閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

一大事

2014-04-11 07:05:53 | 閃き
ある会社Aのお話であるから詳しい内容は判らないし、正確ではない事を前置く


その会社Aは別の会社Bから材料を仕入れて、客先に納入している

実績は十分にあり、客先からはそれなりの信用も得ている


しかし、世情を反映して他社の材料も試す事になり、入札で負けてしまった

これで一年間は仕事を失う事となった

会社Aは勿論の事、会社Bにとっても由々しき事態である


会社Aの社長は早速、事態の対策について協議する為に会社Bに赴いた

しかし、面談に対応したのは会社Bの営業次長ただ一人


メーカーである会社Bは当然、営業、製造、技術の各責任者を揃えて協議するものと期待していたが、営業次長1人では対応など協議出来る筈もない


更に訪問した時、会社Bの社長が社内に居たのに、顔も見せなかったと憤りを持つ

状況は会社ABにとって一大事である


生き残る為の戦いに手を染めなければならない時代である


会社Aの社長は、会社Bにとって所詮その程度の会社だったのかと落胆した

一大事だからこそ全社一丸となって乗り越えねばならない


事態は対岸の火事ではない

明日は我が身と考えねばならない