東京は夜半にすごい風で家が壊れるかと
風の音を聞きながらうとうとしていました。
家も壊れず、いきなりすごい暑さ。
台風一過のあとに外の様子を見るため散歩しました。
すごい雲が~~。
ゆえあって発達障害のお勉強をしています。
いろいろ渉猟するなかで、
タレントでありモデルである栗原類さんの本。
最初は発達障害の一例として読み始めたのですが、
「おお、これは現代に生きる人ならどんな人にも
当てはまるサバイバル術だ」と
自分のこととして読み進んでいきました。
子育て最中のお母さんにも
孫育てにも。
大いに参考になると思いました。
「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」
(KADOKAWA)
発達障害とは生まれつき脳の機能障害がある人で、
東大生の0割はアスペルガーだとか、
一般的に知られるようになりました。
実は類さんの母親も種類の違う発達障害で、
こちらは多動性だそうです。
8歳のときにアメリカで診断、
それ以来母子一体となって病気に
向かい合っていきます。
栗原さんちは母子家庭なんですね。
母親の願いは~~、
とにかく「将来自立できるようになること」
「偉くなる、お金持ちになるより、とにかく
幸せになってほしい」
その日を目指してレッスン、レッスン、
またレッスン。
一日一日がもう即サバイバルに通じている~~。
私も含めて多くの人は
子どもが生まれたばかりにときには
「とにかく元気で育ってくれればいい」と
願いますが、その基本をずっと持ち続ける
のは結構難しい、
人と比べたり、より優秀で、よりよい学校とか、
~~より上を目指しはじめ、
ついにはイカロスのように
墜落する子も増えている~~。
「哀れなるかな イカロスが幾人も
来ては落っこちる」「梶井基次郎・Kの昇天」
社会にでると能力より
「愛されキャラ」のほうが評価される、
ユーモアは大切
と類さんの母親はいうけど、
本当にそう思います。
孫と遊ぶときにNHKEテレでこの方の番組を。
私自身、これは参考になると感じたいくつかを
挙げてみます。
① 自分の弱点を知る。
何が、どんなときに苦痛を感じるのか、ですね。
この方の母のエラいところは
周りの人は自分に関してどんなことで
困っているのかを知る、と周りへの
気遣いがあることです。
② 時間をかけてできるようになればいいと考える。
物事を長期的な目でとらえる→
これは幸せになるための原則なのですが~~。
今の社会は、、、、ですね。
人のこと言えないけど。
③ 周囲に自分のクセを伝えておく。
これは普通の人は、周囲に伝えるというより、
自分のクセを把握して
ノートなどに書いておくといいですね。
④類さんは子供の頃から
オーディションを何度も受けては
落ちることが多く、
だから失敗しても落ち込まない。
このごろは失敗を恐れる、一度失敗しただけで、
自分はダメだと思い込む人が増えているので、
やはり「失敗体験」も大切ですね。
それだけではなく、一つのところでNGでも
ほかのところでは絶賛されることも多いそうです。
そうです、価値観は一つじゃない、
ある一人にNGでもほかのところでは絶賛ということは
多いものです。
恋愛関係になると特にそうだよね。
個性とはそういうもんです。
⑤ 大きな円のなかに自分をイメージする。
とかく自分中心にものごとを捉えがちですが、
自分は大きな円のなかの一つに、でも大切な一つ
だと思うこと。
「ここで自分が求められているのはどんなことか」と
考える。
私、この本を読んで自分の「弱さ」を認める
ことはサバイバルの必須条件ではないか
と思いました。
通常、人は「強いこと」をいいこととしますが、
弱さから始めると、比較している暇はない、
自分で伸びるだけですから。
村上春樹のこんな一節を思い出します。
「強い人間なんてどこにもいないさ。
強い振りをできる人間がいるだけさ」
発達障害でもHSP(超敏感体質)でも、
自分の弱点をちゃんと見つめて、
そこから一つ一つ構築していく~~、
その結果が春樹であり、
いまの栗原類さんなんですね。
「自分の持てなかったものを欲しがると不幸になる」
私も、生き直ししたい~~。
もう遅い~?
まだできる~~?
そうそう、「引き寄せ」。もう
やめたいのでうが、じゃあ、どこに
するかが見つからないので
しばらくこのままにしておきます。
というわけで、
いつも応援ポチ
ありがとうございます。
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