本日の寒くもなく、
暑くもなく、
いえ朝から少し暑いくらいです。
昨日アップした、
「シミ化粧品のポチ寸前」の出来事。
あれはコンプレックスのなせる技です。
手にシミがあり、
顔と違いいつも目にしているので、
嫌だなあと思っていました。
それを友人に話したところ、
しばらくして連絡があり、
「ン万円でシミをとってくれる病院がある。
普通のところよりうんと安いのよ」と
教えてくれました。
当時、お金に無頓着だった私は、
「ん万円なら確かに安いな」と
病院に連絡しました。
良心的な医院で、
「満足いく結果が得られるかどうか
わからない。
シミにもいろいろあるので」と
丁寧に断られていまいました。
「シミを取るのにン万円」
頭にはその数字が残っていて、
広告の1900円を見たとき
アッ、安い!と
思ってしまったようです。
「アリエリー教授の行動経済学入門・お金篇」
(早川書房・2018年刊)
刊行時、NHKでも特集があったせいで
話題になりましたが、当時はお金の話は
興味なし、というか避けていたので今頃。
お金を遣うときの人の心理のおかしさを
書いています。
これを「確証バイアス」というそうで、
もういろんなところで紹介されていますが。
今回の「シミ事件」?は、
最初に高いと思い込んでいたモノが
安く提供されていると、
「安い!」と買いたくなる心理です。
バーゲン買いがそうですね。
定価の半額!となると
買わなきゃ損って気がする。
これを「相対性」といい、
上の円は同じ大きさなのに、
あきらかに左のほうが大きく見えます。
高価なモノを買ったあとは、
百円、二百円が
タダ(小さく)みたいに思えます。
でも、百円のうどんのあとでは
二百円の珈琲でも高く(大きく)思える。
だから、私は「モノの値段の規準」を
ぐっと低め(周囲を小さく)設定、
百円単位に、かな?
豆腐とシイタケ&小魚の甘辛煮。
豆腐一丁300gが150円として
三日分になるので一日50円。
タンパク質 6・6g+魚分
近くのスーパーでは百円で野菜が
買えるので、
百円は野菜一種類~~。
アリエリー教授の本を読むと、
私のバカさが浮き彫りになります。
☆ 今の快楽のために未来を犠牲にする。
その一口が明日の気分を悪くする
とわかっていてもね。
今欲しいものがあるのに、
老後のために我慢するなんて~。
ずっとこの調子~~?
☆ クレジットやポチ買いで月の終わりに
嫌な気分になる⇔
できるだけ現金買いにしました。
クレジットは「お金を遣う痛み」を
軽くするそうです。
確かに。
シミの話に戻ると
コンプレックスを刺激されると
確かにお財布のひもは緩みます。
それでコンプレックスが解消するなら
いいけど、なかなかそうはいかない。
すべて綺麗になるわけではないので、
ますます気になり、
泥沼にハマる傾向がある~~。
コンプレックスは違う方法で
解決するしかないなあ。
アリエリー教授の本には
自分のお金の勘違いについて
思い当たることが多い私です
というわけで、
コンプレックスと相対性に
注意しましょう、でした。
最後までお付き合い
ありがとうございました。
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