オークションでプチプラでゲットした絽のあざみの刺繍帯。
刺繍の部分が気に入って購入したのですが、前帯に汚れがあります。
そこで、とにかく洗ってみることにしました。
汚れは落ちないまでも、少しはさっぱりするのではないかと思ったわけです。
帯をほどいて、帯芯を出します。
帯芯は別に洗います。
まあ、ダメになったら刺繍の部分を半襟にするつもり。
薄い黄緑に水色や白のアザミ、黒の葉が可愛いです。
水につけると、黄緑の 部分が鮮やかに変わってとてもきれい。
きものや帯の布が、水のなかで濃い色に変わるのを見ると、いつもきれいだなあ、と思います。
これを見たいがために洗っているのかもしれません。
当然ですが、洗ったあとは刺繍と刺繍のあいだにシワが寄ります。
それをアイロンで伸ばして、やはりあまりきれいには伸びませんが、そこは妥協します。
刺繍と刺繍のあいだの布がシワが寄っています。
刺繍の部分は大丈夫です。
自分で刺繍を繍ったあとは、蒸気をかけながらアイロンで伸ばすのですが、洗ったものは新しいものと同じというわけにはいきません。
汚れがあるので、友禅染めのときに使った色で、汚れを隠そうと染めてみることにしました。
帯の締めても見えない部分で試し塗り~~。
最初は用心深くやっていましたが、どんどん大胆になり~~、あげくの果てにーー、
こんな風になりました。
技術が未熟で染めむらができたせいで(ぼかしと思うことにします)、汚れが浮きだしたようにも見えます。
前の方が汚れが目立たなかったような気もしますがビミョウ~~。
まっ、味わいができたと思えばいいんじゃないの。
遊びとしては楽しいものでした。
お太鼓部分です。
刺繍の部分はそれほど変わっていません。
ちゃんと生きて?います。
刺繍と刺繍のあいだにシワがよっていますね。
緑の少し濃い部分は前帯との整合性(?)を持たせるためにいたずら塗りしました~~。
夏になったら、一度くらい遊びで締めて、あとは半襟にでもしましょうか。
皆さま、連休はどうお過ごしですか。
私は、せっかくの連休なのに仕事、しごと、シゴトです。
合間を縫って、衣替えの季節に向かっていることでもあり、気分転換のためにも、きものや襦袢どんどん洗うつもりです。
またアップしますから、成功失敗、どちらにせよ、参考にしてください。
いや、「良い子はマネしないでください」という方もいましたが。
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