ギリギリで、リアルにギリギリで、飛び込みセーフ!
無事にフェリーにバイクを積み込んだ。
いやぁ、危なかった。函館市内に入ってからは、100キロで走ったもん。路肩もいっぱい走ったし…ごめんなさい、函館。
今回の旅は、函館とは縁が無かったなぁ。
420キロ、全部下道で走り切った。やるな、オレ。
富良野から夕張へ抜ける、延々と続く山道は気持ち良かった。気温は低く、もう所々紅葉が始まっていて綺麗だった。
夕張メロンが食べたくて、夕張のおむすびやさんに尋ねたんだけど、夕張メロンは八月いっぱいで終わりらしい。かわりに、おむすびを二個食べた。
おじちゃんは気のいい人で、函館までのルートを色々と考えて教えてくれた。おじちゃん、無事に着いたよ。
千歳の町を抜けて、支笏湖へ。羊蹄山を眼前に洞爺湖を目指す。ここで、ニセコに行った時に走った道を再び通った。それ以外の道は重なっていない。
洞爺湖の外周を半周し、海へ抜ける。函館までは海沿いの道を走る。時間があれば恵山方面を回りたかったが、断念。国道5号、大沼を抜けて函館市街。
駒ケ岳も素敵だった。駒ケ岳を見ながら唐揚げを食べたから時間がなくなった。だって、おばちゃんがすぐに出来るって言ったのに、結構待たされた。
なんだかんだと、最短距離の道を選ばずに、走りたい道を選んだ。なぜなら、そんな旅をしたかったから。ギリギリ間に合っても、ギリギリ間に合わなくかったとしても、それはとっても大事な理由になる。
たくさん走った。今日はライダーだった。いい一日だった。
あぁ、そうそう、これからこのまま、750キロという途方もない距離を走らなければならないってこと…今は考えたくない。
いや、ホントに…考えたくない。
走れるのか?オレ。