ふと想うのだがね・・・僕は人を心配させるために生きてるんじゃないかと想う時が多々あるんだよね。うーん・・・笑えるなぁ、マイライフ。
明日の朝のフェリーに乗る。早起きして、テントとタープとハンモックを片付けてバイクに載せる。
二週間弱、八丈島での夏休み。今夜は最後の夜だ。
おだちゃんが食べたいと言うので、最後の晩餐は浜源のメンチカツ定食ってことに決まり。浜源に向かったのだが、お店は真っ暗、定休日だった。
仕方なくラーメン屋へ行く。ラーメン屋は可もなく不可もなく、普通のラーメン屋さん。まぁ、よい。よい。
ラーメン屋でさ、料理が来るのを待っている時に、何か不穏な感覚に襲われたんだね。
ちょっと・・・お腹が痛いなぁ。
ちょっとお腹が痛いのなんて別にいいんだけど、不穏な痛みなんだよ、不穏な。あれぇ?この痛み・・・なんだか知ってるぞ?あれぇ?
この前の謎の腹痛は右腹だったんだけど、今回は左腹。まさしく、まさしく、結石の痛みにクリソツではないか?
一人、黙々と、トントンと腰を叩く。トントントントン。机が揺れる。
ちょっと強めに、ドンドンと腰を叩く。ドンドンドンドン。机が揺れる。
おだちゃんが聞いて来る。どうしたの?
ちょっと、お腹が痛いんだよね。
お腹が痛いのになぜ腰を叩く?それはね、腰を叩いてズキズキとお腹が痛めば、それは結石の動かぬ証拠。
痛みはそれほどひどくはならず、ご飯を無事に食べ終えて、キャンプ場へ。
不穏な痛みはあいかわらずで、一人トントントントン腰を叩きながら、タッタッタッタとランニング。不穏な痛みが激痛に変わる前に、石を落としてしまわねば。
そんなわけでね、お腹に爆弾を抱えたまま、明日の朝、フェリーに乗るんだよ。
心配でしょ?おれ・・・ちょー心配。
あぁぁぁ、怖いよぉ。