二回目の友禅染め教室です。
初回は、糸目糊置きまででした。
今回はいよいよ、それに色を付けます。
椿だったので、どんな色にしようかと、ネットで椿模様の帯を調べておきました。
まさか、こんな色になるとは思いませんが、何万円、何十万円もする、こんな帯がいつかはできる??と思うだけで(できないって)、早くも得した気分
すぐに色挿しをするのかと思いきや、その前に「地入れ」という作業をします。
これは、糸目糊を布にしっかりと入れるための作業で、ふのりや大豆を材料にしたゴ汁を布一面に塗りつけます。
布が乾くまでの時間、次の作品!の下絵を描く作業をします。
次の作品は、青海波がいっぱいの面倒な、いえ、複雑な模様です。
ここまでで午前の二時間は終わり。お昼を食べて、午後の作業に入ります。
ドライヤーを軽く当てて、最初の椿の生地を乾かして、色を作ります。
見本に描いのは、次の三点です
いやあ、自分で、色を考えるのって難しい。才能必要です。
本当はお見せしたくないのですが、いつの日か、
「センスまったくないとしか思えなかったのに、これほどのものになるとは想像すらしていませんでした」と、どなたかが口にするのを期待して(いや、来ないと思うよ、そんな日~~)、あえて、公開。
花の色はどれも似たようなものですが、地の色や葉の色で変わってくるんですね。
まずは無難な線で。
「色さして、蒸すと、また色は変わるのよ。こんないい色だったの、という色になるの。それが楽しいわよ」と、諸先輩方
「へえ、そうなんですか」と、私、教室に入ってからは「へえ」の連発
複雑な色合いを作るのは難しい。
もっと深い色を作りたいのですが、暗い色を混ぜるとにごるのではないかと恐れをいだきます。
色を作ることが、友禅の面白さなのですが、まだまだです。
色を作って、ここまで色を挿したら、ちょうど時間となりました。
淡い色にするつもりが、こんな色になってしまいました。
余った染料は、フィルムケースに入れて持って帰れます。
ふむふむ、これで、ほかの布を染められるぞ、とセコい考えがよぎります
本日は、筆を購入(四本でおよそ四千円)、プラス一年間の染料代二千円と合わせて六千円の出費。
講習料は、先生のボランティア!ということで五百円
筆は、もっと色を使うようになると増やしていきます。
同じ筆を使うと、色がにごりますから。
いつかは、こんな作品が?
先輩の作品です。
応援ありがとうございます。
パワーいただいています。