きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

2月は逃げるといいますが

2011-02-28 22:24:52 | 徒然に2010-2013
28日しかなかった2月でしたが、500キロ超えです。わんこの失踪騒動で約2年ぶりに走らない日ができたりしたため、まさか超えるとは思ってなかったのですが。

最近は、わんこのショックもさることながら、花粉のせいかやたら体がだるくて走るのがきついです。昨日は16キロ走るのに2時間以上かかってました。あんまり効率のよい走り方ではないですね。

先週から駅伝練習で1.5キロとか3キロの短い距離を速く(まあ気分だけ)走ろうとしているのですが、速くという感じをつかむのがなかなか難しいです。まだ2回しか走ってないのにもう足の甲傷めたりもしてます(「何でそんなとこ?」とJさんに言われました儂もそう思います)。去年は前の職場からお誘いがあり、走らせてもらったのですが、生まれて初めて5キロ20分をきりました。今年も可能ならそれに近いぐらいで走りたいのですが、さてどうなるでしょう。
たぶん、ハーフを1時間40分切って走ることができた5年前ぐらいから、速さ自体はそうは変わっていないのだと思ったりします。まあ長く走れるようにはなってきたし、それが自分の志向でもあったので構わなかったんですが、ハーフや10キロの記録は今も案外そのころと同じぐらいなのではないかと思ったりします。そのためのペース走とかやってないのもあって全然速くはなってない。キロ4分半ぐらいが自分のリミットなんかなと。ただまあ3キロ5キロはまだ分かりません。普段長い距離走っていると、20分ぐらいというのはあっという間というのは確かです。

嵐のような2月でした。逃げるというよりさあっと通り過ぎていった感じでした。

犬の周辺、犬の風景、犬の背景

2011-02-27 22:28:43 | 徒然に2010-2013
先日の愛媛マラソンも今日の東京マラソンも市民ランナーの活躍が目に付いた。
本業をしながらサブスリーとか一定の水準をクリアするだけでもすごいのに、ましてやトップですから。儂はといえば、いわずもがなまだまだ甘い。
加えて猫ひろしさんは、2時間37分とか。これはもう練習の結果がしっかり反映されているということなんでしょう。努力は嘘をつかない。確かに。
ところで愛媛出身ノッチさん、どうした?

昨日今日は、犬関連でお礼に行ったり報告に行ったりしました。本人(本犬?)は呑気に「ちょっとホームステイしてきました」みたいな顔をしていますが、我が家だけでなく周りの人間は大変でした。彼女が一週間世話になったお家の方は、人なつっこい彼女のことなのでもう情が移っていただろうし、それを考えるととても複雑な気分でした。でもまあ、とりあえず生きて連れて帰ることができて良かった。90%いや99%諦めていましたから。骨ぐらいは持って帰ってやりたいがなやらんとな、とあてのないことを考えながら通勤ランしてましたから。

やはり、いなくなってようやくありがたみが分かる存在の大きさが分かるということを、幾つになってもそういう状況にならないと忘れてしまっているというのが情けない。たかが犬というなかれ、です。ただこの感覚は犬好きでない人には分からないだろうから、今回の犬の失踪もあまりいわんことにしていましたが、落ち込みを完全に隠すことなどできず、いろいろ心配されたりきかれて困ったりもしました。ですから、とにかく戻ってきてくれて、本当にありがたい。先日結構な準備をして臨んだ大きな仕事があまりうまくいかなかったことなど全く気にならないぐらい(こらこら・・・)。

儂の犬騒動は落ち着きましたが、今日ブログを更新しようとしたら、gooのトップページには「家の事情で飼ってもらえなくなった…」というショッキングなフレーズ。先日見た紳助さんのテレビで紹介されていた「犬と猫と人間と」のことを思い出し、ウェブをうろうろ眺めてしまっていました。「犬たちをおくる日 この命、灰になるために生まれてきたんじゃない」という本は松山のことが書かれてあると知りました。ページを開けば開くほどやるせない気持ちになります。でも避けて通ってはいかんのでしょうね。本を買うことにしました。

先日の愛媛マラソンでは、参加選手への応援メッセージとともに参加選手からの応援メッセージも募集されていました。別にフルぐらいでたいそうな決意はしてないぞと思いつつも、こういう機会もなければ、何か伝えるということもないかもしれないと思い、当日の朝、投稿しました。
『ヨメさんへ:いつも気付きにくいところでさりげなく気を遣ってくれているのを感じます。感謝しています。ありがとう。子どもたちへ:「ことば」ではうまく言えませんが、あなた方の日々の頑張りに刺激を受けて父も頑張ることができています。まだまだ負けないでいようと思います。ありがとう。犬たちへ:いつも変わらずそこにいてくれることを幸せに思います。長生きしてね。ありがとう。』
本当に、いつも変わらずにいることのありがたみそして貴重さを感じた一週間でした。

もう二月が終わりますね。うちの職場では、3月13日に行われる駅伝大会に向けての練習が始まりました。儂自身、みんなで集まってわいわいと走るのがとても新鮮で、いつものソロでのLSDとは違った面白さを感じています。これもそのうちにできれば報告したいなと思います。

ありがとうございました

2011-02-26 07:48:41 | 徒然に2010-2013
ムスメの友人からの目撃情報を皮切りに、いくつか「らしき」わんこをみたということで、今朝から周辺を探しに行きました。
しばらくすると、お年寄りと散歩している懐かしい(?)顔に遭遇。
事情をお話し、無事に連れて帰ることができました。

よい方に保護していただいたようで、その方からリードをいただくときにちょっと心が痛みました。
首輪もなかったので「違う」といわれたらそれ以上は何もいえませんから、とにかくきちんと事情を説明しました。
本当にありがとうございました。
いろいろな方にご心配をおかけしました。儂も、しばらくは気持ちの切り替えができませんでした。
ただ「彼女(犬)」はたぶん保護されて大事にしてもらって、ウチよりいい生活しているんじゃないかという感じが最近はしてきて、少しずつふっ切れるようになってきた矢先のことでした。でも、空になった「彼女」の寝床を見ると複雑でした。
今回、ウェブなんかも結構見たのですが、飼い主側が掲載している件数の多さと保護しましたという件数の少なさに改めて現実を見ました。本当にラッキーでした。今後は迷い犬を出さないように、気をつけなければと思っています。
本当にありがとうございました。

今から、休日出勤してきます。

次来るときは3月なんよね

2011-02-13 15:48:19 | 近場の異邦人
 更新が滞ってます。いけませんね。早いとこ愛媛マラソンの記録を打たねばと思っているのですが、平日は帰るとやれやれでなかなかPCの前に向かう気がしません。時間もそれほどないですし、何より部屋が寒い。手も冷たい。
 この三連休は、雪やら風やらで大荒れでしたね。儂は初日は毎月恒例のはか参りで山越えしましたが、もろ雪道でした。ナイキのストラクチャーは溝が深めなのと靴底がやや柔らかめなので、この日の靴の選択としては正解でした。

路肩に雪が積もっているのと、高速が通行止めになっていて国道の交通量が半端でなく多かったので、結構大変でした。秋には赤く色づいていた山もこのとおりでした。

到着後、次来るときは3月なんよね早いねと、おはかにしてある石の上の雪をとってやりました。きみが我が家に来た日からもう2年過ぎるんやねえ。
中学校の校歌にうたわれているふるさとの山も少し白くなっていました。


 2日目は、2週間後の会議の資料作りをするために休日出勤。結局ほぼ終日居座りました。途中ものすごい風で帰れるんだろうかとひやひやしてました。行きは、途中強烈な向かい風でルームランナー状態になること数回。かと思えば突然急斜面を駆け下りるかのようなスピードで風に背中を押されることもありました。昔、ツーリングで島原の方を走っていたときに、突風が吹き一瞬できれいに反対車線までもっていかれたことがあります。対向車が来ていればアウトでした。向かい風追い風より横風がしゃれになりません(仕事でも何でもそうですねえ)。この日はそこまで怖い風は吹きませんでした。夜は、家族で焼鳥屋へ。全員思ったよりたくさん注文し、焼き肉食べ放題に行くぐらいかかってました。子どもたちがいつの間にか大きくなっていたことを実感しました。この日は他人様にいえるぐらいのぼちぼちのタイムで完走できて良かったねということでおとーさんのおごりです。
 3日目はスポーツ用品店とユニクロに広告の品を物色しに行きましたが思ったほどのものはなく、すごすごと退散。愛媛マラソンから一週間経過しましたが、相変わらず太ももの裏が痛くて歩幅が広げられません。今キロ7分半ぐらい、距離は一回10キロ、1日20キロぐらいが限度というところでしょうか。今年は昨年以上にいろんな方々に応援にも来ていただき、終わった後も声を掛けていただき、申し訳ないやら恥ずかしいやらです。脚の回復は来月かなと。まあ駅伝には間に合うとは思ってますが。
 今年は、職場の方々と1ヶ月後にクラブ駅伝大会に出場することにしましたので、そのメンバー集めとともに練習もしなければという感じで、仕事がせわしい時期にほんとにできるんだろうかと走るよりももろもろの雑用が不安だったりします。なんといってもそこそこ大きな会議の準備があるし、予定外の仕事が2つも入ってきそうだし。明日からの2週間は気合いです。
 初っぱなから雨らしいです。んー。

しもやけの頃 花粉の頃 愛媛マラソンの頃 

2011-02-05 13:05:15 | 大会回顧録
 困ったことに昨年からしもやけが復活。以前のブログにも記しましたが今年はとうとう両手。しかもあかぎれまで発生。痛いのかゆいの。

ラン始めてから手の冷えが年ごとに強くなっている気がします。脚の冷えもまあまああるとは思いますが、手が冷たいとにかく。ランとの因果関係があるのでしょうか。この寒い時期がピークなのか範囲が広くなる一方で、時にやたらかゆくなったりもして微妙です。

 花粉はちょうどこの時期風邪かと思うぐらいの体のだるさが4、5日続き、後であれがスタートかと思うのがここ近年の傾向です。近年と言っても10年ぐらいになるんでしょうか。特別ひどい花粉症であるという自覚はないのですが、一時期は抗アレルギー剤なんかも処方してもらっていた時期もありましたのでやはり花粉の影響は受ける人間なんでしょう(薬代が高いのと眠いのとで、ラン始めてからは飲んでいることは無くなりました)。3月4月ぐらいは結構鼻水やくしゃみが頻繁に出て、自覚させられます。それまではどちらかというと息苦しさでしょうか。体調不良時のような。それがちょうどこの時期です。この時期の鼻水は、寒いからなのか花粉だからなのかはっきりしません。それより息苦しさは深刻です。先日の1月中旬の風邪も咳は出ていましたが、同じ時期に咳が出ているのに「花粉のせいです」といっていた方もいましたので、もしかしたら風邪というより花粉だったのかもしれませんが、これは後になってみないと分かりません。まだ時々夜に咳してます。
 一昨年だけは、息苦しさから始まらず、ペース走5キロ走った後で鼻水が止まらなくなってからの花粉スタートでした。それがちょうど一月下旬から二月上旬。ただ最初の数日間は強烈で鼻水は止めても止めても滴り落ちてきますが、二月三月は並です。ムスコ氏の方が強烈で、一度山の方に遠足に行って帰ったら、顔が腫れて帰ってきたことがあります。杉だけではなく年中のようです。ちなみにウチの犬も恐らく花粉症で年中くしゃみしています。ま、軽度なんでしょうが。

 閑話休題(というより本題?)、なんだかんだといいながら、1月下旬から2月上旬は、ジョグを初めて2年目から毎年大会に出ています。愛媛マラソンは今年で5回目です。第45回大会が初参加ですが、47回大会までは、コースの標高差は約100メートルあり、最後の競技場の坂もランナー泣かせの起伏のある旧コースで時間制限も厳しい本格的な大会でした。その頃は陸連登録の部だけでしたし、市民ランナーにとっては敷居の高い大会だったと思います。制限時間は4時間(もっと昔は3時間40分の制限時間だったとか)で、それより厳しいのが20キロの関門の通過が1時間45分であり、いわゆるキロ5分のペースが要求され、愛媛マラソンに出て完走するのは一定レベルの走力がある市民ランナーであることを認められるという感じで、出ること自体夢というか憧れの舞台でした(本当に)。ゼネラルテーブルとスペシャルテーブルも設定されていて、儂なんかは、初めての時スペシャルドリンクの準備といっても訳が分からず結局準備しなかったので、ゼネラルの水以外にウエストポーチのウイダー1つ補給しただけで走る羽目になりました(最後はばてて大変でした)。ともあれ、愛媛マラソンで完走してから、普段ゆっくりジョグすることがそれほど恥ずかしくなくなり、家族にも「走る人」としての公認を得ることができたような感じでした。走ろうと思えばそこそこ走れるのだと自分で分かりましたし。
 旧コースでの愛媛マラソンの場合、走ったときより走るまでのことでいろいろ考えることも多かったです。先ほどの関門対策もそうです。儂自身サブフォーは、前の年の加古川マラソンで達成していましたが、この愛媛マラソンにすぐに出られるとは思っていませんでした。サブフォーはキロ5分40秒切るぐらいでOKだったかと思いますが、たとえ半分の距離とはいえキロ5分で走れるかどうかはまた別だと思いました。結局エントリーを決断できたのは、ハーフ2回(丸亀国際ハーフ・笠岡ベイファームマラソン)走って1時間40分切りができたからです。
 初参戦である2007年の第45回大会は、ほとんど水だけということもあり制限5分前での完走でした。第46回大会は、前半抑えめで20キロの関門通過を敢えてぎりぎりで狙い(少し脚力が付いて余裕ができたのかも)、スペシャルテーブルの補給の配分もよく、自己ベストを達成することができました。第47回大会は、一転、直前の調整ミスか、直前2ヶ月で自分にしては追い込みすぎで(ペース走走りすぎ)、脚(ハムストリングやらふくらはぎやら)に違和感を感じたままでスタート。開始3キロで、駄目かなと思いました。最終関門(35キロ)通過はなんと閉鎖37秒前。これほどぎりぎりなのは初めてでした。完走はできたものの、たぶん46回大会の記録(3時間37分)が自分のMAXかなと思わずにはいられませんでした。
 昨年新コースで行われた第48回大会は、レース後半はみぞれ交じりの雨(か雪?)にもかかわらず、絶対無理かと思われたサブ3.5まで達成(3時間23分)。実はこの記録が今年は微妙に重荷になっています。1年ごとに記録が伸びたり後退したりで、今年は順番としては4時間ぎりぎりになるかならないかの年なのも不安です。
 この時期はカーボローディングと称して、いつも以上に食べまくります。今年も昨日今日と米やらお菓子やらを食べまくっています。ただの大食いでしかありません。そして、体が重いと感じたり、脚が痛いと感じたり、普段気付きもしない違和感が次から次へと起こります(これはカーボローディングもどきの前からなので食べすぎが原因ではないはず)。大会が近付くにつれ足が重い感じがし、練習量を減らそうか、減らさねばと重いながら、そのことが既に負けている気がして、結局三日前までは通常のままでした。日々の練習量を減らすのは本意ではなく、マラソン本番のために調整するなどというのはちょっと釈然としないのですが、ここ三日ほど脚がより重くなり、足首も急にずきずきと存在を主張しはじめ、仕方なく一昨日ぐらいから、練習量と、調整とにらめっこの日々です。
 前回は、あることが支えなり気持ちを強くして走り抜けました。今年はそれが欠けています。9月に100マイルも走り切り、今回のフルに対する気持ちが何となく中途半端になっています。エントリーしたからには走らなければならないのですが、あんなペースで走れるんだろうかといつもの不安に加え、まだ気持ちが強くなれないでいます。弱気です。まあいつものことです。
 この状況を言い訳にせず、打ち勝たなければならないんでしょうけど。マラソンは、奥深いです。また自分が試されています。