このところ、朝ドラからの刺激もあり、白蓮さまなど古い時代の女性に興味がそそられています。
そんなとき見つけた「幕末維新明治・大正美人帖」(新人物往来社」
興味を持っていると、書店に行っても、なぜかそちらのほうの棚を覗いてしまいます。
本のタイトルからしてまた「美人かい」とがっかりする人もいると思いますが~~、今回は、書籍やお芝居、ドラマなどでお名前を知っている人の写真を取りあげたいと思います。
その方々がたまたま美人であったとしても、私の責任ではありません~~。
まずは、若い頃に没頭して読んだフランスの作家サガンの日本語訳をなさった朝吹登水子さんの母堂、朝吹磯子さま。
もう若い人は読まないのでしょうか。
「悲しみよこんにちわ」なんかすごく面白いです。
陸軍中尉の五人兄弟の長女として生まれ、18歳のときに日本銀行勤務の朝吹氏と結婚。
英語が堪能で、テニスの腕は全関東で優勝するほどだったとか。
こういう方を母に持った登水子さんは、五人きょうだいの末っ子。
「母といえばアールデコの美しい洋装姿が目に浮かぶ」そうです。
で、次なるお方は、NHKドラマ「龍馬伝」で香川照之さんが演じて、強烈な印象を残した岩崎弥太郎さま関係です。
三菱の創始者ですね。
この方の奥様の写真ではなく、三菱を継いだ息子久弥の奥様がこちら。
武田氏に由来する保科家の血をひく、江戸時代ならお姫さま、でございます。
眉目秀麗、才色兼備。
「龍馬伝」での弥太郎はすごい貧乏生活だったけど、三菱財閥の御曹司となると、才色兼備のお姫様をお嫁にもらえるのです。
久弥の容姿も立派で、家族写真はまさに美男美女揃い。
ドラマのイメージが強い私としては、「そうなの?」って感じ。
出世すると美人を嫁にもらえるので、どんどん美男美女が増えていく仕組み。
弥太郎と妻の喜勢
経済面だけではなく、こちらでも格差出てくるのかな。
二代目になると品が出てくる~~?
で、このくらいでいいじゃないと思いますが、もう一人。
悲劇の女性を。
舞台では佐久間良子さんが演じていた「唐人お吉」
テレビで放送されていたのを観ました。
幕末の伊豆の領事館、ハリスに無理強いされ、初めて外人のお妾さんになった女性です。
可愛いです。
こちらは美人に生まれて目を付けられて、一生をめちゃくちゃにされたケース。
訂正・この写真の女性、「唐人お吉」ではないそうです。あとでわかったそうです。
それにしてもこの写真の女性、間違われて迷惑な話ですよね。
あとで差し替えます。
きれいに生まれて玉の輿に乗るより、「静かに、自分の思い通りに生きたほうがいいよ」と娘に言いたい紫苑でした。
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