きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

きりがない「せきそん」におけるコロナの影響

2020-03-31 19:49:22 | 脊髄内血管腫との邂逅
これまで4人で今日だけでいきなり5人増。コロナ、ついに愛媛にという感じですが。

今朝の漕走は、10キロを58分34秒。5キロを28分9秒は新記録。
新年度も頑張らねばと。
ただそれより今日の重大事件は、導尿カテーテルを職場に忘れて帰ったこと。仕方なく予備のを出す。

今の泌尿器の先生は、以前、3ヶ月に1度のペースでカテーテルを処方していた。入院中の担当医は1か月に一度。今の先生は、消毒して使えと。ということで、指示通り毎週消毒していたが、にも関わらず、膀胱にばい菌が入ってきて抗生物質とか飲まなければならないことが度々あって、結局1か月に1度カテーテルを処方してもらえることになった。その切り替えの時に、工面して1本予備を作っていたのが功を奏した感じ。
勿論、予備があるから事なきを得るのだが、予備がなくなることで不安が生じる。いえばきりがないのだが。
この不安は、コロナで導尿時の消毒液とか摘便時のプラスティックの手袋とかが品薄になっていて入手できない昨今の不安を反映している感じがする。

しかしまあ、儂の場合、導尿カテーテルがないと、腎不全とかでコロナより先に死ぬもん多分。

下関から門司へ(下関編)

2020-03-30 19:31:29 | 遠くへ~少しだけ非日常
門司から再び下関に戻って、一旦車を駐車場から出す(長い時間停めるのは迷惑だろう)。

で、30分ぐらい車でうろうろして駐車場を探すがなかなかいいところがなく、再び同じ駐車場へ戻る。で、出発。

この辺りは歩道以外に道がないので、変に傾きまくって細くガタガタの歩道を難儀しながら漕ぐ。

立石稲荷さん、らしい。

朝鮮通信使上陸碑、とのこと。歴史を感じる。

赤間神宮。この向かい側に唐戸市場があるが、パスして旧商店街へ。

なかなか面白かった。ラーメン屋がやたら目についた。

門司よりレトロっぽい気がする。

伊藤邸、ということは前の前の1000円札の方、か。

やれやれという感じで、無事に戻る。

さて、宿へということで、高速を使わずにまたもトンネルをチョイス。渋滞でちょっと失敗したか。
続く。

ギリギリで達成する

2020-03-29 15:08:33 | 真面目に漕走
年間漕走5000キロ。

残り2日残して達成。昨年度は3500弱だったので、よく頑張ったと。
冬場は月350ぐらいしか漕げなかったことが多かったが、冬以外のオンシーズンでかなり「貯金」していたのが結果に繋がった。
ただ、これ以上の距離はなかなかだと思う。今後は「さらに」ではなく、兎に角、できる限り維持か近いぐらいの量を意識していければいいのかなと思う。
因みに、年間漕走日数は今日までで350日。ラン時代に比べても特に減っている訳ではないのが救い。

「脊髄損傷(頚髄損傷+胸・腰髄損傷)のある方へ・大阪府」を要約してみた。その3

2020-03-26 20:02:18 | 脊髄内血管腫との邂逅
⑧脊損者と定期検診
【要約】直接の因果関係はないが、40代以降の脊損者の生活習慣病などの有病率が高い。また、市町村の成人健康診断が車いす使用者の受診に配慮できていなかったり、胃部X線検査のバリウム服用が脊損者にとって禁忌事項であったりすることなどから、成人検診についても脊損専門医に相談が必要。
【一言】生活習慣病は今のところ大丈夫だが、「バリウム服用は禁忌」というのは初耳。無茶苦茶大事なことだが。そもそも脊損専門医というのがいるのか。

⑨脊損者が常に注意しなければならない副次的症状・疾患等
【要約】a床ずれ(褥瘡)、b尿路感染、c呼吸障害、d胃腸機能障害(イレウス、胃アトニー、呑気症、憩室など)、e痛みとしびれ(幻覚痛、損傷した脊髄神経の損傷面や神経伝導路への刺激、姿勢が原因の痛みなど)、f骨粗鬆症、g異所性骨化、h皮膚と爪の異常、iウイルス感染症やバクテリア(細菌)感染症、蜂窩織炎・蜂巣炎、j体重増加
【一言】aに関しては今のところないが注意は必要。入院時に、麻痺のため寝返りが打てない時期に一度褥瘡になりかけ、2時間に一度看護師に体の向きを変えてもらった時期があった。睡眠不足できつかった。bに関しては、ときどき濁るが、大事に至った(抗生物質投与)のはこれまで2度。頻度として多いのか少ないのかは分からない。cは「頚損と高位胸損は、呼吸筋の機能にマヒの影響が出るので、くしゃみや咳払い、嚥下がうまくいかず、タンなどが肺に溜まりやすくなり、肺炎や呼吸器系の病気になりやすくなる」とのこと。これは関係ないと思っていたが、確かに咳払いが上手くいかなくなったのは確か。いつも喉に何か引っかかっている感じ。dに関しては今のところない。eについては、なんとも言えない。痛いというのと違和感があるのとが半混ざり。不快感は常にあるが。fは「受傷後数ヶ月で骨の密度が著しく低下し、正常の半分程度になるとその後はほぼ安定」し「足をぶつけたり、脚をひねったりすると容易に骨折する」とのこと。まさにその通り。一方でgはまだない。hは「巻き爪や陥入爪が皮膚に食い込んで出血したりする」らしいが、爪の形は確かに少し変になった。ラン時代にも爪剥がしたりとかしたし変形もしていたがそれとはまた別の感じ。また「水虫になると自然には治らず広がる」らしいので気をつけねばと。iは今のところない。jはいつも危うい。「必要なエネルギーは通常の2/3から1/2程度にまで減少」しているのは確かで、食事量も以前より少し減ったのはそういうことも関係しているように思う(ただ飲酒は少し戻った)。水泳以外の車いすスポーツは脚や体幹の筋肉を使わないので、それほどエネルギーを消費しないらしいが、とりあえず、漕ぐことは続けなければならないとは思う。

⑩トータル・リハビリテーション(全人的リハビリテーション)について
【要約】脊損者へのリハビリテーションは、医療的リハビリテーション(安静期・回復期・固定期)にとどまらないトータル・リハビリテーション(全人的リハビリテーション)としての訓練プログラムがある。前期訓練は、安静期から回復期にかけての医師の指示に基づくものであり、ベッド上や病棟での生活指導と訓練、基本的な運動機能や動作についての訓練で、排尿と排便のための訓練も始まる。多くの場合この時期は「障害受容」しきれていないが、本人が現実を受け入れて、乗越えるしかない。「強引に始まる」前期訓練を乗越えれば、1~3ヶ月後には訓練の効果が実感できる。
後期訓練は、日常生活に結びついた目的のある動作の訓練で、ここでの目標は、IADL(手段的日常生活動作能力)で、床面と車いすとの間の移乗、車いすと自動車との乗降、起居、整容、入浴、排泄、更衣、移動、食事などの日常習慣的生活動作、買い物、炊事・調理、洗濯、掃除などの家事動作、さらに、日常生活や社会生活に関わる動作、パソコン操作、自動車運転、公共交通機関利用、外泊訓練へと広がる。体調管理の面からは、脊損になってから約3年で一通りの状況を経験し安定する。約6ヶ月の医療と生活のためのリハビリテーション訓練と、約3年後の生活上の身体的安定は別のものなので、この間は我慢と注意が必要。
【一言】リハビリの先生はともかくとして、病院の看護師さんは、入院中の事故防止に神経注いでいるのか、退院後に向けてのスキル習得にはあまり熱心ではなかったように思う。日常生活や社会生活に関わる動作をもう少し、やっておきたかった。事故がない限り外出も必要だったということが今になって分かった。後期訓練は、実生活上の動作なので、帰宅してから要領を身に付けたものも多い。説明では、まだ生活上の身体的安定はしていない、ということらしい。後1年後に安定するのか、まだ2年だがもう安定しているのかよく分からない。

⑪トータル・リハビリテーションの復帰期と発展期
【要約】医療的リハビリテーションを終えて退院してから、職業的リハビリテーションや社会的リハビリテーションといわれる時期がある。脊損者は、退院後の生活復帰と再建、在宅生活や社会生活に向けて、特に就労のための職業的リハビリテーションや、障害を持った状態で社会に出て行くための様々なノウハウ(情報や知恵)やハウツー(方法)やスキル(技術)などの「脊損の生活技術(生活力と社会力)」を獲得するための社会的リハビリテーション訓練プログラムがある。社会は標準的な仕様の対応しかできていない。様々な問題に柔軟に対応して適応するには、なおいっそうの工夫や努力が必要になる。
【一言】より実際的な訓練、ということか。「脊損の生活技術」を身に付けるということは、「脊損の生活スタイル」を確立するということ。「慣れる」というコトバは、正直あまり好きではないが、この好きではない状態も、そのうち気にならなくなるのかもしれない。それが「慣れる」ということなのだろうが。

せきそん、というカテゴリーでくくられる世界が確かにあるように思う。

最近やっと、そういうことに漸く気付き始めたという感じ。そういう世界というのもちょっと変な感じだが。
ただ、気付くことで、ああ、特別なことではないのだなと安心できるようになったのも確か。

下関から門司へ(門司編)

2020-03-24 20:30:44 | 遠くへ~少しだけ非日常
11月の初め、上手くホテルが取れた(先日の築上)ので、九州行きを敢行。

今回は、行くことが先でどこへというのは後。それでも、行きたかったところはあったので、兎に角、高速をひた走る。

本当なら車両も障がい者割引がある防予フェリー(ほとんどのフェリーは旅客のみなのであまり恩恵がない)が一番便利なのだが、うまい具合に乗れる時間帯がない。その辺りまで来て漸く休憩。3時間半か4時間か、ここまででそれぐらいかかっている。

で、下関に到着。ホームページで確認しておいた駐車場が空いていたのでラッキーだった(因みにここを出発するころには埋まって列ができていた)。

関門トンネルにはエレベーターで向かう。

海の下を通って県境越え。確か、単車でもこのトンネル使ったことがある筈だが。

福岡県側に出た。

ここからしばらくうろうろする。

まずは、和布刈公園へ。めかりと読む。

ついで、逆側へ。歩道を漕ぐが、左右の傾斜のバランスが極端で、あまり快適には漕げない。まあ仕方がない。

門司港メトロ(地区)を目指す。

この辺りはのんびりのんびり。

やがてそれらしい風景を目にする。特にどこにも入らず折り返すことに。

ただひたすら漕ぐ。ただのんびりのんびり。

橋の下をくぐる。帰りは行きとは違うルート。

和布刈神社へ立ち寄る、というよりそこを抜けて、というつもりで漕ぎにくい参道を漕いで行ったが。

敢え無く行き止まりとなり元来た道を戻る羽目に。

何とか、トンネル入り口にたどり着き、再び山口側へ。
続く。

親として

2020-03-23 19:20:54 | 別に除けておきたいこと
ムスメの実印を買いに、ハンコ屋へ。

段差はあるし車椅子は入れないところがあるのは承知の上で、ムスコのときと同じ店にした。
「激安」みたいなとこで買うのは気が引けるという消費者心理をしっかり突かれて相応のを買った。
まあ、正直こういうの、値段は全然よく分からん。
こういうのは、買う側の気持ちが一番なので、そのしっかりした値段(でもそのハンコ屋では決して高い部類ではない)に、納得するというということではないかと。
自己満足、なんだろうな。
儂自身も、社会人になるときに、親から実印を貰った。新聞広告に乗っているような、ちょっと怪しい系のところで買ったやつ。
でも親は、印鑑の質より何より、買ってやったという事実で十分完結しているのかもと。
儂も同じ。

四月からしばらくの間だけになるかもしれないが、四人でまた過ごす。二人とも、予期せぬ形で自宅からの通勤ということになり、まあ、それはそれでいいかと思ったり。

まだ桃色より黄色か

2020-03-22 14:57:41 | 徒然に2018-2020
3日間、だらだらと自転車道を漕いだ。


3日間、風は強かったが、気温が高くて、それはそれで良かった。

染井吉野はまだ蕾だが、それっぽい奴の中で唯一咲いていたのがこれ。
本当に染井吉野かどうかは自信がないが、色は結構それっぽいので勝手にそう思うことに。

あ゛ー、仕事行きたくねえ、って、この時期そんな感じ。
あ、否、年中か。

築上という街で(ホテル編)

2020-03-21 08:49:14 | 脊髄内血管腫との邂逅
昨年11月の話。

結局、たまたまホテルが取れたから滞在した街なのだが、結構良くして貰って。

そのホテルだが、行きたいところに上手く系列のがあれば、そのホテルを予約することが多い。ここは、二日前に空いた(それまでは空いてなかったような)ので即決。フロントはすべて女性の方で、ホテル傍の身障者用駐車スペースも「他のお客さんが停めることが多い」らしく、わざわざホテルの車を置いて確保するという念の入れようで。

近くのスーパーを教えていただき、晩御飯を買う。お箸は貰えなかったが、ホテルでいただく。感謝。

難聴用の電話機も嬉しい配慮である。

朝御飯、しっかりいただきました。

温かくなって、ぼちぼち、どこかに行きたいなと思いつつも、まだ、助走が弱いと感じる昨今。

「忍」期間、抜けたか?

2020-03-20 13:13:06 | 徒然に2018-2020
だいたい4か月ぐらいの辛抱だったと思う。
今日は春分。ということは、冬至の約1か月前ぐらいから今日ぐらいまでが、寒くて浮腫んで引きこもりがちで(ただ、これは今年特有のものかもしれない去年は出回っていたし、ただ終盤のコロナは確かに影響した)ひたすら「忍」になる日々。

今日は、腹具合が今一つで風も強くて、だったが、天気は滅茶苦茶良かった。自転車道約15キロをゆっくりと。キャンディーズの「春一番」と「微笑みがえし」がぐるぐると頭の中を行きかっていた。

後は、体脂肪率が上がった身体と浮腫んだ右足が回復するのかどうか、かな。

今週、乗り切った

2020-03-19 19:54:22 | 徒然に2018-2020
温かくなったから、朝の漕走は楽になったが。
楽になったというのは、1時間5分を切るのが冬場に比べて楽になっているというだけで、漕走自体は、なかなかきつい。
とはいえ。

仕事は別にして、今週の漕走は前半に強烈な冷え込みもあった分、乗り切った感が強い。

明日が「本番」だが

2020-03-17 20:39:33 | 徒然に2018-2020
もう今日1日で疲れた。

本番はまだなのに既にやり切った感が強い。

朝の漕走も寒いがやり切ったし、リハもあったし。
何より、仕事の方、何とか今日やるべきことができたし(明日うまくいくかは別だが)。

明日が今シーズン最後の冷え込みか?

2020-03-16 20:03:15 | 徒然に2018-2020
いつも最低気温を気にするもので。

いよいよ、明日が今シーズン最後の冷え込みになりそう。

帰宅途中、給油に寄る。目の前の山が白い。冬の間、ここまで白いことはそうはなかった筈だが。
気合、ですな。

贈る言葉を考える

2020-03-15 16:15:22 | 徒然に2018-2020
昨日今日、自転車道を漕ぎながら。

知り合いの中三生に贈る言葉を考えつつ漕ぐ。

さっきまでの雨で、歩道を回避して車道を漕ぐ。

自分の中三を思い出しつつ。

案外、何とかなる、大丈夫だから。
だから、自分の思うように進めばいい。