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W is for “Jennifer Warnes”!!!!


Wはジェニファー・ウォーンズのJ!!!!
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」
Joe Cocker & Jennifer Warnes - Up Where We Belong
(Live ZDF Die Goldene Kamera 02feb 2013)


今年2013年2月のステージです。
どうしよう。なんてこった!わたし、ちょっと泣いてしまいましたよ。

彼らの80年代の歌声はこちら




Jennifer Warnes & Chris Thompson - ALL THE RIGHT MOVES
ジェニファー・ウォーンズ&クリス・トンプソン 「栄光の彼方に」(ALL THE RIGHT MOVES )


おトムとリー・トンプソンの青春映画「栄光の彼方に」のテーマ


ジョン・ファーナムの『ユア・ザ・ヴォイス』のところでクリス・トンプソンについて触れましたが、
そういえば、、クリスはジェニファー・ウォーンズとおトムのサントラで歌ってたよなあ、、、
ということを思い出しました。
そういうわけで、今回はずっと取り上げようと思って先延ばしにしていたジェニファーについて。

B・Jトーマスジョー・コッカーの記事やダーティ・ダンシング関連(あとはエリック・カルメンとか)の記事でいろいろ触れていたジェニファー・ウォーンズです。

なんで先延ばしにしていたかというと、ジェニファーのカセット(もちろん亡父の残した)は、ジョー・コッカーやビル・メドレーや、サントラやらレナード・コーエンと抱き合わせで入っていたりで(90分テープや120分テープの片面ずつとか)で、探し出して聴きなおすのがちょっとめんどくさかったという、、、
どうも父親にとってはジェニファーのほうがおまけっぽくて、カセットのタイトルは男性のほうの名前で書いてあるのでした。。。


ジェニファー・ジーン・ウォーンズは1947年ひな祭りの3月3日、ワシントン生まれで、カルフォルニアのアナハイム育ち。68歳の現在も歌っています。
声楽を学び、60年代からテレビやミュージカルシアターで歌い始め、ヘアーなどにも出演していました。
ジョー・コッカー、ランディ・ニューマン、ビル・メドレー、B・Jトーマス、ハリー・ベラフォンテなどといったスター歌手からデュエットのお相手として引っ張りだこ。ジャクソン・ブラウンとも一緒に歌っていたと思います。
デュエットやコーラスの一覧はこちら
とくにジョー・コッカー、ビル・メドレーとのデュエットソングはともにグラミー賞やAMA、アカデミー賞などを受賞しています。
もちろんソロ・シンガーとしても活躍していて、また、彼女はカナダの詩人、小説家、シンガーソングライターであるレナード・コーエンと親交が深いことでも有名です。

わたしが彼女を知ったのはもちろん80年代で、「愛と青春の旅立ち」や「愉快なシーバー家」での歌声でした。


初めて借りてきた彼女のアルバムはこのベスト盤。映画「ノーマ・レイ」の主題歌も入っています。
Best of Jennifer Warnes
1. Right Time Of The Night  2. It Goes Like It Goes  3. I Know A Heartache When I See One
4. When The Feeling Comes Around  5. I'm Restless  6. Could It Be Love
7. Run To Her  8. I'm Dreaming  9. Shot Through The Heart  10. Come To Me
Bmg/Arista


このアルバムラストの『カム・トゥ・ミー』がお気に入りです



1970年頃からコラボレートしてきたレナード・コーエンへのリスペクトアルバム
コーエン自身も参加しています。
ソング・オブ・バーナデット ~レナード・コーエンを歌う

1. ファースト・ウィ・テイク・マンハッタン 2. バード・オン・ア・ワイヤー 3. すてきな青いレインコート 4. ジャンヌ・ダルク  5. エイント・ノー・キュアー・フォー・ラヴ  6. あなたの胸に
7. ソング・オブ・バーナデット  8. ア・シンガー・マスト・ダイ 9. 美を求めて遠くまで来た
BMG JAPAN 2002年

Famous Blue Raincoat: 20th Anniversary Edition
1. First We Take Manhattan  2. Bird On a Wire  3. Famous Blue Raincoat
4. Joan Of Arc  5. Ain't No Cure For Love  6. Coming Back To You
7. Song Of Bernadette  8. A Singer Must Die  9. Came Do Far For Beauty
10. The Night Comes On  11. Ballad Of the Runaway Horse  12. If It Be Your Will
13. Joan Of Arc
Shout Factory 2012年  Famous Blue Raincoat 20周年記念盤




ほかにもおすすめアルバムはたくさんありますが、うちにあるLP盤(を父がカセットにダビングしたもの)と、
現在入手可能なリマスター再発売ものやらCD化されたものと、、、、なんとなく違う?らしいので、またどう違うのかわかったら貼り付けたいと思います。


Jennifer Warnes at Bluesfest 2009

2009年ブルースフェスタから

Jennifer Warnes - Bird on a Wire (Cohen)

レナード・コーエンの名曲『バード・オン・ワイヤ』
青いレインコートやバーナデットより、わたしはこっちが好きなんですー。

Leonard Cohen - Bird on the wire (Munich 1979)

こちらはコーエンのオリジナル
レナード・コーエン若い!!!!

Night of the Proms Antwerpen 1992:Jennifer Warmes: Joan of Arc.

『ジョアン・オブ・アーク』
1992年のナイト・プロムスから



COME TO ME--SUNG BY JENNIFER WARNES (HD AUDIO) ENHANCED VERSION

大好きな曲『カム・トゥ・ミー』



ジェニファーの声はとても綺麗でやわらかくて憧れます。
わたしは自分が低音を出すのが苦手なので、ダスティやジェニファー、カレン・カーペンターの美しいメゾやアルトの音域にうっとりです。
もちろん彼女たちの高音も好きです。ジェニファーの美しいソプラノが聴けるイタリア民謡カロ・ミオ・ベン


ビル・メドレー&ジェニファー・ウォーンズ『タイム・オブ・マイ・ライフ』
T O T P - BILL MEDLEY AND JENNIFER WARNES, i've had the time of my life


このブログでも何度もとりあげてきた、映画「ダーティー・ダンシング」のテーマ曲
ジェニファーの格好が、当時の流行を思い出させます。
モリー・リングウォルドやダイアン・キートンみたいだなあ。

映画のほうの映像はこちら 
わたしはこの映画、とても好きで、サントラも名曲ぞろいで大好きなんですが、
パトリックが亡くなってからは切なくてなかなか見られなくなってしまいました。。。


ところで今さらながら思ったのですが、、ああそうなのか。
うちの父親は低い声のヴォーカルが好きなんだな、と。何でもかんでも聴いてたから特に考えたことなかったけど。
プレスリーやシナトラや、、、、、ダークダックス、水原弘、フランク永井とか聴いてたもんなー。
フランク永井はそんなに低くないかもしれないけどさ。
ビル・メドレーの渋い低音、素敵だもんね。


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F is for “John Farnham”!!!!


Fはジョン・ファーナムのF!!!!
昨日ご紹介したリトル・リヴァー・バンドの2代目ヴォーカリストを経て、
ソロシンガーとして成功したオーストラリアの大スターです。

John Farnham Performing You're The Voice at the ARIA Awards in 2003


"You're The Voice"
さすがは元アイドルです!魅せ方がほんと、すごい。
マイクスタンドぶんなげパフォーマンスも健在ですねー(このとき54歳)


John Farnham - You're The Voice LIVE featuring the Melbourne Symphony Orchestra

こちらはメルボルンシンフォニー・オーケストラとの共演
みんな楽しそうです。
ジョンは自分がパーカッション(&キーボーディスト&ギタリスト)プレーヤーなので、
バンドもリズム隊たくさん引き連れているのですが、
オケもホーンセクションも加わりど迫力。
ハンドクラップもバグパイプもこの曲の魅力のひとつですね。

こちらは作者のクリス・トンプソンが歌ったYou're the Voice
You're the Voice - Chris Thompson & Alan Parsons Projetct


アラン・パーソンズ・プロジェクト ft.クリス・トンプソン

この曲のライターはAndy Qunta(アイスハウスのキーボーディスト), Keith Reid(作詞家), Maggie Ryder(シンガー) and Chris Thompson(ギタリスト、シンガー)です。
クリスは当初自分が歌うつもりでいてレコーディングもしたそうですが、イマイチだ、、とどうしても納得いかなくて、デモテープをジョンに送ったそうです。
(クリスが提供した曲ではStarshipの「イッツ・ノット・オーヴァー」も好き!)
こんな良い曲を人にあげちゃうなんて、それは「シンガー」としてはさぞかし悔しかったかもしれませんが、
「コンポーザー」「プロデューサー」として、的確な判断でジョンのところに送ったのは大正解だったのでしょう。



ジョンの大傑作アルバム!!!!!
Whispering Jack
1.Pressure Down 2.You're the Voice  3.One Step Away
4.Reasons  5.Going, Going, Gone  6.No One Comes Close
7.Love to Shine  8.Trouble"  8.A Touch of Paradise  9.Let Me Out
Import オリジナルは1986年発売


John Farnham - Reasons - World Expo '88

ブリスベンで開かれたエキスポ'88 でのライヴ 『Reasons』

John Farnham - "A Touch Of Paradise"



今ではオーストラリアの国民的歌手といわれ、『You're the Voice』にいたっては、かの国のアンセムと言っても過言ではないでしょうが、このソロアルバムリリース時は

『元ティーンアイドルのファーナムの曲なんかを、

なんでかけなきゃならないんだ』


とラジオ局がオンエアを渋ったというから驚きです。
たしかにリトル・リヴァー・バンド加入当初はともかく、その後バンドのセールスは低迷してはいたのですが。(リトル・リヴァー・バンドは本国よりもアメリカでのセールスが良かった)
ジョンはこのアルバムをレコーディングしているときはまだリトル・リヴァー・バンドに在籍していましたが、アルバム制作費は当時のマネージャーが自宅を抵当に入れてまで工面したという苦労話が残っています。
しかし、このアルバムは1980年代オーストラリアで最も成功したアルバムで、25週にわたってチャートの1位に在り続け、近年までその記録は破られませんでした。
リック・スプリングフィールドよりもインエクセスよりもAC/DCより売れてたんですねえ。すごいわ。
名曲『You're the Voice 』は当時の大人はともかく、小さな子供たちもプレスクールで歌ったり、実際に子供たちがジョンと共演したりすることも多く、オーストラリアのみならず、世界中で大ヒットしました。
この曲に出会ったとき、ジョンとプロデューサーのロス・フレイザー(名ドラマー、パーカッショニスト)は「生涯一度出会えるかどうかの大切な曲だ」と感じ、そのとき候補だったもう1曲は歌うのを断ったそうです。
ちなみにこのとき断った曲は、、、、、スターシップがレコーディングしたあの!「シスコはロックシティ」だったんですねー。ミッキー・トーマスのヴォーカル以外での「シスコはロックシティ」、想像もつきませんが、いやはや。。。もしジョンが両方歌っていたらどうなったでしょう、そちらも興味深いですね!

 

ジョン・ピーター・ファーナムはイングランドのエセックス州出身、1949年7月1日生まれ。
オーストラリアで育ち、1964年からジョニー・ファーナムとして、ポップ・ティーン・アイドルとして活躍。
1973年に結婚し、2人の息子さんがいます。
80年ごろ、リトル・リヴァー・バンドのマネージメントをしていたグレン・ウィートリーと出会います。
リトル・リヴァー・バンドのメンバーが彼のアルバムをプロデュースしたり、参加したり、楽曲を提供したり、ツアーを一緒に周ったりしていたのですが、リード・ヴォーカルのグレン・シャーロックが脱退後、リトル・リヴァー・バンドの2代目ヴォーカリストとしてむかえられます。
1982年から1986年まで在籍、86年10月にソロ・アルバムを久々にリリースし、ジョンはリトル・リヴァー・バンドを去ります。
ジョンのいた当時のリトル・リヴァー・バンドも大好きですし、今でもリトル・リヴァー・バンドに戻って欲しいというファンも多いと聞きますが、ジョンがその後歌っているものを聴くと、バンドのカラーとはやはりちょっと違う気がするので、結果的にはよかったのでしょうね。
彼の受賞・ノミネート歴はこちら

ジョンのバンド・メンバーはこちら
かつて一緒にツアーを周った人やレコーディングに参加した人も載ってます。

ジョンのバンドメンバーは大所帯ですが、ブライアン・アダムスのバックバンド同様、メンバーはけっこう不動なので、みなさん馴染み深いです。

特に好きだったのはマレーシア出身のキーボーディストでバンマスのチョン・リムと、ドラマーのアンガス!
アンガスは黒髪で、昔の映像だと髪の毛が長く、ドラマーとしてはそんなに大きくなくって、、ええと、まあ昔の映像でたいていうつっているのはアンガスです。

リムはアジア系だからいるかいないかすぐわかります。

また、リトル・リヴァー・バンドのメンバーとのセッションも続いていて、それも嬉しいです。

2000年のシドニー五輪の際のオリヴィア・ニュートン・ジョンとのパフォーマンスはこちらから




Acoustic Chapel Sessions
クリエーター情報なし
Sony Import 2011年


John Farnham - The Acoustic Chapel Sessions EPK

みんな年をとった!(そりゃそうだ!25年経ってるんだから!)
これはアコースティック・チャペル・ライヴのCD&DVD発売時のプロモ映像。
彼のライヴ盤やベスト盤はいろいろ出ていて今さら、、と思うかもしれませんが、
これはほんと、素晴らしい作品。ファンなら買うべし!


前作の大ヒットのあとのアルバム 『Age of Reason 』  
Age of Reason
1.Age of Reason   2.Blow by Blow  3.Listen to the Wind
4.Two Strong Hearts  5.Burn Down the Night 6.Beyond the Call
7.We're No Angels  8.Don't Tell Me It Can't Be Done  9.The Fire
10.Some Do, Some Don't
Bonus tracks on the CD version:
11.When the War Is Over
12.It's A Long Way To the Top(If You Wanna Rock 'n' Roll)
Sony Bmg 1988年


John Farnham - Age Of Reason - Live Prince's Trust 1989

これはアルバムのタイトルナンバーで、プリンストラストのライヴ映像

チェーンリアクションのほうがより、好きなアルバムとはいえ、、
このアルバムも当時よく聴きましたね~。
うーん、やっぱり、みんないいなあ!
It's A Long Way To the TopはなんとAC/DCのカバーです。



 個人的にはこれが一番好きなアルバム『チェーン・リアクション』
Chain Reaction
1.That's Freedom  2.In Days To Come
3.Burn For You 4.See The Banners Fall  5.I Can Do Anything
6.All Our Sons And Daughters  7.Chain Reaction  8.In Your Hands
9.New Day  10.The Time Has Come
11.The First Step  12.Time And Money
Bmg Int'l 1990年


John Farnham - Burn For You

チェーン・リアクションの中の美しい曲『バーン・フォー・ユー』

John Farnham - Chain Reaction (High Quality)

これもお気に入り。
スティーヴのハーモニカソロも、カントリーテイストのアレンジもご機嫌なタイトルバナンバー。



最後に30歳のときのジョンと60歳のときのジョンを・・・

サイモン&ガーファンクル「明日にかける橋」のカバー
Bridge Over Troubled Water - John Farnham (1979)


ジョンがアイドルからアダルト・コンテンポラリー歌手への脱却をはかっていたころの、
テレビ出演時のものです

John Farnham "Youre The Voice" ft Jimmy Barnes & Mark Seymour

2009年AFLグランドファイナルのとき
ジミー・バーンズとマーク・シーモアが共演
さすがに観客がすぐ横にいるせいか、マイクスタンドは投げていません


ジョンはアイドル時代の曲も80年代~現在に至るまでライヴでよく歌っています。
ですので、曲名とジョン・ファーナムで検索すると、80年代以降の映像がヒットしますが、
ジョニー・ファーナムでさがすと見つかりやすいかな。


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L is for “Little River Band”!!!!


LはリトルリヴァーバンドのL!!!!
Little River Band - The Night Owl (1981)
リトル・リヴァー・バンド 「ザ・ナイト・アウル」


この当時はバンドのリードヴォーカルはグレン・シャーロックでしたが、
この曲は前年バンドに加入したベーシスト、ウェイン・ネルソンが歌っています。
かっこいい!




Little River Band - Reminiscing (1978)

全米3位のヒット曲 『リミニッシング』(追憶の甘い日々)
アメリカの著作権管理団体BMIによって
「アメリカのラジオ史上、最も繰り返し流された曲のひとつ」として認定されています。
400万回以上オンエアされているそうです。
アメリカ人の心に触れる歌詞なんだと思います。素敵な曲。



Little River Band - Reminiscing REMASTERED

グレン・シャーロックが脱退後、82年~86年までリードヴォーカルだったジョン・ファーナムによる
『リミニッシング』


Little River Band - Home On Monday (1977)

こちらもグレン・シャーロック時代のヒット曲「ホーム・オン・マンデー」
1977年のアルバム「ディアモンティナ・カクテル(妖しいダイアモンド)」収録




『夢追い人』と『栄光のロングラン』の2枚組
Sleep Cateher / First Under The Wire
Sleepcatcher / First Under The Wire (2CD) [from UK]

Sleeper Catcher (1978年)
1. Shut Down Turn Off  2. Reminiscing  3. Red-Headed Wild Flower
4. Light Of Day  5. Fall From Paradise  6. Lady
7. Sanity's Side  8. So Many Paths  9. One For The Road
10. Take Me Home 11. Changed and Different

First Under the Wire(1979年)
1.Lonesome Loser  2.The Rumour  3.By My Side
4.Cool Change  5.It's Not a Wonder  6.Hard Life (Prelude)
7.Hard Life  8.Middle Man  9.Man on the Run
10.Mistress of Mine 
Lemon





ジョン・ファーナムが加入したときに、彼の歌う新曲2曲と、それまでのシャーロック時代の曲を集めたもともとのベスト盤(1982年)、、、
にさらに、ジョン加入後の曲を追加した2000年に出されたベスト盤。
2枚のアルバムの違いはこちら
Little River Band - Greatest Hits
クリエーター情報なし
Capitol





ウェイン・ネルソンが加入したあとに出た『光ある時を』
Time Exposure
1. The Night Owls  2. Man On Your Mind  3. Take It Easy On Me
4. Ballerina  5. Love Will Survive  6. Full Circle
7. Just Say That You Love Me  8. Suicide Boulevard  9. Orbit Zero
10. Don't Let The Needle Win  11. Guiding Light  12. The Other Guy
One Way Records Inc オリジナルは1981年発売



Little River Band - Guiding Light

このアルバムの中で小さな宝石のように輝く、美しい曲。大好きです。

Little River Band - Ballerina

こちらも大好きな曲「バレリーナ」



ジョン・ファーナムがリード・ヴォーカルになってはじめてのアルバム『思い出のフリーウェイ(ザ・ネット)』
The Net (2010 Remaster)
1. You're Driving Me Out Of My Mind 2. We Two 3. No More Tears
4. Mr. Socialite   5. Down On The Border  6. The Danger Sign
7. Falling  8. Sleepless Nights  9. Easy Money
10. The Net
Capitol Catalog オリジナルは1983年発売







QC本社大会行って来ましたよー!
発表は2番目で、やるほうとしてはやりやすい順番でしたが、勝ち残るにはちょっといやな順番。
でもいい発表が出来ました!

その分審査結果はなんだ?馬鹿にしてるのか????と不満爆発でしたが、
一夜明けてみれば、
『優勝できなければ、上位に入ってもつまんないからいいや!』と気持ちがすっきりしました。
今回はかなり自信があったから悔しかったんだけど、勝つからには優勝しなくちゃと思うし、
じゃあ優勝できる内容ですかというと、そうじゃーないと思うので。



さてさて、今日はそんなささくれた心を綺麗に洗い流してくれる美曲をたくさん残してくれたバンド、「リトル・リヴァー・バンド」のご紹介。

以前『Abbey Road: Tribute to the Beatles 』の記事で少し触れたバンド、リトル・リヴァー・バンド。
1975年デビューのオーストラリア出身の彼ら、何度もメンバーチェンジをしているのですが、わたしが洋楽をよく聴くようになったころのヴォーカルはジョン・ファーナムで、彼の伸びのあるハイトーン、とても魅力的でした。
ですが、父親のカーステで聴いてたころは、たぶんグレン・シャーロックがリード・ヴォーカルだったんだと思います。
ベースのウェイン・ネルソンの声も素敵です。(←歌うベーシストに弱い) 


グレン・シャーロックが中心となって、メルボルンで活動していたバンドメンバーが集まって結成。
「リミニッシング」のヒットで、後のオーストラリアのアーティストが全米へ進出する足がかりを作ったバンドと位置づけられています。

メンバー全員お歌がお上手で、ハーモニーが素敵で、AOR風で、でもやっぱりどことなく違うオージー・バンド。
ちょっとイーグルスにも似てる気がします。

現在はネルソンがフロントマンで、2000年に再結成して活動しています。


グレン・シャーロック、ビーブ・バートルズ、グレアム・ゴーブルといった、ほんとにほんと、最初の結成時にいたオリジナル・メンバーはバートルズ・シャーロック・ゴーブルとして活動しています。

ウェイン・ネルソンがバンド名「リトル・リヴァー・バンド」使用を続けるにあたっては、3人との間でいろいろもめたみたいですが、、、、結局はネルソン側が勝訴したみたいです。

どうなんでしょうね。
先にオリジナルが脱退して、そのあともバンドにい続けたひとが使用するのが正しいのか、
やっぱり、オリジナル・アーティストが使用するのが正しいのか。。。難しい。
グレンが再加入し、さらなる再脱退時(ややこしいな)や、グレアムやビーブがぬけたときにそもそも『解散』しちゃっていたならば、
この3人が集まったときに「リトル・リヴァー・バンド」として再結成が当然だと思うのですが、そうじゃないもんだからねー、もめるんだよねー。


でも最近は全然聴いていないので、よくわかんない。みんな好きなので、とにかく全員音楽を続けてくれているのは嬉しいです。

わたしがそれと知らずに聴いてた子供の頃はグレン・シャーロックが歌ってて、80's世代としてはジョン・ファーナムに馴染みがありますが、どちらも好きです。
ジョンはバンドを脱退後はソロ・アーティストとして活動しています。
ジョンはイギリス生まれですが、オーストラリアで育っていますし、今ではオーストラリアの国民的歌手な存在です。


Little River Band - with John Farnham - live Dortmund, Rockpalast

『The Danger Sighn』ドルトムントでのライヴから
ドラマチックなやるせなさがいかにもジョンですよね~。



ジョンの大ヒット曲「ユー・アー・ザ・ヴォイス」
John Farnham - You're the Voice (High Quality)



1986年当時のPVはこちら 後のほうに出てくるバンドメンバーが、ジョンを見て笑顔になる気持ち、ものすごく共感できます。

改めて聴くと、、、いいですねえ、やはり。

今日はリトル・リヴァー・バンドについて書いているので、
ジョンのソロはあまり貼らないでおこうと思いましたが、
この曲ははずせないかな、と。

ジョン・ファーナムやリトルリヴァーバンドをよく知らない人でも、
このメロディーは聴いたことある人多いんじゃないかな。

そして、、ある種の日本人は途中で流れるあのバグパイプの音に弱いはず。(笑)
わたしも友人も当時「クリティカル・ヒット」でした。
だれかさんのあの曲や、カナダの誰かさんたちのあの曲のように、「キタ!!!!」ってね。(苦笑)
 
いろんなアーティストがカバーしていますが
ビッグネームだと、やはりアラン・パーソンズやハートが有名なのかな
(というかわたしの趣味の範疇だと、彼らのカバーくらいしか知らない。
他の人のも有名なんだと思います。
デイヴィッド・フォスターもたしか誰かに歌わせてた気がするんだけど忘れた)



Little River Band - It's A Long Way There LIVE Germany

彼らのデビュー曲『遥かなる道』(1977年)
の、ジョン・ファーナムによるバージョン


ジョンはバンド在籍時、グレンの歌った曲を全てライヴで歌っているので(ウェイン・ネルソンの「ナイト・アウル」は歌わなかったですが)いろいろ聞き比べてみるのも面白いと思います。

グレンのときは、ハーモニーがとにかく美しいと思います。
父のカーステで聴いているときは、「よく知らないけど上手い人たちだなー」「心地よいなー」って印象でした。

ジョンはいわゆる熱唱型タイプなのかもしれませんが、ジョンがリード・ヴォーカルの時代でもこのバンドの持ち味である美しいコーラスは全く損なわれていないと思います。
ちょっと例えは変かもしれませんが、、、
ええと、、、、、佐藤有香ちゃんと、伊藤みどりちゃん。
みどりちゃんのほうがものっすごく速く滑っている印象があるのですが、実際そばでみると2人のスピードはそんなに変わらないんですよ。(ジャンプは全然違いますが)有香ちゃんは氷へのあたりがやわらかいような印象で、みどりちゃんはピッチが速いというか、、
わたしはグレンとジョンの違いはそんな風にとらえています。

ジョンのやるせなさというか、哀愁ちっくなところは、少しフォリナーみたいだし、バンド自体はイーグルスっぽいし、ネルソンは素敵だし(笑)、好きでしたねえ。
そしてジョンのあの歌ってるところね。。。
見ていると、思わず胸が熱くなるというか、こみあげるというか、、そして、なんとなくこちらを笑顔にさせてしまうというか。
あの熱唱に、素直に身を任せて、感動しちゃえば、いいじゃーないかって、思います。





いまはかれらのオリジナル盤を入手するのはとても難しいのですが、ダウンロードでも購入できますし、こうしたバンドの常で、ベスト盤はやたらとあるので、当時レコードやカセットでしか持っていなかった人はそこで渇きを潤すしかない、、かなー。
わたしも、グレンの頃のアルバムは父の持っていたカセット(レコードから録ったのか、ラジオで録ったのかもうわからないですが)しか持っていないので。

初期の曲では「遥かなる道(It's A Long Way There)」「愛をもう一度(Help Is On The Way)」「ハッピー・アニバーサリー(Happy Anniversary)」「ロンサム・ルーザー(Lonesome Loser)」「クールな変革(Cool Change)」、、ああそう、レイディもなじみ深いですね~。

自分で借りたり買ったので、ネルソンが入ってからの「光ある時を」とジョンが入ってからの「ザ・ネット」は何回も聴きました。アルバムとしては「光ある時を」が好きかなー。

でも上にあげた5枚はどれもお気に入りです!



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G is for “Marvin Gaye”!!!!


Gはマーヴィン・ゲイのG!!!!
Marvin Gaye - What's Happening Brother

彼の曲の中で一番好きなのがこれ!

Marvin Gaye - Mercy Mercy Me / What´s Going On



Diana & Marvin - You're my everything

ダイアナ・ロスとのデュエットで、「ユー・アー・エヴリシング」



80年代には「過去の偉大なアーティスト」で、「もう彼は終わった人だ」扱いだったマーヴィン・ゲイが突如大復活したのは1982年。「セクシャル・ヒーリング」で奇蹟のカムバックをはたし、全米ツアーも敢行、当時誰もその座を落とせないという勢いだったマイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダーをおさえて1983年にはグラミーまでとったのですが・・・
不幸なことに、1984年に長年確執があった父親との口論の末、父親による発砲で帰らぬ人に。

マーヴィン・ゲイの音楽はいつも父親の運転する車の中で、カセットで聴いていました。
我が家は転勤族であちこちに暮らしていましたが、静岡や新潟、長野、などの親戚の家に行く際はもっぱら車。
新潟へ行くのはだいたい12時間かかったかな。
それ以外でも海川山へ行くのも車。
何でもかんでも車。
カセットテープを選ぶ権利は運転する父がたいてい握っていました(それでもその隙をぬってわたしも好きな曲をかけてたのですが)。洋楽も演歌も歌謡曲もニューミュージックもクラシックも、とにかくなんでもありでした、我が家のカローラの中。

うるさく騒いだり歌ったりする子供たちが疲れ果てて眠ったころには、父も母も好きなシナトラ、プレスリー、ビージーズ、ビートルズや演歌をかけてたのだと思います。

わたしはやっぱり、70年代後半から80年代の曲が好きだったので、そっちの記憶のほうが鮮明なのですが、
そんな中で、「よく知らないけど、好きだな」と思っていたのはダイアナ・ロス、ドナ・サマー、そしてマーヴィン・ゲイでした。
ダイアナ・ロスは父がものすごく好きだったみたいで、たくさんカセットが残っているのですが、ドナ・サマーは、、なんだろうなー、車の中でしか聴いたことない、かな?

そんな中で、マーヴィン・ゲイの『ホワッツ・ゴーイング・オン』というアルバム(のカセット)は、自分が生まれた1971年のアルバムだったので、なんとなくお気に入りで、自分から進んでデッキに入れる率が高かったですね~。


まあたいてい、B面に行き着くまでには寝ちゃってたんですけどもね。
(カローラに乗ってたときは、オートリバース機能はついてなかった気がします。)


どういうわけか、ワタクシ、シンディ・ローパーのカバーでも有名な『ホワッツ・ゴーイン・オン』より、『ワッツ・ハプニング・ブラザー』のほうが好きでね。。。


ていうか、どうも、2つの曲がごっちゃになってて(タイトルも曲の並びも紛らわしい原因←八つ当たり)、シンディがカバーした際も、
『えっらく、、、オリジナルと違うなー』って思ってたくらい。

そりゃ、、、違う曲なんだから、違うわ・・・・・・・・



CDで持ってるのはこの1枚 大傑作アルバム 『What’s Going On』
What's Going on
1. What's Going On
2. What's Happening Brother
3. Flyin' High (In The Friendly Sky)
4. Save The Children
5. God Is Love 1:41
6. Mercy Mercy Me (The Ecology)
7. Right On
8. Wholy Holy
9. Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)
10. God Is Love
Motown 1971年


ほんと、いいアルバムだなあ。このアルバムに出会えて良かったー。

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M is for “Mike + The Mechanics”!!!!



Mはマイク&メカニックスのM!!!!
1989年の全米No.1ヒット 「リヴィング・イヤーズ」
Mike & The Mechanics - The living Years


マイケル・ラザフォードが亡くなった父親に思いをはせた名曲

この曲を聴いた当時はごく普通に「感動的な歌だな」と感じていましたが、
実際に自分の父親を亡くした経験を経た今現在は、よりこの曲の深さを実感します。



わたしはマイケル・ラザフォードって、、なんとなく雰囲気が寺尾聡に似ているなあと思っているのですが、
ラザフォードがお父さんが亡くなるときに会えなかったことと、お見舞いに行った寺尾聡を宇野重吉(寺尾聡の父)が仕事にもどれと追い返した話とか、、、そういうのもあって、よけいにイメージが重なります。


リヴィング・イヤーズ 1990年グラミー賞授賞式でのライヴ


昨日は18:00~23:00までの勤務で、出勤前にへんな時間に昼寝をしたせいか、帰宅してもなかなか眠れず苦労しました。借りてきた本も全て読んでしまって例のごとくブックポストに入れてしまって手元にないし。。。
仕方ないので、HDDに残っていた「恋に落ちたシェイクスピア」を観ていました。
その中でデイム・ジュディ・デンチの台詞「too late too late」を聞いてたらなんとなくマイク・&メカニックスの「リヴィング・イヤーズ」を思い出しちゃった次第。




1985年  「サイレント・ランニング」  全米6位のヒット作」
ヴォーカルはポール・キャラック
Mike & The Mechanics - Silent running



こちらも同じアルバムから「ミラクル」 全米5位
ヴォーカルはポール・ヤング
1999年のライヴ
All I Need Is a Miracle - Mike + the Mechanics - Live Ohne Filter 1999




マイク&ザ・メカニックスは、ジェネシスのベース(ギターも弾きますが)のマイケル・ラザフォードが中心のイギリスのバンドで、1985年からジェネシスと並行して活動しています。
1980年からバンドメンバーはちょこちょこっとセッションやレコーディングをしていたようです。
ヴォーカルは2人いて、ポール・キャラックとポール・ヤング。
ポール・ヤングはワタクシの大好きな「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」のポール・ヤングではなく、同姓同名の別の方。
「サッド・カフェ」というバンドのリードヴォーカルで、ラザフォードが彼らのアルバムに参加したこともあったり、また、サッド・カフェのメンバーもメカニックスのアルバムやライヴに参加しています。
ポール・キャラックは「エース」などのバンドでも活躍していましたが、いわゆるセッション・ヴォーカリスト、スタジオミュージシャンとして知る人ぞ知る、的な存在でした。
現在はメカニックスでの成功を経て、自身のソロワークも充実しているようです。
ドラムスはピーター・ヴァン・ホーク、キーボードはエイドリアン・リー、ギターはマイケル・ラザフォード。。。。

でした。
ええと、2004年に一旦メカニックスの活動は停止していたのですが、2010年から新たなヴォーカリスト、ドラムスもキーボードも変わって活動していますが、わたしはこっちは全然フォローできていません。

やっぱり、Wポールのヴォーカルが好きだったのというのもありますが、たんに「え?またはじめたの?」って感じで、情報追いきれていないだけ・苦笑


初めて「サイレント・ランニング」を聴いたときは『マイク&ザ・メカニックス』ってのがよくわかっておらず、
マイケル・ラザフォードが後ろでギターを弾いているのが「ザ・メカニックス」で、
歌っているおじさんが「マイク」さんだと。
ええと、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、とか、
杉山清貴&オメガトライブ、とか、、、
ヴォーカリストの名前が頭にきてるのかと。そう思っていましたが、そうではなくて、マイケル・ラザフォード&メカニックスだったと、、、、数ヶ月後に知りました・笑


わたしにとって、マイク&メカニックスは、エイジアみたいなプロ集団のような雰囲気のバンドです。
若い生活のかかっているバンドみたいなギラギラとんがったところはないのですが、実力を認められているキャリアの持ち主たちの余裕と、いい音を届けようというプロフェッショナルな意識がかっちりしていて、とても魅力的な音楽を届けてくれる人たち。
ほどよくポップさもあり、ニヤリとするようなプログレ魂もあって、大好きでした。




初めて買った彼らのアルバムはこれ   わたしはこのアルバムでは「テイクン・イン」一押しです!!!!
日本盤はこちら
Mike & the Mechanics
1. Silent Running  2. All I Need Is A Miracle  3. Par Avion
4. Hanging By A Thread  5. I Get The Feeling  6. Take The Reins
7. You Are The One  8. A Call To Arms  9. Taken In
Virgin   1985年





「ノーバディズ・ノウズ」
ヴォーカルはポール・キャラック
Nobody Knows - Mike + the Mechanics, Living Years - Official Music


「リヴィング・イヤーズ」以外でというと、キャラックの歌ったものではこれが一番好きです



 『リヴィング・イヤーズ』 大傑作!
Living Years
1. Nobody's Perfect  2. The Living Years  3. Seeing Is Believing
4. Nobody Knows  5. Poor Boy Down  6. Blame
7. Don't  8. Black & Blue  9. Beautiful Day
10. Why Me?
Atlantic / Wea  1988年






ポール・ヤングによるヴォーカル「ワード・オブ・マウス」
Word Of Mouth - Mike + the Mechanics - EPK Clip 1991



こちらもヤング
「黄金の浜辺にて」
Paul Young: Mike + The Mechanics - A Beggar On A Beach Of Gold





1996年発売のベスト盤  1~4枚目のアルバムからセレクト
Hits
1. All I Need Is A Miracle  2. Over My Shoulder  3. Word Of Mouth
4. The Living Years  5. Another Cup Of Coffee  6. Nobody's Perfect
7. Silent Running  8. Nobody Knows  9. Get Up
10. A Time And Place  11. Taken In  12. Everybody Gets A Second Chance
13. A Beggar On A Beach Of Gold
Atlantic / Wea  1996年




こちらは渋い名曲「コーヒーをもう一杯」
ポール・キャラック
Mike & The Mechanics - Another cup of coffee (live)




「テイクン・イン」全米32位と、そんなに売れてはいないのですが、
ものすごくいい曲です。
Taken In - Mike & The Mechanics


ポール・ヤングがヴォーカルのものではこれが一番好きな曲
ポール・ヤングは2000年に亡くなりました。残念です。


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H is for “Sammy Hagar”!!!!

ちょっと前に「涼しくなりましたね」なんて言ってたのが嘘みたいに、やっぱりまだまだ暑いですね。
こんな暑苦しさをさらに暑苦しくするヴォーカリスト、サミー・ヘイガーから9月はスタートです。
(もうちっとしたら、涼しげなアイスリンクの熱い戦いも始まりますね。
こう暑いと、ほんとに昔のリンクの凍えるような寒さが懐かしいですねえ)


Hはサミー・ヘイガーのH!!!!

Van halen - Why can't this be love (Music Video)
ヴァン・ヘイレン 『ワイ・キャント・ディス・ビー・ラヴ』



わたし、、、ヴァン・ヘイレンのファンとしては偽者だと自覚していますから
(お馬鹿映画『ウェインズワールド』参照)


ええ。ヴァン・ヘイレンのヴォーカリストは「デイヴ・リー・ロス」が正しいと思います。
(ウェインズワールドの中で、相手が仲間かどうか見極める場面で
「ヴァン・ヘイレンのヴォーカルは誰だ?」って問いがあるんですよ・笑)

しかしわたしが好きなのはサミー・ヘイガー時代のヴァン・ヘイレンなのさ!


Sammy Hagar - Winner Takes It All


こちらはヴァン・ヘイレンに参加した中での、ソロ名義の楽曲
エドワード・ヴァン・ヘイレンとの共作 映画「オーバー・ザ・トップ」サントラ収録



まあ。。。。
根っからのヴァン・ヘイレンファンに言わせると、「サミー・ヘイガーは上手すぎてつまらない」らしい。
それはなんとなくわかるような気がする。
サミー・ヘイガー時代のヴァン・ヘイレンはアルバム4枚がビルボードの1位になっているし、誰もが認める最高のヴォーカリストなんだけども、、、愛されるのはデイヴ・リー・ロスなんだよなあ。
わかってるさ、それくらい。。。。。あたしだって、デイヴ好きだもん。

Van Halen - Jump 1984

これに影響されなかった80's洋楽世代はいないでしょう。
いるとしたら、そいつは地球にいなかったにちがいない



しかしわたしが初めて動き回るサミーを見たとき、そこにあるのは「上手すぎてつまらない」姿ではなくて、
「暑苦しいモップみたいな頭で(超失礼)、柄パンでステージではじける、さらに暑苦しい歌声」なサミーでござった。
そこで見たのは、雑誌で読んだ『「ヴォイス・オブ・アメリカ」と賞賛された歌唱力』から想像したお姿ではなかったのよね。


えーと、ヴァン・ヘイレンについてはまあここでは詳しくは書きませんが、「1984」のジャケットやら例の双子のジャケットやらのセンスもさることながら、やっぱりエディ・ヴァン・ヘイレンのギターがものすごいですよね。
小中学生のワタクシにはそこらへんはよくわからなくて「エドワード・ヴァン・ヘイレンってかっこいい名前だなー」くらいにしか思っていなかったし、それよりも、、、やはりね、、、全てを無に帰すような、あのデイヴのキャラクターがすごいよなあと思うのですね。



でも好きなのはサミー・ヘイガーです。あはは。
たぶん声が好きなのでしょう。


初めて借りた彼のレコードは1980年の『デンジャー・ゾーン』。借りたのはもちろん85年、彼がヴァン・ヘイレンに加入してからです。(買ったのは『5150』と『ヘイガーUSA』)
何でこれを借りたかというと、スティーヴ・ペリーとニール・ショーン(ジャーニー)が参加しているからなのでした。

そのあと借りたり、買いなおしたCDでは、そうですねえ、、、やっぱりVOAが一番暑苦しくてパワフルだと思います。室内で聴くにはやかましすぎるので、ドライブのお供に最適。

でも一番聴いたのはヘイガーUSAとヴァン・ヘイレンの「5150」です。

ところでサミーはもうじきサミー&フレンズと銘打って、新作を出します。
最近のデイヴが涼しげ(中身は全く変わっていませんが)なのに対し、相変わらず暑苦しい外見。
初回限定盤(DVD付)↓↓↓(CD通常版もあります)

サミー・ヘイガー & フレンズ【初回限定盤CD+DVD】

ディスク:1
1. ワインディング・ダウン (with タジ・マハール)
2. ノット・ゴーイング・ダウン (with ビル・チャーチ & デニー・カーマッシ)
3. パーソナル・ジーザス (with ニール・ショーン、マイケル・アンソニー & チャド・スミス)
4. ファーザー・サン (with デニー・カーマッシ & アーロン・ヘイガー)
5. ノックダウン・ドラッグアウト (with キッド・ロック、ジョー・サトリアーニ & デニー・カーマッシ)
6. ランブリン・ギャンブリン・マン (with デヴィッド・ラウザー、モナ・ネイダー & ビック・ジョンソン)
7. バッド・オン・フォード・アンド・コルベッツ (with ロニー・ダン、デヴィッド・ラウザー、モナ・ネイダー & ビック・ジョンソン)
8. 魅惑のマルガリータヴィル (with トビー・キース)
9. オール・ユー・ニード・イズ・アイランド (with ナンシー・ウィルソン & ミッキー・ハート)
10. ゴーイング・ダウン (with ニール・ショーン、マイケル・アンソニー & チャド・スミス)
11. スペース・ステーション #5 (with デニー・カーマッシ、ビル・チャーチ & ジョー・サトリアーニ) [初回盤限定ボーナストラック/2012年4月“ロニー・モントローズ トリビュート・ライヴより]
12. オール・ウィ・ニード・イズ・アン・アイランド(アコースティック・ヴァージョン)[日本盤ボーナストラック]
ディスク:2
1. ビハインド・ザ・シーン
2. トラック・バイ・トラック
3. 「ノックダウン・ドラッグアウト」ミュージック・ビデオ

ワードレコーズ 2013年9月1日発売




日本盤「ヘイガーUSA」はこちら。日本盤のみのボーナストラックあります
こちら↓は海外盤
I Never Said Goodbye
1. When The Hammer Falls  2. Hands And Knees
3. Give To Live  4. Boys' Night Out  5. Returning Home
6. Standin' At The Same Old Crossroads  7. Privacy
8. Back Into You  9. Eagles fly  10. What They Gonna Say Now
Geffen Records 1987年




VOA
Voa
1. I Can't Drive 55  2. Swept Away  3. Rock Is In My Blood
4. Two Sides Of Love  5. Dick In The Dirt  6. Voa
7. Don't Make Me Wait  8. Burnin' Down The City

Geffen Records 1984年




最後にこれまた暑くるしいサミー
というのは冗談で、わたしの大好きなヴァン・ヘイレンの曲
Van Halen - Dreams (Official Video)
ヴァン・ヘイレン『ドリームス』





爽やかな映像としてはブルー・エンジェルスとのものがありますが、軍用機なのでそれは貼らないでおきます。
飛行機に罪はないけれども。

わたしは平和が良いに決まっていますし、全ての軍需産業を嫌悪していますが、
好きな映画(特に西部劇とか)や松本作品には兵器オンパレード。
読む本はミステリが多くてそちらも殺伐としていますしね。。。。。



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C is for “Joe Cocker”!!!!


Cはジョー・コッカーのC!!!!
Joe Cocker "The Letter" in live 1970 (MAD DOGS & ENGLISHMEN)
ジョー・コッカー『あの娘のレター』
マッドドッグス&イングリッシュメン時代、1970年のヒット曲


レオン・ラッセルやリタ・クーリッジなどについてはまた今度


The Box Tops - The Letter
「あの娘のレター」オリジナル 
ザ・ボックス・トップス 1967年

『The Letter』はこっちのほうが好き・笑


前回、ジェニファー・ウォーンズについてチラッと触れましたが、そのジェニファーとのデュエットソングが頭から離れなくなってしまい、今日は出勤前にジョー・コッカーについて書くことにしました。(本日は18:00からの勤務。。。一番気乗りしない勤務・苦笑)
ジェニファーについてもまたいずれ。


UP WHERE WE BELONG : JOE COCKER AND JENNIFER WARNES
ジェニファー・ウォーンズとの名デュエットナンバー『愛と青春の旅立ち』テーマ曲


ただもう美しいのひと言。
この映画のことを知らない人のほうがもう大多数だと思うのですが、
このメロディ、サビの部分は知ってる人、多いと思います。



80's世代と言いながらもブルース・スプリングスティーンにはこれまで全く触れておりませんが、それには理由があって、、まあようは、語れるほどきちんと聴いていないのですよ、スプリングスティーン。
(3つ年下の上の弟のほうが、よく聴いていました)
なんでかっていうと、スプリングスティーンを聴くべきであったろうわたしの心の部分はどういうわけか、そのとき、、ジョー・コッカーに夢中で。

『あの娘のレター』を聴いてしまったのがいかんかった・・・・
とはいえ、『あの娘のレター』はオリジナルのほうが好きだったんですけども。(これは親が持ってた)
そしてここで大きな誤解が。
ラジオであの娘のレターのカバーを聴いたとき、なぜかわたしはブルース・スプリングスティーンが歌ってると勘違いしてしまって。
その誤解は翌日、同じラジオを聴いてた友人に訂正されてすぐ解けましたが、じゃあわたし、ジョー・コッカーでいいや!みたいな感じで(なにしろ中学生だから、お金がないからさ、借りれるレコードには限界があるのです)

そのまんま、スプリングスティーンはラジオで流れてくるのを聴くのみという(汗)洋楽ファンとしては信じられない我が人生。
ごめんなさい。
いいんです。わたしの分を弟が聴いてくれたから。


そういうとある誤解がきっかけで聴くようになったジョー・コッカー。

ジョー・コッカーを聴かなかったら、ちゃんとブルース・スプリングスティーンという王道へ行ってたのかもしれませんが、、、、でもジョー・コッカーに出会えてよかったです。
この誤解がなければたぶん「愛と青春の旅立ち」やオーストラリアの麻薬問題絡みでしか、ジョー・コッカーという名前はわたしの記憶には残らなかったと思いますから。



Joe Cocker Mad Dogs - Cry me a River 1970

この曲大好きです。
しかしレオン・ラッセル、、、強烈な個性だわー


Joe Cocker - With a Little Help From My Friends live (lyrics)
ご存知オリジナルはビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」




Joe Cocker - When The Night Comes (Live-HQ)

1992年のライヴ。素晴らしい・・・・・



Joe Cocker - You are so beautiful (subtitulos ing-esp)

こちらもかつての大ヒット曲『ユー・アー・ソー・ビューティフル』 


Joe Cocker - A Whiter Shade Of Pale (LIVE in Berlin) HD

こちらは1980年のライヴから
イギリスのバンドプロクル・ハルムのデビュー曲(1967年)のカバー
1978年のジョーのアルバム『Luxury You Can Afford』収録



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T is for “B J Thomas”!!!!


TはB・J・トーマスのT!!!!

1969年の大ヒットナンバー トーマス初の全米no.1獲得曲「雨にぬれても」
B J Thomas --- Rain drops keep falling on my head { 1970 }


ハル・デイヴィッド作詞バート・バカラック作曲の名曲
映画「明日に向って撃て」の挿入歌



先日ビーチボーイズの記事を書いた際に、「ドント・ウォーリー・ベイビー」も載せたのですが、そういえばこの曲はワタクシ、BJトーマスのカバー(1977年)も好きだったのを思い出しました。
ちなみにこの曲はいろんな人がカバーしていますが、1988年にエヴァリー・ブラザーズがアルバム『Some Hearts』でカバーしています。バックコーラスには当のビーチボーイズが参加しています。
わたしはやはりビーチボーイズ本家とBJトーマスのバージョンのほうが好きですが、、
近年(といっても1996年)にあのロリー・モーガンとビーチボーイズによるバージョンが発表されまして。
これは素晴らしいです!
ロリー・モーガン、、、、ピーターともデュエットするような話が昔あったんですよねー。(結局チャカが歌ったんだけど)


B.J. Thomas and Jennifer Warnes - As Long As We Got Each Other

ジェニファー・ウォーンズとのデュエット“As Long As We Got Each Other”
1986年のヒット曲 愉快なシーバー家の主題歌
カーク・キャメロンが愛らしい!!!!
1985年のアルバムからのシングルカット



As Long As We Got Each Other
こちらはダスティ・スプリングフィールドとのデュエットバージョン
version; BJ Thomas did with Dusty Springfield


ダスティとのバージョンはシーズン4で使われました


それまで例のごとく両親が持ってるカセットやサントラで、しかもおそらくちゃんとわかっていたのは「雨にぬれても」と「君を信じたい」だけだと思うのですが、、、まあそれくらいの認識だったBJトーマス。
お名前はビリー・ジョー・トーマスさんですが、BJトーマスというクレジットでご活動(たぶん)
TEロレンスみたいなもんかな?くらいに思ってました。


それで80年代なのですが、自分で聴くようになって、愉快なシーバー家の主題歌としてヒットした“As Long As We Got Each Other”、、、これがきっかけで、すっかり「過去の偉大な人」(ワタクシの中ではビートルズやプレスリーよりもっともっと昔の人くらいに思ってた)だったBJトーマスが現役バリバリな人と知り、ちょっとずつ家にあるレコードを聴いたり、レンタルレコードで借りてきたりするようになりました。


ジェニファー・ウォーンズ(ダーティー・ダンシングなどで有名)と、これまたワタクシの大好きな尊敬する歌手、ダスティ・スプリングフィールドとのデュエットだったのもちょっと嬉しいポイントです。



「君を信じたい」
I Just Can't Help Believing - B.J. Thomas


1970年のこのヒット曲は後にエルヴィス・プレスリーもカバーして大ヒットしました
エルヴィスによるカバーはこんな感じ


さてさて「君を信じたい」
ええと、うちの両親の趣味はいろいろですが、両者ともに一致して大好きだったのはビートルズとプレスリー。
たぶんビートルズよりもプレスリーのほうが好きだったかと思います、お2人さん。。。
もう、、、わたしは一生分以上、プレスリーを聴いたので、はっきり言って、幼児期にいやというほど飲まされた濃~~~~~~いカルピス同様(おばあちゃんごめんなさい)、今はもう、ゲップが出そうで封印です。
「君を信じたい」はそういうわけでして、ワタクシは踏み絵さながら、プレスリーバージョンでなく、BJトーマスバージョンを好んで聴いていました。これって最初の反抗期ってやつだったのか、今考えると。

まあたぶん、声質がトーマスのほうが心にヒットだったのかと思います。



「心にひびく愛の歌」
B.J. Thomas  (Hey Won't You Play) Another Somebody Done Somebody Wrong Song


1975年のアルバム“Reunion”からのシングルカット 彼の2曲目の全米No.1ソング
1976年グラミー賞でベストカントリーソング賞受賞

「ロックンロール・ララバイ」
B.J. THOMAS - ROCK AND ROLL LULLABY


1972年のヒット曲



いろいろ聴いた中で、雨にぬれても以外で大好きなのはやはり↓↓↓この2曲↓↓↓でしょうか
(あ、、、でもね、ダスティは大好きな歌手だから、彼女とのデュエットは別格かな)
「フックト・オン・ア・フィーリング」
B.J. Thomas - Hooked on a Feeling  1969


この曲が一番お気に入りです。。。。




Don't worry baby  2009live

1942年生まれで現在72歳のトーマス、この2009年のライヴ時は67歳ですね。
ピーター同様若いです!ほんとに!






名作『ビリー・ジョー・トーマス』!!!!!1972年作品 おすすめです
ビリー・ジョー・トーマス
1. ザッツ・ホワット・フレンズ・アー・フォー   2. ロックン・ロール・ララバイ  3. ハッピァー・ザン・ザ・モーニング・サン
4. ローズ   5. スウィート・チェリー・ワイン  6. ソング・フォー・マイ・ブラザー
7. ファイン・ウェイ・トゥ・ゴー  8. ジャスト・アズ・ゴーン 9. アイ・ゲット・エンシューズド
10. アー・ウィ・ルージング・タッチ 11. ウィ・ハヴ・ゴット・トゥ・ゲット・アワ・シップ・トゥゲザー
12. ストーリーズ・ウィ・キャン・テル
ビクターエンタテインメント





ごくごく素直なベスト盤
Greatest Hits
1. I'm So Lonesome I Could Cry  2. Mama  3. Billy And Sue
4. Bring Back The Time  5. I Can't Help It (If I'm Still In Love With You)
6. The Eyes Of A New York Woman  7. Hooked On A Feeling  8. It's Only Love
9. Pass The Apple Eve  10. Raindrops Keep Fallin On My Head
11. Everybody's Out Of Town  12. I Just Can't Help Believing  13. Most Of All
14. No Love At All  15. Mighty Clouds Of Joy  16. Long Ago Tomorrow
17. Rock And Roll Lullaby
18. (Hey Won't You Play) Another Somebody Done Somebody Wrong Song

Rhino






2013年に出したセルフカバーアルバム ナッシュヴィルで製作
Living Room Sessions
1. Don't Worry Baby   2. I Just Can't Help Believing (with Vince Gill)
3. Most Of All (with Keb Mo)  4. Eyes Of A New York Woman
5. (Hey Won't You Play) Another Somebody Done Somebody Wrong Song [with Richard Marx]
6. I'm So Lonesome I Could Cry (with Isaac Slade)
7. Rock And Roll Lullaby (with Steve Tyrell)8. New Looks From An Old Lover (with Etta Britt)
8. Whatever Happened To Old Fashioned Love   9. Hooked On A Feeling (with Sara Niemietz)
10. Raindrops Keep Fallin' On My Head (with Lyle Lovett)   11. Everybody's Out Of Town
Wrinkled Records


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B is for “The Beach Boys”!!!!

なんか、、、秋っぽくなってきましたね!
涼しいと感じる風が吹くようになってきました。
気のせいですかそうですか?
働いている時間はそりゃ暑いもんね。
でも夜はきちんとタオルケットをかけて寝てるし。(このところなにもかけずに寝てた)
酷暑猛暑ももう少しの我慢?(気のせいですかそうですね、、甘いかな・笑)

今日は 夏の名残の薔薇byエルンスト、、、じゃなくて、懐かしむにはまだまだ夏は続行中ですけども、
夏といえばこの方たち!ビーチボーイズ!


BはビーチボーイズのB!!!!
The beach boys - Kokomo
ビーチボーイズ『ココモ』


1988年、22年ぶりの全米No.1ヒットとなった『ココモ』
おトムの映画「カクテル」のテーマ曲
おトムは今もキラキラなんですが、この当時は心底キッラキラでござった・・・
そしてエリザベス・シューもキラキラだった
(わたしはシンシア・ギヴのほうが好きだったけど。そしてフィービー・ケイツのほうがもっと好きだった。)



The Beach Boys - Good Vibrations - Rare Studio Recording Film
『グッド・ヴァイブレーション』


天使の歌声と呼ばれたカール・ウィルソンがほんとに天使ちゃん(マンマの手料理を美味しく食べて大きく育った天使ちゃん)みたいだった頃
ウィルソン兄弟ってやはり似てますねー


The Beach Boys Live - Surfing USA - Live Aid 1985
『サーフィンUSA』1985年のライヴエイドから


リアルタイムで「動くビーチボーイズ」をきちっと認識したのはこのライヴエイドでした
わたしにとって、1985年のライヴエイドはいろいろな意味で影響が大きいです
ライヴエイドさまさまです


Beach Boys - Surfin Usa HD




The Beach Boys - Don't worry baby live 1987
『ドント・ウォーリー・ベイビー』


カール・ウィルソン大好きでした(別に髭クマだからというわけじゃないですよ)


Beach Boys Little Honda '64
『リトル・ホンダ』


スーパーカブ!



ビーチボーイズも家で自然に流れていた音楽のひとつです。なんとなくテレビのモノクロの映像や雑誌などで写真を見たことはありましたが、わたしにとってはビートルズ同様「過去の偉大なアーティスト」でした。
ただ、ビートルズと違って、ビーチボーイズはいろんな問題(ブライアン・ウィルソンの病気や不在、復帰、離脱の繰り返し、メンバー間の不和や訴訟問題)を抱えつつも、活動自体は続いていたのですが、それでも実際に動く彼らを見たことはありませんでした。
デニス・ウィルソンが1983年に亡くなった際、うちの父親が「40前で死ぬなんて死にきれないだろうなあ」なんて言ってたときも、ビーチボーイズなのかベイシティーローラーズなのか、はたまたベンチャーズなのか、それもよくわかっていなかったりしました。(さすがにビートルズの人じゃないってのだけはわかった)


1985年のライヴエイドはいろんな意味でわたしはお世話になりましたが、「ああ、このアーティストはこういう人たちだったのね!」というのをはっきり認識させてくれたことでは大恩人であるといえます。
このときの「カルフォルニア・ガールズ」と「ヘルプ・ミー・ロンダ」
「素敵じゃないか」と「グッド・ヴァイブレーション」
「サーフィンUSA」
レコードやカセットで聴いてた歌がそのまんまステージで繰り広げられていて、昔の映像や写真じゃなくて、「ああ、こういうおじさんたちだったんだ!」とちょっと感慨深かった。

このライヴをきっかけに(クイーンみたいに)またビーチボーイズのメンバーの結束が高まる、、ことはなく、あいかわらずブライアン・ウィルソンの精神的な平和が訪れることはなくて、ブライアン不在のまま活動は続きましたが、『ココモ』が大ヒットしたときの、TV「フルハウス」への出演時はブライアンもいましたね!


『ココモ』の大ヒット。
海やサーフィンや車以外の曲だって(アルバム『ペットサウンズ』など)素晴らしいバンドなのはわかっていますが、『ココモ』はやっぱり素晴らしいと思うんですよね。(「カクテル」のサントラはいい曲が揃っていておすすめです!)




アル・ジャーディン、ブルース・ジョンストンも好きですが、、、やっぱりカールとマイク・ラヴが大好き!
ブライアン・ウィルソンも素晴らしいアーティストだと思うのですよ、しかしながら、わたしが洋楽にのめりこんでいた時代、ブライアンはビーチボーイズを欠席が多かった(出たり入ったり状態)のだなあ、、、、、、残念なことに。。。。




ビーチボーイズはビートルズ同様わざわざ買わなくても家に最初からある、、、ので、わたしが自分で買ったものは少ないのですが(一番初めがなにしろ『カクテル』のサントラだし・・・)
ベスト盤はいかにも『夏』『サーフィン』みたいなものが典型的でレコード会社の戦略丸見えというか、どれを買っても同じじゃないかーと思いますが、逆にどれを買ってもはずれはないと思います。
ライヴ盤は、、、黄色い声援がすごすぎて(苦笑)、なんというか、すごいアイドルだったんだなーと。

そんな中、デニスもカールももう亡くなってしまっているし、50周年ということで年齢も感じさせなくもありませんが(それでもすごい声だと思います)、『永遠の夏2012~50周年記念ツアー』アルバムは好きな人にはたまらないアルバムです。

わたしはブライアン・ウィルソンの活動にはあまりきちっと接することはできなかったのですが、彼が選曲したベスト盤はとても良いセレクトだと思いました。
彼の才能とセンスは素晴らしいだけに、彼の欠席時代がわたしの洋楽黄金期に重なってたのは残念。
1960年代のビーチボーイズをリアルタイムで経験できた両親は、ほんとに幸せだったと思います。



デニスもカールもいませんが、50周年記念のワールドツアーをピックアップしたライヴ盤
永遠の夏2012~50周年記念ツアー
ユニバーサルミュージック







とてもバランスのいいベスト盤だと思います。おすすめ。
カリフォルニア・フィーリン~ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ~選曲:ブライアン・ウィルソン
EMIミュージック・ジャパン


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C is for “Peter Cetera”!!!!


今日はようやくお休み、、、ほんとに毎日忙しいです、、、ありがたやありがたや。。。

でも次回の実技試験にそなえて練習のために10:00に会社へ(涙)
まあおかげで帰りにじっくり図書館に寄れました。


図書館でヴィクトリア・ムローヴァとフレディ・マーキュリーのCDと、あとは本を借りてきて、
午後は汗だくになりながら家で読書&CDタイム、、、
そしたらあの豪雨!すごかったー!!!いや、夕立程度なんでしょうが、、、でも凄かった!
フレディのあの声が全く聴こえなかったくらいの雨の音!そして雷!みなさんのところは大丈夫でしたか?




さてさて、本日はピーター・セテラの好きな3枚のアルバムについて書きました。

Cはピーター・セテラのC!!!!
peter cetera one good woman live


PVはこちら
ソロ・アルバム「ワン・モア・ストーリー」からのシングルカット『ワン・グッド・ウーマン』
全米4位のヒット作品。極上のポップスですね~!


peter cetera - glory of love (Video Official) HD
『グローリー・オブ・ラヴ』ベストキッドⅡ(カラテキッドⅡ)のテーマ曲


time ago time ago がたまごたまごに聴こえる・・・・
という冗談はさておき、これぞピーター・セテラでしょう、と言わんばかりの名バラード
関係ないですが、ワタクシはいわゆるブラッドパックさんたちの中では
ラルフ・マッチオとエミリオ・エステヴェス、パトリック・スウェイジが好きです
(しかしベストキッドは1のほうが好きだ)



シカゴのベース&リード・ヴォーカルとして「ミリオン・ダラー・ヴォイス」で世界を魅了してきたピーター・セテラが、シカゴを脱退したのは1985年。
我が家ではシカゴのアルバムがたくさんあって、よく聴いていましたが、レコードジャケットはなにしろあれです。シンプルなロゴのジャケット。
ピーター・セテラの名前もあんまりよくわかってなかったし、顔だって全然知らなかったです。
小学校高学年~中学の頃にかけて、ようよう、ピーターだのデイヴィッド・フォスターだのわかりかけてきたものの、当時はピーターとデイヴィッドの顔の判別もよく出来なかったのでした・・・・
ってかあれだ、まだですね、70年代の暑苦しいロン毛のときの(写真でしか知らない)ほうが判別つきやすかったのですが、80年代になっての髪を切ってからのほうがあんまり区別がつかなかった・・・


グレン・フライやドン・ヘンリーと同じく、ピーターもソロ活動に踏み切ったおかげで、お顔がばっちりわかるようになりました。(声はなにしろあの声ですからね、、、さすがにあのインパクトある声は誰かとごっちゃになるということはありません)

シカゴをいやでいやでやめただとか、そういう事情についての真偽のほどはよくわからないのですが、
脱退時は「ほんとうに辞めた!!!!」「やっと辞めた!!!」「やっぱり辞めた!!!」みたいに大きく取り上げられていたのは覚えています。
わたしはシカゴ時代の彼の曲もソロの曲も大好きです。



1983年のポール・アンカとのデュエットソング.Peter Cetera - Paul Anka - Hold Me Till The Morning Comes もお気に入りですが、ソロになった直後の「グローリー・オブ・ラヴ」「ネクストタイム」そして「ステイ・ウィズ・ミー」は格別です。
洋楽をものすごく聞き込んだ時期の作品なので、思い出がいっぱい詰まっています。
(バラードシンガー以外の面ももっとアピールしたいという気持ちも大きいようですが)
わたしがものごころついたときは既に「シカゴ=すごいバンド」という図式は定着していて
そのメインヴォーカルだったピーター・セテラのソロ作品「グローリー・オブ・ラヴ」と「ネクストタイム」が全米チャートの1位になるのは、当然のことのように感じられたんですね。
そんな中で、日本映画「かぐや姫」のテーマ曲としてリリースされた「ステイ・ウィズ・ミー」を聴いたとき、改めて彼の歌声のすばらしさに感動したのを覚えています。



Peter Cetera - Stay With Me OST
『ステイ・ウィズ・ミー』
日本映画「かぐや姫」のテーマ曲


個人的に一番これが、、、『ミリオン・ダラー・ヴォイス』だと思います
友達みんなでさ「なんかもう、すごすぎて話にならないよね」って白旗パタパタ。
ワタクシもボン・ジョヴィ子ちゃんもゆうとぴ子やんも、ついでに光GENJIっ子ちゃんも、
「はー、なんだかね、今年はこれで決まりだね」って、中間テストのあとのサーティーワンアイスでの打ち上げで語った記憶があるわー

テストは地獄でも、テスト期間ってのは早く家に帰れるからいいですよね。(まじめな部活動はその日から再開するはずですが・・・)
特に最終日は部活もなくて、早く帰れて、本屋やレコード屋に好きなだけ寄れて嬉しかったなあ。
欲しいレコードやCDでも、すぐに自分で買えないのは後ろのほうにかくしたり(こらこら)
逆にあいうえお順で並んでいるのでも、自分の好きなアーティストはそのブロックの一番前に出したり(おいおい)
いろいろやったなあ・笑
わたしたちは友達同士、サーティーワンもしくはすがきやでささやかな打ち上げをやっていました@津駅
(我々の辞書には当時、ハーゲンダッツなんて存在しないしね。家ではレディーボーデン、外は不二屋レストランかサーティーワンですよ!)

彼のソロ作品はもっとありますが、自分がよく聴いているのはこの3枚!(あとはやっぱシカゴ・笑)
ピーターのシカゴ脱退後2枚目、通算では3枚目のソロアルバム 『 ワン・モア・ストーリー 』 One More Story
ワン・モア・ストーリー

1. ベスト・オブ・タイムズ  2. ワン・グッド・ウーマン 3. ピース・オブ・マインド
4. ヘヴン・ヘルプ  5. セイヴ・ミー  6. ホールディング・アウト
7. ボディ・ランゲージ   8. ネヴァー・リッスン・トゥ・ミー  9. シェエラザード~千夜一夜
10. ワン・モア・ストーリー

ワーナーミュージック・ジャパン 1988年


パトリック・レナードとの共同プロデュースのソロ第3弾。

参加ミュージシャンはデイヴ・ギルモア、ジェイムス・ハラー、ダン・ハフ、ボニー・レイット、デイヴィッド・ウィリアムズ、パトリック・レナード、ジェリー・ワッツ、ジョナサン・モフェット、サイーダ・ギャレット、ケニー・セテラ、ジョン・ロビンソン、マドンナなど。詳しくはこちら

わたしはこのアルバムの中の曲、どれもこれも大好きです!いろんなタイプの曲が入っていて面白い!
「ネヴァー・リッスン・トゥ・ミー」や「ボディ・ランゲージ」「セイヴ・ミー」「ピース・オブ・マインド」大好き!

Peter Cetera - Save Me - Live in São Paulo - 19.04.13

2013年、68歳でのサンパウロでのライヴ
あいかわらず元気です。
次の来日もあれかなー、デイヴィッド・フォスターと一緒なのかな?
それともソロアコースティックライヴかな?

いいなあ、ピーターのファンは。リチャードも日本にもっと来て欲しいよー




ソロ4作目 『 ワールド・フォーリング・ダウン 』World Falling Down
ワールド・フォーリング・ダウン

1. レストレス・ハート  2. イーヴン・ア・フール・キャン・ツー  3. フィールズ・ライク・ヘヴン
4. ワイルド・ウェイズ  5. ワールド・フォーリング・ダウン  6. ワン・イン・ミー
7. 明日があるから  8. 最期の場所へ  9. ディップ・ユア・ウィンズ
10. 恋に落ちたら

ワーナーミュージック・ジャパン 1992年

好きな曲がいっぱいあるのは『ワン・モア・ストーリー』なのですが、アルバムとして好きなのは『ワールド・フォーリング・ダウン』なのですよ、なぜかしらねぇ。
好きなギタリストティム・ピアースが参加しているからなのか、歌詞の内容が切なくて心にくるのか、、、
個人的には彼のソロ作品では一番好きです。
Robbie Buchanan, David Foster, Jeffrey "C.J." Vanston, Peter-John Vitesse: Keyboards
Keith Airey, Tim Pierce, Michael Thompson: Guitars
Peter Cetera, Jimmy Johnson, Pino Palladino: Bass
Graham Broad, John "J.R." Robinson: Drums, Percussion
Tal Bergman: Additional Percussion
Simon Franglen: Synthesizers, Synclavier Programming
Bruce Gaitsch: Acoustic & Electric Guitars, Programming
Mark Goldenberg: Acoustic & Electric Guitars, Keyboards, Programming
Andy Hill: Acoustic & Electric Guitars, Bass, Keyboards, Drum & Keyboard Programming
Claude Gaudette: Programming
Chris Mostert: Saxophone
Gary Grant, Jerry Hey (also arranged horns), Bill Reichenbach Jr.: Horns
Chaka Khan: Co-Lead Vocals on "Feels Like Heaven"
Kenny Cetera, Bill Champlin, Tamara Champlin, Janey Clewer, Edie Lehmann, Bobbi Page, Joseph Williams: Backing Vocals

Peter Cetera & Chaka Kahn - Feels Like Heaven
チャカ・カーンとのデュエット『フィールズ・ライク・ヘヴン』




Peter Cetera - Restless Heart
ヒットシングル『レストレス・ハート』


素敵ですわ~

このアルバムではWhere There's No Tomorrow/ 明日があるから
The Last Place God Made / 最期の場所へ
そしてチャカとのデュエットがお気に入り。



初めて聴いた彼のソロアルバムはこちら 『 ソリチュード・ソリティア 』Solitude/Solitaire

輸入盤はこちらから

ソリテュード~ソリティア

1. ビッグ・ミステイク  2. ゼイ・ドント・メイク・エム 3. グローリー・オブ・ラヴ
4. クイーン・オブ・マスカレード  5. ダディズ・ガール 6.ネクスト・タイム
7. ウェイク・アップ・トゥ・ラヴ  8. ソリテュード~ソリティア  9. 愛だけが証し

ワーナーミュージック・ジャパン 1986年


ミュージシャン&プロデューサー
Guitar ;Dann Huff
Mastered By ;Steve Hall
Mixed By, Engineer ;John Guess, Terry Christian
Percussion ;Jeff Porcaro
Percussion [Additional], Backing Vocals ;Kenny Cetera
Producer, Keyboards ;Michael Omartian

他に#3と#9のドラマーはポール・ライム、 #6はドラマーはチェスター・トンプソン、エイミー・グラントがデュエット、#7はレイ・パーカーjr.がギターで参加


当時中学生だったわたしはもちろんこのアルバムは「借りて」ダビングして聴きました。
もう、とにかく、すっごく聴きましたね~。
アルバムとしての評価は「結局はバラードのピーター・セテラ」みたいな感じで、通の方からすると点が辛めなのですが、
でもね、超売れた作品だし、、、何だかんだ言って、すごいんだもん、ピーターの歌がね。。。
(そしてエイミーの声がまたすごい。。。)
いいアルバムだと思います。素晴らしいよ。





Peter Cetera & Amy Grant - Next time I fall in love
エイミー・グラントとのデュエット『ネクストタイム』


いつ聴いても破壊力がすごい・・・心の準備をしてから聴かないと、頭にずっと残ります。


おまけ

Bobby Caldwell - Stay With Me
 作者ボビー・コールドウェルによる『ステイ・ウィズ・ミー』


こちらも美しい・・・

Chicago - 25 or 6 to 4 - (1984)
70年代のロン毛時代のピーターのではなく、せっかくなので、武道館での公演を

最後にひとつだけシカゴ時代の曲を。「長い夜」。


いやほんとはね、ピーターのソロだけに止めたかったんですが、たぶん赤ちゃんの頃からずーーーーっと家で流れてた曲ですのでねぇ。

わたしはシカゴの全ての曲の中でこれが一番好きです
(最後の赤ちゃんは後の「ダディーズ・ガール」の基になったクレールさんでしょうか?)
この音の構成がたまらない!!!やかましいのもいい!

ピーター脱退後、、いつかなあ?アース・ウィンド&ファイア プラス シカゴの「長い夜」ってのもありました。
もはやホーンセクションが多すぎて何がなんだかわからん状態だったなあ。



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