先の「60代は人生の最高か?40代からのファッション」で、きものは唯一「時間を味方にできる」ファッションだと書きました。
日々、それを実感しているワタクシが、意識的に実行していたら、もっと良かったなと考えることを、覚書を兼ねて記しておきます。
これは2009年の春とお正月だったかな。
6年前。それまではとても写真撮る余裕はなかった。
着付けのひどさを隠すため、どちらもコート着用。
子どもたちが少し手が離れたこともありきもの熱上昇。
でも、最初は何度も書いた通りヒドイものでありんした。
反省を込めて、まずは五つの項目を、ほかの方のアドバイスも含めて記してみます。
1 まず、自分がもっともきものを着ていく場所、行きたい場所を定める。
お茶、歌舞伎、友人との会食、山登り(~~はないか)など、自分がきものを着ていく場所、行きたい場所を想定します。
これによって、どんなきものをどのように着るのかが決まってきますね。
「遊び」「お出かけ」は一緒に行く友人(その方が洋服でも)のことを思い浮かべればきものの種類も限定できるのではないかと思います。
「ルールより難しい自由」
2 とにかく機会を作って着る。
着付けがひどくても、お出かけする場所がなくても、とにかく着て、街でお茶を飲んで帰るなんてことも。→これは「きものとからだ」三砂先生の言葉でもありますね。
心理学によると一年に一度長い旅行に行くより、頻繁なお出かけのほうがストレスの解消になるそうです。
そのためには、ふだん着の一着を決めて、着倒す。
ある程度知識を得るまでは、あれこれ買わなくても、お気にいりの一着があればよかったですね、これは反省。
2009年?
3 着るごとに、着付け攻略のテーマを決める
一応着付けを練習しても、襟周り、おはしょり(特に横の部分)、帯揚げと、きものにはいくつもの難所があります。
私は帯は最初は付け帯→名古屋→ようやく最近袋帯、と難儀しました。
ゆっくりと、楽しみながら練習しています。
アッ、ワタシク、着つけ本式に習っていませんから。
そんな時間なくて~~、その都度勉強です。
「きれい着付けの効果」
「試行錯誤の結果、劇的きれい襟周り」
4 自分に似合う色、髪型、襟袷をときどき確認する
これらは、年齢とともにかなり変わってきます。
私はずっと、トップで髪をまとめるのが「若く見えていい」と信じてきましたが、ある日ダウンにすると、ぐっと落着きが出てきました。
「きものヘア」
色に関しても、紫が似合うと信じてきましたが、これも~~。
PCって、ホント、使う色(配色)によって生きたり死んだり、それこそいろいろ変わるように思います。
色は生き物だと思います。
「パーソナルカラーコーディ」
5 きものメンター(師匠)を持つ。
これは特にきものの着付けの先生などではなくても、とにかくきもの好きな方を捕まえて(!)、いろいろ教えてもらう。
きもの着ている方って、こときものに関してはとても親切なんですよ。
メンターは近くに見つからない場合は、きものブログを見る(笑)。
いやあ、この無償の情熱はすごい。
私にしても、どんだけパワー使ってんだと自分で思うことある~~(苦笑)。
好きなブログをいくつかチョイスして、参考にする。→これは役に立ちます。
「大好きなスタイリスト原由美子さんのブログ、見つけた」
「きものカンタービレ」→高級きものならこの人?(リンクフリーなので)
きものブログ村の方には「釈迦に説法」ですね。
2008年
大島の着付けのひどいこと。
「星の王子様」に、「あなたが自分の薔薇を大切に思うのは、その薔薇のために自分の大切な時間を使ったからだよ」という言葉があります。
きものも同じですね。
きものが好きで、そのために時間を使えば使うほど、きものも時間も自分の味方になってくれると思います。
子どもは過保護になるけど、きものはOKよ。
97歳?四世井上八千代さま
襟周りをはじめ、美しい着付け。
仏様のようではありませんか。
ここまでは目指しませんが~~。
気が向いたら
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