ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

川崎殺傷事件と幸福でいることへの

2019-05-31 12:23:55 | 「引き寄せ」の法則

 

「自分が幸福でいることが他人への

一番の礼儀なのだ」

 

アランの「幸福論」の冒頭に記してある言葉です。

「幸福の方程式」からこの本にたどり着き。

「人はなぜモノやお金を追いかけるのか」

 

川崎殺傷事件、51歳のひきこもり男性が

起こした事件では、つくづく

冒頭の言葉が身に沁みます。

いつからからは不明ですが、

彼が「幸福」でなかったのは確か。

「一見シアワセそうな」人を羨み、妬み~~。

 

 

自分が幸福でいることは

他人への礼儀なのだ、

礼儀以上に義務とすら思えてきます。

 

「まんがで読破 幸福論」(アラン作)

「自分は不幸だと思っていませんか」とあります。

「不幸」というより現代は「不満」のほうが大きい、かも。

 

家族や友人、身近かな人の「不機嫌」や「不幸」は

伝染します。

特に感受性の強い人は、人の感情に

振り回されてしまいがちです。

誰かの「不機嫌」「不幸」は

周りを巻き込んでいき、

周りをも不愉快、不幸にしていく~~。

 

身近な人の不幸は

自分自身のそれ以上に強く感じることもあります。

 

ちょっと深呼吸~~。

 

この本にはいいことがいっぱい書いてあり、

役に立つ、と思います。

さすが古典。

 

たとえば、

強い不幸や苦痛の前では思考はまったく

力を持たない。

 

いや、本当にその通りです。

そういうときに「プラス思考しろ」だの

「それでも自分は運がいいだの」

と言い聞かせても、

というか、そんな言葉、

すっかり抜け落ちてしまう。

だから、そういうときには、

身体を動かす~~。

 

 

ワタクシもかつて大きな「落ち込み」を

経験していて、子供二人抱えてどうしよう、

もうダメだと思ったことがありましたよ。

そんなとき、

きつかったけど、ひたすら身体を動かしていました。

走ったり泳ぐ気力は出なかったので、

ひたすら歩いた。

歩いて歩いて、そのうち状況は変わり

瓢箪から駒が出た!

 

不幸の原因の多くは「自分の影」

「自分の影」とは「自分の妄想」

「自分の想像力」です。

この先どうなるんだろうと。

自分の影におびえる馬が例に挙げられています。

そういうときには、自分の影を見ないように

馬に目隠しをしますね。

人間も同じ。

影を見つめない~~。

自分が勝手に作りだしているのだから。

川崎の犯人も、そんな未来への恐怖に

おびえていたのではないか。


 

 

誰もが「幸福」を望みながら、

それを得る方法を知らなすぎる、とアラン。

それどころか、ワタクシなど、

「幸福? 何それ?」ってまともに考えた

こともない~~。

「不幸」とか「自己憐憫」のほうが

気持ちいいってこともあります。

 

 

でも、最近は、とにかく

周りの人に幸せになってもらいたい。


こんなこと、若い頃にはぜったい

口にできなかった。

ようやく、この年になって~~。

それだけでも「心理学」やってよかった!!

 

感情の強い波に襲われそうになったら、

とにかくウソでも「上機嫌」のふりをする。

ウソでも、です。


気分を変えるため、外に出る。

空を眺める~~。

 

「クラウド・ウオッチングをしてみる」

 

本当は

受験勉強やお金儲けのより

「幸福になるためのレッスン」

「幸福になるための方法」学んだほうが

ずっと役に立つんじゃないかな。

たぶんあまり人気出ないと思うけど。

修身と間違えるよね。


その上なら、

なんのために勉強し、お金を儲けるのか、

わかるから、よりパワーも出るかなあ。

こんなことを考えてしまいます。

 

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家族イベント・単衣塩沢&博多帯

2019-05-29 11:05:12 | きものコーディネイト

 

家族イベントでお出かけ。

暑い日でしたが、

少し気を遣う場所なのと車だったので、

単衣の塩沢にしました。

 

この塩沢もずっと着ていなかったなあ。

 

帯は博多帯です。

急かされたので、着付けが雑ですが、

あまりきっちりというのも好みではないので、

勝手にこれでよしとします。


洋服よりは少し気遣い、

着物ながら少しカジュアル、

でもカジュアル過ぎない程度を

狙いました。


写真で後ろチェック。

真ん中にシワが寄っているね。

 

帯留めは瓢箪。

瓢箪から駒」狙いです。

駒とは馬のことだよ。

小さい瓢箪から出るはずのない馬が出る。


瓢箪は通年使えるモチーフです。

出るよ、馬!!


帯揚げは白黒茶屋辻模様、絽です。

 

半襟は五月モチーフ薔薇刺繍です。

薔薇を麻の襦袢に。

薔薇を夏用の襦袢にすることは

これまでなかったのですが、

五月に夏の暑さ、ですものね。


このボケ具合が好き~~。

 

現場では写真は撮れないので。

デジカメで。


前に着用したときの

写真が出てきた。

顔隠ししている頃だからかなり前だね。

黒のイカット帯で。

模様が合っていないので、手で隠している?

前はこういう写真が多い。

昨年「神楽坂ランチ会」で着てた!


 そして今~~。

急いで着たのに模様、衽が

たまたま合っている!!

急いでいるのに写真は撮るんかい、

と言われて~~(ハハ)

まあ、記録だから~~。

 

というわけで、

暑くても着物は楽しい、

適度な緊張で暑さをしのぐ~~。

 

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ワクワクと不安は似ているなあと思っていたら.布を切る!

2019-05-28 11:43:05 | 「引き寄せ」の法則

 

このところ、

周りにいろんなことが起きて、

気分は急上昇やら急下降。

ジェットコースターやらは

大の苦手なのですが、

HSP(敏感体質だから~~)


私自身のことではなくても

気分が伝わってきてドキドキ。

ドキドキわくわく

って不安と似ているなあ」

と感じることしきり。

そんなとき、

古い本を開いていたら、

同じような一節が目に飛び込んできました。


「疲れない体をつくる和の身体作法」

安田登さんという能楽師の本です。

「能の動きは心身の安定を保つ

素晴らしい技法だ」という趣旨の本です。


能楽師は年を取らない、それどころか、

「老木(おいき)になるまで、

花は散らで残りしなり」

これが人間の理想というわけです。

 

さて、目に飛び込んできたのは、

「ドキドキは楽しいだけの気持ちではありません」

という一節。


何かが起きそうなときには

「うまくいかなかったらどうしよう」

「失敗したら恥ずかしい」

何か起きるかわからない」という

大きな不安もありますね。


本では、この気持ちを「初」という言葉で

表しています。

「初恋」「初心」の「初」という字は

「布に刀」、つまり

布を切る」が語源です。

これは前にも書いたことがあるような気がする。

この本、何度か読んでいるから。

 

着物を縫うとき、布にはさみを入れるときには、

まさに「失敗したら台無しになる」とドキドキ、

でも新しいきものを作るというワクワクもあります。

 

「不安や怖さを抱えながら、新たな世界に

エイッと足を踏み入れる」

そんな気持ちを世阿弥は

「初心」と言っていますね。

 

年を重ねると「安定」「心の平穏」を

大事にするし、新しい世界に飛び込んで、

いまさらそんな平穏は失いたくない、

と一方では思います。

もういいよ、と。


何もしなければ、それはそれで平和な毎日。

それでも、周りに年齢に関係なく、

若い人が多いものだから、

会うとそのドキドキが伝わってくる。

 

着物にはこの「初心」の気持ちがたくさん含まれています。

たとえば、始めてたとう紙を開くときのドキドキ、

シツケ糸小鋏で切っていくときのワクワク~~。

 

ワクワク、ドキドキを無理やり

お裾分けされている気分、というか~。

お裾分けながら、ミラーニューロン

発達しているせいか、

他人事に思えない紫苑。

一緒にどきどきしながら、

「どうかうまく行きますように」との

不安と祈るような気持ち。

うまくいくと、自分ごとのように

嬉しい気持ちとが交互にやってくる。


「初心」とは

「これまでの自分を断ち切ること」と世阿弥。

だから痛みを伴うのは当たり前。

「~~今までの価値観が崩れ去り、

今までの自分がガラガラと崩れ去る魂の

危機を感じるかもしれない」と安田氏は

怖いことを言います。


なのに、なぜあえてそんなことをするの?

と不精な紫苑は思ってしまいますが、

それをしないと、

新しい着物は着れないから(笑)?

新しい着物は作れないから~~?

それもあるけど~、


古く固定されたままの自分では

周りはどんどん変化しているのに、

そのギャップで息苦しく、

自分がつまらないものになっていくから~~。


古いままの自分では、周りと

一緒に楽しめない~~。


古い着物だって、新鮮なモノに感じるために

再生させているんだもんね。

だから、

新しい息吹を感じているときに

ワクワクと同時に不安を感じるのは

むしろ当たり前。

そして、

何もないときに「不安」を感じるのは、

新しいモノを求めている、

それを「身体や心」が

キャッチしているのではないでしょうか。

身体よ、動け!

心よ動け! と。

世阿弥は「老後の初心」

なんて言葉も遺しています。


安定を求めているのに、

変化も欲しい、

人の心とは

厄介なものです。


というわけで

「初恋」のドキドキは

いくつになってもやってくる、

との世阿弥の教えでした。

 

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帯三本、作り直す・雪花絞りに更紗、麻

2019-05-26 12:52:13 | 手仕事 和裁

 

本を読んだり、仕事をしたり、

家事をしたり~~。

飽きたり、疲れたりしたとき、合間を縫って

開いている時間に合わせて、

その時間にちょうど合うくらいの

手仕事をします。

刺し子やら和裁やら解きやら~~。

精神を落ち着かせるのにグッドです。

 

落ち着かない、そんな合間を縫って

これまで作ったものの、

どうも締めにくい、帯を

手直ししました。


前に締めたものの、帯芯が緩い。

 

直したのは、

雪花絞りと更紗と麻のぶどう帯です。

一度にやってわけではなく、

溜まったのでアップしておきます。

帯に帯芯は大切です。

自分なりに締めやすい、

あるいは好みの硬さ、柔らかさがありますね。

この雪花絞りは、夏向きなので、

あえて袋帯用の柔らかい帯芯に変えました。


縫い方が下手~~。

また直したくなる~~。

 

もう一つは木綿更紗帯。


こちらは自己流で作っていたのですが、

花邑で帯作りをすると、

自己流では物足りなくなります。

練習を兼ねて、花邑流に作ってみました。


三本目は麻帯。

「和がまま 紫苑 ...」の画像検索結果

 

この帯は好きで何度も締めていますが、

麻布一枚でできているため、

柔らかすぎて頼りない。

そこで裏に木綿布を縫い付けて

補強しました。

 

更紗帯と同じ裏です。

 

帯は締め具合のいいものがベスト。

手持ちの帯で愛用のものは

帯芯を見直して少しづつ直して

いきたいと思っています。

 

「今夏着用の夏きもの25連発」

二年前の連発、です。

雪花絞りで帯を作ってみました」

 

順次着用していきます。

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60歳を過ぎると人生はどんどん面白くなる~~若宮正子さん

2019-05-23 11:27:06 | シニア

 先にアップした幸福論、

「人はなぜモノやお金を追いかけるのか」。

それは、モノやお金を持つことが、

現在を含めて未来への安心へと

つながると信じているから。

しかし~~、

それだけでは決して「幸せ」とはいえない。

~~幸せは歩いてこない、

だから歩いてゆくんだね♪

そうです、歩いていく、

どこに向かって~~?

はい、夢や希望の実現に向かってです。

 

今日より明日、明日より明後日と」

 日々、「将来への希望と夢を持って

 過ごすことが一番「幸せ」


それはどんな年齢でも同じ。

幾つになっても同じ。

若い方で希望や夢のない方もいるようですが、

ここではシニアだって夢や希望を持って歩くんだ、

そんなかけ声より、はい、

抽象より具体、

論より証拠、をご紹介しましょう。

若宮正子さん

現在84歳です。

「60歳を過ぎると、人生はどんどん

おもしろくなります」(新潮社)

 

はい、いわずと知れた

パソコンのアプリ「HINADAN」を

開発なさった方です。

定年退職してからの人生はどんどん面白くなると。

「60歳に過ぎると」と限定しているのは

シニア層にアピールするためもありますが、

60歳過ぎたって、と逆に若い人を

励ます意味もあるのではないでしょうか。

定年退職してから、

好きなことに邁進し、仕事にしてしまった。

60歳を過ぎて有利なことは、

☆ 時間が自由に使えるようになる

 これが一番大きいですね。

年金もらえるからお金の心配はない。

ワタクシは残念ながら年金すごく

少ないのですが~~、

そんなこと言っている場合

じゃないぞ。


母親の介護をしながらということですが、

「介護といっても特別な病気が

あったわけではなく、健やかに老いていった」

とのことです。

お子さんなく一人暮らし。

これも人によってはマイナス要素と

なるところですが、自由にということで

プラスに。


☆ ある程度年を取ると、

人生を俯瞰してみることができる。

今現在の状況という「点」だけではなく、

「時間が解決するさ」という「長いものさし」で

ものを見ることができる。

☆ そしてもう一つの「ものさし」が

「未来のものさし」

さすがITに携わっている方だけあって、

時代の変化にも敏感です。

この年齢で未来に向けて目を向けているのは

本当にスゴイ。

変っていく時代にあたふたしたり、

昔を懐かしむだけでもなく、

また今快適であればいいだけではなく、

「ものすごい勢いで時代が変わっているなかで

いまのものさしで子どもの将来を

考えるのはいかがなものか」と。


そのためには、

「人間とどれだけ接するか」

「~~所詮人間は人間のなかでしか

人間力を養うことはできません」

ときっぱり。

独力で勉強しながら、

豊かな人間関係を築いてきた方なんですね。

ボランティア活動は欠かさず、

世界にも目を向け~~。


私はアナログ人間で、いまだにガラ携、

これからもITは苦手なままでしょう。

 でも、この方のように

いろんな分野に好奇心を持ちつづけ、

いろんなことに挑戦し続け、

いまが一番若い、と掛け声かけながら

日々を過ごしていきます。


 いつだって今が一番若い」

一番キツかった40代だけど~~。


遠く及びませんが、

こういう方がこの世界にいると

いうことがシニア、

私にとって大きな励みになります。

70代を古希といいますが、

これからは「新希」、「新しい希望」

と訂正していただきたい。

終活より「生活」セイカツ、

生きるための活動を

いたしましょう!!

関連記事

憧れの人より、目標の人を」

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人はなぜモノやお金を追いかけるのか~~幸福の方程式とは?

2019-05-22 11:36:31 | お金について

 

「心理学」や「引き寄せ」を学ぶ、

その理由は真っ向、「シアワセとは何か」

「シアワセになる!」からですね。


自分だけではなく、周りの人にも「シアワセ」に

なってもらいたいからですね。

 

着物をきて、美味しいものを食べていれば

それはシアワセか?

はい、シアワセ


スイーツを食べればそれで幸せか。

はい、幸せ


子供を始め、周りの人が快適な生活を

していればそれはシアワセか。

ハトだけ追っていればいい時代は幸せ。

 

はい、今は。

子供やら孫やらができると、先のことを考える

ようになる。

いまの生活が続くように望むようになる。

そこで、「シアワセとは何か?」を

考えてみました。

 

 

「幸福の方程式」(山田昌弘・電通チームハピネス)

冒頭に、

「物質的な豊かさと幸福は結びつかない」と

頭ではわかっていながら、それでも私たちが

物質的な豊かさを求め続けるのはなぜか?」

とあります。

だから~~、

「もうモノはいらない」といったり、

「見栄はコスパが悪い」と悟っている人

「今の生活に満足」という人には無用かも。

 

 「婚活」やら「終活」やらの言葉を作った

山田昌弘先生の本です。


「婚活」の流れからこの本を。

が「婚活」をするのはなぜか?

「妊活」「終活」をするのはなぜか?

とても大変なのに、ねえ。

昭和世代の私は、

「そのうちなんとかなるだろう♪」と

歌ってきたので、

いまでもともすれば

そう思ってしまいます

 

今のままでいいじゃないと

思わないこともない~。

 

でも、きっと、私らの世代、どうにか

ある程度の満足を得ている世代には

いいかもしれないけど、

子供らや孫の世代はそうもいかない、

キビシイ時代が来る~。

それを私らの世代が考えてみるのもいいかもと。


思えば「昭和」という時代は、

ワタシら、決して今ほど豊かではなかったけど、

「先」に明るい見通しがあった。

希望があった。

今は昔・セピア色の庶民史」

 

三種の神器、洗濯機、テレビ、冷蔵庫を

持てば「シアワセ」と思うことができた。

テレビ以外はワタシらの母親世代が。


そう、「幸せ」のポイントは

「将来にわたる安心と希望と夢」

を持てるかにあります。


今現在が快適でも、それがずっと続くこと、

モノとお金との関係でいえば、

それを「幸せ」と言います。


経済学に心理学の考えを導入し(面白そう!)

ノーベル賞を得たカーネマン教授によると、

幸せには

① フローの幸福と

② ストックの幸福

があるそうです。

「フローの幸福」とは「ふろに入ったり」

オバンギャグ!

美味しいモノを食べたり、

宝くじに当たったりした

ときの瞬間的な幸福。

宝くじ当選って瞬間のシアワセなんだね。

この幸福「感」は時間が経つにつれて

冷めていきます。

モノをゲットしたときの幸福感も

同じですね。


②のストックの幸福とは

ある程度の期間安定している幸福感。

アランやアドラーなどの思想家論じている

のはこちらですね。

精神的な幸福やら、刹那的な幸福より

永続的な幸福をというものです。

 

だから、意識ある人は

「今の大変さは未来の満足、

幸せに通じる」からと

今頑張るわけですね。

こんなこと今知ったの?

バカ紫苑。

 

「今の快適」や「一瞬の幸福感」は

先の「幸せにつながるとは限らない」

つまり

いま現在の「快適」=幸せとは限らない。


で、私や周りの人はどのくらい

「ストックの幸せ」に向かっているのでしょうか。

これが次の課題になります。

 

少なくとも「婚活で苦労?」している若い知人は

 ストックの幸せに向かおうとしている~~、

 うーーん、そうか、エライ子だったんだ。


今やっていることのどれが

先の幸せに少しでも向かっているかを

考えてみる。

たまたま引き寄せられた心理学ですが、

こういうこと考えるようになって

よかった。

 

少なくとも、私にとって「引き寄せ」とは

お金とモノだけではなく、

将来への希望を引き寄せたい」

それが動機になっているようです。

 

関連記事

「モノやお金に頼らない生き方をするための四冊」

「これからはいいモノよりもいいことを・銀座の会」

「昭和婚から令和婚へ・その夢の現実のすり合わせ」

というわけで、

引き続き「幸福」について考えてみます。


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袷の生紬を胴抜き単衣に直す

2019-05-20 17:15:01 | 手仕事 和裁

 

ずっと仕舞いっぱなしになっていたベージュの生紬。

前に着用したのはもう5年も前なのです。


「駆け込みで北斎展に」

 

この生紬、きもの着始めた頃に、

「生紬って何だ?」

「どんな素材だ?」と

思い切って買った一枚です。

 

最初はとにかくこれを頻繁に着ていたので、

きものといえばこれ!という一枚でした。

北斎展では自作のイカット帯と。



裾はもうボロボロ。

汚れもある。

で、整理しようとしたのですが、

この生紬のざらざらした手触りは

捨てがたい。

そうだ、帯にしようと思い解く始めたものの、

もう一度単衣として着てみようと思い立って。

袷を単衣にするときには襟まで解くと

裏がきれいに取れます。

まあ、メンドウといえばメンドウだけど、

私、こういう単純作業好き

無心に糸を抜いていく。


 

八掛を取ったら、ちょっと寂しい。

このままでは味気ないなあ、

どこかに色が欲しいなあ、

それも最初のこの赤茶ではなく、

ブルー系がいいな~~。

そこでもう一枚、小紋を解くことに、


この銀杏小紋です。

プチプラなのは裏をみればわかるね。

 

こちらも解いて

そこについていた八掛を生紬の方に。

ベージュにブルーが映えてきれい。

テンション上がります。

で、この小紋はまたほかのモノの素材に。

何にしようかな~??

これを考えるのもまた楽しい~~。

着用してみようと思ったけど、

時間がなかった~~。

そこで前のパチリを。

 

5年前かあ。

 

というわけで、

あれこれ解いてはまた作って~~。

それが楽しい紫苑でした。

死ぬまでやっていれば~~。

はいそのつもりです。


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燕コーディの着回しと帯の形へのこだわり

2019-05-19 19:47:36 | 着付け、試行錯誤

 

捨ておいていた着物関係の記事ですが

アップしておきます。

先の燕コーディ、

最初は縞小紋に合わせるつもりでした。

日本橋丸善~~生紬、藤と燕とカーネーション」


ちょっと仕事という雰囲気ではないかなと、

お召し替え。


後ろからみるとそうでもないのですが、

前からみると、


ちょっとシドケないかなと。


半襟はこちらのほうが合うなあ。


帯揚げはモノトーン格子。

帯締めは緑系で翡翠でした。


こちらは生紬にカーネーション。

帯締めも同じ緑ながらちょっと違う。

帯同じでも、結構印象変わるなあ、

これも着物着回しの面白さです。


あと、帯結び。

これは前に銀座に行ったとき、

平成最後の日は銀座!~~弓ケ浜綿」

 

最初に結んだときには、こんな風に

お太鼓大きくてぺたんこ。

気に入らないなあ~~、


そこでふっくら結び。

やはり私はこちらが好き。

帯に通した帯締めを少し上に

持ってくるだけですが。

「お太鼓の大きさを考える~ずっしりとすっきり」


 

というわけで、

残りモノきもののアップです。

ブログネタは数々あれど、

アップの時間が~~。

残りものには福がある~~?

ありますように~~。

燕来る母は出かけてをりまする

野中


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西原理恵子「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」

2019-05-19 17:14:08 | 「引き寄せ」の法則

 

特に買うほどのではないけど、

まあ、読みたいという本は予約しておきます。

かなり前に予約していた西原理恵子さんの

「女の子が生きていくときに、覚えていて

ほしいこと」(角川書店)。

予約してから半年以上経って、

順番が回ってきた。

人気なんだね。

 

この方の本、

「この世で一番大事なカネの話」について

アップしたのは、昨年の9月。


「引き寄せ」始めたばかりで、お金について

考えてみるのもいいかなと読んでみたら

面白かったので予約。

「この世で一番大事なカネの話」からお金を学ぶ。

 

しかし、あれから半年あまり、

引き寄せ学んでいるうちにお金だけ、

お金そのものにはあまり興味がなくなった。

もちろん、お金は大事だけどね。

 

で、今回は前の

昭和婚・令和婚~夢と現実のすり合わせで、

「女の人もちゃんとお金稼がなきゃね」と言った、

そのタイミングで順番回ったので早速拝読。

すぐに読めるしね。

 

言っていることは、

女の子もしっかり仕事を持ちましょう、

との趣旨を、ご自分の子どもたちを例に次々と。


面白かった箇所をいくつか~~。

反抗期の14歳。

☆それまで自分はプリンセスだと思っていた女の子が

14歳くらいになると、

どうも違うらしいとジタバタしはじめる。

それが反抗期~~?

いや、これって今では30歳くらいの「女の子」

といっても通るんじゃない。

いくつになってもラクして素敵になりたい、

儲けたい~~。

だからその時期に

「~自分のことを客観的に

判断できるようになるために、

失敗しておく、躓く」

失敗したことのない「女の子」は

いつまでも夢を見ているよね、確かに。

いえ、人のことは言えません。


☆女の子こそ生きていくための戦略を立てよう。

いや、男の子だって、戦略立てようよと

紫苑ツッコミ。


☆ 交友関係や仕事のことをいろいろ言われたり

中傷されたり、両親をばかにされたり、携帯を盗み

見られたりしたら、それは暴力です。

すぐにその人から逃げてください。

人の好き嫌いをあげつらう人も。

それって暴力なんだね。

 

 

若いときって、見たいものしか見ないし、

聞きたいことしか聞かないから」って、

いえ、大人になってもよほど

気を付けないと、普通そうでしょう。

「見るモノすべては自分がわかる

ロールシャッハ」

 

☆ プライドでメシは食えない。

これはホントだね。

プライドで人生だいなしにする人も

結構いるんだよね。

 

割と常識的な内容と思えるのは、

あれから紫苑がしっかり学び、

意識を変えたせいでしょうかね。

 

生きるためには多少乱暴なことも

なさったようで。

たとえば追徴金を逃れるために

会社つぶしたとか、そんな裏話も。

お金儲けるようになったなら、

税金はしっかり払っていただきたい~。


あと、フィリピーナが生き延びるために、

父親の違う三人の美しい娘を生み、

その娘たちは母親の食堂を手伝いながら、

コツコツ勉強して、客のなかの

治安のいい国の男と結婚してその国で

永住権を得たという、話も。

芸能界では今でもこんな裏技遣いも。

 

「フィリピーナ」の画像検索結果

借り写真です。

フィリピーナと白人との子はとびきりの

美人になるそうです。


こんな風に、

西原さんは世界にも目をやっていて、

ルワンダで大虐殺が起きたとき、

そこから難民として逃げ延びた何人かは

逃げた先の国で教育を受け、

再びルワンダに帰ってきて、

急成長させたとか。


将来や希望、夢を次の世代、

次の次の世代レベルで考えるって、

私を含めて今の日本にどのくらい

いるんだろうかと考えてしまいました。

というわけで、

女の子が生きるのはキツくあるけど

希望もあるという話でした。

で、男の子は??


 鳩を追っかけている場合か~~。

いや、今は十分に追いかけてね。


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昭和婚と令和婚~~その夢と現実のすり合わせ

2019-05-17 11:34:22 | 「引き寄せ」の法則

 

先に若い知人が「婚活」し始めたとの

記事をアップしました。

「婚活に10万円から二十万は高いか安いか」

 

「この人がいい」と希望すると、

会うごとにお金を取られるので(笑)

慎重になると聞いて、皆で大笑い。

笑えるだけ、まだ余裕があるよね。

そう思わないとやっていけないのかもしれないけど。


ここではこれまでの現状、プラスとマイナスを

箇条書きにしてみました。

物語風にしてもいいけど、長くなるので。

 

① 会うごとにお金を取られる

② 写真と実物におおいに?差があるケースも。

男性はそれほど違いはないそうですが、

女性は「これは~、盛りすぎ」という例が多いそうです(笑)

③ 「経歴やら学歴、収入、子供が欲しい、

欲しくない、といった情報がわかっているのは

改めて相手に聞く必要ないから助かるよね」

とのこと。

合コンなどで知り合った場合、

いざ結婚という段になって、収入が少ない、

親が~~、など諸処の問題が起きることも。

 私の姪は相手の親に借金があり、

式の費用などは全部こちらで持ったとか。

まあ、本人はそれでいいと言っているからいいけど。

 

映画「細雪」は三女雪子の「婚活」の話ともいえる。

何人もの男性にNGを出し、

ついに望み通りの相手を射止める。

「~~ようきばりはりましたなあ」という姉たちの嘆息。

かなりの精神力が必要ですね。

関西弁間違っていたら済みません。

 

 

さて、若き知人は友人たちに相談を兼ねて

公開していて、

周りの反応は

「~~私はそういうことしたくない」

という控えめ反対派

「~~知り合う場所はどこでもいいんじゃないの」

と控えめ賛成派。

やはり多くはこれまでの結婚観から自由になれない。

それも無理ないよね。

 

しかし、相手を「条件で選ぶ」にはもちろん

いろいろあるわけで。

これは追い追い。

 

で、今回は、

私たちの時代、昭和婚と

いまの時代の令和婚は

大きく違うというお話。

時代は大きく変わっていた!

まず「婚活」は「就活」「終活」などと

同じように積極的に意識的に

やらないとなかなか結婚できない時代に

なったとのこと。


私も子供たちのことがあるので、

そう無知でもいられないのです。

いずれにしても社会の現状を

知っておくのはいいことだよね。


「婚活症候群」(山田昌弘・白河桃子著)

 

次に言えることは

今の女性の結婚の条件として

① 結婚ではもう食べられません。

「働くことが当たり前」が幸せへの近道

とあります。

30代、40代でいまだに

「王子様を待つ」女性がいますが、

どうしたら結婚できますか」との問いには

「まず仕事です」と答える、とあります。

ワタクシ、紫苑もそう思います。


男性一人の肩に金銭的なすべてを

背負わせるのは酷というか難しい時代に。

上り調子の昭和時代と違って、

最近は「年収600万以上の

適齢期の男性は5・7%」

だそうです。

ゆえに、

女性も「手に職」つまり、

稼ぎがないと難しい時代に、

と著者の白河、山田両氏は

口を揃える。


昭和の時代は男性より「高収入の女性」は

敬遠されましたが、今では「高収入」のほうが

望まれる、というか、

女性、子供ができても働くの当たり前でしょ」

の時代。

「NHKのAIに聞いてみた」では、

超未婚社会

高収入の女性を望む男性」がぐっと

増えたといっていました。

昭和婚では女性の高収入は敬遠され、

「女性のほうが多い収入差」が男性を

いじけさせ離婚に至るケースもありましたが、

それも今や夢のまた夢。

この本では実際に自活女子になるための

ノウハウも。

いま仕事を持っている人はそれを

どうしたら長く続けられるかを考える、などね。

 

その分男性は家事やら育児やらを

積極的にしないとね。

「婚活症候群」では

「男たちよ花束を持て」と言っていますが、

私は花束より家事、育児だと思います(笑)

我が娘も、

「~役割を決めたら、よくしてくれる

ようになった」とこのところ機嫌がいい。

なによりそれが女性には嬉しい~~、みたい。

結婚式やめようかな、やめようやめよう」

一時は危機も。


この「婚活」の現状を知ることで

親世代の私自身かなりの意識変化がありました。

次は、この「親世代との結婚観の違い」が

トラブルを生むケースを、わがことも例の一つとし

アップしたいと思います。

一つ言えることはに「親世代のアドヴァイスは

もうあまり役に立たないかもね」

ということです。

というわけで、

婚活、結婚の現状でした。

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