何十年も自分にかかずりあって、
「和がまま」ならぬ「我がまま」し放題で
やってきました。
さすがに飽きてきたのか、
このところ、
自分のことは二の次にする「自分断ち」の行いが
気持ちいいなと感じます。
願をかけるために好きなモノを断つことで、
願いを叶える行為は昔から
よく知られています。
タバコ断ち、お茶断ち、
歴史上では上杉謙信の「女断ち」
春日局の「薬断ち」などが知られています。
きっかけは
伊豆の友人のところに行き、
まったく自由な時間が取れない
友人のために、ご家族を看ることです。
看るといっても専門的なことではなく、
あくまでそばにいるだけ。
その間、知人は気休めをするというわけです。
な~~んだと思われるかもしれませんが、
家族が病気だと、
なかなか自由な時間はとれません。
少しでも~~。
東京を離れていると、
今度は娘からメールがきて、
孫が気管支炎みたいに咳がひどい、
仕事休めない、とのこと。
「いま、東京離れているのだけど」
「えええ!!!」
「わかった、一番で帰る」というわけで、
一路東京へ。
この半年くらい心理学をやって、
周りへの態度を変えていったら、
周りも穏やかになり、
前のように言い合いやら我の張り合いやらが
なくなって(少なく?)きたんですね。
家族の劇的な変化も~~。
それはお互いにとってとても気持ちのいいこと。
私自身、やりたいことやってきたなあ、
そのせいで子供たちに迷惑かけたことも
あったなあ、と反省。
そんなとき、友人のお願い事。
「ただ、そこにいるだけで、
自分をOKと思える」という歓びを
知ったように思います。
ちとオーバーかな?
孫のことでもね、
そこにいるだけで娘は助かる~~。
こんなことで、「自分断ち」なんて
図々しいわ、と思われるかもしれません。
それにいつまで、どの程度までできるのか
わかりませんが、
まあ、あまり無理しない程度にやってみます。
一緒にいるだけで、愉しいしね、
東京に帰ってきたら、
今度はせっせと浴衣。
孫用に再度作った浴衣。
それでもまだ大きいので、
上げを取って~~。
娘のパートナーの浴衣も
ようやく完成
いや、長い長い~~、運針の道のりだった。
30歳と一歳。
今度の日曜日、近所のお祭りで着たいと
言ってくれましたが、あいにく
雨らしい~~。
それでも、はやく二人が着ているところ
この目でみたい~~。
というわけで、
「自分断ち」より「着物断ちにすれば」との
もう一つの自分の声も聞こえてきますが、
それは聞こえないフリをして~~。
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