ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

通称タカリのもとちゃん日記。

2013-08-11 01:26:52 | Weblog

もとちゃんの話をすると長くなるのだが・・・まぁ、簡潔に。
四年前、初めて八丈島を訪れた時、最初に仲良くなった島の人がもとちゃんだ。
釣り竿を貸してくれたり、クーラーボックスを貸してくれたり、釣り場へ釣れて行ってくれたり、釣った魚を調理してくれたり・・・色々とお世話になった。(もとちゃんから借りた釣り竿は、おれが海へ落とした)。
で、手紙を書いてねと渡された住所に、手紙を送ったのだが・・・二年後に会った時には、そのほとんどの出来事を忘れていたのがもとちゃんだ。(少しずつ思い出したみたいだけど)。

朝の釣りのあと、少し昼寝をしてから海へ行った。この場合の海へ行くは、海水浴の海である。
散々ぱら、浮き輪でプカプカと浮かんで潮に流されてプカプカと浮かんで潮に流されて・・・少々日に焼けた。

キャンプ場まで、徒歩5分の帰り道。自転車を引いて歩くもとちゃんに発見された。
あっ、もとちゃん!と僕は言ったのだが、もとちゃんはキョトンとした顔をしていた。「こいつ、また忘れてやがる」と思った瞬間、「あー!」ともとちゃんが叫んだのだが、怪しいもんだ。
一緒に歩いてキャンプ場へ。「懐かしいなぁ・・・三年振りかい?」ともとちゃんが聞いてくるから、「去年も一昨年も来てるけどね、一緒に釣りに行ったけどね」と答えると、「あぁ、そうだった、そうだった」と思い出した振りをするのだけれど、怪しいもんだ。

二時間くらい休んで、夕方、もとちゃんと一緒に釣りに出かけた。もとちゃんと行くと結構釣れる。八丈島到着からまだ一匹も釣っていない僕にもチャンス到来か?

魚はいた。メッチャいた。もう完全に目視出来る。大小様々1000匹くらい見えた。でもなかなか食わない。食ってくれない。周りの釣り人もそんな状態だったから、きっとそんな時間帯だったのだろう。
それでも、なんとか、ムロアジ数匹とシマアジを釣りあげた。そして、近所の釣り人からムロアジを数匹いただいた。

キャンプ場へ戻って調理開始。調理はもとちゃんが担当。もとちゃんは板前らしい。包丁捌きはさすがのものだ。あっという間に、ムロアジのお造りとナメロウが出来上がる。シマアジはアジ飯にした。

昨日は何も釣れなかったから、焼きそばを作って食べた。
やっと魚。やっと魚でご飯が食べられるというわけである。もとちゃんのお陰だ。
もとちゃんにはお礼に発泡酒を買ってあげた。

今年のムロアジは脂がのっていて美味い。旨すぎる。
あぁ・・・飽きるほどムロアジが食べたい。そんなことを想う、八丈島二日目の夜なのである。

釣りの定石日記。

2013-08-11 01:07:14 | Weblog

昨日のおじさんが言うことににゃ、釣りは朝の5時に行かにゃダメだ。
まぁ、おざなりにね、じゃあ4時半に起きて行くよ、と答えておいた。

ハンモックに揺られながら浅い眠りの中の僕。
遠くで声がする。4時半だぞぉ!なんの夢だこれは?
4時半だぞぉ!の声が近づいてくる。変な夢だな。
目を開けると、おじさんが立っていた。うそ?マジ?夢じゃなかった。

起きる起きる。と言ってまた寝ていると、また大きな声が近づいてくる。もう・・・怖いんだけど。。。

夜明け前。空は少し朝焼けている。綺麗だ。
泣く泣く釣りの準備をして、おじさんに「じゃあ行ってくるよ」と声をかける。
行ってくるよと声をかけたのに、おじさんが横に並んでついて来る。ん?一緒に行くんだ?

ここで釣れ、あぁしろ、こうしろ、と言われ続けること二時間。一匹も釣れなかった。早朝の釣り人、誰も釣れていなかった。
まぁ、そんな日もあるさ・・・と、トボトボ。

あとで聞いた話では、今日は朝の7時過ぎから爆釣だったという。

釣りに定石無しということで。

いやいや、明日の朝も起こしに来たらどうしよう?ちょっと怖い。いや、かなり怖いのであーる。

写真は、夕方に隣の隣の釣り人が釣った40センチオーバーのカンパチ。

朝のおじさんは、夕方に魚は釣れねぇ!と言っていた。

導かれる結論は・・・
釣りは、人によって言うことが違う。
なのである。

星の天幕日記。

2013-08-11 00:49:51 | Weblog

過ごし易いとは言っても、やはり暑い。どこが暑い?それは、テントの中である。日中にテントの中にいることはないが、寝る時はテントに入る。やはり、少々暑いのだ。少々蒸すのだ。少々でも、蒸すと眠れない。嫌なのだ。

で、外に出る。ハンモックで眠ることにする。風は気持ちいい。風は気持ちいいのだが、時折ものすごい突風が吹く。段々と突風の間隔が短くなって来て、ずっと突風になる。・・・寒い。寒いけど、テントの中は暑い。戻りたくない。
で、突風に吹かれ続け、ハンモックは揺れ続け、浅い眠りを数時間。

風邪を引く寸前の状態のシングの出来上がりなのである。あぁ、喉に違和感。ケホケホ。

あぁ、今夜は外と中、どっちで寝ようかなぁ・・・と考えながら、芝生の上にマットを敷いている僕なのである。外で寝るつもり満々なようだ。今夜も凄まじい突風が吹いているよ。

あっ、今夜は長袖のラッシュガードを着ているよ。風邪対策ね。

猛暑列島日本日記。

2013-08-11 00:26:00 | Weblog

我ながら、いい時期に八丈島に来たものだと感心する。
猛暑列島日本のニュースは、八丈島の隅っこの小さなキャンプ場にも飛び込んでくる。どうやら、とんでもなく暑い日々が続いていて、もうしばらく続くという・・・。
南の島の方が涼しくて過ごし易いというのは・・・なんとも不思議な現象だ。

こっちも暑い。暑いっちゃ暑い。でも、泣きたくなるような暑さではない。湿気もあるが風もある。陽射しは強いが雲がある。最高気温は30度を少し超えるくらいだろう。このくらいが、昔からの日本の普通の暑さなのではないのか・・・そんな気がする。
これぞ、ザ・夏!という感じ・・・なのかな?と思ったりもする。

避暑ではなく、夏を感じに八丈島へ。結果、期せずして避暑になった。

みなさん、ご無事ですか?溶けちゃってませんか?・・・40度は嫌だな。
でも、去年と一昨年の夏は、そんな気温の中、瓦屋として、逃げ場のない屋根の上、にいたんだよなぁ。
あぁ、戻りたいけど戻りたくない。あぁ、怖い怖い。