桜が満開になったというのに、仕事があってお花見にも行けず。
夜、仕事帰りに撮りました。手振れ起こしてます。
計算が合わずに何度もやり直した近江上布。
少し前ですが、ようやく出来上がり。
アップさせてください。
これは、母(祖母?)のものだったのですが短くて、どうしようかなと迷っていたもの。
破棄するには近江の生地があまりに柔らかく上質でもったいない。
仕舞っておいても仕方がない。
では同じ麻を足して自分で仕立て直そうと目論んだのですが、おはしょりの部分の足し布が足りなかったり、ほかの部分と合わなかったりで、先生もかなり苦労。
途中で投げ出そうとしたこともあったのですが、まあ、急ぐわけでもないし、と「地道にコツコツ」(今年のテーマ、らしい)やってきたもの。
出来上がってみると、足し布長くて、「おはしょりから出るんじゃないの?」と、心配されたのですが、それもまた味。
「自分で継ぎはぎしたのよ」と、人に話せるでしょ?(笑)。
もう、この継ぎはぎがなんとも愛おしい
実際に着用できるのかどうかは不明ですが、母もこれで草葉の陰で喜んでいることでしょう、たぶん。
で、次の和裁の課題は何にしよう。
一枚作るのに一年くらいかかるからね(笑)
木綿に琉球紬に貴重な結城縮。ほかに紅花もあったわ。
今あるものを、解いたり縫ったりしていれば、一生分遊べるわあ。残り少ないから。
とりあえず、木綿を夏までには縫いたいものです。
一枚縫うたびに、全部忘れて先生も呆れてるくらい劣等生なんですが、まあ、それもまた楽し。
大きな声では言えませんが、少し前、誕生日でした。
朝起きるとテーブルに。
娘からのプレゼント。
25年育てて、初めてのプレゼント
あっ、小学生のとき「お手伝い券」くれたことあった。
娘もようやく反抗期、照れをなくしたんだね。
ご馳走してくれたりと、このところちょっと優しい~、おかしい。
それとも、いいことあったのかな~~。
いくつになったかは聞かないでね。
この「継ぎはぎ近江上布」も母からまた娘に伝わっていくといいんだけど~~。
もうむりでしょうね。
うちにも外にも、花、花、花、満開の花~~
気が向いたら
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