られて空港へ。天気が悪いのか何なのか分かりませんが、離陸が遅れ乗り換えの羽田でダッシュ(というのは大げさであくまで小走り程度)するという余分なRUNもして帰りました。

 非日常でありながら、どこかで日常とつながっていたRUNでした。たぶんいつもそうなんでしょうけども、あるポイントを目指しているようで、実はそこへ至る道中で見たことそして感じたことが強く残っているから日常の延長上にあるのかなと思いました。