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ケイブンシャってもう無いんですね
昨日図書館へ行ったときに、借りなかったのですが、本棚の壁面に飾ってあって、目に飛び込んできたのが「よみがえるケイブンシャの大百科」というムック!
借りずに中をちらちら眺めてきましたが、こういう大百科があったよー、というのと、当時の裏話とか、執筆した人のインタビューで構成されていました。
ケイブンシャそのものがもう無いんですね、あらさみしい。。(って、思う人は確実に昭和な人でしょう。)
この表紙の中の数冊が我が家にいまだにあります・笑
小中学生の時はほんとにお世話になりましたよ。
おもに松本零士作品系とガンダム系は私が買い、ウルトラマンとか仮面ライダー系は弟が買ってました。
大百科と書いてある割には、間違いも時々あったりもしたよね。懐かしいな。
このシリーズっていろいろあったけども、ええと、漫画日本の歴史とか、漫画世界の歴史とか、科学漫画とかそういう啓蒙?学習漫画?シリーズだったり、あとは小学館の○○入門シリーズ?ああいうのが王道というか表を走っているとすると、
このケイブンシャのは間違いなく、裏であり、マニアックというか、、、ファンロード的というか、、、今でいうなら、ちっとばかし、トンデモ本の世界だったよね。(でも持ってるんだけど・笑)
と学会に取り上げられているんでしょうか。知りたいぞ。
借りずに中をちらちら眺めてきましたが、こういう大百科があったよー、というのと、当時の裏話とか、執筆した人のインタビューで構成されていました。
ケイブンシャそのものがもう無いんですね、あらさみしい。。(って、思う人は確実に昭和な人でしょう。)
よみがえるケイブンシャの大百科 | |
クリエーター情報なし | |
いそっぷ社 |
この表紙の中の数冊が我が家にいまだにあります・笑
小中学生の時はほんとにお世話になりましたよ。
おもに松本零士作品系とガンダム系は私が買い、ウルトラマンとか仮面ライダー系は弟が買ってました。
大百科と書いてある割には、間違いも時々あったりもしたよね。懐かしいな。
このシリーズっていろいろあったけども、ええと、漫画日本の歴史とか、漫画世界の歴史とか、科学漫画とかそういう啓蒙?学習漫画?シリーズだったり、あとは小学館の○○入門シリーズ?ああいうのが王道というか表を走っているとすると、
このケイブンシャのは間違いなく、裏であり、マニアックというか、、、ファンロード的というか、、、今でいうなら、ちっとばかし、トンデモ本の世界だったよね。(でも持ってるんだけど・笑)
と学会に取り上げられているんでしょうか。知りたいぞ。
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恩田陸 消滅
最近は自分が読む用の本はもっぱら図書館です。
全く購入しないわけではなくて、人様にプレゼントする本はちゃんと購入します。
とにかく、、、根太を曲げかねない蔵書量なので、これ以上は買えないのですが。家が壊れちゃうもん。
そうすっとですねー、新刊は、なかなか読めないんですよ。
同じような考え方の人は大勢いらっしゃるので、リクエストはそらーもう、「100人以上超え」ってのざらです。
あとは、上下いっぺんに予約して、先に下がきちゃった日にゃー、、、、ガックシ、です。
ま、いいんです。
読んでない本たくさんあるから、いくらでも借りる本たくさんあるので、いつかはその予約本も回ってくるでしょうし。
そんな中、予約もせず、「おお!新しい本じゃ!」(私の中で比較的新しい、ということです・笑)というものが。
恩田陸著 「消滅」 幕張に行く前に読みました。
入国審査で別室に呼ばれる人々。彼らの共通点は何????この中にテロリストがいる?????
設定も会話もキャラも面白かったです。
オチというか、事件が収束に向かう部分がちょっとバタバタというか、あっけないというか、そこらへんは「もっとどかーんと大きなもの」を期待していたんだけどもな。
テロ、、、、彼の作りあげようとしている「ボーダレス社会」というのは、ものすごく素晴らしいし可能性が無限大。その実とても怖い脅威だから、結果的にどかーんと大きなものなんだけどもね。
その静かな脅威というか、世界が徐々に変わってしまうのだろうという、ワクワクと恐れ、というのは想像できるんだけども、そこを文章でぐわっと書いてほしかったかも。
わたし自身、個人的な気持ちでは、自由にみんなが意思疎通できるのって、便利だと思うのですけれども、それでもね、「言葉の壁」「言語の違い」というのはあってもいいと思います。
中学か高校の頃だったかな?ロボットコンテストか何かで、マサチューセッツ工科大の生徒も参加していて、大会の模様をNHKで観たんだけども。
その時に学生さんたちが「言葉の壁はあってもいい、そのほうが、相手を一生懸命理解しようとするから」というようなことを言っていたのが忘れられません。
言語、文化、習慣、価値観の違いがあって、相手のことを理解したいと思って、いろいろ模索するのって、大事なことですもんね。
まあ、小説の中で描かれている、あの便利なツール、それをきちんと利用できるも、そのせいでアホになってしまうのも、ドツボにはまるも、使うその人次第、それだけのこと。
道具に悪いも何もないんですよね。ようは、使う人間がどう使うか。
もしかしたら同じ世界観で続きがあるのかな?
って、恩田作品ってそんなんばっかやん!笑
個人的には、登場人物の中で、背の高い彼も、担々麺に拘る彼も、飛行機フェチの彼も、今後仲良くつるんでほしい。
日本に帰ってきたら必ず品川のコーヒーショップで待ち合わせして、ほんで、担々麺食べに行ってほしい!
なんか、アタシの中では背の高い彼は、ロマくんで、飛行機フェチのニュートラルなデザイナーの男の子は「シスターシティ」を連発していた男の子、、、って「Youは何しに日本へ?」でちらっと見た子にかぶる。
キャサリンも別の物語で出てきてほしい。キャサリン、すごいよなあ。
なんちゅーか、あれ、菅浩江のロボッツ、AIの悲哀シリーズとかとクロスするし、キャサリンの活躍はAIの希望に感じたり。
こわもてのおじさんも、別の物語で主役張ってほしい。彼主役で冤罪ものとか、内部告発ものとか、書いてくれないかしら!
そしてNPOだかNGOの女医さんも好きです。彼女と神原恵弥が出会っても面白いかも。
(ちなみに私の中ではめぐみはジョニー・ウィアーがキャスティングされております。)
恩田さんの作品は、その設定とか大好きなんだけども、物語の「続き」や「今後」が気になるものが多すぎるんだよねえ。
そのスピンオフを観たい、とか、そうじゃない解決バージョンを読みたい、ってなっちゃうんだな。
でも、たいがいの作品は好きですよ。
例えば私が読む作家さん、その作家のすべての作品が好き、という場合もあれば、「これは読みたくないわ」って途中で投げ出したくなるものもある。
そんな中で、恩田さんのは、「このオチはなあ。。。。」って思うことがあっても、嫌いにはなれない。
イヤ~な、後味が悪くなるような作品でも、読めてしまう作家(イヤミスといったら湊かなえ、みたいな・笑)もいるんだけども、
例えばそうですねえ、、、ランチのアッコちゃんシリーズの柚木さんなんかは、イヤな後味ものもわりとあるんだけども、最後まで読めるものもあれば、これはアカン、というのもあって、「ナイルパーチの女子会」は好きになれなかったなあ。
あ、ちなみに、「幹事のアッコちゃん」、予約していますが、さて、いつ来るでしょう?107番目、とか言われた気がする。
後味悪いと言えば、新井の素ちゃんもわりとイヤなこと書いてくれるけど、でも読んじゃうんだよね。
読んでるときは病みそうになるくらい、ほんとに「嫌やわー、こんなん」って思ったり「アタシなんて、存在してスイマセンー」てなるんだけど、読んでしまう。
そういうのは、佐々木丸美の本を読んでいるような感覚。
自虐的っていうかさ、もうさ、地球にとって、人間なんて、いるだけで罪だよなあ、レベルの「スイマセン、生きてて。。。」ってまで行く、後味の悪さなんだけども、読めてしまうのは、まあ、好きなんでしょう。
難しすぎたり、気色悪くて、ついて行けなくても、投げ出したくないのはジーン・ウルフですかね。
ほんっとーに、難しすぎて、読破できないのは、「大唐西域記」と「知恵の七柱」です。せめて学生時代に半分は読んでおくべきだった。でもまあ、一生かけて読むしかないだろうなあ。しくしく。。。
さて、本日は静岡市立中央図書館へ、予約本(大倉崇裕作品)をとりに行きがてら、また数冊借りてきました。
行く前に4冊残っていて、「今日借りられるのは予約本含めて4冊かー」(8冊まで借りられます)って出かけたんだけども。
不思議なことに、8冊まるっと借りられる状態の時はその8冊を埋めるのが難しくてね、これという決めてがないんですよ。
でも、あと5冊とか、4冊って制限があるときって、「ぎゃひー、あれもこれも、借りたい」ってなる!
今日は泣く泣く、数冊戻してきました。まあ、新刊レベルじゃないから、きっとすぐにまた巡り合えるでしょう。
つくづく、人生はしたいけどできない、できるけどしたくない、、、じゃないけど、すべてが万事オッケーじゃないから面白いんですよねー。
もうすぐ、図書館が蔵書整理で2週間くらい閉まってしまうから、せっせと読んで、ちまちま借りないと・笑
でも、このところ、いい感じに整理されてきていて、例えば同じ作家さんの本が隣の書棚に越境してまたがっている、という状態が改善されてきていました。
何冊もある作家さんの本が、何段にもなるのは仕方ないけど、棚がまたがるのはちょっとね。最下段から次の書棚の最上段とかって、けっこう気持ち悪いんですよねー。
それから、まるっと、段が移動している作家さんもいました。
そうすると、けっこうみんな移動していて、これまで目に入らなかった本がぽーんと目に飛び込んでくるから不思議です。
こういうのもなんか嬉しいです。
そして、今は正社員になって、組合も頑張ってくれて、年間休日とかわりと補償されている。
母が家事をやってくれる。
そのおかげで、本を読む時間がもてるのって、なんて幸せなんでしょう。感謝感謝。
もちろん、家事をすべて担当していたときだって、その中で出会った本はたくさんありますし、時間をやりくりして読むっていうのもいいものでした。
でもやはり、読書量は落ちてましたねー。そのときはラジオにかなり救われていたかな。
その時々で、いろいろ楽しめるものってあるもんだなあ。
きっとこういう状態も、あと何年続けられるかわかんないから、読めるときにたくさん読んでおかないと!
さあさあ、、恩田さんも、気になるシリーズの続きを、、書いて下されーーーー!!!!
全く購入しないわけではなくて、人様にプレゼントする本はちゃんと購入します。
とにかく、、、根太を曲げかねない蔵書量なので、これ以上は買えないのですが。家が壊れちゃうもん。
そうすっとですねー、新刊は、なかなか読めないんですよ。
同じような考え方の人は大勢いらっしゃるので、リクエストはそらーもう、「100人以上超え」ってのざらです。
あとは、上下いっぺんに予約して、先に下がきちゃった日にゃー、、、、ガックシ、です。
ま、いいんです。
読んでない本たくさんあるから、いくらでも借りる本たくさんあるので、いつかはその予約本も回ってくるでしょうし。
そんな中、予約もせず、「おお!新しい本じゃ!」(私の中で比較的新しい、ということです・笑)というものが。
恩田陸著 「消滅」 幕張に行く前に読みました。
消滅 - VANISHING POINT | |
クリエーター情報なし | |
中央公論新社 |
入国審査で別室に呼ばれる人々。彼らの共通点は何????この中にテロリストがいる?????
設定も会話もキャラも面白かったです。
オチというか、事件が収束に向かう部分がちょっとバタバタというか、あっけないというか、そこらへんは「もっとどかーんと大きなもの」を期待していたんだけどもな。
テロ、、、、彼の作りあげようとしている「ボーダレス社会」というのは、ものすごく素晴らしいし可能性が無限大。その実とても怖い脅威だから、結果的にどかーんと大きなものなんだけどもね。
その静かな脅威というか、世界が徐々に変わってしまうのだろうという、ワクワクと恐れ、というのは想像できるんだけども、そこを文章でぐわっと書いてほしかったかも。
わたし自身、個人的な気持ちでは、自由にみんなが意思疎通できるのって、便利だと思うのですけれども、それでもね、「言葉の壁」「言語の違い」というのはあってもいいと思います。
中学か高校の頃だったかな?ロボットコンテストか何かで、マサチューセッツ工科大の生徒も参加していて、大会の模様をNHKで観たんだけども。
その時に学生さんたちが「言葉の壁はあってもいい、そのほうが、相手を一生懸命理解しようとするから」というようなことを言っていたのが忘れられません。
言語、文化、習慣、価値観の違いがあって、相手のことを理解したいと思って、いろいろ模索するのって、大事なことですもんね。
まあ、小説の中で描かれている、あの便利なツール、それをきちんと利用できるも、そのせいでアホになってしまうのも、ドツボにはまるも、使うその人次第、それだけのこと。
道具に悪いも何もないんですよね。ようは、使う人間がどう使うか。
もしかしたら同じ世界観で続きがあるのかな?
って、恩田作品ってそんなんばっかやん!笑
個人的には、登場人物の中で、背の高い彼も、担々麺に拘る彼も、飛行機フェチの彼も、今後仲良くつるんでほしい。
日本に帰ってきたら必ず品川のコーヒーショップで待ち合わせして、ほんで、担々麺食べに行ってほしい!
なんか、アタシの中では背の高い彼は、ロマくんで、飛行機フェチのニュートラルなデザイナーの男の子は「シスターシティ」を連発していた男の子、、、って「Youは何しに日本へ?」でちらっと見た子にかぶる。
キャサリンも別の物語で出てきてほしい。キャサリン、すごいよなあ。
なんちゅーか、あれ、菅浩江のロボッツ、AIの悲哀シリーズとかとクロスするし、キャサリンの活躍はAIの希望に感じたり。
こわもてのおじさんも、別の物語で主役張ってほしい。彼主役で冤罪ものとか、内部告発ものとか、書いてくれないかしら!
そしてNPOだかNGOの女医さんも好きです。彼女と神原恵弥が出会っても面白いかも。
(ちなみに私の中ではめぐみはジョニー・ウィアーがキャスティングされております。)
恩田さんの作品は、その設定とか大好きなんだけども、物語の「続き」や「今後」が気になるものが多すぎるんだよねえ。
そのスピンオフを観たい、とか、そうじゃない解決バージョンを読みたい、ってなっちゃうんだな。
でも、たいがいの作品は好きですよ。
例えば私が読む作家さん、その作家のすべての作品が好き、という場合もあれば、「これは読みたくないわ」って途中で投げ出したくなるものもある。
そんな中で、恩田さんのは、「このオチはなあ。。。。」って思うことがあっても、嫌いにはなれない。
イヤ~な、後味が悪くなるような作品でも、読めてしまう作家(イヤミスといったら湊かなえ、みたいな・笑)もいるんだけども、
例えばそうですねえ、、、ランチのアッコちゃんシリーズの柚木さんなんかは、イヤな後味ものもわりとあるんだけども、最後まで読めるものもあれば、これはアカン、というのもあって、「ナイルパーチの女子会」は好きになれなかったなあ。
あ、ちなみに、「幹事のアッコちゃん」、予約していますが、さて、いつ来るでしょう?107番目、とか言われた気がする。
後味悪いと言えば、新井の素ちゃんもわりとイヤなこと書いてくれるけど、でも読んじゃうんだよね。
読んでるときは病みそうになるくらい、ほんとに「嫌やわー、こんなん」って思ったり「アタシなんて、存在してスイマセンー」てなるんだけど、読んでしまう。
そういうのは、佐々木丸美の本を読んでいるような感覚。
自虐的っていうかさ、もうさ、地球にとって、人間なんて、いるだけで罪だよなあ、レベルの「スイマセン、生きてて。。。」ってまで行く、後味の悪さなんだけども、読めてしまうのは、まあ、好きなんでしょう。
難しすぎたり、気色悪くて、ついて行けなくても、投げ出したくないのはジーン・ウルフですかね。
ほんっとーに、難しすぎて、読破できないのは、「大唐西域記」と「知恵の七柱」です。せめて学生時代に半分は読んでおくべきだった。でもまあ、一生かけて読むしかないだろうなあ。しくしく。。。
さて、本日は静岡市立中央図書館へ、予約本(大倉崇裕作品)をとりに行きがてら、また数冊借りてきました。
行く前に4冊残っていて、「今日借りられるのは予約本含めて4冊かー」(8冊まで借りられます)って出かけたんだけども。
不思議なことに、8冊まるっと借りられる状態の時はその8冊を埋めるのが難しくてね、これという決めてがないんですよ。
でも、あと5冊とか、4冊って制限があるときって、「ぎゃひー、あれもこれも、借りたい」ってなる!
今日は泣く泣く、数冊戻してきました。まあ、新刊レベルじゃないから、きっとすぐにまた巡り合えるでしょう。
つくづく、人生はしたいけどできない、できるけどしたくない、、、じゃないけど、すべてが万事オッケーじゃないから面白いんですよねー。
もうすぐ、図書館が蔵書整理で2週間くらい閉まってしまうから、せっせと読んで、ちまちま借りないと・笑
でも、このところ、いい感じに整理されてきていて、例えば同じ作家さんの本が隣の書棚に越境してまたがっている、という状態が改善されてきていました。
何冊もある作家さんの本が、何段にもなるのは仕方ないけど、棚がまたがるのはちょっとね。最下段から次の書棚の最上段とかって、けっこう気持ち悪いんですよねー。
それから、まるっと、段が移動している作家さんもいました。
そうすると、けっこうみんな移動していて、これまで目に入らなかった本がぽーんと目に飛び込んでくるから不思議です。
こういうのもなんか嬉しいです。
そして、今は正社員になって、組合も頑張ってくれて、年間休日とかわりと補償されている。
母が家事をやってくれる。
そのおかげで、本を読む時間がもてるのって、なんて幸せなんでしょう。感謝感謝。
もちろん、家事をすべて担当していたときだって、その中で出会った本はたくさんありますし、時間をやりくりして読むっていうのもいいものでした。
でもやはり、読書量は落ちてましたねー。そのときはラジオにかなり救われていたかな。
その時々で、いろいろ楽しめるものってあるもんだなあ。
きっとこういう状態も、あと何年続けられるかわかんないから、読めるときにたくさん読んでおかないと!
さあさあ、、恩田さんも、気になるシリーズの続きを、、書いて下されーーーー!!!!
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買ってしまった・・・・・
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まちライブラリー
年賀状って書かなくちゃと思うとおっくうですが、やはりいただくと嬉し。
書くのが楽しかったのは、やっぱ、学生時代。しかも、テスト期間中。今やるべきはそれじゃないやん、ってときに何故かやりたくなるあの不思議。
世界は不思議に満ちているなあ!
ずっと販売関係の仕事をしてきたので、仕事関係の知人はみな年末年始はここ一番の繁忙期。
ってんで、仕事上のお付き合いとか仕事仲間とは暗黙の了解で「メール年賀状」とか、「来た人に郵送する」とか、はたまた12月31日に「よいお年を」1月1日に「おはようございます、明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします」的な会話で成り立ってます、人間関係。
だから、親世代が40台のときに比べたら、自分あてにくる年賀状の数って、「うそやん」ってくらい少ないです。社会人てこんなん?って数。まあ、うちの親、営業管理職だったから、多かったかもしれませんが、、、同級生も多いしね。
でも、それなりに、昔からのお友達、今親しくしているバレエ・スケート仲間からの年賀状のやり取り、多少なりともあります。
で、今年、年に2回、年賀状とかもめーるのやりとりのみだった、高校・短大時代のバイト仲間さんへの年賀状にメルアドを記入したら、メールをくれまして。
プチ同窓会したいよねー、って話になって。
で、いろんな人と連絡取り合ったら。
そのうちの一人が「実は開業したばかりなので、落ち着いてから会いましょう」ってなりましてん。
か~かっかかっかかっかかっ開業??????????(カレーライスの歌のメロディーでどうぞ)
ドレミファブック №11-3 カレーライスの うた
その職業が。
まちライブラリー
いやゆる私設図書館の一つの形態です。
そのおともだちは、高校・大学のとき、津市在住のころのアルバイト、サガミでのおともだちです。
わたしのあこがれのライフスタイルの人であるのと、お菓子の世界への入り口を作った人。
だから開業って、お菓子関係かなー、って思ったのですが。まちライブラリーでした。ちなみに津市ではありません。
(でもお茶菓子を提供提するとのことだから、やっぱりお菓子と離れられない・笑)
ほんとはここでレポを載せたいのですが、まだ開業したてなのと、静岡からはちょっと遠いので、行ってないので。
来月の名古屋本社での研修か、再来月の組合行事のときに、抱き合わせで行けたらお邪魔してこようと思います。
本好きだった、子供なら、、、誰もが一度は夢見るのは「本屋さん」か「図書館の人」ではないでしょうか。
子供のころ、父親にそういったら「お前は本ばかり読んでるから、全部万引きされるのがおちだな」って言われましたなあ。
図書館司書は、、、高校時代、視野に入れてた大学が、受験科目に「確率統計」を入れてましてね。
ワタクシ、高3のとき、なにが嫌って、確率・統計の授業がほんと苦痛で。ついでに数列も嫌いで。
基礎解析とか代数・幾何は楽しかったんだけどなー。
ま、受験科目が嫌でやめるくらいだから、司書は本気じゃなかったんだな。
で、、、本好きの人の悩み。
蔵書の多さ!
自分が死んだら、この本どーすんだ????図書館行きか、ブック何某か、はたまた廃品回収か、、、、って悩むと思うのですが、
悩む以前に、今、、、断捨離せい、、、近藤典子さんやこんまりさん(全米1位おめでとう)を見習え、ですが、、、、
ワタクシ、それができないから、、今できるのは「これ以上増やさず、図書館で借りる」それだけ。
そういう中で、「私設図書館」的な夢想をしなかったわけではありません。
でもさ!夢想するのと、実際にまちライブラリー起業するのとじゃ、大違いですよね。
尊敬~。
昔、本が好きな従弟にSFファンタジー関係のお宝本(絶版だし、図書館でもほぼ書庫入りレベル)を多数譲りました。
それでも今自分が持ってる本。。。。。おそろしい。。。。何が怖いって、地震と火事だな。
ほんと、死んだら好きにしてくれて構わないんだけども(葬式代の足しにでもしてくれれば)
それでもなあ。バレエやスケート関係の雑誌や書籍はまとめて、そういうのがほんとに好きな人のところとか、団体の手に渡って欲しいなあ。
バラバラになっちゃうのは忍びないんなー。
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青山南・阿部真理子「眺めたり触ったり」
今日からなぜか3連休。
まあ、この休み前の3日間がもろめちゃ忙しくて、お盆よりは暇ですが、大道芸の時と同じくらいの忙しさだったから(おかげで2キロ減った)疲労回復にはちょうどいいかもしれません。(でもこの3日で2キロはすぐ戻りそうですな。)
で、まずは図書館へ行ってきました。
いろいろ借りた中で、ちょっと嬉しかったのが好きな翻訳家、青山南さんと&イラストレーターの阿部真理子さんの「眺めたり触ったり」
ハヤカワミステリ・マガジンで1992年から1994年まで連載していたエッセイをまとめたものです。
眺めたり触ったり | |
青山 南 | |
早川書房 |
ハヤカワミステリは処分せずに手元にあるので書籍は購入しなかったんですが、書籍化にあたって阿部さんのイラストが追加されてるし、「ああ、あの話どこに書いてあったっけ。。」って探すときに雑誌をいちいち取り出すよりは一冊にまとまっているほうが便利。
でももう入手困難なんですよね。
それが図書館で見つかったので、家にあるのに借りちゃった・笑
本に線を引く話(鳥が何色もの色ペンを持ってるイラストが秀逸!)、、、ダイジェスト本の話(王子様登場まであと何巻!?っていう阿部さんのイラスト好きだったのよね。この書籍にはそのイラストは載ってなないのだ、残念)、本を最後まで読むか否か、斜め読みの話とか、「ああこれ好きだったんだよなあ」と思いながら読み返しました。
それから、連載当時、エッセイの元になった本を読んでいなくて、こうして年月が経って、「ああ、このことだったんだ!」って思ったり、「へー、青山さんって、そこが気になってたんだー!」って思ったり。
イラストも「ああ、これって、、、、あの銅像がもとになってるのね!!!!」ってわかったりして楽しかった。
その中でちょっと嬉しくなったのは、サローヤンの「ヒューマン・コメディ(人間喜劇)」の中の、小さなエピソード、図書館の司書のくだりで、、、青山さんが「ばかやろうの司書」「なんだこいつ」と書いているエッセイ。
連載当時人間喜劇は未読だったのですが、数年後読んだときにすっかりこのエッセイのことは忘れていました。
わたし、サローヤンのこの小説が大好きです。大人になってからであった本の中で、一、二を争うくらいとても好きというか大事な本。
それで何回も読み直していますが、、、この司書のところは、「そういう残念なこというおばあさんになっちゃったんだな。。。」みたいなくらいに思ってたけども、青山さんの文章を読んでスカッとしました・笑
ってことは、わたしも、「なんだこいつ、ばかやろう」って思ってるってことかな・笑
ああしかし。単行本も欲しかったけども、やっぱり、イラストが全て載っているわけじゃないから、雑誌のほうは処分できないなあこりゃ。
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素朴な疑問~図書館
私が普段利用している図書館は静岡市内の2か所。
家から近所の中央図書館と、通勤途上にあるペガサートにある御幸町図書館。
静岡に来て最初にびっくりしたのが、図書館で本を返す際、カウンターで返却手続きをした際、自分で元の場所へ戻しなさいよ、と本をそのまま渡されることでした。
勿論、市内のほかの図書館で借りた本だったり、予約の入っている本の場合はカウンターで引き取ってくれるし、戻すところのわからない本を置く棚も用意されていますが。
これまで暮らしていた愛知県の二か所(名古屋市と豊橋市)、津市では図書館の人が受け取って、戻してくれていたので、ちょっと驚いたのですよね。
なんか不用心というか、、、ちゃんと返さないで盗んじゃうような人とかいたらどうするんだろうって。
そんなこと言ったら、カバンとか持ったまま入館できるところですでにアウトかもしれませんが(資料室とか貴重な本のおいてある部屋にはロッカーに荷物を入れないと入れないようになってます)
別に私は本を元の場所に戻すのは面倒ではないんです。
でも、時々困るのは、検索した本が、確かにその図書館にあることになっているのに、指定の場所にない時です。
これは、返却されていないのに、どういうわけか、返却されたことになっている、コンピューター上のミス、、、、もあるでしょうが、
それより可能性が高いのは、返す際に、正規の場所に戻されていない、、、最悪盗まれているのかな、と。
これって、静岡だけなのかなあ。
子どもの頃は公民館で借りた本だって、係の人が戻してくれたよなあ。
あ、でも、豊橋の時の小学校の図書室は、生徒が一人一個、ハードカバーの本の形をした板を持っていて、その板には背表紙にあたるところに指名を書いてあって、本を借りたら、抜いたところにその板を入れておくんですね。
ほんで、返却したら、(勿論カウンターで手続きはしますよ)本をそこに返して、木の本は持って帰る、そういう仕組みになってましたっけ。
先日は中央図書館にあるはずの本を見つけられなくて、「このままリクエストを出して、見つけてもらうか」と悩みつつ、なんかそれも悪いよなあ、、、あれだけの本の量から探すんだもんなあ、、、と諦めて。
次回の図書館の長期休業(資料を整理するための)が終わったら、予約しようかなって思っていましたら、あっさり、御幸町のほうでみつけたのでした。
御幸町はね、蔵書数が少ないおかげで、本を見つけやすいです。
あと、欲しい本が無いのもすぐわかるから、そこらへんは長居せずにさっさと諦めて帰るきになれるのもいいです。
(少ないといっても、ペガサートの4階と5階は使ってるからけっこう充実してると思うし、ビジネス書や参考書、辞書類はなかなか素敵な品揃えで好きよ)
返却本を自分で棚に戻すところって、今は多いんですかね。
とりあえず、私は静岡に暮らしているので、次の人が気持ちよく借りられるように、ちゃんと元の場所に戻さなくちゃね。
って、、、もし、最初に借りた場所がそもそも間違っていたら???
でも、、そういう、ほんとはここにあるはずじゃないのに、そこにあったがゆえに、出会えるってのもあるんですよね。そういうのも面白かったりして。。。でもやっぱり、正しいところにないと困るかな・苦笑
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食欲の秋、、、美味しそうな本
食欲の秋!
このところ白いご飯が美味しくて~。
白いご飯だけではなく、何もかもが美味しく感じる、秋のマジック。
いかん、いかんぞう、、、わいは今日、ろくに動いとらんのじゃ、、、息しかしとらんのじゃ、、、と、思いつつ、入ってしまうこのマジック!世界は不思議に満ちております・笑
さて、先だって、有川浩の『植物図鑑』を読みましたが、この本もなかなか食欲を刺激してくれる美味しそうな本でした。
うちでも割と庭の葉っぱがお皿にそえてあったりして、間違って食べちゃうときありますが、まあだいたい、、、食べられるもんですよ・苦笑
そしててんぷらにすればたいがいのものはいけるんだな、多少青くさくても。
そこで、ワタクシ的に、心に残る、美味しい本を3点。
読書の秋ということで。
王道のぐりとぐらシリーズや、サンボは今回は入れません。
それからアニメの「ハイジ」と「トムとジェリー」も入れません。
ハイジは小説のほうも読みましたが、やっぱね、、、あのとろけるチーズについては、最初のアニメでのインパクトが強すぎるから。
まずは『かぎばあさん』
これ読んだのは、小学生の頃、学級文庫で、、、豊橋にいたころだから1年生~3年生くらい?たぶん、2、3年の頃かな。
何よりも、この黒い表紙がね、インパクトありました!
ブラック、鍵束ジャラジャラ、、、まるで中世のお城世界のアイテムです、女の子の心鷲づかみですよ。
そして、ドラえもんの四次元ポケットよろしく、なんでもかんでも出てくる黒いバッグ。
子ども心に、苺のパックが丸ごと入った黒いバッグ、、、苺は壊れないのか、汁が漏れないのか、心配したんですよね。
今思うと、苺が入っているより、お肉が入っているほうがなんか心配。
かぎばあさんシリーズはどれもおすすめです。
お料理もたくさん出てきます。
ポークソテーも美味しそうだし、パイナップルのせハンバーグも好き嫌いがあると思いますが、これを読んだ人なら、食べたくなるんじゃないかな?
続いてシャンソン歌手、石井好子のエッセイ。
文字だけで、それもものすごくシンプルな言葉だけで、ここまで料理・その時の時代の雰囲気・石井さんの感性が伝わってくるのがほんとにすごい。。。
やはり一番インパクトがあるのはハムの脂身を使ったオムレツかな~。
ちょっと違うけど、、ワタクシの経験からいうと、このオムレツはあれですよ、、、煮魚を作った翌日、お鍋に残った煮汁が煮凝りになってて、煮魚のかけらとその煮凝りを冷たいまんま、熱いご飯にのっけて、ちゃちゃっと済ませる朝昼兼用の日曜日のごはんに通じる、、、旨みがギュギュっと濃縮されたあの煮凝りの部分とか、、、ハムの脂身とかね、、あれがちょちょっと料理に加わるとさ、、、
あーーーー!お腹が鳴る~~~~~~!!!!!
ワタクシ、パンはパンで嫌いじゃないですが、なにしろご飯が好きなので、パンまでまわらない。
パンが入る余地が無いです。
しかしながら、石井さんのこの本を読むと、バタールやバゲットを買って、ちょびっとガーリックオイルつけてかじりたくなりますね。
最後はミステリ畑から。
北森鴻の香菜里屋シリーズ。
三軒茶屋の路地の奥まったところにあるビアバー「香菜里屋」。
マスターの工藤が会話の中から浮かび上がる謎を解くシリーズですが、この物語に随時出てくる美味しい料理とお酒が最高なのよね。
酒飲みにはたまらないお話です。
絶品のおつまみの数々、、、読んでるだけで悶絶できます。
「花の下にて春死なむ」「桜宵」「蛍坂」「香菜里屋を知っていますか」の4冊が出ています。
全て連作短編集で、どのお話も独立して読めますが、やはり順番通りに読むほうがいいかな。
わたしは『桜宵』が一番好きなのですが、タイトルでは「花の下にて春死なむ」の響きにノックアウト。
「○○の下にて」ってのには弱いんですよね。。。
東京へ行って、電車で三茶のあたりを通ると、、、つい降りて、「香菜里屋」を探したくなってしまいます。
このところ白いご飯が美味しくて~。
白いご飯だけではなく、何もかもが美味しく感じる、秋のマジック。
いかん、いかんぞう、、、わいは今日、ろくに動いとらんのじゃ、、、息しかしとらんのじゃ、、、と、思いつつ、入ってしまうこのマジック!世界は不思議に満ちております・笑
さて、先だって、有川浩の『植物図鑑』を読みましたが、この本もなかなか食欲を刺激してくれる美味しそうな本でした。
うちでも割と庭の葉っぱがお皿にそえてあったりして、間違って食べちゃうときありますが、まあだいたい、、、食べられるもんですよ・苦笑
そしててんぷらにすればたいがいのものはいけるんだな、多少青くさくても。
そこで、ワタクシ的に、心に残る、美味しい本を3点。
読書の秋ということで。
王道のぐりとぐらシリーズや、サンボは今回は入れません。
それからアニメの「ハイジ」と「トムとジェリー」も入れません。
ハイジは小説のほうも読みましたが、やっぱね、、、あのとろけるチーズについては、最初のアニメでのインパクトが強すぎるから。
ふしぎなかぎばあさん (あたらしい創作童話 6) | |
クリエーター情報なし | |
岩崎書店 |
まずは『かぎばあさん』
これ読んだのは、小学生の頃、学級文庫で、、、豊橋にいたころだから1年生~3年生くらい?たぶん、2、3年の頃かな。
何よりも、この黒い表紙がね、インパクトありました!
ブラック、鍵束ジャラジャラ、、、まるで中世のお城世界のアイテムです、女の子の心鷲づかみですよ。
そして、ドラえもんの四次元ポケットよろしく、なんでもかんでも出てくる黒いバッグ。
子ども心に、苺のパックが丸ごと入った黒いバッグ、、、苺は壊れないのか、汁が漏れないのか、心配したんですよね。
今思うと、苺が入っているより、お肉が入っているほうがなんか心配。
かぎばあさんシリーズはどれもおすすめです。
お料理もたくさん出てきます。
ポークソテーも美味しそうだし、パイナップルのせハンバーグも好き嫌いがあると思いますが、これを読んだ人なら、食べたくなるんじゃないかな?
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる | |
クリエーター情報なし | |
暮しの手帖社 |
続いてシャンソン歌手、石井好子のエッセイ。
文字だけで、それもものすごくシンプルな言葉だけで、ここまで料理・その時の時代の雰囲気・石井さんの感性が伝わってくるのがほんとにすごい。。。
やはり一番インパクトがあるのはハムの脂身を使ったオムレツかな~。
ちょっと違うけど、、ワタクシの経験からいうと、このオムレツはあれですよ、、、煮魚を作った翌日、お鍋に残った煮汁が煮凝りになってて、煮魚のかけらとその煮凝りを冷たいまんま、熱いご飯にのっけて、ちゃちゃっと済ませる朝昼兼用の日曜日のごはんに通じる、、、旨みがギュギュっと濃縮されたあの煮凝りの部分とか、、、ハムの脂身とかね、、あれがちょちょっと料理に加わるとさ、、、
あーーーー!お腹が鳴る~~~~~~!!!!!
ワタクシ、パンはパンで嫌いじゃないですが、なにしろご飯が好きなので、パンまでまわらない。
パンが入る余地が無いです。
しかしながら、石井さんのこの本を読むと、バタールやバゲットを買って、ちょびっとガーリックオイルつけてかじりたくなりますね。
花の下にて春死なむ | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
最後はミステリ畑から。
北森鴻の香菜里屋シリーズ。
三軒茶屋の路地の奥まったところにあるビアバー「香菜里屋」。
マスターの工藤が会話の中から浮かび上がる謎を解くシリーズですが、この物語に随時出てくる美味しい料理とお酒が最高なのよね。
酒飲みにはたまらないお話です。
絶品のおつまみの数々、、、読んでるだけで悶絶できます。
「花の下にて春死なむ」「桜宵」「蛍坂」「香菜里屋を知っていますか」の4冊が出ています。
全て連作短編集で、どのお話も独立して読めますが、やはり順番通りに読むほうがいいかな。
わたしは『桜宵』が一番好きなのですが、タイトルでは「花の下にて春死なむ」の響きにノックアウト。
「○○の下にて」ってのには弱いんですよね。。。
東京へ行って、電車で三茶のあたりを通ると、、、つい降りて、「香菜里屋」を探したくなってしまいます。
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久しぶりの井上夢人
図書館で借りました。井上夢人の『ラバーソウル』
きゃー、さすが!井上夢人、やっぱり巧い!巧いようぅぅぅぅ!!!!
そして毎回思いますが、こういう巧い小説を書けるんだったらもっと仕事して、って、、、ないものねだり・苦笑(大沢さんが「仕事を怠けている」って言ったのもうなずける)
ううん。でも量産しないからこそのこのクオリティなのか。
主人公のストーカーぶりがとにかく「うげ・・・・」でして、人気(そこそこの、)モデルの住んでいる部屋の隠し撮り、盗聴なんかの描写を読み続けるのって気分は良くないのですが、
これが井上夢人だから、、読ませちゃうんですよねぇ。
ほんとにラストがひっくり返るのかな?って思いながら最後のほう、絵理の言葉遣いの豹変あたりで「うわー、、騙された」とわかった時のあのシビレル感じが心地よかった。
いや、最初のほうの伏線ですか、あそこでさ、「んんん???これってもしや????」とは、ミステリ好きなら引っかかると思うんですよ。
でもそこから先を「なんだそうか」では済まさずぐいぐい読ませてしまう力が、あっぱれです。
連城さんも上手いけど、ほんとに、、すごいと思う。
残念なことに、けして量産作家ではない井上夢人。
ワタクシ、この『ラバーソウル』で岡嶋二人時代を含めて全部の著作を読んでしまったことになります。。。。。あーあ。
(最新作のThe SIXも読んじゃったしな)
個人的な趣味ではハイテクものやSFテイストやファンタジー要素の入った井上作品が好きなので(クラインとか魔法使いとかパワーオフとかオルファクトグラムとかあっち系)、
結果的には最後になっちゃった『ラバーソウル』ですが、逆に好みの要素が入っていない分(あ、ビートルズ関連があったっけ)井上さんの巧者っぷりに酔いしれました。
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三原順 没後20年展 「三原順復活祭」開催中
今年は三原順が亡くなって20年ですが、2015年2月6日~2015年5月31日明治大学の 米沢嘉博記念図書館で「三原順復活祭」が開催されます。→明治大学公式サイト
既に熱心なファンの方が多く来場している模様です。
YAMAHAに通っていた頃、待合室でいろいろな漫画を読みましたが、花とゆめが一番自分のフィーリングに合う雑誌でした。
その後もたくさんの漫画を読みましたが、一番好きな雑誌は70年代~90年代中ごろの花ゆめでしたねぇ。ララもちゃおもウィングスもメックもメイトも好きだったし、マーガレットもなかよしもりぼんも好きだったけどもでも、、やっぱ、白泉社、ほんで花ゆめですわ。
(ジャンプやほかの少年誌は歯医者の待合室で読んだ)
はみだしっ子は、YAMAHAではすごくドキドキしながら読んでたなあ。ラブチャイルドという言葉をここで知ったのよね。
ポストカードプレゼント企画もあります。→こちら
四期に分けて原画展を開催するそうですが、全て無料と言うなんと良心的な!素晴らしい~。
4回とも行っちゃいそうだわな、こりゃ。
明大って御茶ノ水のあたりだよね、確か。
(ところで明大って一発で出るんだねぇ。
あたしにとってメイダイって、、、名古屋大学なんだけども世間的には明治大学なんだな。)
フェイスブックのファンページも教えてもらいました。Yちゃんサンキューです!いいね!しといたよ~。→こちらです
4人とも大好きで、、、無理に選ぶとしたらアンジーも好きだけどやっぱりペンギンが好きかなあ。選べないなあ。。。
パームだったら断然ジェイク、全く悩まないんだけども(脇だとアンジェラとレイランダーだよ)
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訃報
敬愛する作家の陳舜臣さんが亡くなりました。慎んでお悔やみもうしあげます。
大ショックです。
大塚さん平井さんの訃報といい、どうしてこう立て続けに…
大ショックです。
大塚さん平井さんの訃報といい、どうしてこう立て続けに…
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