本日朝方強い雨模様、






NHKのBS「美の壺」で放送された
男きものが、もう斬新で。
きものの上にトレンチコートを
羽織ったり~~。
袖の部分はどうしたんだろう。
無理やり入れるのかな?
真ん中の方です。
私も普通のコートを着物用にしたいと
苦心したのですが、袖の部分がどうにもならず。
無理やり入れるのか~~。
幕末の侍たちの着こなしを、
より洗練した形で取り入れたり。
これはもう温故知新、古きを訪ね、
新しさを知る。
きものイノベーション(新しい切り口・
新しい捉え方)ですね。
背広を着ているだけかと目を凝らせば、
Yシャツにネクタイの上に着ているのは
キモノなんです。
これは、
かつて幕末の侍たちの写真に同じような
着こなしがあり、
そのバリエーションだとか。
こちらですね。
ほかにも、
蝶ネクタイ。
こういうのを拝見していると、
女性の着物のなんと遅れていることかと。
いまだに、
「それはちょっとちがうんじゃない」
「裾の部分が少し短いですね」
「きもの警察が怖いので」
などと宣うている。
古きは訪ねても、新しきを考えようとは
なかなかしない~~。
いや、人のことは言えない。
きもの警察は怖くはないけど、
イマイチ勇気が、なかなかね(汗)
こちらは慶應義塾の教授で
授業も講演もいつもきもの。
フランス製のスカーフを何枚も
半襟になさっているとか。
画面で観て、あっ、半襟素敵だなと
思ったらやっぱりね。
元来、男性のほうがおしゃれというけど、
こういうのを眺めていると
ホント、ずっと自由におしゃれを
楽しんでいるのね。
伝統的な男きものも、
もちろん紹介されていて、
それはそれで素晴らしい。
それでもより新しさを追求。
きものを着る男性が増えると、
それにつられて、きもの女子も
もっと増えるかも。
もっときもの男子増えてほしいな。
こちらは鴨志田さんの着物講座。
というわけで、本日は
男きものでした。
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先にアップした朱鷺色きもの、
お正月に何気なく見ていたテレビで
宮沢りえさんが着ていたコーディ、
いいなと真似したものです。
それはこちら。
ピンクのきものに群青色系の帯。
横の学生服の男性は星野源さん。
私が若い頃全盛を誇った
はっぴいえんど、結成50周年を
記念しての放送していた番組です。
宮沢りえさんも素敵でしたが、
細野さんや坂本さんなどのメンバーの
話が面白くて写真を撮るのを忘れた。
でも彼女のきものコーディは
目に焼き付いて、
ああ、これ、可愛いな、
と持っているモノでマネしたわけです。
りえさんの着物は、一流の方のコーディで
いつも素敵。
ほかには、
ウイーンニューイヤーコンサートの
中谷美紀さん。
いつも通りのモノクロコーディの
今回はホワイト・コーディ。
赤の帯締めが利いています。
私個人の好みとしては、この方、
もう少し補色としての色を
使っていただきたい。
丹念にパーソナルカラーを探した結果、
一番ご自分をきれいに見せる色が、
モノトーンだと決めたのでしょうが、
ちとサビシい感じがしないでもない。
草笛さんとのやり取りがおかしかった。
「大先輩の草笛さん!」」(中)
「大先輩~~?」(草)
「大先輩ですよ、
だってわたくし、半分の年齢なんですよ」
「・・・」
ご主人も出演していましたよ。
子供みたいな純朴そうな方ですね。
次はこちら。
こちらはミッツ・マングローブさん。
黒の訪問着に金の帯。
赤の帯締め。
私もモノクロ好きなんですけどね。
もう一点、気になったのはこちら。
NHKの「百人一首」の番組に出演された
清川あさみさん。
女優のポートレートに刺繍を施して
話題になった方です。
この半襟がね。
きものは古典的ですが、
そこにこのモダン感覚の半襟を
するだけで、柄っと(がらっと)
様相が変わる。
さすが、だわ。
番組に出るにあたって、かなり考えた様子が
伺えます。
半襟一つで、わずかの布で
全体のイメージが変わる。
力ある布はすごい、
だから着物は面白い!!
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昨夜NHKBSで放映した
「五山の送り火」の黒木瞳さんの
訪問着がとても美しいので
アップさせていただきます。
送り火はお盆にこちらに帰ってきた
祖先の霊を送るための行事ですね。
この暑さのなか、火を熾す人。
有難いことです。
黒木様のきものは~、
薄い朱鷺色というより、
聴色(ゆるしいろ)という紅花で染めた色
のようです。
絽の訪問着にクリーム色の半襟の刺繍が可愛い。
甘いコーディです。
半襟の刺繍の赤は萩の花でしょうか。
訪問着の模様の花はなんだろう?
この時期には撫子などが一般的ですが、
違うなあ。
調べてみました。
瓢箪のようです。
ピンク系の花をつけることもあるようです。
違っていたらごめんね。
鳥居~~。
裾模様は、萩、笹など華やか。
薄の黒系綴れ帯に浅葱の帯揚げ。
帯締めはピンクと浅葱のグラデーション。
夏用ではないようですが、
夏だからといって帯揚げ、帯締めは
夏用ではなくてもよいのです。
アナウンサーの方は
淡黄(たんこう、と読みます)色
色無地に浅葱系の帯。
南無妙法蓮華経の「妙」と「法」の文字を。
お二人のきものの後姿です。
アナウンサーの方は鯉かな。
現代社会は今と先のことばかり考えがちだが、
ときには祖先や過去に思いを馳せ、
悠久の時間の流れを感じるのもいいのではないかと
いうようなことを、養老孟司先生は
仰っていました。
画面に目を奪われていたので、
まったく取り違えているかもしれません。
まつ、取り違えも芸のうちということで。
冷泉家の方。
祖先の霊もこちらに帰ったものの、
あまりの暑さに驚いたのではないでしょうか。
向こうは涼しいのかな?
私の祖先の方々もご苦労さまでした。
とりあえず無事に暮らしておりますが、
何かあった折には
ご助力を。
ブログで後ろ髪ひっぱるようなお願い事か。
とにもかくも、
暑く静かなお盆、無事に過ごせました。
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たまたま放送していた
テーマが「染める」だったのでしっかり
見てしまいました。
メインテーマは
日本の伝統的な染色法を使って
現代アートを生み出すアーティストの
石井亨さんのお話。
番組のなかで「絞り」に触れていて、
その絞りを独学で学んだ女性が紹介されました。
作品に見惚れていて名前を覚えるのを
忘れてしまいました。
コメントで教えてくださいました。
加納容子さんです。
この方は街のいろんなお店の暖簾を制作。
その作品が街中にあふれているとのこと。
確か岡山だったと思いますが、
調べても出てきません。
Mさんが教えてくださいました。
岡山県の勝山という街です。
これは山登り愛好家のご夫婦が依頼した山の暖簾。
これは確か散髪屋さん。
鋏をイメージした暖簾。
こちらの暖簾は何屋さんだったかな。
こんな暖簾が自分の街にあふれていたらどんなに
癒されることでしょう。
こちらは自分でいろいろ柄を
変えることができる時計
こちらは特殊な素材を使って
どこにでもある椅子を
自分で好きな色を染めて
自分だけの椅子にするというもの。
そのほか美大の染色科の生徒さんの型染など~~。
もちろん江戸小紋の模様やらも紹介。
日本の染色、絞りの技術を
いろんな角度から紹介していました。
もううっとり。
これから絞りやら染色を学ぼうとしている
若い女性がうらやましかった。
日々、好きな色に囲まれて
日本の素晴らしい伝統を守れて、
素人にはわからない大変さもあると思うけど
頑張って欲しい。
この世界にある色~~。
天からの贈り物としか思えない。
覚書としてアップ。
いろいろ教えてくださってありがとうございます。
教えてくれる人いらっしゃると思ったんだよね(笑)
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いろいろ一段落したなあと、
ほっとしたら、
やはりというか、いきなりというか
手仕事熱が。
そこで前に帯にした布の余りの
取り出して、これをパッチワーク。
ストールにすることにしました。
図書館でこんな一冊を見つけた。
「古布を着る。」(主婦の友社・堀内晴美・村松みち子)
藍染めの古布を継いでコートやら
ワンピースやらエプロンやらを作っていらしゃる。
藍のバリエーションは美しい。
いきなりコートは作れないので、
前に帯にした布を継いで
ストールに。
この布の残り。
捨てようとしたけど、ちょっと待て!
契約しているテレビで
「映像の世紀」を放送していたので、
延々、何時間くらいだろう。
これを見ながらチクチク。
後世に遺すべき映像の記録。
戦争、戦争、また戦争~~の世紀。
何度かところどころ見てはいたのですが、
今回衝撃を受けたのは、
かのシャネルがナチスのスパイだったということ。
彼女はフランスがドイツに占領されている時期、
ドイツ高官の愛人で、
本人自らスパイ活動をしていたというもの。
「だれも知らなかったシャネル」(文藝春秋刊)
当時シャネルの香水「NO5」が
大きな利益を上げていたものの、
共同経営者のユダヤ人が利益の六割を
取っていたそう。
それゆえか彼女はユダヤ人を嫌っていた。
上の本は未読。
早速取り寄せました。
彼女、戦後の15年間仕事をしなかった時期があり、
一度は捕まったものの、チャーチルの計らいで
釈放されたとか。
ナチスから解放後のフランスは、
協力者への弾圧もすごかったけど、
シャネルはそれを逃れたんですね。
そんなことを思いながらチクチク、
ときどき手は止まるけど、
ちくちく。
ストールができた!
こんなことができるのも
平和だから。
とはいえ、世界ではいまだどこかの地で
戦争や紛争は続いている~~。
第二次大戦が終わって、74年。
日本がこれほど長く戦争しない時期は
これまでになかった。
「戦争を知らない子供たち」ももう
超高齢者。
どうかこのまま~~。
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サッカー、ベルギー戦。
ロスタイムに一点入れられて負けてしまいましたね。
ショックで寝込んだ(ウソです)。
眠い一日~~。
ベルギー戦、最初は負けると思って観ていたから、
結構無心?というか冷静に観ていたんです。
ベルギーといえば、ルカク。
彼はコンゴからの移民で、
子どもの頃には、
電気を二週間も止められたくらい、
また母親が牛乳を水で薄めるくらいの
貧しさのなかで育った。
こういう人にはどうしても共感抱く。
いまや18億円プレーヤー。
ゴール入れると母親の名前の頭文字指で
作るんだって。
ところがなんと日本二点も先制!
鳥肌がたった。
狂喜乱舞。
ここで欲が出てしまった。
この二点を守れ!
強敵ベルギーに勝つかも。
そこから結構観るの辛くなってしまって。
結局、ベルギー次々と怒涛のゴールで。
負けると思っていたときより
がっくり。
息子もサッカー、クラブに入ったりして
結構いいところまで行ったんだよね。
ヨーロッパ遠征にも行ったし。
母、毎日ドロドロの靴下とシャツ洗い。
ワールドカップからいきなり
少年サッカーレベルですか?
ガクン。
なまじうまいとつい欲が出る。
→これ少しわかるような気がしてきた。
負けると辛いし、上には上がいる。
でもね、ジャパンサッカーの和の力、
感動ものです。
素晴らしい。
個人プレーでは、見ただけで圧倒されそうな
選手たちに
「輪、和の力」で一丸となって
立ち向かっていく。
息子は結局好きな道に進めず、
ものすごく辛い思いをしたみたいだけど、
多くの仲間ができて~~。
牛乳水で薄めて飲ませばよかったかな>
子どもの頃はもう毎日がワクワクどきどき。
毎日がワールドカップ並み?
そして母の願いは~~、
サッカー選手になって~~、
いえいえ、
これも「和の力」だと
わかって欲しい~~(汗)
ちょっと違った?
結局、ここに誘導ですかい(汗)
といういわけで、
無心は強い、
欲が出ると辛い、でもわくわくドキドキは
やはり捨てがたいというお話でした。
そうなの?
あなたは無心とワクワク、どちらを選ぶ?
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