ベトナム便り２

心配していた対中国の暴動は工業団地を中心に起こっているらしく、ホーチミン市内は平穏に感じた

ベトナム人にとって日本人と中国人の区別が出来ないと心配したが

市内のマーケットに行った時、まとわり付く様に寄って来る売り子達からは

日本語で「何欲しい」「安い」「見てるだけ」「友達」等と日本語で話掛けて来た

どうやら、ベトナム人からは私は日本人として映っているようだと安心した


午前中は技能に関する件で職業訓練学校に行った

多くの若者が就職する為に技術を身に付けに来ている

仕事の無いベトナムでは、技能を身に付けようとする真剣さが溢れている様に感じた


移動してベトナムの会社と協議に入ったが、予定を大幅に越えた

昼食返上で取り組んだ協議は午後４時近くに及んだが、結果は上々で終わる事が出来た


しかし、スケジュールの変更が余儀なくされた

夕食迄の中途半端な時間を利用して、市内のマーケットに行ったのだった


マーケットでも対中国の事を聞かれた

日本もベトナムもフィリピンも中国から同じ仕打ちを受けた者という認識があった


お陰で日ベトナム関係がより良くなったと感じた