きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

静かに9年目に

2018-09-30 14:36:01 | 徒然に2018-2020
ブログもそんなに続いている訳で。

朝方、ごぞごぞ部屋の片付けとか来週の吉備の準備とか。そして相変わらずのYouTube。先週、ソニーリーダーで電子書籍3000円分(バーゲンだった)買ったんだから、本読めよと自分でも思うが活字が入ってこない。まあ、そのうちにか。
片付けも準備も完了一歩手前だが、まあ仕方がない。それでも、衣類を2枚廃棄できたのは良しとする。何枚か春秋用のジャージとかも1階にあったので、2階に上がらなくても済んだし。
ギブス取って一週間になろうとしているが、まだまだ足が不安定で、歩くどころか力が入らなくて踏ん張ると痛くて、トイレも風呂もどきどきしながら。すぐに浮腫むし。そういう制約がまだまだ多いので、なかなか思うようにはいかず。兎に角、以前できていたことが全くできないので、不安も焦りもある。自主訓練しようにも、もしこけたら自力でつかまり立ちすらできないのでは、難しい。

ということで、写真は今日のではないのだが、こんな感じでこの週末は。
何せ台風。

注文していたSSDはもう愛媛には来ているらしいのだが、配達はしてくれず。
まあ、何せ台風。
一時帰省予定だったムスメも船が出ないらしく。
で、昼過ぎから、野球見ながら早々に。
明日から、少し寒いらしい。10月になるからな。
去年は自由になれんかったから、こういう週末でも十分マシだと、まあそういうことにしておく。

HDD遅い。はよこいSSD。

追記。
そういえば、入院する直前の週末のタモリ倶楽部じゃねえブラタモリで、高野山の特集をしていて。
で、丁度一年前のこの日(正確には前日)に行こうとしていて。
先日、久々にNHK見ていたら(この日は宇都宮の特集)、何というか、まあ他人事なんだが不思議な気がして。

新しい車椅子になって間もない頃の覚え書きが出てきた

2018-09-29 20:01:07 | 真面目に漕走
その1。これは8月末の車軸の位置を変える前(ついでにいうと骨折前)のメモ。
久々に出勤漕。新しい車椅子では初めて。
あまり軽いという印象は持てないが、それでも路面ががたがたしているところは、あまり振動が伝わらないので乗り心地は良いということになる。また、下り坂も、前輪のキャスターぶれないので安定していて速い。
しかし、この日はそれにも増して左方向にばかり進み、修正が効かなかった。だいたい道路の左端を漕ぐと左側が下がっているので、左向きに進みやすくなる。それは分かっているが、何度か通っている道でありながらいつもに増して左方向に行く修正がができず、気を抜くとダメで、左手だけで漕ぐ時間が長くなった。今まで同じ道を漕いでいたときとはずいぶん違う。
原因は漕ぎ方か、体力的なものか、あるいは車椅子か。
体の姿勢を含めた漕ぎ方なら、今日は右足の付け根がかなり痛かった。体重が右にかかっているのだろうと推測できるが、体は左に傾いているし、左手一本で漕ぐことは多い。なのに何故左に行くのか。
体重のかかる位置は尻なので、右尻にかかったままで漕ぐと、左に押し出すようになるのかもしれない、ということで、左尻にかなり意図的に重心をかけなおして進むと、今度は右にはいくが蛇行しがちになり、右手では相変わらず漕げていない。そのときに、右手を意識して回すと具合が幾分良くなった。左から右に横に腰をずらしてカウンターを当てるように右手を動かして漕ぐ、という流れはなかなか続かないものの、体の何かがいつもの位置ではないとか、体の動かし方が、知らず知らずのうちに違っている場合は意識するポイントの一つになるかもしれない。
体力的なものは、走っている時代のときと同様、姿勢とか足の運びとか意識していなくても変化することがあると思う。特に左右の漕ぐ力は偏っているから、特に弱い左での漕ぎが続くと余計にバランスが悪くなるのかもしれない。で、前に進む推進力が落ちると左右への方向のずれも修正しにくくなるということだろうか。今日は、手袋もゴム仕様にしていつもの革のではなかったので、力は入れやすかった筈だが。
もう一つ、疑っているのが車軸の位置。もともと車軸の位置は5センチほど調整幅がある車椅子だが、今は一番後ろにある。後ろにあるということは、ひっくり返る危険はなくて安全性が高まる。前にすると小回りが利く、ということはいろいろなところで説明されるので、後ろのままなら小回りは効かないということになるが、小回りがどれだけ必要かというと、そんなにはいらないと思うので、特に車軸の調整は考えていなかった。前輪のキャスターとの関係で言えば、車で言うホイールベースが長くなって直進安定性はむしろ良いのではと思っていたし。ただ、これだけコントロールしにくいとなると、ちょっと前の方に移動させてみる必要はあるか。
車軸というと、後輪の回転軸で、当然左右ではなく前後。前後を変えることでどれだけ左右に影響するかは分からない。むしろ車軸が前の方が、左右にぶれやすいイメージはある。ただ、これもやってみないと分からないので、とりあえず30ミリのコンビスパナを購入する。近くのホームセンターは一つ3000円超えたので、ネットで検索して購入。約1/3の値段。車椅子生活になって、いろいろ買わなければならないものがあるが、ほぼ100均とネットで安価に済ませることができている。
後、まさかとは思うが、キャスター角が左右均等についているか。自分で調整したのになら兎も角、メーカーから来たまま乗っているのでそんなことはないとは思うが。むしろノーマルの状態では、儂自身の歪んだ身体に合わないということではないかとは思っているのだが。

その2。これは車軸を前にして割合速く漕げるようになってきた頃のもの。
身体をできるだけ前に倒して漕ぎきること。ピッチ(テンポ)は遅くても、一漕ぎの距離が長くなる。
この日、コーナーの歩道と車道の段差で転倒する。斜めになっているので結構なスピードでバランスが崩れる。これは車軸の位置より乗りこなせていないが故にと感じる。
転倒の心配は赤い車椅子より多い。車軸の位置が後ろの時点からそれは感じていて、段差に突っ込んで前のめりになりやすい。だから車軸の位置も含めて全般的に前に突っ込みやすい構造のような気がする。
この時はズボンがブレーキに引っかかり、結構大きく破けた。座っているからいいようなもんだがと思う。
身体が前によく倒れて漕げるときには、右足の付け根が痛くならない。姿勢か、体調かは分からない。この日、手袋の状態は良かった(滑らない)。ストレスなく漕げるときは確かにあるが、なぜなのかはよく分からない。
疲れている日にどれぐらいまで出せるのかが、目下の確認すべき課題。とりあえず今は、10キロの毎朝の練習で、キロ7分前後を越えることはないのだが。

篠山への移動がなくなり、今日は終日家で過ごした。YOUTUBEばかり。
来週寒いから、その対策をせないかんな、とそれには取りかからずに。

糸山から宮窪往復

2018-09-28 21:23:27 | 遠くへ~少しだけ非日常
思いついて、しまなみを渡ってみようかと。もう2ヶ月近く前になる話。

きっかけは、もしかすると数日前のこれだったのかもしれない。

勿論、尾道までは無理にしても。

糸山サンライズでトイレに行き、ここにクルマを置いて出発、ということはここに戻ってくる必要がある。これがランのときとは違う。移動距離は1/2程度しかないのに、必要な距離は2倍になる。これがしまなみに行ってみようかという気持ちの部分での大きなバリアになっていると思う。

ともあれ、どこまで行けるかは分からないが、兎に角行ってみることに。車椅子の場合は、橋までの上り坂がポイントになるが、来島大橋までのこの部分は割合すいすいと。

久々の来島海峡大橋。

しまなみ縦走の時以来か。

橋の上では、自転車の人が声を掛けていく。尾道行きも今治行きも。走っているときに比べると、声を掛けて貰う割合は多い。

大島に降りて、すぐ傍の道の駅でトイレに入り水分を買う。そしてひたすら進む。

ペースは速いとは思わなかったが遅いという感じでもなかった。宮窪までの長さも想定はしていた。しかし、最後の宮窪峠越えでかなり消耗する。

ようやく宮窪の街が見える。但し、ここから伯方島への橋までは、約3キロ。糸山まで戻る時間的にもちょっときつい。

ということで、ここで引き返すことに。ここから橋まで漕げなかったのは、かなり気分的に重い。大きな宿題が残っているかのようで。

ここからフェリーが出ているらしい。次はフェリーも考えてもいいかも。島の路線バスより車椅子が乗れそうな可能性はあるな。これは気付かなかった。気付くことができたのは僅かながら収穫。

で、街の方には行かず、元来た道を戻り、行きにチェックしておいた青果店でガリガリ君を。店のおばちゃんとしばし談笑。

再び宮窪峠越え。帰りのときは、上りの距離が短かったようで、行きほどのしんどさはなかった。これは峠にあるベンチ。

行きはパスした吉海町内で補給。平日だったのでトイレは向かいの支所に行ったが、この薬局も身障者用トイレはあった。ウォシュレットがある分、こっちの方が良かったか。

ここから橋の入り口(下田水:しただみ)までが、思ったよりきつかった。補給したばかりなのに。

そして、橋の登り口から実際に橋に入り、しばらく上りが続いた。確かに行きは楽だったから帰りはきつい。

結構、1時間ぐらい上っていたか。それでも何とか糸山に帰還できた。

しばし休憩。宮窪折り返しで正解だった。

思ったよりも高低差はあるが、路肩も広く交通量はそれほどでもないから自転車と同じように歩道を漕がなくてもいい部分は多かった。ただ、もう一度行くかと云われると、しばらくは難しそうで。やはり、往復しなくてもいい方法を考えなければと思った。伯方とか大三島からのフェリーを使うことができるなら、また、可能性はありそうだが、そこまでの交通機関とか考えなければならないことは多いように思う。

初しまなみは、なかなか厳しい洗礼を受けたという、そんな感じだった。

今度は・・・

2018-09-27 20:02:00 | 徒然に2018-2020
その一つめ。
先日の三連休の最終日の夜。突如。原因不明。

中古で買って3年ぐらい使っていたから仕方がないかという感じでいたが、最近の写真はバックアップできてなかったので、それが多少気がかりだったが、まあ仕方がないと思い、ネットでR731の安いの探して、1万そこそこだからと買う気になったところで、SSDに交換する前のHDDをそっくり残していたことを思い出し、翌日、交換して起動。難なく戻るがやはりHDDは遅い。

で、その後、SATAでSDDを外部接続してみると本当にOSが乗っかっていたところだけやられている。ただ、バックアップ領域とか、写真を保存していた領域は生きていたので、急いで写真のバックアップをとり、復元作業に。
が、何回やっても途中で失敗するので、この部分が物理的にやられたのかもしれない。HDDでは遅いのでSSDだけ新しいのを買うかということに。3240円の120GBのやつ。十分でしょう(その後、別の不具合も見つかる)。淡々と作業するのみ。丁度今週末、予定がなくなってしまったし、明日か明後日届けばありがたいが。

で、二つめ。
その 今週末の車椅子マラソン、中止の連絡。24号台風の影響。台風にやられるの、神戸24時間のとき以来、2回目か。
もうね、最近、楽しみというかイベントがほとんどないから、ね。
かなり意気消沈。PCのクラッシュとは比べものにならんぐらい。

朝の周回漕6分切りで改めて分析

2018-09-26 20:06:40 | 真面目に漕走
先週のこと。
できた。やれやれの一安心。

この日(先週の火曜日)は、8周目に歩道と車道の僅かな段差に前輪が突っ込んでしまい、転倒。ブレーキレバーにズボンを引っかけてしまう。
とりあえず、転んでもただでは起きるな、というか。受領は倒るる所に土を摑めというか、という気持ちで10周目。
まだ、たまたまの感が強い。
安定して、というより狙ったときに出せるようになれば本物。

で今日。新記録ではなかったが、先日のAコース走で何となくうまくいった漕ぎ方で追試。
漕ぎ方は今のところ二つあって。
漕ぎ始めとか、コーナー立ち上がり、路面が悪いとか、向かい風とかで一漕ぎの進み具合が芳しくないときには、体を前にしてピッチを速くしながらリムを叩き付けるようにする漕ぎ方と。
ある程度漕いでスピードがトップになった感じで割と滑るように漕げるようになると、車輪の慣性を生かすような感じでリムをつかむときに後ろに体重をかけて尻を前に出す漕ぎ方。このときは、前に深く漕いだ後で早く状態を戻すとより早さは維持できる。ブランコをどんどん漕ぐ感じだなと今日気がついた。
どちらが早いか、という感じで試していたが、どちらかだけ、ではなくて、路面の状況とか考えて使い分ければいいのだと漸くそこに気がついた。
後は、恐らくこの中間的な漕ぎ方がありそうなのだがまだよくモニタリングできていない。
それと、疲れたときに、どう凌ぐかということ。

PCが壊れたがHDD入れ替えて起動し、3度目の正直のカープ戦を観戦。6回裏で6対0。いよいよか。
にしても、そのいよいよの儂の「初戦」は台風でかなりやばい。どうなることやら。
足はまだまだ、という感じ。力も入らん入れれん。焦るが我慢。

くっついとるんかな

2018-09-25 21:06:00 | 徒然に2018-2020
で、折れてから3週間(心ではなくあくまでも足)。

本当なら昨日が病院に行く日だが、祝日で休み。で、いよいよ今日。くっついとるんかないうのが、今の心境。

ギブスと包帯が基本だが、包帯は毎朝巻くのが大変なので、100均で裾縛りのマジックテープを購入し代用。毎朝の時間短縮になった。
足の方は、10日目あたりからやや痛みが少なくなり、腫れが少し引いた感じになった。
で、2週間過ぎて、腫れていた足の甲が漸く元の大きさとか形に近付いてきた。ただ、折れたのは足の腓骨で、その腓骨には当然まだ傷みがあり、その上で何故か足の甲も痛みが取れていない。
さて、どうなるか、と云う感じで。

で、行ってきた。

骨が折れている跡はレントゲンにくっきり写っていたし、足もまだ痛いし。
でも、まあくっついているでしょうと。
とりあえず、ギブスが外れた。良かった。
まだ、杖で歩くのは怖いので、まずは立つこと、そして、4点歩行器でリハビリかなと。




Aコースで長めに練習(割と重要なことに気付く)

2018-09-24 14:34:00 | 真面目に漕走
いつもは、2キロを一区切りにして練習しているが、今日は昨日のCコースのように往復2回(8キロ)やってみる。

やっばり10キロは無理、というより10キロにしようとすると折り返しの分もう2キロ足して12キロにしないといけないので二の足を踏んでしまう。ちなみに写真は6月のだが、空の雰囲気はこんな感じではなくどんよりと。風はほとんどない。
で、結果。
Aコース(上→下→上→下・2キロ):16分10秒、10分37秒、14分50秒、9分58秒で51分35秒。
反省としては、入りの2キロが上りとはいえ遅いこと。その後の下りでテンポを掴んだからか、次の上りは15分切れたのでこれはまあまあか。10キロとか一定の距離を漕ぐとなると、常に全力とはいかないので、どれぐらい力を出しながら漕ぎ続けられるかということになるが、まだそういう匙加減は全くつかめていない。
とはいえ、収穫もあった。最後の下りで10分切れた。このときは、意識して漕ぎ方を変えてみた。
漕ぎ方には、大まかに考えて2種類あるということを意識したらいいようで。
一つ目は、リムを前に放り投げるような感じの漕ぎ方。そのときに尻を起点に体重移動させて、一漕ぎで進む距離ができるだけ長くなるようにする。
二つ目は、体重を前にかけ、リムを押し下げるようにして漕ぐ。たたきつけるように、とまではいかないが、力は一番入る。ただ、尻の体重移動を加えるとテンポがやや遅くなる。距離が稼げるからいいようにも思うが、それで済ませて良いのかはよく分からん。
で、上りはこの2種類を使い分ける。一漕ぎの距離が出ないときは、傾斜が幾分きつくなっているか疲れているかなので、二つ目の漕ぎ方で力を入れる。少し距離が伸ばせていると思ったら一つ目に切り替える。一つ目の方が、体力的には温存しやすいし、どちらかというと力よりリズムで漕ぐ感じになるので。ただ、見てくれは二つ目の漕ぎ方の方が格好良い。
そして、下りは一定速度が出せたら一つ目だけで通す。こちらの方が、力は入らないがテンポは速くすることができる。
今日は、漕ぎながらこれがうまくできたので、最後の1キロが4分台に乗せられたと云う感じ。
このコツが身に付けば、起伏のあるロードもそこそこものにできるかもしれないと思いつつ。

マツダは2対1で、ジョンソンが三連打浴びて目が離せない。どうなるか。
デーゲームの今日が一番麦酒かけしやすいんだがと、そんなことを思いつつ。

あらら3ラン。

自転車道C・Dで練習

2018-09-23 16:08:37 | 真面目に漕走
今一つペースが上がらんったが。

いつもならAコースに向かうが、今日はCコースへ。ここでのタイム測定は初めてか。記憶にない。これは、7月に撮影した写真だが、今日も似たような感じの蒸し暑さだった。
で、途中のDコースのタイム。
D下り:5分33秒
D上り:7分00秒
下りだけ漕いでそのまま向かうはずが、何となく上りがどれぐらい出るの気になり、のぼりも測定。
遅い。

ここで、自転車道コースの概要。手書きですが。
AとA奥コースは、上りと下りの傾斜がそこそこあるのでそれ用の練習。BはCの練習前の移動で使える筈だがタイムはまだ測定したことがない。Cは2キロの距離でほぼ直線でフラットなコースが取れるので往復に使う。Dは1キロのみで、Cへの行き来で使う程度。
そのCコースを今日は2往復(8キロ)。
Cコース(下→上→下→上・2キロ):11分20秒、12分25秒、12分00秒、12分23秒で48分08秒。
もう2キロで10キロにする余裕は無し。10キロで1時間切るのが目標だな。

全力で漕いでこういう感じなので、日々の調子だけで変わるのか他の要因があるのか今ひとつ分からん。先日は、似たような感じで漕いでいたにもかかわらず上りでキロ6分切れていたのだが。ただ今日は足の付け根が痛かったので、姿勢も関係しているように思う。後、走るのと同じでペース配分とか入りとか、案外そういうのも関係してくるかもしれないが、何せ、走っているときと違い、どれぐらいのペースで漕げているのかが、全く自分でも分かっていないし見当とは違っていたりするしで。

後一週間で「初陣」である。


市道〇号線に挑戦する

2018-09-22 17:26:27 | 真面目に漕走
何号線か忘れた。松山市の斎場を通過する市の東側に位置する市道のことである。市の北と南東を市内をパスして抜ける便利な道である。儂の場合、車でここを通ると、職場まで市内経由より3キロ距離が長くなるが、時間は5分(早朝)から30分(夕方の渋滞時)ぐらい短縮される。

この傾斜を42.195キロネットのジョギングシミュレーターで調べてみた(今、この標高表示が何故か使えないので困っている)。
峠の南側、ローソン当たりからスタートして一番高いところまでは約2.5キロ。一番低いところの標高は72メートル。峠のところで最大243メートルなので、高低差は約170メートルということになる。すると平均斜度(%)は約6.8%となる。
ところが。
(キロ:標高差)
0キロで72メートル
0.1: 1m( 73m)
0.2: 1m( 74m)
0.3: 1m( 75m)
0.4: 2m( 77m)
0.5: 2m( 79m)
0.6: 3m( 82m)
0.7: 3m( 85m)
0.8:16m(101m)
0.9: 9m(110m)
1.0: 7m(117m)
1.1: 1m(118m)
1.2:12m(130m)
1.3: 8m(138m)
1.4: 3m(141m)
1.5: 8m(149m)
1.6: 1m(150m)
1.7:19m(169m)
1.8:21m(190m)
1.9: 4m(194m)
2.0: 5m(198m)
2.1:14m(212m)
2.2:11m(223m)
2.3: 8m(231m)
2.4:12m(243m)
2.5:-5m(238m)
結構斜度がきついところがある。1キロ手前からの300メートルほどが、第一の関門。そのまま1キロ過ぎ気が抜けず、1.5キロ過ぎに最大斜度がある。1.6キロから1.8キロまでの200メートルで40メートル上がるところ。一番きついというか登れないかもしれない。単純に計算して斜度は19~21%なので、車いすの限界値を超えている。普通に考えれば、スタート後の0.7キロから0.8キロまでの16%の斜度が恐らく行けるかいけないかぎりぎりのところ。後は、最後にある2キロから2.4キロまでの400メートルで45メートル上がるところ。傾斜そのものは10%余りだが、こうしたきつめの傾斜が400メートルも続くところはそうない。
バリアフリー法では、屋内スロープのは1/12以内で約8.3%となる。建築基準法では、最大1/8だから、12.5%が常識の範囲。それでも建築基準法のは自力ではかなりきつい傾斜ではある。
ウチの職場で一番きついのが、5mで0.65m上がるスロープだが、それだと13%。距離が短いから何とかなるがこれでもきつい。
ま、一回行ってみるかね、という感じではない。
峠の反対側からの上りは計測していないが、斜度20%もの箇所はないと思うので、もしどうしても練習するなら反対側から、ということにはなる。しかし、そこまで行くのには、市内まで行ってから登るとかしなければならず、現実的ではない。

で、今日、行ってきた。

クリアできた。途中の写真撮る余裕なし。
最後の最後は、特に、だが、全般的に気が抜けない坂で、車がびゅんびゅん傍を通るが、それよりも後ろにひっくり返らないようにと必死だった。常に体重は前。勢いを付けると後ろに体重が移動するので、微妙にタイミングをずらしたり、勢いを付けないようにして漕いだり、というより勢い付けては漕げなかった。斜度がきついところは、漕ぐと云うよりリムを「回す」という感じになった。これを1時間25分休みなしで続けたのだから、スピード云々はおいといて別の意味凄いかもしれない。
途中、どこからともなく若い女性が「大丈夫ですか」と。ずっと下向いて漕いでいたからびっくりした。わざわざ車を降りて駆け寄ってくれたようで。いやあ、お騒がせしてすみませんという感じだった。

峠を越えてからのこれも約2.5キロは7分で通過。ということは、平均速で22.5キロぐらいか。最高速は30キロ近く出たかもしれない。赤い車椅子によく見られた前輪キャスターのぶれは全くなし。なので余計にスピードが出た気もする。ただ、結構危なかった。後ろから来る車もだが、僅かな段差や小石で転倒する気がした。一カ所橋の段差はスピードを落として通過したが、そのスピードを落とすときに、車椅子をコントロールすることが難しかった。

で、その後も漕いで合計20キロを4時間ほど。行けたのが兎に角収穫。時間に余裕を持てば、少しの坂でも気にせず行けるということが分かったので、気分的なバリアが下がった。次は、もう少し速く、ということになる。
あ、勿論上りの方。

今年は秋を感じる

2018-09-21 20:52:15 | 徒然に2018-2020
暑さ寒さも彼岸まで、も最近はそうでもなくて、という話を夕方のニュースで知る。確かに、最近夏と冬だけみたいな感じだったが、今年はそれでも秋を感じる。


もう秋分か。夜明けは遅くなり夕暮れは早くなった。
元々寒いのは得意ではないが、今年は本当にこの先どうなることやらと思う。

トイレは近いし、何のかんの云ってもやっぱりそういうことが気になっている。

一年前の今日

2018-09-20 07:33:05 | 脊髄内血管腫との邂逅
足が立たなくなって救急車で運ばれた。
脊髄の中が詰まってしまい、下半身の神経がやられてしまった。
症状として分かってからも、詰まった原因が分からず、1ヶ月過ぎてから、脊髄の中に腫瘍のような血の塊(血管腫)ができていることが分かった。手術してリハビリ。手術してから、症状が思わしくなくなった部分もあった。
本当に、しんどかった。いたかった。いやだった。でも、やめることができなかった。

4月に退院するまで、約7ヶ月、耐えた。頑張った。

まだまだ難儀なことは多い。それでもこれがどれだけ続くのかという気持ちもどこかで確かにある。長く続かないかもしれないから、仕方がないと割り切れることもあるのかもしれないと思う。

それでも、まだ不思議な気持ちで毎日目が覚めている。
車椅子の上で、いろんなことを思っている。

そういやあ、この日がラストランだったか。



今日は、雨が降ってます。

車軸の位置を変える

2018-09-19 19:37:35 | 真面目に漕走
約10日余り前。

車軸の位置を移動する。

恐らく4センチぐらい前方に移動する。
手順はそう難しくはない。ただ、キャンパー角3度を取るために、車軸を通すボルトの中の穴は斜めについている。YouTubeで公開されていたのとは少し合わせ方が違っているようで、結局、目視のみで合わせる。黄色の線も入っていたが、線同士は合わせたものの、その位置までは左右同じにはできず(そもそも初めからずれていた気もするし)。作業そのものはは簡単だが、ナットを締め付けると位置を合わせたはずのボルトが動いて角度がずれる。で、何度も繰り返す。片方で40分ぐらい苦闘する。もう片方はその半分もかからなかったが、これはたまたまだと思う。

角度とともに、左右のバランスも関係するので、これでいいのかなと思いつつ、数ミリ若しくは零点数ミリの誤差を感じつつも終了。
その後、ブレーキ位置を修正して作業終了。

このために30ミリのレンチを2本購入。高かったのでネットで。

まだ乗って間もないので、違いは感じるものの今後どうなるかはわからないが、とりあえず、ここ数日の印象としては・・・。
車輪が全般的に前に出た感じは確かにあるが、それよりも軸が前にあるという感覚がものすごくある。車軸が前に出たということは、丁度尻の真下の位置ぐらいに軸があるという感じになったということになる。その分、身体(というよりお尻)の重心移動とかがダイレクトに、進む方向に影響してくる。また、体の重心が前後に移動するときのタイミングを合わせると、漕ぐときのアシストもしやすいように感じる。つまり、「人車一体」みたいな感じが強くなってきた。
これは、これまでの車軸が後ろの位置のときは感じなかったし、その頃の漕ぎ具合は、確かに車椅子自体が重く感じたし、力も必要だったように思う。単に、前輪との関係だけならホイールベースの狭い広いの問題かと思ったが、そうではなく、車軸が体のどこに来ているのかが結構大きいと感じた。これは、リムをつかんで漕ぐ場合の、漕ぎやすいとか漕ぎにくいとかいうことではなく、体重をかけて前に進むように仕向ける漕ぎ方ができやすいということだと思う。

で、肝心の速度アップであるが・・・。
朝の1キロ周回漕は、速めのスピードでコンスタントに回るのは前に比べて余裕をもってできるようになった。だいたい6分30秒前後で7~8キロ維持できるようになっているので、これは車椅子の違いがあると思う。ただ、最高速は、前の赤い車椅子で出した6分16秒をなかなか越えられず、3日目でようやく6分10秒が出せたぐらい。休日に自転車道に設定した2キロコース(Aコース)の下りは、赤い車椅子では、追い風でも12分前後がベストだったが、この車椅子の時は10分切るぐらいまで速かったということもあり、もっと出るかなと思っていたので。この車椅子の車軸が後ろの時の自転車道のタイムは測定していないので比較ができないが、ここまでは早く漕げなかったのは確か。割と左右の方向調整が難しくて、どうしても両手で全力で漕げないのが、車軸を前にすることで改善した。また、車椅子そのものもいわゆるサスペンションが固くてしっかりしているので、下りでスピードが出ても、赤い車椅子のように、前輪の車輪ががくがくブレたりしない。そのため、下りは結構出るはず。
今度、仕事が早く終わって天気が良ければ、平田の坂を上り下りしてみるとまた発見がありそうである。
欠点は、なんといっても、後ろに転倒しそうになりがちであること。そのため、速く漕ぐときも今は恐る恐るという部分が少しある。もう少し漕ぎ込んでいけば、大胆にできそうではある。
ある程度の距離を一定速で漕ぐための、体を大きく使って一漕ぎの距離を延ばすような漕ぎ方は、ある程度勢いをつけるために、後ろに体重をかける瞬間が出てくる。そのときに前輪キャスターが持ち上がるのが、まだ想定内の感じになっていない。
因みに車輪移動した当日、一度後ろにひっくり返った(JさんI君すみませんでした)。赤い車椅子も後ろにひっくり返りやすかったが、今回の調整後の車椅子はそれ以上にひっくり返りやすい。
あまりひっくり返りやすいと一般道を漕ぐときに支障が出るし、1メモリ下げてみようかどうしようかと、作業の手間とスピードと安全性とを天秤にかけながら思案中である。
あと、車軸と関係あるのかないのか分からんが、僅かな段差に突っ込んだ気に、がっちりつかまってしまうというのも、気がかりではある。

覚え書き~速度低下を防ぎ長く漕ぐスキル

2018-09-18 20:04:36 | 真面目に漕走
20回がんがんに漕いで10回流す。
昨日2キロ漕ぐときに気が付いた。慣れてくれば30の10ぐらいでいけるか。
追記。10キロは持たんなと気付く。身体をできるだけ前に倒して漕ぐことも大切。

写真は7月1日のもの。遠くに蜃気楼。

無補給で220分ぐらい

2018-09-17 15:08:58 | 真面目に漕走
風がそうなかったから良かった。

行きは自転車道南側を下る。風はやや向かい風。坊ちゃんスタジアム過ぎて清掃センター前の橋を渡る。ここまでが丁度2時間。距離は約14キロ。
帰りは自転車道北側を上る。風はやや追い風。途中、Cコース2キロで計測。かなり疲れているときにどれぐらい出せるかということで。タイムは11分20秒。風は確かに追い風だが、下ってはいないのでまずまずだと思う。

帰ってからシャワーを浴びる。ギブスを取るのが面倒だが、長距離漕ぐと排泄関係が面倒なので、シャワーも習慣化しないといけない。全体で3時間40分で26キロなので、トータルすればキロ9分切るぐらいでは漕ぎ切れた。

今朝は、昨日のムスコの奢りのかつやの「全部のせ(ご馳走様です)」の残した御飯でチャーハンを作り、それを食ってから出発した。全部のせの具もボリュームがあったが、今朝の御飯だけでも結構あった。平日はパンばかりだからな。御飯ははしっかり食べとくに越したことはない、ということを改めて知った。


2ヶ月振りの自転車道練習

2018-09-16 14:54:32 | 真面目に漕走
昼前に家を出る。気温はここ数日にしてはやや高め。風は西から少しだけ。上りは追い風、下りは向かい風になる。但し弱いのでコンディション的には良い。自転車道Aコースへ。
先週、もの凄い追い風のときに参考にすべく下りだけ測定したが、基本的には新しい車椅子でタイムを計測するのは初めてである。この測定自体2ヶ月ぐらいしていない。ランのときのように、きつい練習は避ける傾向は同じ。

で、結果。
Aコース(2キロ)上り:13分00秒(6分38秒、6分22秒)
赤い車椅子のベストに比べて、キロ辺り1分以上短縮している。風が少し追い風気味だったとはいえ、6分台が出るとは、という感じ。
Aコース奥(1.7キロ)上り:13分47秒
こちらも、1分半ぐらいの短縮。上り全体に関して言えるのは、やはり力が入りやすいということ。これは、車軸が後ろのときは全く感じたことがなかったので、車軸の位置が大いに関係があると思う。
Aコース奥(1.7キロ)下り:8分17秒
上りと同様に、1分半近く短縮。車椅子が右方向に流されやすいコースだが、コントロールがしやすかった。後、車椅子そのものの「転がり」も良い。
Aコース(2キロ)下り:10分20秒(5分04秒、5分16秒)
10分切りたかったのが本音。先週の結構な追い風では4分台が出ていたので。まあ、この4分台が出たから、結構行けるかもという気はしていたのだが。
収穫も課題もあった。漕ぐ時間が増えていくにつれ、車椅子のコントロールはうまくなっているとは思う。ただ。

こういう銀行の前の急傾斜とか、案外まだ上るのにやっとだったりもする。

Aコース下りに向かう途中、咲き始めの秋桜が。いつぐらいに満開になるかな、と。