先日、袷を胴抜き単衣にしたきもの&お直し帯を
使って、着付けの練習をしてみました。
残念ながら私、まったくのきもの体型ではありません。
きものは、少しゆったりした方が似合うと思うのです。
それに鳩胸、ですね。
この体型にするために、まずは補正というものをします。
かつては、このさらしと綿で作った補正用の下着を
付けていたのですが、メンドウなため、
いつのまにかつけなくなりました。
今回、自分の身体の見直しをしてみました。
①着物を着たとき、ワタシの場合、
背中の右側に難点が出ます。
右側の背中にシワがよりがち、半襟が出てしまう。
これは、おそらく、右の身ごろのひっぱり加減と
下前のゆるみが原因だろう、と推測。
襦袢を付けたとき、襟を詰めるクセがあります。
このまま着物を着ると、後ろから
襟が出てしまいます。
最初に習ったはずの「やっこさん」
両袖をもって、少しひっぱります。
これは背縫いが背中の中心になるように
ひっぱるそうですが、ワタシは、襦袢の襟を
少し首から離すためにひっぱります。
そうしないと、きものを着たとき、
襟が詰まり、後ろから襟が出がちになる。
以上はクセですが、
次は自分の身体に関することです。
②
右側のウエストで、紐を結ぶとき、
細すぎて食い込んでしまい、シワが
寄ってしまうだけではなく、
なんとなく気持ちが悪い。
ここに補正用のタオルを置いて、補強します。
胸の補正はなし。
本当はしたほうがいいのだろうけど。
という具合に、自分の身体や着付けのクセを
確かめながら、着てみました。
一人ひとり身体もクセも、好みも
違うからね。
お太鼓結びをしてみましたが、
なぜかしっくりこないので~~、
帯枕はそのままに、
銀座結びにしてみました。
お太鼓結びが苦手、下手なせいか、
銀座結びのほうがすっきり見えます。
銀座結びが好きな、もう一つの
理由がわかりました。
帯下が上にくるので、
腰から足先までの距離が長くなる。
ゆえに、少しは足長に見える、
のではないでしょうか。
ときどきは、自撮りで、自分の着姿を
確認するといいかも。
しかし、着姿の欠点、前とあまり変わってない
というわけで、ゆっくりと着物レッスン、
着姿はあまり変わりないけど、
着ていて楽にはなりました。
ゆっくり着付けの練習。
笹島先生もおっしゃっています。
「着付けはすべての動作に手を使うので、
一気に習得する方法は最も悪い学び方になります。
~~一回の練習時間は10分から15分と決めて、
同じことを何度も繰り返し行ってみることを
おすすめします」「一人でできる着付け」(世界文化社」より。
こんなところも読み飛ばしていましたね。
それにしても、
一回の練習10分から15分!!とは。
ワタクシ、二時間くらいかかりましたよ。
ちょっとゆっくりすぎる?
いえ、いいんです。
そのくらいの実力だし、
きものに触っていること自体、
カイカンですから。
暇をみて、この基本練習、ゆっくり
やってみることにしましょうか。
刺子の花ふきんも、細いチャコペンをゲットしたので、
次の模様にトライします。わくわく。
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