ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

流星群日記。

2013-08-14 03:25:27 | Weblog

関東は夕方から雨だったようで・・・。ペルセウス座流星群が見られなかった人が多いようで・・・。

だからね、南の島の空の下から、ちょっと自慢。

さっき、キャンプ場から徒歩一分の海岸で、波の音を聞きながら空を見上げた。流れ星10個発見。星が、ひゅー、ひゅーって、音を立てるかのように空を駆け抜けていったよ。
本当は9個しか見てないんだけどね、キリがいいから10個ってことにして報告。

なかなか素敵な八丈島の夜。今夜は少し肌寒い・・・八丈島の夜。

嘘の海に溺れてしまいそうだ日記。

2013-08-14 03:14:22 | Weblog

夕方。二日ぶりにもとちゃんが現れた。もとちゃんの後ろには知らないおじさんがもう一人。もとちゃんはそのおじさんをアニキと呼んでいた。

何してんだ?と聞いてきたから、これから釣りに行くと答えた。すると、これからアニキがいい所に連れて行ってくれるから来いと言う。すごーく嫌だったんだけど、しつこく来いた言うもんだから、仕方なくついて行くことにした。なんだか、タイでぼったくられる時のような雰囲気満載なのだ。

アニキの車、軽のワンボックスカーの後部座席に乗り込むとアニキが一言。
「どこ行くの?」
ん?いいところってどこだ?

とりあえず車は発進する。まずはもとちゃんの家のお墓があるお寺へ。お盆だからね。・・・なんなんだ?このツアー。
浅沼さん家のお墓の前でアニキが立ち止まる。もとちゃんの苗字は浅沼なの?と聞くと「そうだ」と答える。あれ?浅沼だったっけかな?と思っていると、もとちゃんがトコトコと歩き始め、村川家のお墓で手を合わせる。
あぁ、もとちゃんの苗字は村川だったと思い出す。・・・おいコラ、アニキ!さっき軽く嘘をついたろ?

車は再びノロノロと走り始め、細い路地に入る。そこでアニキが一言。「ここはおれの別荘だ」。扉の前に「居酒屋」の看板があった。居酒屋やってんの?と聞くと、やってないと言う。居酒屋の看板があったよ?と聞くと、そんなものはないと言う。・・・確かに看板があった。・・・なんなんだよ・・・このツアー。

その後、何軒かのアニキの別荘を通り過ぎ、たくさんの嘘攻撃を受けながら、車はキャンプ場へと戻ってきた。

もとちゃんが言った。「良かったな、アニキにいいところに連れていってもらえて」。
僕はね、声を大にして言いたかったよ。「どこが?」

誘拐もぼったくられもしなくて良かったのだがね、なんとなく不穏な一言をだね、アニキが最後に言っていたんだね。
「明日もどこかへ連れていってやるよ」。

・・・もういいっつうの。