きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

隔離から軟禁へ

2017-12-22 07:33:34 | 脊髄内血管腫との邂逅
儂に対する「隔離」は翌日の16時半に解除になって、病室から自由に出られるようになった。ただこの階自体の感染症はまだ広がっていて、閉鎖状態は続いている。庭(外)とか売店とかは行けないので、それほど気分はすっきりしていない(むしろ広い意味での隔離は続いていると云える)。
それに病室に隔離されていた期間は完全に「放置状態」で、食べた御飯の片付けとかゴミの始末とかもなかなかしてもらえんかった。そういうちょっとしたストレスを久々に味わった。全部別に袋に入れたりして処理しなければならないみたいですぐにはできなかったみたいではある。また、病棟の閉鎖状態の情報自体もリハの先生経由でしか情報が得られていないので何だかなあというのは正直あった。
病棟全体が元に戻るにはまだまだかかるのだろうが、元に戻らないとリハ棟には行けんから、リハ自体でできることが限られる。そうなるとしんどいのを我慢して何のためにここに入院しているのかということも考えてしまう。何だか、思わぬところで足止めを食らった感じ。

そんな「軟禁」状態で、とりあえず車椅子の漕走に関しては割り切って暫くは休息としなければならない。で、この時間はひたすら読書とし、太平洋戦争の本を3冊平行して読んだ。この歳でようやく分かってきたこともあった。今は神社とか仏像とか神話関係の本を読んでいる。

もう一つは、漸く廊下の手すりを持っての立ち上がりができるようになったので、即リハの先生に確認して貰った(こういうのは自分だけで勝手にやってはいけないので「自主トレ」するには許可が要る)。手すりを使ってのスクワットとか少しはできそうなので、それをやらねばと思う。まあ、筋トレ、苦手なので気持ちを仕向けないといけないが。
トイレで便座に移動したりするときに、手すりを掴んでではあるが、立つ時間が長くなったり方向転換できるようになったり紙パンツやズボンがはけるようになったりして、生活動作を中心として気を付けていることが筋力向上に繋がっているとは思う。
また、昨日などは1時間ひたすら歩行器で歩くなど、トータルの運動量をリハの先生もいろいろと考えてくださっているのが有り難い。

ベッドをフラットにしても手を使わないで起きあがれるようになった(いわゆる勢いつけての「腹筋」)のでこの辺りも。まだできたりできなかったりなので、強化が必要か。さて、どこまでできるか。
一方で、今回の隔離軟禁の原因になった「下」のことはまだまだ解決にはほど遠いどころか、見通しすらどうかという感じである。

昨日一昨日と良い天気だった。

冬至の今朝は曇天である。
秋分から冬至まで時間が経過した。
いわばこの軟禁状態は春分過ぎまで続くということを改めて思った。


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