閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

イージーオーダー

2017-02-08 07:30:53 | 閃き
スーツ姿が制服であるサラリーマンにとってはスーツは他人と同じものは着られないと考えている事が多いだろう

量販店の吊しのスーツを着て客先にいった時に、同じスーツを担当部長が着ていて思わず上着を脱いだ記憶がある

とは言え、他人から観ても誰がどんなスーツを着ているかは余り感心が無いのではと思っている


日本人ほどキチンとスーツを着ているサラリーマンはいない

イメージではあるが、殆どがジーンズにジャケット位である

銀行や証券の金融関係と高級乗用車のディーラー、高級ブランドの販売員などのはスーツ姿であるが、外国では余り記憶が無い

しかし、私服をあれこれ着回すことを考えればスーツはお値打ちなのかもしれない


先日訪れた小さな町の駅にはスーツ姿のサラリーマンが溢れていた

丁度、リクルートスーツに身を包んだ学生の集団がいるのにも似た光景だった

これも、日本特有なのであろうか


ガソリンスタンドや運送会社を経営している友人は1年半毎にイージーオーダーの販売会を開いている

何故1年半かといえば、半年ずらすことで夏、冬の違いを出すためである

2月開催では冬物に近い間物になる

販売委員の話では現在は夏冬ものでは無く、春秋の間物でスーツを作るのだそうな

その方が着回しの幅が広がるのだ


それにしても吊しのスーツに比べて高価であるが、人と違うスーツに身をまとい、判る人には判る違いを楽しんでいるのだろう

価格は量販店のちょっと高級なスーツほどの価格から購入することが出来るが上を見れば切りが無い

2着目半額などという制度も下取り制度も無いが、自分の体型に合ったイージーオーダーはごく自然に観られる事が最大のメリットだと考えている

妻に言わせたら、痩せて吊しスーツの体型になれば価格も安くなり痩せられるから一挙両得だと言われそうである

イージーオーダーという響きに男は弱いのだ