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散歩が好きです。
お出かけも好きです。
お出かけして、散歩して帰る途中、
早くおうちに帰りたいとときめいて
しまいます。
短時間のお出かけしたときには、
玄関の扉を開けると、
出がけに淹れた珈琲の香りが
出迎えてくれることがあります。
作ったばかりのジャムの匂いも。
ああ、嬉しい。
それぞれの家には、
それぞれ特有の匂いがあるように思います。
絵の好きな人の家はテレピン油?
スイーツの好きな人は、甘い匂い。
料理の好きな人は、そのときどきに
作った料理の匂い。
匂いが嫌いと、
どんなの匂いもしないのも潔い。
味気ないお風呂ですがせめて檜の香りを。
一緒にいる人の匂いが気になるようになった、
と言った人がいました。
それは、もうだんだんに~~ね。
ほかの人にはどんなに嫌な匂いでも
その匂いが好きという人もいますしね。
わが家は和室に入ると、
アンティーク着物特有のあの匂いが。
私はその匂いが好きなんですが、
子どもたちは嫌だ、末香臭い、
といいます(笑)
匂いにかこつけて、別のことを言いたい、
のはわかってはいたのですが~~。
ときには家庭内争議も
ありましたよ。
娘は少しは理解してくれるようにはなったのですが、
息子は、いまだに…
芳香剤の匂いも香水も苦手ですが、
まったく使わないというほど
頑固でもありません。
家庭って、そこにいる人たち
それそれの匂いが混ざり合って、
その家特有の匂いを作りだしていますね。
おばあちゃんの匂い、赤ん坊の匂い、
働き盛りの男性の匂い、
若い人の匂い~~。
それぞれ、皆違います。
それらがブレンドされて
その家の匂いを作っていく~~。
それが好きな家族、
嫌いな家族~~。
わが家は、
一人暮らしでは、
そして狭いおうちでは、
すぐに
その匂いを満喫できます。
スイーツを食べたら、
着物を着たら~~、
速攻その匂いが。
混ざりもののない匂い~~。
これからどんな匂いになっていくのかな。
断捨離やお片付けって、
モノが持っている嫌な匂いを断つ、
捨てるってことでもあるんですね。
おうちの匂い、好きですか?
応援
ありがとうございます。
「人生が二度あれば」という
井上陽水の歌があります。
「~~今年の二月で父は64~~♪」
72年の作品だから、私はまだ21歳。
64歳の人のことなど、
想像もできませんでした。
それ以上に、父親や母親のことを
この歌のようにいたわる気持ちさえ
抱いていませんでした(
そんな私も、歌の父親の年齢をはるかに
超えて68、「今年の0月で69♪」
とても面白い本を読みました。
「リプレイ」(ケン・グリムウッド・新潮文庫)
43歳のある日あるとき、
心臓発作で突然死。
目が覚めてみると、
1963年、18歳の時に戻っている。
これを繰り返すこと4回。
よくあるタイムスリップものではありますが、
毎回、前の人生で後悔したり、
やりたかったことを次々と実現していく。
この繰り返しのデティールがなんとも
正確で、興味深い。
ケネディの暗殺、国家間の軋轢~~。
と書くと硬い内容のように見えますが、
メインテーマは愛、
セックスシーンもふんだんで、
これも真実味がありますよ。
私も文庫版の表紙を真似て作ってみました。
ワタクシのタイムトリップは、
大盤振る舞いして48年!
目覚めると20歳!
時を超えるBABA~~♪
小説の主人公は、60年代に戻ると、
その時代の競馬やらフットボールの賭けで、
莫大なお金を得る。
結果をすでに知っているので、
間違いはない~^。
その上に、アップルとか将来伸びる会社の
株をどんどん買うわけです。
これでどんな人生でもお金の心配は
なくなる~~。
お金の心配がなくなった上で、
人は、この人生で何を成すのか~~。
が、テーマかな
それにしても、
何度も43歳になって、
その都度、再び18歳。
前の時代に生きた記憶はあるけど、
妻も娘もそのたびに失う。
喪失することの無量の悲哀~~。
ちょっと哲学的な課題になっていくところが
それがほかのタイムトリップものと違う。
この小説、前にも読んでいるのですが、
今回改めて読んで深く、深く感情移入。
私は、何度生き直したいだろうか。
でも一回きりの人生を生きる
ワタシたちだって何度も生まれ変わる。
耐えがたい苦痛や悲しみを経験すると、
人は一度「死ぬ」のだと思います。
一度死んで、また生き返って、
次の人生に向かって歩いていく。
だから人は本当は何度も生まれ変われる
はずなんですね。
で、今回の私は、20歳くらいに勝手に
生き返ることにしました。
この本を読んで、ぐっすり寝ます。
目が覚めたら、20代!
上京したばかりの頃の部屋は四畳半一間。
今目覚めると~~、
なんと、当時の部屋より部屋が広い!
ラッキー!!
これからは20代のつもりで
子どもを産むまでの14年間を
一人暮らし、します!
楽しみだああ。
主人公のジェフは、’45年生まれだから、
現在74歳、生きていたらどんなシニアに
なっているんでしょうね。
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コロナウイルスを避けるため、
できるだけ外出を避けているワタシ。
先にアップした自作の赤系更紗帯、
着用してみました。
先のグレー生紬です。
この生地、
きれいだなと購入したものの、
32センチ幅の部分がおよそ80センチ、
18センチの部分も80センチ
くらいしかありません。
羽織の後ろ身ごろから前身ごろの一部ですね。
生地が少ないので、
ずっと仕舞ってあったのですが、
樹木希林さんの着物の影響か、
このところ赤系に惹かれることもあり、
眺めているだけか、半襟か、
迷いましたが、
帯にすることにしました。
足す部分をどの生地にしようか~~、
かなり前に着ていた
紫系の単衣を解きました。
無心に解く作業が好き。
あちこち継ぎはぎだらけ。
この作業がパッチワークみたいで楽しい。
裏の部分、こちらを表にしてもいいかな。
更紗を洗ったら、シボが出てきて、
これは縫いにくくなる!
しまったと反省しましたが、
もう遅い、歪みが出ましたが、
失敗してもいいや、と。
紫の生地も薄くて縫いにくい、
こちらも苦労しました。
でも、最近はこの苦労が楽しい~~。
「苦労をかける子ほどかわいい??」
「星の王子さま」に
「君の薔薇が愛おしいのは、
君が手間ひまかけて
面倒をみたからだよ」と
いうようなセリフがありましたね。
ようやくこの年で、納得~~?
この帯、
また手直ししなければならないかも
しれませんが~そんな時間があれば~~
大切な帯になりそうです。
赤系帯って、結構いろいろな色に
合うのよ。
それにシニアが身に付けても
意外に派手にはならない。
後ろです。
帯のアップ。
というわけで、
布を生かし切りたい、と願う紫苑でした。
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