ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

ゆっくり・きものレッスン&足長効果?

2016-09-30 10:57:58 | 着付け、試行錯誤

 

先日、袷を胴抜き単衣にしたきもの&お直し帯を

使って、着付けの練習をしてみました。


残念ながら私、まったくのきもの体型ではありません。

きものは、少しゆったりした方が似合うと思うのです。

それに鳩胸、ですね。


この体型にするために、まずは補正というものをします。

かつては、このさらしと綿で作った補正用の下着を

付けていたのですが、メンドウなため、

いつのまにかつけなくなりました。



今回、自分の身体の見直しをしてみました。


①着物を着たとき、ワタシの場合、

背中の右側に難点が出ます。

右側の背中にシワがよりがち、半襟が出てしまう。

これは、おそらく、右の身ごろのひっぱり加減と

下前のゆるみが原因だろう、と推測。

 


襦袢を付けたとき、襟を詰めるクセがあります。

このまま着物を着ると、後ろから

襟が出てしまいます。



最初に習ったはずの「やっこさん」

両袖をもって、少しひっぱります。

これは背縫いが背中の中心になるように

ひっぱるそうですが、ワタシは、襦袢の襟を

少し首から離すためにひっぱります。

そうしないと、きものを着たとき、

襟が詰まり、後ろから襟が出がちになる。


以上はクセですが、

次は自分の身体に関することです。

右側のウエストで、紐を結ぶとき、

細すぎて食い込んでしまい、シワが

寄ってしまうだけではなく、

なんとなく気持ちが悪い。

ここに補正用のタオルを置いて、補強します。

胸の補正はなし。

本当はしたほうがいいのだろうけど。

 

という具合に、自分の身体や着付けのクセを

確かめながら、着てみました。

一人ひとり身体もクセも、好みも

違うからね。

 

お太鼓結びをしてみましたが、

なぜかしっくりこないので~~、


帯枕はそのままに、

銀座結びにしてみました。

お太鼓結びが苦手、下手なせいか、

 

銀座結びのほうがすっきり見えます。


銀座結びが好きな、もう一つの

理由がわかりました。

帯下が上にくるので、

腰から足先までの距離が長くなる。

ゆえに、少しは足長に見える、

のではないでしょうか。


 

ときどきは、自撮りで、自分の着姿を

確認するといいかも。

自分撮りの効果」

しかし、着姿の欠点、前とあまり変わってない

というわけで、ゆっくりと着物レッスン、

着姿はあまり変わりないけど、

着ていて楽にはなりました。

ゆっくり着付けの練習。

笹島先生もおっしゃっています。

「着付けはすべての動作に手を使うので、

一気に習得する方法は最も悪い学び方になります。

~~一回の練習時間は10分から15分と決めて、

同じことを何度も繰り返し行ってみることを

おすすめします」「一人でできる着付け」(世界文化社」より。

こんなところも読み飛ばしていましたね。

それにしても、

一回の練習10分から15分!!とは。

ワタクシ、二時間くらいかかりましたよ

ちょっとゆっくりすぎる?

いえ、いいんです。

そのくらいの実力だし、

きものに触っていること自体、

カイカンですから。


暇をみて、この基本練習、ゆっくり

やってみることにしましょうか。


刺子の花ふきんも、細いチャコペンをゲットしたので、

次の模様にトライします。わくわく。

 

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「ゆっくり」の練習、始めます

2016-09-29 20:37:45 | シニア

 

「早く、早く」が口癖でした。

子供の頃から、とにかくなんでも早くやるのが

「いいこと」だと思ってた。


走るのも早かったけど、答案を出すのも早かった。

正解かどうかは別にして。

「もっと早く」とか大きいことはいいことだ」

という急かされた時代だったことよのう。


子供ができても、頻繁に口にしたのが

「はやく、早く」

たぶん、



そんな親への反発もあってか、愚息は

スローペース。

一緒に歩いても、テンポが合わない。

「~~次の電車に乗れないよ」

「~~別に一本くらい遅れたっていいじゃない」


話すときも、もうゆっくり~~。

次は? だから?

何が言いたいの?

というのをじっと我慢~~。

シテルツモリ。


とまあ、そんな調子で何十年。

洗濯も台所仕事も、愚息に手伝わせるより

ああ、自分でやったほうが早い!と、

ばかりについ手を出して~~、その結果

 

 

ゆっくり、ゆっくり。

 

早くやっても、急いでも、特にいいことはない。

確かに、一本や二本、電車に遅れるのがなんだろう?

急いでやって、その余った?時間、

何に使っていただろう。


で、いろんなことゆっくりやってみようかと。


するとですね、時間は、急いでやるより

ゆっくり流れる。

その時間自体が生きてくる~~。

くっきりと輪郭をもつようになる~~。

 

 

映画を観たとき、本筋より何気ない景色などの

ほうが心に残っていることあります。

ゆっくり歩くと、ほんと、見慣れたシーンが

映画のワンシーンに見えてくる。

日常のほうが映画のシーンより大切なのにね。


 

 


急いでやって、結局やり直しするより、

丁寧に、ゆっくりやったほうがいい、

とは生意気にも愚息の言葉。

はい、料理、ゆっくりでいいから作って!


 

だからというわけじゃないけど、

「ゆっくり」、の練習始めます。

 

ゆっくりやっていたつもりでも、気が付けば

もう四枚目。

4枚が10枚、50枚になったところで、

なんだっていうんだろう(笑)

内職じゃないんだから

 

これからは何事もゆっくり。

しかしですね、長年のリズムを変えるのは

なかなかにむつかしい~~。

でも、頑張るぞ、

いや、頑張ってはいけないの、


ということでまずは、ゆっくり、

着付けのおさらい、やってみました。

 

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銀座・アンティークモール花邑・帯教本

2016-09-28 09:58:02 | きものの本&本

 

打ち合わせがあり銀座に行きました。

残念ながらきもの着用ではありません。

いろいろ動き回るところが多かったので。

仕事関係のランチのあと久しぶりに、本当に久しぶりに

アンティークモールに。


これは6年前、ブログをやるずっと前の写真。

きもの熱が起こり始めた初期には

ホントによくここに行ったもんだ。

きもの仲間と一緒に~~。

 

銀座といえばアンティークモールという時期も

ありましたが、このところ銀座に来ることは

しょっちゅうあるのに、立ち寄ることもなく~~。

欲しいモノが増えるのでむしろ

避けていた場所。

その日は、創作帯で知られる「花邑」に。


「普段きもの」に登録していらっしゃる

きもの花椿」さまの記事で紹介している

花邑の帯教本、どんなものか拝見したかったのです。


 

二部式帯は結構作っていますが、

プロが作る二部式とはどんなもんじゃろなあ、と。


着付け本もそうですが、こういう手順本は

読むだけで理解するのはなかなかむつかしい。

頭に叩き込むように何度も読んで、ようやく少し~~。

 

蛇足ながら、こういう本を読むと、ほかの本に関しても

本当に理解しているのだろうかと心もとなくなります。

理解どころか読むハシから漏れ出ているかも~~。

 

そんなわけで、花邑の本当に素晴らしい帯やら、

すぎえさまのお嬢様にいろいろ教えていただいたり、

ほかのきもののお店を覗いたり、

店員さんとお話し、というより、ここぞとばかりに

高級着物の知識やら肌触りやらをお勉強したあと、

三越方面に~~。


おお、三越ライオン、新しくハットをかぶっているのね。

一年前に変わったんだって。それも知らなかった。

 

 ちょうど、歌舞伎座の昼公演が終わった時間らしく、

歌舞伎座方面からきもの姿の方々が~~。

しばらくきものウオッチング。

歌舞伎座にも行くのですが、そこで拝見するより、

やはり街中でのほうがグッド。

歩く所作やら、信号待ちの立ち姿~~、


一人、縞のおきものを着て、ささと慣れた調子で

歩いている若い方がいて、いいな、いいな。

好きなきものはこうして決めていった」

 

パリのカフェのように、歌舞伎座の近くに

お茶しながらきものウオッチングできる

カフェがあればいいのに~~。

 

やはり街で拝見するきもの姿はいいな、

いろんなことがわかるな、との思いを新たに

しながら、

花邑の帯、いいなあ、欲しいなあとつぶやきつつ、

次の場所に向かうのでありました。 

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袷を胴抜き単衣に、二部式帯を名古屋にリフォーム

2016-09-26 11:12:59 | 手仕事 和裁

お気に入りの紬なれど、裏の汚れが気になって

遠ざかっていた緑系の袷。

裏を変えようと思ってネットを検索したら、

和裁師さんの「袷を胴抜き単衣にする」

との記事があったので、

そうか、その手があったのかと、

時間を見つけてはやってみることにしました。


まずは裏を全部取ります。

ここまでは、この方のブログを

見ていなかったので、全部解いていました。

そのまま長い間ほったらかしにしていたのです。

この方の場合、裏をきれいに「切り取る」

とのことです。

勝手にブログのリンクはできないので、

興味のある方は検索してみてください。

すぐに出てきますよ。

ホント、ネット、ブログって役に立つ)


八かけを縫い付けたところ。

表に響かないように細かい縫い目で。


襟裏も変えました。

かなり前なので、雑さが目立ちますが、

もうこのまま着ちゃいます。


3年前のこの紬ですね。

手作り更紗帯でミュシャ展

 

私の持っている唯一の胴抜き単衣、

どんな具合かチェックしてみました。


八かけ部分です。

さすがにきれいです。



袖裏はなし。

私は解くのが大変そうなので、そのまま付いています。

 

 

ついでに、二部式帯を合体させ、

元の名古屋帯にしました。

 

オークションで二部式をゲットしたものの、

前帯が長くて、逆に結びにくいのですね。

長さを測ったら、お太鼓と合わせて360センチもある。

長いはずだわ。

名古屋帯をそのまま二つにカットされたみたいなので、

それを縫い付けました。


洋服やらほかのものの処分は、ブランド物でも高価でも

割にカンタンなのに、

着物はプチプラのものでも、

なかなか処分できない。

パワーがいる。

これで自分の今の「好き度!」を

測ることができます。


いましばらく執着時期は続くのかな。

家よりはまだカンタンな、

こちらは着物の永久リフォームでした。

今度着てみますね。

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おうち、好きですか?ー町田康の「リフォームの爆発」

2016-09-25 21:05:20 | きものの本&本

 

早くもリフォーム欲が出てきた我が家。

そんなとき見つけたのが

町田康さんの「リフォームの爆発」(幻冬舎)。

ただならぬ文学的ビフォアアフター」と帯にあります。

図書館で借りようと思ったら、「ただならぬ予約数」

仕方がないので?買いました。


この人の本、読んでいる最中は大笑い、

の面白さなのです。

もう文学的ライブ感いっぱい。

それだけに一回限りと心得て拝読しているのです。


予想にたがわぬ面白さ。


本は、ご本人とおぼしき人物が「犬と猫」という家族、

のためもあって、大幅にリフォーム。

そのリフォームの過程がやたら面白い。

いま流行りのおうち「片づけ論」?やら

「建築論」やら「職人気質」やらを織り交ぜながら、

「ひとつ気になり始めると、

あちらもこちらも気になりはじめる」

永久リフォーム論を提唱。


 

リフォームには

①夢幻理論 

②御の字やんけ理論 

③夢幻ポイント因縁理論

この三つがあり、

最初の夢幻理論だけを紹介すると、

マイナスの要素に積極的な意味を

付することによって、

これを乗り越える理論~~。


まあ、一言でいうと、我慢するということですね。


しかし、おうちのことを描くのに、

これほど面白く描けるなんて、

それこそ才能の爆発。

リフォームは「あっちを直せば、

こっちが立たず」で、

永久に続くというのも頷けます。

というか、おうちって、モノ一つの置き場所でも

何か月か住んでみないと、

その最適さ加減ってわからない。

 

で、これを読んで思い出したのは

はるか昔に読んだ安部公房の「砂の女」


 

ああ、もう傑作中の傑作。

 

砂丘に迷い込んだ男が、砂の家に閉じ込められ、

そこに住む女と一緒に毎日毎日砂を掻き出す。

それをしないと、家が砂にうずまり、波及的に

村落全体に被害を及ぼすから、

もうおうちの奴隷状態。


何度かの脱出を試みるも失敗。

ついにあきらめて、砂を掻きだしながら、

砂の研究に取り組み始める、というお話~~。


若いときに読んで、すごい観念・メタファー小説

だと思ったものだけど、この小説って、

単純に「家事小説」だったのね。

家事から逃げる男、

追いかける女~~。


毎日家事をしないと、おうちはめちゃめちゃってわけ。

誰がするの?ってわけ。

 

 

おうちって、人がくつろぐためにあるはずだけど、

家をきれいにする、片づける、

それ自体が目的になっていることって

あるような気がする。


家族の一人はくつろぎたいのに、

もう一人は「片づけ」たい。

このせめぎあい。

この相性が悪いと、かつての我が家のように、

「片づけて!」

「あとで!」と

ケンカが絶えない悲惨さを呼ぶのも

おうちの怖さ。


棚を作るために、構造のなかの木材を

調べる「下地探し」の道具を購入。


そんなわけで、シアワセになるためのおうち、

リフォーム、家事、片づけも、

ちょっと間違うと~~。


あなたはおうちが好きですか?


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雨の新宿・藍染木綿&琉球帯

2016-09-24 18:13:26 | きものコーディネイト

 

このところ忙しい上に秋雨前線停滞で

ずっと雨~~。

きものを着られず、いささか欲求不満。

いかにきもの周りのあれこれが

ストレス解消になっているかが

この雨でわかった



新宿に用事があったので、雨ながらきもの着用。

木綿の藍染です。

いいな、いいな、嬉しいな。

雨、雨フレフレ、母さんが♬

どんどん雨降っても大丈夫。


この場所が光的にはベストポジション。

雨の日は光が柔らかくなって

きれいに映るのよ。

帯の辺り、色がとんでるけど。

 

用事が終わったあと、タカシマヤに。

入口で大招き猫と遭遇。


涅槃大招き猫」!!だって。

もう大きいのよ。

肉球、やはり実物のほうが柔らかそうで可愛い。

「果報は寝て待て」だね。

 

タカシマヤのユザワヤで布を漁りたかったのです。

ところが、タカシマヤのユザワヤ、

11月には下北沢に大々的にオープンするとかで、

ファイナルセールの最中。

もう人もモノも多すぎて~、迷って迷って~~。

それでもいくつか可愛い布をゲット。


デパートで行っていた企画展。

写真OKだとのことで。


こういう静けさが好きです。

北斎を連想させるジャパンブルー。



このあと人に会うので乱れをチェック。

銀座結び、このくらいがちょうどいい。

反省しつつ、練習したのよ



 

琉球帯に白と緑のリバーシブル帯締め。

雨なので帯どめはなし。

 

傘とか荷物たくさんあると、ひっかけたり

位置がずれたりして見苦しくなるから。

帯どめなしで、あっさりと。


というわけで、久しぶり?のきもの着用。

楽しかった


好きな着物、好きなように着ているのに、

見てもらって、その上嬉しいコメントまでいただいて、

いいの?って感じ。

感謝しております。


 kumikoさま、ヘアの件、

いましばらく待ってくださいね。

 

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銀座結びの「乱れ」の理由がわかった

2016-09-19 09:10:56 | 着付け、試行錯誤

 こちらの麻はしっかりした麻。

 

銀座結び、または角出しという帯の結び方が

好きなんですね。

正確にいうと銀座結びと角だしは違うそうですが、

それはともかく、あのふっくらとした

丸い形が好き。

銀座結びは「ペタン」としているのが好きと

いう方も。


 

私は痩せ体型ですので、きものを着たとき

帯がペタンとしていると貧相に見える。

それを少しでもカバーしたいのと、

結ぶとき、とても楽なので、

普段には銀座結びがとても多い。

 

ところがこのところアップした写真を見ると、

帯がペタンとしている、下がっている。

 

 やはり少し寂しいですね。

 膨らみを上にもってくる銀座結びが好きなのです。

 

その理由を考えてみるに、

まず、帯の結び方が間違っていた。

結ぶときに、垂れを上にして結ぶのに、

手を上にして結んでしまった上に

帯が長すぎて余りが多く、

丁寧に結んでいないせいもあって、

手先の出方がむちゃくちゃ。


帯が柔らかすぎて、着ているうちに

どんどん下がってきてしまう。

襟下から帯の上までの距離が

どんどん長くなり間延びして見える。


黒い線の部分ですね。


 

このなでしこ帯や右の帯もも柔らかいため、

やはり襟下から帯までの距離が長い。

下がり気味。

特に右側は目線が下にいきます。

 

正式にも、銀座結びをすると、

この長さが長くなるようです。

ちなみに、私の愛読書笹島寿美先生の

「一人でできる着付け」(世界文化社刊)を

見てみると、

見ただけでもわかりますが、

 

銀座結び襟下から帯まで4・5センチ

お太鼓結び   2・7センチ

これが二重太鼓になると2・5センチ。

写真の上での長さです)


「決めどころは帯締めで決めるふくらみです」

とは笹島先生のお言葉。

銀座結びの距離が長くなるのは、

帯の結び目の上に帯枕を置く、

その帯枕にある程度のふくらみがある、

でも銀座結びの帯枕は薄いので、

その分、ふくらみがなくなる。

銀座結びは、その部分の厚みがないのが

特徴ではありますが、


私としては、ふくらみはほしいうえ、

銀座結びでも、このお太鼓結びの

「短距離」を保ちたい。


 

自分とほかの人の体型は違う。

 自分の体型や好みにあった着姿にしたい。


銀座結びでも、襟下から帯まで

このくらいの長さにしたい。

 

その理由は、

痩せているので、という先の理由のほかに

横や後ろから見たときの目線が下に下がるのを避けたい。

年を重ねると、たるみなどで、身体の多くの個所が

下がってきますので、自分でできるところは

上にあげたい。

逆に帯など下に結びたい

という方もいらっしゃいますね。

 


衣紋の抜き具合攻防戦」


後ろの帯線は上気味、お太鼓の形はコロンと丸く。

これが私の理想です。

 


 

きものの帯は、

前の帯線少し低く、後ろは少し高め

横から見たとき前の高い斜めがきれいと

言います。


銀座結びでも、これを保ちたい。

帯枕、薄くてもふくらみは出るの。

というわけで、柔らかい帯は普通のお太鼓にするか、

丁寧にしっかり結ぶ。

また自主トレしないとね。

 

ということでブログアップ写真は、自分の着姿の

反省材料になるのでした。

 

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神保町界隈散策・ランチョンのハヤシライス

2016-09-18 22:34:02 | きものでお出かけ

 

昨日のつづきです。

神保町とえいば、もちろん古書店外ですね。

前はよく行っていたものですが、

最近はネットでも古本が買えるとあって、

すっかりご無沙汰。

しかし、ですね。

やはり実際にいろいろな本を、この目で見ていると

つくづく、いろんなジャンルの、いろんな人が書いた

いろんな本があるものだなと実感。


老舗の洋食屋「ランチョン」から古書街を。


ランチョンは、気軽に食べられる

創業百年くらいの洋食屋さんです。

オムレツとハヤシライス、特に後者が美味しいのよ。



 

青山当たりのしゃれたお店とはチト趣が違うけど、

それがまたいい味を出しています。


 

軽く食したら、

カズマコーヒや、茶房きゃんどる

でおいしいコーヒーを。

 

これらのカフェは、作家の常盤新平さんや

植草甚一さん(知っている?)が

神保町で本を買いあさったあと、

必ず寄ったお店として、知られています。

エッセイなどに、よく出てきたものです。

写真はね、みなさん、静かに書籍を紐解ているなか、

いくら紫苑とて、パチパチやれないですね。

 

仕方がないので、私の写真でも

 

 

常盤さんはともかく植草甚一さんは

サブカルチャーの先駆けとして

絶大な人気を博したものです。

サブカルチャーが主流になった現在、

草葉の陰(この言葉も古いね)でお喜びでしょう。

「ちょっと行き過ぎだなあ」

なんてツブヤきたいかも。

 

そんなけで、今回の神保町は、紫苑にとって

少しノスタルジーの色がついてしまいました。

はい、もちろん、あの本、この本ゲット。

 

そんなわけでモノクロ写真。

 

コーヒーを飲みながら、ゲットしたばかりの本の

ページをめくるシアワセ。

スマホの指使いを知らない、

(ガラケー壊れた!)

アナログ人間であることを

再確認した紫苑でした。

関連記事

久米島紬で植田正治トークショー」


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神保町界隈書籍漁り・白大島&麻ぶどう帯

2016-09-18 10:30:22 | きものでお出かけ

 

朝からお陽さまが照っている土曜日、

久しぶりの太陽なので「待ってました」と

ばかりにお洗濯しながら、

せっかくのきもの日和、お出かけしないのは

もったいないなあ。

そこに、友人が神保町にいく、

「時間があったらつきあって」との連絡がきて、

渡りに船とおきあいことにしました。

神保町大好き

神保町なら任せて!?


いきなりのお出かけ、先の準備が

早速生きてきたわけですが、

おしゃれルール⑤季節の変わり目コーディ」

久しぶりに少しハンナリしたいなと、


 

塩沢やらを用意したのですが、

雨が降るかもしれないというアブナイお天気。

塩沢は雨に弱いのです。

では木綿かとも思ったのですが、

このところ木綿ばかりなので、

単衣大島をチョイス。

大島は水に強いからね。


 

白に薄い緑の入った鱗模様の大島。

麻の帯に帯から一色をとって濃い紫の

帯揚げ。山吹の帯締め。

ブドウの帯どめ。


 

 

御茶ノ水で待ち合わせ。

 

しかし、暑かった。

夏物でもいいくらい。

 きもの衣替え、一か月くらい伸ばしてもいいみたい。

あるいはもっと柔軟に考えてもいいかもね


ということで、本日はここまでにさせてください。


神保町の過去ブログ

「長羽織。春のアンティークか大島か」

半沢のロケ場所&神保町界隈」


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長い?秋の夜のために刺し子「花ふきん」に挑戦

2016-09-17 08:53:58 | 手仕事 和裁


ずっと前に「作りたいな」


「~~でもとても無理だろうな」


と思いつつ、あまりに美しいので購入してしまった

「嫁入り道具の花ふきん教室」

(近藤陽絽子著・暮らしの手帖社刊)

 

「花ふきん」とは刺し子で作った

使うのがもったいないような

美しいふきんです。


おい、「嫁入り道具の~~だぞ」

なんでこんなタイトルつけると思いつつ~~。

 

さすが、暮らしの手帖社?

作り方があまりに親切、というかもう細かくて

逆に滅入ってしまうほど。



一針一針、丁寧に~~。

よほど気持ちに余裕がないとできないな


と思いつつ、少しの時間に手に取れる

手慰みが欲しくて、

あるとき、一念発起?トライしてみました。


なんと、一枚のさらしに格子状の線を引くのよ。



紗綾(さや)型なれど、

水で消えるチャコペンはにじむし、

で、エンピツを使用。

形は間違えるしで、何度もやめようかと。

しかし、ここでやめたらもう永久に?

できないだろうと、今度は紙に形を描いて

覚えることにしました。

 

それでも間違える。

空間認知能力が低いんだね。

脳の活発化も図って?

 

 

もうあちこち間違いだらけの紗綾(さや)型で、

2ミリの運針だなんて、もう5ミりくらいの大きさ。

でも、いいわ、どうせ台所で使うのだし、

「嫁入り道具」!!に持参するわけではないし、

いやいや、わからないぞ??、

と空しく自分を励ましつつ~~。

ようやく一枚目、完成


 

しかし、下手は下手なりに愛しい。

こういうのを「美しい」と思わないと

続かないからね。

で、二枚目に挑戦。



一度突破したからには、次は

もう楽々、

とはいきません。

それでも、だんだん、うまく、なるよね??

ということで、色とりどりの糸も買って

次の一枚が楽しみな。

この連休にもう一枚できるかな。

秋の夜のチクチクな楽しみができたのでした。

 

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